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◎タイの外食・見聞記 その2


  その1のつづき


  「毎日がお祭り気分の夜店」

  大都会も田舎の町も「夜店」が開かれる。日本の神社の境内で見られる、祭典奉納の出店の規模を大きくしたイメージのものです。食べ物あり、洋品あり、日用雑貨あり ・・・ なんでもありの出店が、毎晩毎晩出店されて大賑わい。

  おかずなどの食べ物も豊富、それに値段がバカみたいに安い。市場と同じ作用をしている夜店、熱帯地方の暑さ対策とお祭り気分にさせてくれる雰囲気が、繁昌の原動力なのでしょう。中でも、日本食の「握りずし専門店」にはビックリさせられた。長寿国日本の食べ物は、「長生き食」として人気上昇中だという。

  「デパートの売り場で食事」

  エチケット・マナーは、「食器を持ち上げて食べないこと」、「麺類のスープはレンゲを使っていただく」とガイドブックに書かれている。さぞかし食事のルールには厳しい国と思っていたが、そうとも言えない光景もある。

  昼食時間にバンコク市内のデパートに入った。目にした光景は、あっちでも、こっちでも、商品売り場や売り場の入り口で、堂々と昼食を食べている。それも椅子に腰掛けてではない。しゃがみこんだり、立ったままで食べている。混ぜご飯なので、手には一皿持つだけで食事をとれるので、どんな恰好でも食べることができる。ここでも合理性に感心したが、マナーの違いには???がつく。

  「食材は豊富」

  暖かい国は果物の種類が豊富です。見たこともない果実が多く、とても果物名は覚え切れません。市場では生ものが売られているが、日本に比べ、冷凍・冷蔵設備が不十分な印象を受ける。生肉の大きな塊がぶら下がっている光景には、驚きを覚える。また、ブタの頭やニワトリの頭がついたままの燻製には、食い気を後退させられる。

  「食文化の違いを感じる」

  亜熱帯地帯の暖かい国と、日本のように四季のある国とは、食文化の違いの大きさを感じる。また、暖かい国ほど食品衛生管理が厳しいと思っていたが、そうとも言えない現状を認識させられた。

  日本人は、飲み物は冷やして飲むことが当たり前と思っている。お美味しさも付加されるので当然とも思っていた。しかし、北京やバンコクではベターではない。「冷たいものを飲むと体によくない」「お茶は、体の悪い油を取ってくれが、油は、熱いお茶でなければ取ることができない」など、冷やして飲まないことに対しての理論を持っている。

  北京に行っても、バンコクに行っても、日本人の病原菌に対する抵抗力のなさを痛感する。水道水など世界保健機構の基準をクリアーした水でも、飲むと異常をきたす心配があると聞かされた。食品衛生法に守られての日本での生活、感謝しなければならないと痛感した。


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