68 ◎小さい頃習ったなあ・・・宮沢賢治の「雨にも負けず・風にも負けず」(2002.9.25)
9月24日交通安全で大野十字街に立哨。シートベルト 100%実施。気持ちいいねえ。携帯電話中の運転 2人。いずれも男性で、話ながらの右折には驚きました。たいした用件でもないのに・電話をかける、これに問題があるのかなあ。事故を起こさなければ「ことの重大さ」わからないのかも。この日は雷を伴う雨。通学児童は、普段の半分以下。見てると、お父さん・お母さんが車でせっせと送っているいるようです。この日も交通安全を願い立哨する交通指導員、皆さんに感謝です。
67 ◎お話ボランティアの必要性・・・独居老人は・話し相手を待っている(2002.9.25)
9月24日・訪問介護員(ホームヘルパー)と意見交換させていただきました。悩みは、「おとしよりとお話する時間」がないということだという。お願いされている仕事をこなすことでせいいっぱい。やるせない気持ちで帰らなければならないという。お話する時間も、介護料金に加算される制度では、おとしよりの負担を考えると時間の延長も勧められないようで。 何か妙案・教えてほしいなあ。
66 ◎「本」は自ら読むものと思っていた・・・聴く本の時代・心配だなあ(2002.9.24)
先日・北海道新聞に授業前に読書を、という記事が載りました。活字離れを食い止めるためだという。そして、港中学校では、読ませても感想文を書かせないないという。強制すれば、かえって本が嫌いになるからだという。でも、行政に対しては、本の充実の要望が多いなあ。それに、この頃気になるのは、カセットやCDによる聞かせる本。この先 「本」は、 どうなるんだろう。
65 ◎男性にだって暖かい手を・・・男女表現(2002.9.24)
兵庫県尼崎市では、男女表現のガイドラインを作成したという。そして、家庭・職場・学校などで 「男性は仕事、女性は育児、家事」 といった固定観念の誤りを指摘、言葉でも、「女医」 「女性記者」 など男女を区別する表現にも、注意を喚起している。そういえば、民間経営の大野第2 保育園では、男性の保育士さんが頑張っているなあ。
64 ◎貴乃花・無言宗・通す・・・結果は土俵の上で見せたい(2002.9.23)
大相撲・1年4か月ぶりに出場した貴乃花が、全国を沸かせた。その日の取り口を聞くインタビュウに、ずっと無言を通した。何を言っても 「いいわけ」 になるから、が理由らしい。有言実行がピッタシの場所だったなあ。そして私たち行政の仕事においても、あてはまるなあ。
63 ◎N先生ありがとう・・・ぼくにも年老いた母がいます(2002.9.23)
「あのおばあちゃんの身寄りは?」 回診の後、N先生が看護婦の私に尋ねられたのは、Kさんが入院してから2か月を迎えようとしているころでした。 「民生委員さんの話では、富山のほうへ娘さんが嫁いでいるということですが」 「そう。すまないが君、これで果物でも買ってあげてください」 「・・・・・」 「ぼくにも年老いた母がいます」 N先生は私に3枚の千円札を手渡されました。私はその日の帰り、サッカー(薄い生地)のパジャマとメロン一個を小包にしました。そして次の日病室へ入るなり、「Kさん、娘さんから宅急便ですよ。開けてみましょうか」と声をかけました。おばあさんの顔がパッと明るくなりました。「わあ、すてきなパジャマ、それにおいしそうなメロンも・・・・」おばあさんは私からパジャマを受け取ると、細い両腕にだきしめ、「あの子、元気だったんだねえ・・・・・」とつぶやいて、目をとじました。うっすらと涙をうかべながら。涙が出るほどいい話・中央公民館 図書室で読もう。
62 ◎長雨のせいにして納得・・・でも・そうでない感じ(2002.9.22)
「秋になると 果物はなにもかも忘れてしまって うっとりと実ってゆくらしい」 八木重吉・果物より。秋の果物を総称して 「秋果」 というんだそうですね。秋の果物といえば ぶどう 。我が家の棚には、あまり実がつきませんでした。8月の天候不順が原因かなあ。ところが、知人のぶどう棚を見てビックリ、立派な房がいっぱい。やっばり「腕前」だなあ。
61 ◎大過なくすごせばの時代・・・終焉(しゅうえん)を感じるなあ(2002.9.22)
瀬戸市の 「脱・お役所宣言」 には、次のような人は、必要なしと書かれてあるという。 「安定だけを求めている人」 「5時以降の生活だけに命をかけている人」 「融通のきかない人」。まちおこしで有名な 大歳昌彦 氏の講演から。
60 ◎首にタオルをきりりと結び・・・たかじょう履いた姿・似合うねえ(2002.9.21)
9月20日・午前10時、大野橋を通った。高齢者の方6人が、箒やさまざまな道具を持って修理や清掃作業中。高齢者事業団の方だなあ、と一瞬思いましたが。間違いだとすぐわかりました。欄干に、「社会奉仕の日」という旗。向野老人クラブの方のボランティア作業だったのです。これからは、こういう協力・助け合いの時代だなあ。感謝。
59 ◎高齢者に人気のゲートボール・・・来年はカラフルに変身できるかなあ(2002.9.21)
9月20日・老人クラブ連合会主催のゲートボール大会がありました。30人を越える参加者、まだまだ・おとしよりのスポーツとしての人気、伺えます。パークゴルフより足腰への負担が少ない。。80歳を越えた方も元気に参加できる。これが人気の一因でしょう。そうそう、58でお伝えした、ゲートボールを楽しむ人のウエアは渋い色の件。大野町の方も、やっぱり全員渋い色でしたので、「カラフルなものを着用」しては、という話をしました。来年が楽しみですね。
58 ◎ほとんどが・茶かグレー・・・おしゃれは地域産業にブラス作用(2002.9.20)
釧路公立大学長 荒又重雄さんの話。ゲートボールを楽しんでいる方がたに、お願いがあります。思い切って明るく華やかな色のヤッケなどをはおっていただけませんか。釧路の街の眺めがひときわカラフルになって、近くを通りすぎる人々の心も、浮き立つでしょう。他の地方からやって来た人々には、ことのほか強い印象を与えるでしょう。住民が楽しく暮すことが、必ず、地域の産業にプラスに作用するでしょう。パチンコ店と一部安売り店舗のつくりだけが、派手に見えるのが、私には悲しいのです。年配者が明るく暮していると、若者も未来にもっと希望をもつでしょう。ですから、どうぞお願いいたします。
