網走南ケ丘高校・定時制が、今年度からボランティアなど・生徒の学外活動に、社会貢献の単位を与える制度を始めたということが新聞に。若い世代の公徳心を育てる目的はもちろん、生涯教育の場として 「生きがい」 を求める世代に社会貢献の機会を提供し、地元に密着した学校にする狙いが。少子高齢化の幕開けの時代、時宜を得たものだと思う。
当町に在る・道立大野農業高等学校も、生徒会・教職員・ボランテイア部員が、「協働(みんな)でまちづくり」 という形で社会貢献をされています。皆さんにその一部をご紹介します。
大野農業高校の悩みは、入学者が年々減少していることです。でも、実業高校が社会で果たす役割は、普通高校とは一線を引いて考えていただかなければなりません。農業がもたらすさまざな貢献を考えるとき、今こそ農業高校を大切にしなければならないと思っています。
平成15年度・大野農業高等学校のボランティア活動状況
1 地域奉仕活動 「クリーン大野」
・「私たちの生活する町を、私たちの手で美しくしよう」をスローガンに、道路の花壇や公共施設
にプランターを設置。町のすすめる「花いっぱい運動」に協力しています。
・国道・道々・町道のゴミと空き缶拾い、渡島大野駅やバス停留所などの清掃を年数回実施して
います。
・渡島大野駅の駅舎内部塗装
2 美しケ丘(福祉の村) 協力
・知的障害者施設「ふじの学園」・特別養護老人ホーム「敬楽荘」の合同運動会に協力参加。
・地域住民と障害者が集う・収穫感謝祭に協力
3 交流体験学習
・大野幼稚園児といっしょに、ジャガイモの播種・管理・収穫実習をし、交流を図る。
・市渡小学校の 田植え・収穫・餅つきまでを、お年よりを交えた三世代交流に協力。
4 交通安全 協力
・町の交通安全街頭PRに協力し、交通事故防止に協力
5 サンタクロース活動
・独居老人宅をサンタクロースに扮し、「愛」と「励まし」を届ける。
6 駐輪スタンドの設置
・農業機械半が製作した駐輪スタンドを町内の要所に置き、美観保持を増長させる。
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