大野町消防団の第6分団(千代田・一本木地区)が、初めて「女性消防団員」を採用することになったという。男女共同参画の時代を考えると、当を得た幹部の判断に拍手を贈るものです。
消防団員は、地域住民の生命・身体・財産を火災や災害から保護する重要な役割を担っています。どちらかといえば、男性が就く仕事と思われてきたのではないでしょうか。しかし、少子高齢の時代に入り、団員のなり手が不足しているのが現実な問題です。
また・消防団員の役割も、広域消防の時代となり・以前に比べ少し変化したのではないでしょうか。独居老人世帯の防火予防活動は、おとしよりとのコミュニュケーションが求められていますし、応急手当の処置も大切な仕事であり、女性の方が得意とする分野です。
大野町には、10年を超える実績をもつ、南大野婦人防火クラブがあります。しかし、これは消防団員ではありません。大野消防署が属する南渡島消防事務組合の他町の状況は、上磯町・22人・七飯町・17人が活躍中です。全国統計でみれば、占有率は1.7%ということですから、まだまだ未開拓の分野ですね。
年齢18歳〜45歳未満のものを募集中。たくさんの応募を期待します。
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