57 ◎全国に発信できる施設経営者・・・全国公募で射止める(2002.9.20)
静岡県川根町(人口 6600人)は、第3セクターの温泉施設 「ふれあいの泉」 支配人に、大手百貨店 「松坂屋」 元名古屋店長(63歳)を採用したという。全国公募による方法、勤務は2年間。応募は282人あったという。経営手腕と実績を期待したもの。地方分権・民間的発想だなあ。
56 ◎長生きするには・・・文句とわがまま・言わなーい(2002.9.19)
大先輩は言う。苦労している人は 「文句を言わない」。苦労した人は 「わがままをいわない」。それだけに、私たち行政にたずさわるものは、声を聞くことだけではなく、姿からも何かを感じ取り・手を差し伸べることを忘れてはならないなあ。相田みつを の言葉。 「だれにだってあるんだよ ひとにいえない苦しみが だれにだってあるんだよ ひとにいえない悲しみが ただ だまっているだけなんだよ いえば ぐちになるから」。
55 ◎心配だあー・・・老老介護(2002.9.19)
函館新聞に七飯町の100歳の方が。とても元気そうで、タバコは3日に1箱・身の回りのことは、ほとんど自分でするという。もしもの時の世話は次男の方がしてくれるというが、75歳だという。これからは、老老介護が主流になるなあ。大変だあ。
54 ◎手あか・が無言で語る・・・苦労の一生(2002.9.18)
先日葬儀に。喪主の80歳を過ぎたおばあちゃんの手と爪。少し黒くみえました。私の母も、シワに土や渋がこびりついて真っ黒でした。私が若い時、「何とかならないのか・この手で料理して大丈夫か」 と母に言ったことがあるなあ。答えは、 「何ともない。ごぼうからでる渋・畑の草取りのアカ・タワシでこすったってとれないもんだよ」。 喪主のおばあちゃん、一生懸命働いてきたんだねえ。
53 ◎小さな活動から生まれた・・・ホロッとする話(2002.9.18)
「個」 の尊重が、家庭・家族関係を退廃・崩壊させる?。これを心配した、兵庫県加美町が「ちょつとてれくさい・孝行のメッセージを発行。 「どこででも 大きな声でよく笑い よく働いて病気せず たくましいけれどバカな人 母のようになりたくないと 思い続けてはや20才 先日弟がぽつりとひと言 お母さんにそっくり まあいいか・・・・・親子だもん」 兵庫県・20歳の女性。中央公民館・図書室でどうぞ。
52 ◎待宵・関係なしのデータ・・・安心確率の十五夜(2002.9.17)
9月21日は十五夜。前夜を 「待宵(まつよい)」 あるいは 「十四夜月」 というんだそうですね。これは、当夜に雨が降ったらお月見ができなくなることを心配して、晴れたらこの日にやってしまおうということだそうです。9月16・7日出張で東京、二日とも雨でした。そういえば、9月のお月見日数は、関東が14日以下というデータからすれば雨天は納得です。ちなみに、秋晴れの多い北海道は、21日以上の確率だそう。
51 ◎家出をするには・・・15歳の誕生日が一番ふさわしい(2002.9.17)
15歳になった僕は二度と戻らない旅に出た。 「彼は長身で寡黙だった。金属を混ぜ込んだような強い筋肉を持ち、世界でいちばんタフな15歳の少年になりたいと思っていた。」 「東京都中野区にもしある日、空から突然2000匹の魚が路上に落ちてきたら、ひとびとは驚かないわけにはいかないだろう」 「多くのネコたちは名前を持たない。多くのネコたちは言葉をもたない。しかしそこには言葉を持たず、名前を持たない悪夢がある。」 わかったような・わからないような本の帯だが、面白い。家出をすることは、服を・下着を何枚持つかが一番難しいという。「海辺のカフカ」 中央公民館・図書室で読もう。
50 ◎真心に「やさしさの虹」・・・心に沁みるいい話(2002.9.16)
老いて、すっかり小さくなった親父の背中。それでも大きく見えるのはなぜですか?。 「しゃんとせんかーーつ」 子供のころ、よくしかってくれましたね。父親になった今、怒ることが こんなに難しいとは思わなかったよ。福岡県・34歳の男性。毎日重い荷物を持って歩き回り、自分よりずっと年下の取引先にぺこぺこするお父さん。それがどんなに立派なことか、ようやくわかるようになりました。家の中でエバッてていいからね。今日も肩もんだげる。心をこめて。三重県・33歳の女性。兵庫県・加美町が出版した「孝行のメッセージ」から。
49 ◎相手に心配させない努力・・・都合悪い情報の素早い提供・信頼を培う道です(2002.9.16)
47の続き。信頼は、相手への気遣い、心遣いから培われてくるのです。例えば、あなたがセールスマンなら、締め切りのぎりぎりまで・その月の売上げ状況について上司に何の報告もしないような人は、やはり信頼されません。締め切りギリギリになってから、「今月は目標を大きく下回ります」 と言われたのでは、言われた方はお手上げなのだ。まして、上司から聞かれるまで言わないような人は、「あいつは危なくて仕方ない」と警戒しなければならない存在になってしまいます。「もっと早く言ってくれれば何とかしようがあったのに」と嘆かれるような進め方は、絶対避けなければなりません。そして、都合の悪い情報をいち早く伝えることが、信頼の第一歩になるのです。と上甲 晃さん は教えます。
48 ◎行き届く幼児教育・・・運営委員さんとのコミュニュケーションの賜物かも(2002.9.15)
9月14日・4つの季節保育所合同運動会が、快晴のもと行われました。昨年は雨で屋内体育館、やっぱり運動会は外だねえ。気分が雲泥の差。ひと昔前は、農繁期・子供を預かるという感覚だったなあ。開会式、子供たちの統制とれた・あいさつにビックリしました。お話を聞く態度だって、小さい子も立派でした。以前は保母さん、今は保育師さん、呼び名からイメージ違いますもねえ。保育師さんの指導に感心しながらの、気分のよい楽しい半日でした。
