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■信州長野のそばよりも大野のそばがわしゃ好きだ

  函館市青柳町で窯処を経営している「臥牛舎・金野正孝氏」。函館商工会議所経理課長を辞して陶芸の道に入り、青函トンネル焼きのオリジナル作品を創作している。

  啄木にひかれ、自ら『函館の啄木と節子』の本を出版し、また、郷土芸能・函館巴太鼓の初代リーダーでもあった。

  奥さんが大野町生まれということで、そば愛好会の研修旅行で作品を見学させていただくことになったjことがご縁の始まりである。会員20名ほどで展示場の臥牛舎を見学に訪れると、そばの花をあしらった汁入れとチョコを何種類も創作して歓迎してくれた。

  会話を重ねて行くうちにわかったことだが、師も岩手県の片田舎で育ち、幼少のころ、よくそばの花を見ていたという。だから、そばの花は頭の中から絶対忘れないという。これに気持ちをこめて作ったという陶芸は素晴らしい、というよりは美しい。

  何よりも、お金よりも好きな仕事に打ち込むという姿勢を私たちは教えられた。手打ちそばを食べていただき、後日『信州長野のそばよりも、大野のそばがわしゃ好きだ』といわれたときは心のぬくもりが伝わってきた。今でも、陰から私たちを応援してくれている。ありがたいことです。

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