「地震のない国」
タイ国の首都バンコクは、高層建築が多い。1700万人とも言われる大きな街、ここでも住宅事情は窮屈そう。
なかには、兄弟、友人、家族、仲間 ・・・ さまざまな組み合わせで住宅を借り、共同生活をしている人もいるという。
ガイドさんのお国自慢は「地震」がない国。日本のように火山列島に住んでいれば、うらやましい限りです。
「足場は不安定」
パタヤ市内の早朝散歩をしていたら、住宅建築現場を見ることができた。
細い角材をつなぎ合わせて足場をつくっている。作業員を見ると、足場が不安定な危なっかしい状態で作業していた。危険、そして効率を無視した作業は、日本では考えられない。
建築基準はあるのでしょうが、甘いように写ります。
「女性が手造り」
工事現場の主役は「若い女性」。コンクリート造りの作業準備をしていたが、仕事を指示されない限り自らは行動をしないように写った。
コンクリートは、日本だったら水分量の割合、耐力度の強弱など品質の検査が厳しい。ここでは、甘そう、というより無関係のことのように見えた。
「環境配りょ不足」
建築現場は、廃材等の整理が投げやりで不十分に見える。
産業廃棄物等のきまりがゆるいのでしょう。
建築現場で、廃材を燃やしながらの作業は、日本では無理・無理です。
「てん末」
ガイドさんは、「地震のない国ですから安心してください」、と何回も言った。「雪も降らないから屋根も簡単なものでよい」とも、また「年中暖かいので壁も簡単で大丈夫」とも教えてくれた。
安定した地盤は判ったが、ニュースで見た「スマトラ沖地震」や「ミャンマーの地震」などが頭にある私には、地震ゼロは過大自信にしか聞こえない。
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