47 ◎相手に心配をさせない心遣いが・・・信頼につながる・という(2002.9.15)
「信頼される人になるために」 どんなに技術が優れていても、どんなに懸命な努力をしていても、 「あの人は信頼できる」というものがなければ、技術も努力も生きてこないのです。だから、まず、 「自分自身の人間性をより良くする努力」 がすべての基本です。人間としての根っこをよくしてこそ、枝ぶりや華も生きてこようというものです。根っこをよくすることをおろそかににすると、枝は枯れ、花も咲きません。これは、志ネツトワーク 上甲 晃 さんの 「デイリーメッセージ」 からの文です。次回は具体例をお知らせします。
46 ◎気持ちよく暮していただくために・・・施設の職員は頑張っている(2002.9.14)
年をとると、オシッコが漏れてしまうことがよくあります。お手洗いが目の前にあるのに、間に合わないのです。清水さんも、時々おもらしをしてしまいます。ところが、恥ずかしくておもらしをしたと言えません。でも、清水さんは、とっても安心しています。なぜなら、寮母さんは、清水さんのおもらしを見つけても、 「アラ、お茶をこぼしちゃった。滑るといけないから拭いときましょうね」 「アラ、清水さん、すごい汗。スボンはき替えましょうね。 と言ってくれるからです。ある施設での介護です。人権に配慮していることがわかりますね。「あったかい手と手」から。
45 ◎小さな改革・・・気持ちいいなあ(2002.9.14)
9月13日・決算認定が主議題の定例会が、順調に終了いたしました。議員さんからは、意義ある提言や教示が沢山だされました。会議後に、ねぎらいと今後も気をゆるめないで町民へのサービスをお願いする管理職会議を開きました。会議が終了すると、各自・座った椅子をかたずけ始めたんです。以前は会議を担当する課の若い職員がかたずけるというのが定番でした。理由はともかく、職員の意識も・ありがたい方へハンドルが切られているなあ。
44 ◎長寿者と長命者・・・どちらも長生きという意味だが(2002.9.13)
9月12日・88歳のおとしより18人に、町からの記念品を届けました。とにかく元気ですね。花の手入れをしていた方、家の前を箒で掃除していた方、メガネなしで本を読むのがたのしみという方、・・・・・・・・。ビツクリです。ところで、長寿と長命、どちらがふさわしいのでしょう。長寿も長命も、辞書ではどちらも 「長生き」 という意味。ある程度健康で長生きの方を 「長寿者」。病院等で寝たきりなどの不自由な生活をしている方は 「長命者」 というんだそうですね。
43 ◎肩書きは ないが大事な おかあさん・・・思い出を つなぎ合わせて 七色に(2002.9.13)
かあさんは いつもそばにいてくれたね いつも いつも 話の相手になってくれたね いつか 別れがあるとしりつつ こんなに寂しいとは知らなかったよ こんなに悲しいとはわからなかったよ かあさんの 「愛」 の深さがどれほどだったかも 今ごろ わかって 本当に 私はバカだネ かあさん ごめんネ もっと もっと 聞きたい事 沢山あったネ もっと もっと 話したい事 沢山沢山あったネ 母の念願だった 「短歌集」 をまとめられることは せめてもの私の心の慰めです かあさん 長い間 ありがとうございました」 これは31で紹介した、短歌集 「もくれん」 を出版した 笹村玲子さんの顛末記です。笹村さんは、稲場助役さんのお姉さんです。
42 ◎お世話はだれにでもできる・・・しかし質の高い介護となれば?(2002.9.12)
9月12日・特別養護老人ホーム 敬楽荘 の敬老会に参加しました。11月に100歳を迎える方を先頭に、50人のお年よりがお世話になっています。行き届いた介護に、訪れていた家族の方も満足そうでした。ある施設の人の言葉 「生まれたときには周りの人びとによって食事を与えられ、排泄の始末をしてもらいます。それらが徐々に自分の力で出来るようになると、こんどは周りの人びとのための手助けをするようになります。病気のときにも、やはり周囲の手助けを受け、年老いて障害が出ると、これもまた、人の手助けがいるようになります。こうして考えると、人間はお互いに補い合い、助け合っていることが実によく分かります」。そして、「お世話は家族がするものだ」ということが、家族も老人自身も疲れ果てる原因になっている。というのだが。みなさんは、どう考えますか。
41 ◎景気低迷で会社経営大変な時に・・・ご協力に感謝です(2002.9.12)
花いっぱい運動にご協力の、清水川工業団地・タイヨウ製作所の社長さんから、写真18枚を添えた花便りが届きました。「春・夏・秋と花を楽しませていただき、ありがとうございました。まだ、春の花も咲いています。昨年からこの8月まで、私どもの取引先・道南だけでも、縮少・廃業・倒産が止まらず゛、悪戦苦闘していますが、毎日、花をながめることが、ストレス解消に役立っています。」という・うれしい便り。9月10日朝7時、会社の前を通ったら、中年男性が花に水を差していました。従業員みんなで管理をしているんですね。
40 ◎NHK・プロジェクトXに大野町民主役で登場・・・本町在住・杉目直行さん(2002.9.11)
9月10日NNKプロジェクトXに、本町に住む 杉目直行さんが主役で登場。タイトルは 「赤いメロン・北の大地の20年戦争」。 高級ブランドの夕張メロン誕生には、農家の生き残りをかけた格闘の連続だったという。杉目さんは、当時・道農業改良普及員。甘さを出すために、昼28度・夜15度の温度管理の徹底。産地直送の命である、品質管理の徹底を指導した。結果、今日の名声を得ているという物語。杉目さんは、定年後・世界7カ国で農業指導し感謝されています。農業技術指導に懸けてきた足跡、すごいなあ。杉目さんには・大野町農業総合支援対策の委員として、協力をいただいています。
39 ◎使い捨てライターで発火・・・考えられるなあ(2002.9.11)
