■ 夜売り屋台 うまい話
チャララーララ・チャララーラララー 、わが家の前にも夜中になると「ラーメン屋」が来た、私の若い頃までは。冬の寒さ厳しい中で食べる温っかいラーメンは、一味も二味もちがうのでしょう。
夜売る屋台は、1,676年に京都で始められたという。夜に声を出してふれ売りすることから、「夜叫(鳴)き」と呼ばれるようになったそう。
「夜鳴きうどん(夜泣きうどん)」 「夜鷹そば」、今の時代にもその影響を与えていることを感じます。一つは「駅そば」。わずかな店のスペースで、次から次へと客をさばく。「夜売り屋台」そのものです。二つ目は、今時代隆盛の外食産業の手本となっていることです。
私は、移動できる「手打ちそば屋台」のチェーン店出現を期待しています。そば粉100%のきこうちそばを、移動屋台で提供する。店をもたない経費節減分は、当然代金の安さに回す。本物の味・きこうちそばを安価で提供することは、「そばファン」を増やす効果につながる。結果、そばの流通を良くし生産地の振興策にも期待がもてると思います。
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