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■ルンルン気分で「栽培技術」を学ぶ

  渡島中部地区農業改良普及センターの里見研二専門普及員から「栽培技術」について指導を受けた。(四月二十八日)

  大野町を含めた渡島管内は一市十六町村で構成されている。この全体の作付け面積は農林統計事務所の資料によると二ヘクタールという少なさです。従って、指導する専門職員は管内に配置されていないという。里見専門普及員は、自らも勉強して指導をしてくれることを快諾してくれた。

  当日は、手製の「そば栽培技術資料」を作成持参し、分かりやすく教示してくれた。
  そばの成育適温は二十一度から三十一度だという。これはクリアーできるが、問題は夜間の温度が、0度から四.八度までに下がらないと結実できないということが、少し不安だという。


  渡島管内の最低気温は内陸地より高い、逆に最高は三十度を超えることはほんの数えるほどです。このことは、当町の果樹栽培が、昼夜間の寒暖差が少ないため甘みが少なく、果樹農家が衰退していることで示されている。そば作りに気候が合うかどうかも心配のひとつだという。

  又、風に弱く倒伏脱粒と背中合せだという。その上、霜にも弱いというから随分デリケートな植物ですね。土地はやせ地が合うという。蒔きつける土地は、野菜畑跡なので肥料分がタップリ。茎がグングン伸びて倒伏等の不安があるという。

  時が経つにつれて、そう簡単にできないということもウスウス感じてきました。でも、先ずはやってみなければ何とも言えないしこれをたよりにするしかなさそうです。

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