埼玉県・新座市では7月、ごみ収集車の荷台で火災が発生。原因は、使い捨てライターが原因の発火だったという。この事故を含め、一年間に・使い捨てライターによる発火事故が14件あったという。この市では、11月から乾電池と同じように、特別分別収集をすることにしたという。幸い、大野町ではこのような事故は発生していませんが、考えられることであり、お互い気をつけましょうね。
38 ◎ゴメンナサイそしてありがとう・・・「夫から妻へ」わかるなあ(2002.9.10)
新婚時代、毎日、早く帰らず 「ゴメンナサイ」 子供たちの出産に一度も立ち会わず 「ゴメンナサイ」 掃除、洗濯、炊事、何も手伝わず 「ゴメンナサイ」 外国旅行にも連れて行かず 「ゴメンナサイ」 そして、一度も謝らず 「ゴメンナサイ」、 子供たちを立派に育ててくれて 「ありがとう」 親の面倒を見てくれて 「ありがとう」 野球観戦に付き合ってくれて 「ありがとう」 音楽の楽しさを教えてくれて 「ありがとう」 そして、ここまで付いてきてくれて 「ありがとう」。大阪市堺市 52歳の男性 「60歳のラブレター」から。あなたはいかがですか。
37 ◎ビツクリ・びっくり・・・動物も教育次第でーす(2002.9.10)
21で紹介した、タンポポハウスの続きです。ここでは、にわとりを飼っています。餌を食べる時とタマゴを産む時以外は舎外で放し飼いです。でも主人が鈴を鳴らすと、にわとりが一斉に畜舎に戻ってきます。ここでは、馬を2匹飼っています。4ヘクタールの山林を走り回っているようです。ここの主人が、馬の名前を呼ぶと、どんなに遠くにいても・すぐに戻ってくるという。私が訪ねた日も、呼ぶとすぐに山から戻ってきました。驚くのは、にわとりも馬も、主人が呼べばの話。あとの家族がやっても反応しないという。動物も教育次第なんですね。
36 ◎死ぬまで私たちは一緒です・・・苦労ばかりしてきたけれど(2002.9.9)
32年前、あなたと結婚を決意して、両親にあなたを紹介したら、父はおしだまって、母は、がっかりしたように、「色の白いたよりなさそうな人じゃね」 のひと言。でもあなた25歳・私26歳、結婚しましたね。母の言葉通り、あなたは病気ばかり、会社を休みがちなあなたを助けて、私は内職をしながら、二人の子供を育ててきました。子供も成人して、あなたも健康になってきたと、ホッとした矢先、あなたは胃がんの宣告を受けました。不安で胸がつぶれそうになりました。でも大手術をして生還しました。あれから3年余り、良かったですね、元気になれて・・・・・・。苦労ばかりしてきたけど、死ぬまで私たちは一緒です。埼玉県富士見市・59歳・山崎佐智子さんの「妻から夫へ」から。「うちもそうよねえ」、という同調者も多いのでは。
35 ◎水利なし・1キロ先でもオーケー・・・ご苦労様・消防団秋季訓練大会(2002.9.9)
9月8日大野消防団秋季訓練大会が行われました。農作業などの忙しい合間に練習、頭が下がります。全長1キロ先の距離に放水する訓練は、各分団がラビットを中継しながら完璧にこなしました。日頃のこういう努力が、みなさんのもしもの時を助けます。消防団は、ほぼボランティアでの活動です。まもなく冬の火災に備え・防火査察で地域に伺うと思います。頑張る消防団員に、ねぎらいの言葉をかけていただくことを、お願いしたいなあ。
34 ◎だまって立ち去る客が恐い・・・公務員の民間意識改革・進行中(2002.9.8)
函館市内のハンバーガー・チェーン店、ラッキーピエロは、 「お客様は、私たちのサービスにお金を支払ってくれる大切な人であり、一人足りとも逃がさぬ努力は当然」 「苦情はつきものです。苦情あってこそ気付く事実を謙虚に ありがとう と受け止め、この苦情処理に全力をあげる。」 この実行のために、アンケート調査を怠らないという。店員同士が投票して・店員を評価しあう制度を取り入れ、挨拶ランキング・笑顔ランキング・接客ランキング・・・・・・・・。これを、会報でお客様に発表するというのですから・・・・・・・・。静岡県・伊豆長岡町では、このほど全職員の人事相互評価を実行したという。ちなみに、評価基準は 「とても良い」 「良い」 「普通」 「やや悪い」 「悪い」 「分らない」 の6つ。町長は、「評価基準もなく乱暴に見えるが、職員の意識改革のために断行した」。いやがることにも挑戦する姿勢、伊豆長岡町のプラスにはなれマイナスは考えられないですよね。
33 ◎縁故という言葉自体も・・・排除の時代になったなあ(2002.9.8)
市町村が、地元の金融機関から長期に借金する資金を 「縁故債」 と言います。この呼び方を、来年度から 「銀行等引受債」 に改めるという。理由は、 「縁故」 という言葉のイメージがあまりよくないからだという。「縁故採用」 を連想すると、何となく不透明な印象があることは・否めない気がしますもねえ。
32 ◎妻から夫へ・・・こうなれればいいがなあー(2002.9.7)
わがまま放題 気に入らぬとすぐに不機嫌な顔になるあなたでした。分かれたら、どんなに楽だろう・・・・・と思ったこともたびたび・・・・。あなたが変わったのは、1997年8月7日。乳房にしこりがあると病院にいった私が、乳がんと診断されたその時からでしたね。手術室に行く私の手を握り がんばれヨ と励ましてくれ、毎日病院通い。 「大事にせんとあかんなあ」 「おまえがおらんと困る」 と人がかわったように、すっかりやさしくなってしまったあなた。あれからわがままになったのは、私のようです、ごめんなさい。これからは、命の続く限り、お互い助け合いながら、仲良く過ごしましょう。 「60歳のラブレター」 中央公民館・図書室でどうぞ。夫婦は若い時から一緒に年齢を重ねてきたのだ。お互いが水密桃のような肌をもっていた時代を知っている他人だ。それが少しずつ消えていく日々を共有してきた他人だ。お互い泣かされたり、本気で別れたいと思ったことがあっても・・・・・・・・・・。夫婦というものまったくもって悪くない。本書の帯から。
31 ◎幼児に還りし夫よ ねんころり・・・子守りばあさん 車椅子押す(2002.9.7)
「夫婦の絆」 急な坂を登り切ると、目の前の大きな建物が誠徳園です。廊下を急ぎ足に主人のいる部屋の戸を開けると 「アッ ばあさんか」 という声。自分も忘れ・5人の子供も忘れてしまったが、私だけを忘れずに・長い月日をこうしているのかと思うと、胸がつまります。人間に生まれて、避けて通ることの出来ない 老・病・死へ、どんな境遇にあおうとも宿業ならば、素直に受けて一日一日を果たしていかなければならない、としみじみ考えさせられます。という日記。タイトルの歌は、老人福祉施設 「誠徳園」 の温かさに感謝しながら詠んだもので、園の方々の暖かい介護には頭が下がりますと。これは、稲場隆夫・助役さんの母・稲場ミサヲさんの遺稿集 「もくれん」 から拝借しました。人格温厚なミサヲさんは、たくさんの歌を詠み、自身は平成8年・交通事故で一瞬のうちに別世界へ。長い間、夫の介護。しかし、自身は子供たち・老人施設のお世話になることもなく。
30 ◎「行ってあげる」・よく考えてみよう・・・老人ホームは・残りものの集まりじゃなーい(2002.9.6)
「行ってあげる」 日常よく使いますね。言い方によっては、気持ちよく感謝される。反対に、皮肉に取られる場合も。ある日、電車の中で、看護婦の友人に会いました。私が老人ホームで働かない・と言うと、「今の所で働けなくなったら、行ってあげてもいいよ」 と言いました。でも、何となく変な気持ち。だって、働けなくなってから来てもらっても、こちらだって困るじゃない。これは、施設で働いているひとの言葉です。まてよ、施設の経営が悪くなって・働けなくなるってことも、それに、仲間の職員と折り合いが悪くなって・・・・・ということもあるなあ。だとすれば・・・・・・・・・・。ですね。
29 ◎昔は馬が山道をたくさん造った・・・迷うこともなかったなあ(2002.9.6)
9月5日の函館新聞に、「森林愛護騎馬隊」 の記事が。渡島東部森づくりセンターが道有林の巡視のために発足させたという。この道産子の記事は、学生の頃を思い出させました。この春・きじひき高原北側の山で、山菜採りに入った女性が、道に迷い死亡した事故がありました。現場を2キロほど下ると、グリーンピア大沼です。この山で、私が中学の頃・父は造材をしていましたので、よく連れて行ってくれました。トラックまでの山道は、馬が木を運んだものです。馬主は、休日になると・山道を通り・きじひき高原に出て・大野に帰ったものです。この当時は、馬や人が歩きやすい山道がありました。今思うのは、こういう道があった当時であれば、この山菜取りの方が迷わないで済んだろうなあ。
28 ◎相田みつを・がまんするんだよ・・・「ぐち」をこぼしながら(2002.9.5)
ガマンをするんだよ。30分や1時間の座禅で、足は折れても・腐れません。座禅も本気でやると、足がしびれて痛いのは初めのうちで、なれてくると案外楽。がまん・する人は 「ぐち」 をこぼします。ぐちをこぼしたって いいがな 弱音を吐いたって いいがな 人間だもの たまには涙をみせたって いいがな 生きているんだもの
27 ◎北海道・農政部長が国に注文・・・たのもしいなあ・期待しまーす(2002.9.5)
「国が一律に規制するのではなく、現場に任せてもらいたい」。北海道の麻田信二農政部長(54)、農業の規制緩和を訴える。 「事業多角化のため直売所やファームインを造ろうとしても、農地転用が許可されにくい」 「農地の下限面積要件のため、若者が参入しずらい」 と現状を批判している。市町村単位の指定が検討されている国の規制改革特区構想を、 「現場自ら、地域の実情に応じていろんなことができる」 と評価する。農業団体が懸念を表明している株式会社の参入は、 「土地が荒れないような利用規制はすべきだ」 と話す。北海道農業の将来の課題は 「農家数減少と高齢化、国際化による農作物の価格低下の2つ」。新規就農は増えているが、下限面積の弾力的運用などで小規模農を可能にし、参入を更に促す考えだ。安価な輸入品への対抗策として 「都市と農村の交流」 を進める。 「生産履歴表示やクリーン農業をを通して顔が見える関係をつくり、道産品を選んでもらう。」 と意欲的だ。経済効率だけでない農業のあり方を探ろうと、7月にスローフード・フェアトレード研究会を立ち上げた。 「取り組みを通じ、道農業や道全体を変えていきたい」。休日は畑仕事に汗を流すのが 「楽しくてたまらない」 とか。時事通信クローズアップより。
26 ◎でも・苦労のシワがあるなあ・・・でも・明るくて幸せそう(2002.9.4)
9月3日高齢者の運動会と演芸会が行われました。晴天に恵まれ集まったおとしより・心地よい汗を流したと思います。今年も沢山のボランティアの方が運営に協力、頭が下がります。運動会で感ずるのは、競技に積極的に参加することです。以前は、出場をに無理にたのみ見込んで・というシーンが。今はそういうシーンゼロ。うれしいねえ。演芸会で車座の女性3人。70歳前後かな?。聞いてビックリ、村本さん90歳・高橋さん80歳・坂東さん87歳。うらやましいなあ。
25 ◎上手な言い訳は・・・礼を尽くして正当な理由を弁明(2002.9.4)
上司に連れられて、仕事でミスをした部下がいらっしゃった。部下を慰めようと飲みにさそっているわけですが、部下は延々と言い訳ばかり。最初のうちは、「そうか・そうか」と鷹揚に構えていた上司も、あまりに自分を正当化する言い訳ばかり続くので、次第に顔がこわばっていくのがわかりました。結局その上司は椅子を蹴るようにして帰っていきました。そのとき、どうして「申し訳ございませんでした。」のひと言がでないのだろうかと・・・・・・・・。失敗には確かに、正当な理由がある場合もあるでしょう。言い訳をする前に「ごめんなさい」といってから・・・・・・・、相手の心象はぐっと違ってくる。これは、銀座の女将がそっと教える 「できる男はここがちがいます」 に。中央公民館・図書室でどうぞ。
24 ◎君子は義を悟り・小人は利を悟る・・・味のある人間・いいなあ(2002.9.3)
「味のある人間」 は、塩辛い汗や涙の中から生まれる。それは、悩みや苦しみ・不幸を、とことんまでかみしめ消化しているからである。 「味のある人間」 は、ときどき馬鹿とまちがえられる。それは、利害にこだわらず、自分を犠牲にして人のために尽くすからである。 「味のある人間」 は、ときどき人にだまされる。それは、ひとを疑わずいつもニッコリ笑っているお人よしだからである。 「味のある人間」 は、・・・・・・・・・。あなたはいかがですか。
23 ◎何か・変だなあ・・・ナナカマド・時節間違えた(2002.9.3)
ナナカマドは 「竃(かまど)に七度入れても燃えにくい」 が名前の由来だという。屋敷に植えたり、山から持ち帰ったりすると火の祟りを呼ぶと恐れられる。他方・雷除けになる・と好まれる場合もあり、通称・雷電木として軒先に植える風習も。火種のような秋の紅葉は見事です。秋が深まると、大野農高・横通りのナナカマドは真っ赤な通りに変身する。ところが、今年の天候は不順だったせいか、もう赤く色づいてしまいました。さあ、見に行きましょう。
22 ◎かたちあるものはいつか・こわれるもんだ・・・いい話だなあ(2002.9.2)
あれは小学校5年生の時だった。・・・・・・校長室の掃除当番で、大きな壷をこわした時の光景。先生があらわれ、割れた壷をみて、ちいさく悲鳴を上げ、次に教頭先生が来て、同じように目をむいた。 「だ、誰がやったんだ? こ、この壷いくらするか知ってるのか?」 犯人になった私の母が学校に呼ばれ、さんざ叱られた上に教頭先生に言われた。 「お母さん、この壷がいくらするのかご存知なんですか」 母は教頭の言い方に逆上し、父に事件のことを話した。それを聞いて、父は怒り出し、翌日、金を用意して学校に乗り込んだ。そして校長先生の机の上に金を叩きつけた。 校長先生は、この学校の中には生徒が壊して不都合なものは、何ひとつ置いてありません。だから弁償なぞあるわけがありません。何?。家に戻った父が言った。 「なかなかの校長がいるもんだ。まいった」。中央公民館・図書室 「きみとあるけば」でどうぞ。
21 ◎北海道行きをすすめてくれたおじさんに感謝・・・知恵をもって・心も体も鍛えよ(2002.9.2)
黒松内町でタンポポハウス(民宿・喫茶店)を経営する 田中ちひろ さん。大阪から両親とやって来て10年が経つという。4ヘクタールの山林に住んでいる。動機は、おじさんの言葉。「南にいくとぐうたらな性格が余計のびのびしてしまうだろうから、厳しい冬のある北へ行き・知恵をもって心も体も鍛える生活を」。 父も母もこの言葉に感銘を受け移り住んで来たという。 水道管凍結で業者を呼んだ。修理費5千円に出張費1万円。人里離れた一軒家までの出張費はわかるが、財布の薄い私たちには高額すぎました。「人のやる仕事なんだから・できないはずはない」。この実践、「縄は石で切れる」 論法で頑張る家族。悠々自適の暮らしをしています。真似できるかどうかは、後日の続編を読んでからどうぞ。
20 ◎答えはひとつでいいのか?・・・交番へ 届けるほどの 額でなし(2002.9.2)
息子が小学2年の時、学校テストで 「雪がとけたら何になる」 という問題がでた。息子は 「あったかくなって、春になる」 と答えた。しかし、バッテンだった。珍しく涙を浮かべ 「お父さんに教えてもらったことは、ウソだった。」 と言った。そのとき俺は思った。答えが二つあってもいいんじゃないかと。これは、「アトイ・俺はたくましいをデザインする」 の本に。図書室で読んでほしいなあ。小学生が道で10円を拾ったので交番へ届けた。おまわりさんは、受け取らず「ありがとう」使っていいよ。友達は 「交番へ届けるなんてバカだなあ」 と言ったという。川柳に 「交番へ 届けるほどの 額でなし」 というのがあるが、こういうことを・子供に教育することは、難しい時代になったと思いませんか。
19 ◎高齢者の関心誘う・学校通信・・・頑張れの声援を贈るため・あなたも読もうよ(2002.9.2)
高齢者の方から、町長通信や中央公民館に置いている各学校通信についての意見をいただいた。小さい子供がいないので、つい学校についての感心が薄くなっていた。発信されると・ひとりでに関心が高まりますね。と言うもの。8月末に中央公民館の学級通信が更新された。 学校だより 「しまかわ」(島川小)では、教育実習にきている函館教育大学生を紹介している。感心するのは、学校の考え方ではなく、実習生の声・思いを載せていることです。「おおひのもり」(大野小)では、子供の安全のため、雨天時の送迎について注意と協力を発信している。 「校門から中への進入禁止」 「校門前の道路で乗降をやめ、スホーツセンターなどの公共広場の利用しましょう」 というもの。「しまかわ」のサブタイトル、楽しくなければ学校ではない・楽しいだけでは教育ではない、目標に頑張る学校教職員にエールを贈ろう。そのために、学校通信を読もう。
18 ◎ハーイ・元気してますよ・・・「かきくけこ」の心で(2002.9.1)
道庁・新幹線対策室長さんからいただいた資料からの紹介。脳の活性化は 「かきくけこの心」 がいいんですって。京都大学名誉教授・大島 清さんが「脳の活性化法」の中で教えています。 「か」 感動する心 「き」 興味持つ心 「く」 工夫する心 「け」 健康な心 「こ」 恋する心。ボケ予防・これで万全だなあ。
17 ◎夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡・芭蕉・・・幻の蝦夷共和国草茂る(2002.9.1)
元・文部大臣で俳人 有馬朗人さんの同人・福永法弘さんが212市町村めぐりの俳句を詠んでいます。転勤で札幌へ単身赴任、ススキノに溺れないための週末の市町村訪問の一助にも。大野町の句は、厚沢部町から大野町へ入ったところの、戊辰戦争最後の戦いの場となった「二股口の戦い」の場面を。 「幻の蝦夷共和国草茂る」。 全市町村の句は、中央公民館・図書室、「北海道212市町村俳句の旅」をどうぞ。
16 ◎話を合わせるのに・ひと苦労・・・顔と名前が一致せず・よくあるなあ(2002.8.31)
8月29日・北海道新聞・卓上四季。小林旭のヒット曲 「昔の名前で出ています」 誕生エピソードが載りました。作詞した星野哲郎さんが深夜、新宿のなじみの酒場で飲んでいたら、電話があった。30分ほど話したのだが、相手の飲み屋の女性の名前がどうしても思い出せない。一計を案じて 「今の店では何という呼び名なの?」 と聞いたが、女性から 「あら、昔と同じ名よ」 と言われて、困り果てたことが。似たことが、私にもよくあるなあ。 「やあー・どうもどうも」 「あの節はドーモ・ドーモ」 でも誰なのか・わかんない。こういう時の対応、教わりたいなあ。
15 ◎ホロッとしました・・・親の姿をみせる(2002.8.31)
9月29日・朝7時に出勤。庁舎の中を掃除する方が、いつもと違う。少し経って意味がわかりました。掃除婦さんの娘さん(高校一年)だったんです。早朝の仕事をして・少ない報酬。お金の大切さ、これを感じ取らせることが、お母さんの目的だったと思います。これが本当の親心だなあ。
14 ◎おばあちゃんの涙・・・人ごとではなーい・あなただって危ないかもね(2002.8.30)
80歳前後のおばあちゃんが、毎月、銀行へ来店され、住宅公庫のご入金をされるのですが、月日が経つにつれてだんだんと記憶力が低下され、一分前に自分が入金なさったこと、領収書をどこえやったかすら、忘れてしまうようになりました。一時間近くかかって男子行員が説明していたようですが、まったくおわかりにならず、とうとうそのおばあゃんに大声をあげてしまいました。そこへ、営業行員が戻ってきてその内容を聞くと、20センチ四方の紙に、本日の入金残高を記入し、ピンクと黄色の目立つ蛍光ペンで色分けし、おばあちゃんに差し出しました。「バックの一番前に入れておくからね。次からはこのバック持ってきてね。」 と優しくかんで含めるように。おばあちゃんの目から大粒の涙がこぼれ、「自分でしたことを覚えていないなんて・なさけないねえ。」 何度もなんどもおじぎをしながら・・・・・・・・・。自分だけは 「大丈夫」 と思っていませんか。要注意です。涙が出るほどいい話・第3集 中央公民館でどうぞ。
13 ◎交付しただけでは意味なーし・・・今後の対応が大切(2002.8.30)
28日 萩野小学校・6年生・10人に、交通安全協会が・児童交通安全指導員の委嘱状を交付しました。交付式には、函館中央署長さんもかけつけ・激励。ビツクリしたのは、父母の方が沢山出席し・式を盛り立てたことです。交通安全に対しての熱意が伝わってきましたね。こういう光景を見ると、今後交付式が控えている、市渡・島川の各小学校にも頑張ってもらいたいなあ。そうそう、舞台を飾った花は、いつも定期的に花をプレゼントしてくれる・地域の女性が届けてくれたという。ありがたいねえ。
12 ◎コトバの重さ耐えかねて散る・・・言葉だけを土の中にそっと残して(2002.8.29)
本町で小さな印刷所を経営していた 赤井喜一さんは、沢山の詩を残して逝った。詩集 「明りを灯す石」(1981・6・30)から、「花について」 を紹介します。詩の世界・何かを感じとっていただければ・・・・・・・・・・。
「花が散るということは そこに言葉が残るということだ 人に見えないということは そこに確かに何かが在るということだ そこに言葉が残るということは かってそこに咲いていた花が散ったからだ 花は大きくとも小さくとも 言葉の重さに変わりはない」 「花は売られてゆく その色彩の美しさのゆえに 花は売られてゆく その形の愉しさゆえに そして なお 花は売られていった 言葉だけを 土の中にそっと残して」 「花が咲いている間 そこには花しか無かった ある日突然 大きな音を残して 花が散った そのあとに ふいにコトバが咲いた」 「花が散るのは はなが酣けて散るのではない 花が死ぬのは 花が枯れてしまったからではない 花は自分のむねに満ちみちてくるコトバの 重さに耐えかねて散るのだ」 「花は散るのではない コトバのやわらかい包みを 土の上にそっと置いて旅たつのだ」
11 ◎言われて励むも修行なら・・・言われなくてもやるのが修行(2002.8.29)
役場の若い職員、頑張っています。パソコン・庁内ラン・とても私なんぞはついて行けない状況。しかし、若者は・覚えが早く、創作力もすごい。つくづく・年を感じます。それに、横の連携や検討会を・抵抗なくでき、これが将来の力になりそうです。地方分権の時代・このまま伸びてくれれば・自立能力は十分。心配なーし。
10 ◎17文字が教える・意味の深さ・・・俳句・復活か(2002.8.29)
福島県教育委員会が、5・7・5 「17文字のふれあい事業」 を始めたという。親子の感動体験を 「俳句」 で表現させるという。そして、親子で過ごす大切さや、感動を言葉で表現させ・楽しさを教えるこの試み、成功してほしいなあ。、かっては、大野錦風会という俳句の会が活動・活躍していましたが、今は休止中。この俳句・大野町民は、少し忘れかけていましたね。大野町文化財保護研究会で、向野・国塚妙子さんの俳句について講話を実現しました。これがきっかけで、復活しようとしています。26日・サークルを立ち上げたという。頑張って・隆盛取り戻してほしいなあ。
9 ◎知ってますか・お見舞い・お祝いのマナー・・・気にしたらキリがなーい(2002.8.28)
20年前、我が家の庭には「ねむの木」があった。自宅の新築に合わせ伐採した。ピンクと白の織り成す色は、きれいだったなあ。「ねむの木」は、夜になると葉をたたみ眠る。この「眠る」が、目を覚まさないことにたとえて・縁起が・・・・・・・・。とよく言われたのが伐採の原因だったなあ。病気見舞いで花をプレゼントする場合、鉢ものは、「根(寝)がつく」と言われ嫌われるんだって。シクラメンは「死苦」に通ずるので絶対ダメ。椿は、花がストンと落ちるので・これもダメ。新築祝い、ストーブやガスの点火器なども「火災」の原因となるのでバツ。どうすればいいの、という声が聞こえそう。
8 ◎親と子にギャップ・・・学校週休5日制(2002.8.28)
先日新聞に、学校週休5日制のアンケート結果が載りました。休みが多くなったことについて、保護者の40%が 「良くない」。主な理由は、「平日の授業時間が長くなり、週末は子供は疲れている。」 「やたらテレビとゲームの時間が増えた。」 一方子供たちの60%が 「良かった」。理由は「テレビが見られてうれしい。」 「自由時間が増えた。」などなど・・・・。大野町では、週休5日制対策として、週末の土曜日・親子で参加できる催しや体験学習を用意しました。8月24日は、小樽商科大学生・マンドリンとクラシックギター・オーケストラの演奏会。しかし、親子連れは・指折り数えるだけ。
7 ◎立ち遅れの認識なーし・・・このままでは・新幹線がきてもダーメ(2002.8.27)
8月25日・木古内町主催の 「北の大地に新幹線inN木古内」 に参加しました。500人を超える人が・期待と熱意を示しました。講演は・大阪産業大学教授 今野修平氏による、北海道新幹線と地域活性化への提言」。 「古来から、近代設備を早くした所が繁栄するといわれている。北海道はなぜ寂れたのか。それは、30年代の世界の変革に乗り遅れたからである(高速道路・新幹線など)。立ち遅れをどう意識するかが課題」。 「社会資本をA・B・Cに区分した場合。Aは国が責任を持ってやること。Bは地域(道庁)が責任をもつこと。Cはコミュニテイ(町・村)が。」 今野教授の論法では、新幹線は全額国がお金を出して造るもの。 ということになります。 「地域が後退してる様は、直らないガンを患ったようなもの。早く見つけて手を打てば、何とかなる。」 利きやすい・歯切れのよい言葉をポンポン出しながら、聴衆に 「褐」 を。さまざまな人の、様々な角度からの話は、ためになるなあ。
6 ◎元気なうちに経験いかが・・・社協も必死のPR(2002.8.27)
私の住んでいる市渡地区・寿楽会(老人クラブ)は、新聞を発行しています。それによれば、9月3日に行われる高齢者運動会と演芸会当日の昼食に、社会福祉協議会がサービス事業としている 「夕食弁当」 を試食することにしたという。味を確かめ・今後の利活用にというはからい。元気なうちに、サービス内容を知っておくこと、いことですね。社協では、一食300円の個人負担で夕食を提供しています。もちろん、好みの弁当屋さんを選べます。それに、店屋物・たまーに食べると、これまた・おいしいんです。
5 ◎出勤簿 おいてるように パチンコ屋・・・まもなく敬老の日・親孝行してますか(2002.8.26)
「親」 にかかわる故事・ことわざは沢山あり、どれも 「なるほどなあ」 と感心するものばかり。腕組みして感心ばかりしていては、あとで後悔することにも。敬老の日前にひとつ親孝行といきますか。「いつまでも あると思うな 親と金」 親孝行と火の用心は 灰にならぬまえに」 「孝行のしたい時分に親はなし」 「親の意見と冷酒はあとで効く」 「親子の中でも 金銭は他人」 「親思う 心に勝る 親心」 「打つも なでるも 親の恩」 「牛の小便と親の意見」(だらだらと長いばかりでは効き目がない) 「親の意見と茄子の花は 千にひとつも仇はない」(親が子供のためにと思う小言は 愛のムチ) 今年の9月15日は 「流石(さすが)ワシの息子じゃ」 と言われてみましょうか。
4 ◎意冨比神社のコウモリ・・・知っていましたか(2002.8.26)
25日・意冨比(おおひ)神社境内の特設土俵で、国体予選を兼ねた相撲競技北海道選考会が行われました。少年の部・大野農高の選手は、基本が出来ていて・指導者に恵まれている環境がよくわかります。細川錬・選手は、個人2位の好成績をあげました。久しぶりの観戦、日頃の成果を発揮するもの、逆に力を出せずに敗退するもの、運の悪い選手など様々なドラマがあり、面白いねえ。新たな発見もしました。日向・大野相撲協会長が教えてくれたんです。カツラの大木に大きな穴があり、そこに・沢山のコウモリが生息しているという。初めて知りました。相撲案内のスピーカー音も何のその、元気に飛び交うコウモリ、あなたもでかけて見ましょうよ。
3 ◎悩みことがあったら・・・語りかけて相談してみては(2002.8.25)
この頃、名前のわからない花が多くなったと思いませんか。そして、色鮮やかな。花とみどりのことのは・のくだりに書かれている文章を思いながら、観賞してみてはいかがでしょうか。 「美しい花と目が合う そんな一瞬があります 呼び止められているような気がして 気がつくと そこに花。 そんな経験もあります 花は目も耳ももたないはずなのに。もしかしたら 人間の五感をこえた力で 訴えかけているのかもしれません。」
2 ◎学校に応援したくなりますね・・・地域に貢献する姿を見ると(2002.8.25)
8月23日は一本木神社の祭典。夜・神社を訪ねると、島川小学校の校長さんと教頭さんがお神酒をごちそうになりながら・・・・・・・・。次の朝、千代田神社の前を通ったら、大勢で祭典の旗竿立て作業。手伝いの中にいました。校長さんと教頭さん。そういえば、19日・市渡小学校区の川濯(かわしそ)神社祭典の余興、ビール早飲み大会に校長さんが出場。20日の本祭にも、先生方と父母がいっしょになり・最後まで参加していたなあ。地域といっしょに行動貢献する姿勢に頭が下がりますよ。
1 ◎新聞配達イコール苦学・・・昔はよく聞く話だったなあ(2002.8.25)
私は高校卒業後、親の反対を押し切り東京の学校に進学した。自分で学費も生活費もなんとかする、と決め込んでのことだった。大学近くの新聞店でやとってもらい、朝刊・夕刊・集金・勧誘をしながら学校に通っていた。最初の一年は、授業料以外に教科書代や実習費などの出費が続き、生活は苦しかった。そして、初めての冬を迎えた。午前二時起床、出勤。印刷されたばかりの温かい新聞に、広告を入れて配る。寒さをしのぐため、軍手をはめて服を着込む。首にはタオルを巻いていた。マフラーを買うお金があるなら、大学で使用する参考書を買わなければ・・・・・・・いつもそう思っていた。やがてクリスマスの日。配達先のポストに、「新聞のお姉さんへ」と書かれた紙とプレゼントが置いてあった。中をあけると赤いマフラーと激励の手紙。胸が熱くなった。知らない土地に一人できて、どんなにつらくても苦しくても絶対に泣かなかった私が、初めて泣いた。涙が出るほどいい話・第5集から 中央公民館でどうぞ。
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