この町長通信は、毎日2つのコラムを配信目標にしています。出張などでかなわぬ時もありますが、毎日開いてご覧いただければ幸いです。インターネットをご利用でない方で・愛読希望の場合、ハガキでお申し込みください。毎月末にお届けいたします。あて先=041−1201 大野町本町175番地 役場内 吉田幸二 宛です。
60 梅は咲いたか・春近し・・・虫も動きだします・私たちも動きだしましょう「2003・2・26」
まだ新年会の行事が入っていますが、暦ではまもなく啓蟄(けいちつ)(3月6日頃)、月日の経つのは早いですねえ。啓蟄は「驚蟄」とも書き、「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴を開き出れば也」の意。高見順さんの言葉 「葉と枝は人に見せ、大切な根は人に見せない」=根は見えないところで春への再生を試みている。春近し。
59 詳しくは大野広報を読もう・・・申し込み順から緊急度優先に変わります「2003・2・26」
向野 「敬楽荘」(特別養護老人ホーム)の入所順番の選考方法が変わります。今までは、申し込みの順番で入所を決めていました。ところが国の基準が示され、4月1日からは 「入所の必要性が高い人から入所させる」 ことになりました。敬楽荘では 第3者を入れた 「入所検討委員会」 をつくり審査し入所を決めるという。
58 大相撲の観客席でさえガラ空きの時代・・・花相撲だって状況は同じ「2003・2・25」
大野町は相撲好きの人が多い。大野農高の相撲部は全国的に名が知れている。昔は、意冨比神社・川濯神社・鹿島神社・文月神社・の境内で、賑やかに花相撲が行われていましたよね。近年は、さみしい状況の感じがします。このほど相撲協会の総会に招待されたが、悩みは花相撲観客の減少と出場選手不足。今年は花相撲を休み、全道市町村対抗相撲大会を開催するという。開催日は7月17日だというから、意冨比神社奉納はお休みとなるそうです。。早く以前のような活気ある・花相撲の復活、期待したいなあ。
57 家族が配りょしてほしい・・・忘れ物予防・傘や杖に名前シール「2003・2・25」
ある福祉センターでは、おとしよりが「落し物」をしたという届出が多いという。「家に置いてきたのでは」と言っても、「家を出るとき確かに持ってきた」。この一点張り方が結構多いという。こういう方は、家に帰ってみたら「ありました」というケースがほとんど。忘れ物も多いんだって。身に覚えのある方、お互い気をつけましょうよ。
56 改革の言葉は通用しなくなった・・・刺激的だが「革命」・どうだろう「2003・2・24」
行政改革・教育改革・財政改革・国会改革・・・・・・・・改革の氾濫。改革という言葉・何につけても使い、国民は緊迫感を感じなくなってきたように思われませんか。以前・会議革命のことをのせましたが、新たな言葉でなければ・刺激を与えられないのかも知れない。辞書で引くと、改革=政治社会上の組織が急変すること。革命=あらためかえること。急変ではダメッ・改めなければ。景気回復の「革命」・期待したいなあー。
55 死んだふりをする・・・効き目なーし・食べられちゃいます「2003・2・24」
東京にも熊がいるという。「動物園だろう」という声が聞こえてきそう。奥多摩地方には月の輪グマが生息しているという。熊に遭わない方策は、「おしゃべり・笛・鈴・とにかく音を出しながら歩く」 「日暮前や夜明け前など薄暗い時はさける」。熊にあったらどうするか、「絶対背中を向けて逃げない」 「死んだふりは絶対しない」。これは一般的に言われていますね。アイヌ民族最後の狩人・姉崎等さんが、「クマにあったらどうするか」という本を出した。中央公民館・図書室で読んで、熊からの被害なくしよう。
54 東京・大阪からの電話が多い・・・「090金融」この近辺でも実例あり「2003・2・23」
大野警察の所長さんが、「気をつけてくださいよ」 と知らせてきたのが 「090金融」。サラ金などから融資を受けられない人に狙いを定め、高額の利子で貸し付けるもの。無担保・無審査がうたい文句。待ち合わせ場所で面接融資。その際、住所・勤務先などあらゆる情報を手に入れ・融資。返済が滞れば、 「職場でどうなってもいいのか」 「家族が可愛くないのか」 「家に火をつけてやる」 「娘がどうなってもいいのか」 と本人はもちろん・親・兄弟・子供・友人などに、手当たり次第電話。くれぐれも、気をつけてくださいよ。
53 野田江川富士一二三四五左衛門助太郎・・・これ名前です「2003・2・23」
世の中には、思わず笑ってしまいそうな姓名があるんですね。地名を入れた 「上野 公園さん」 「奈良 京都さん」。怖い感じの 「人首 切断さん」 「胃袋 破裂さん」 「骨皮 喰五郎さん」。下着では 「腰巻 〆太さん」 「腹帯 締松さん」。ユーモアでは 「行方 不明さん」 「愛人 有さん」。目立つのは、父が 「小林 世界一さん」 息子が 「小林 日本一さん」。ほんとうか?、と疑いたくなるねえ。
52 キッバリと「お断りします」・・・用心に勝るものなーし・の精神で「2003・2・22」
新聞に、大人から子供に変な電話が。大野町でもあるんですって。おとしよりの家に、「電話貸してくれ」 と若い男が。そのおとしよりは、 「娘に電話して聞いてみる」 といったら、そそくさと退散。「トイレ貸して」 というのもあるんですって。油断大敵・忘れないでね。
51 別天地へ行きたいなあ・・・重荷です・交際費「2003・2・22」
医療費の個人負担、介護保険の負担など、さまざまな面でおとしよりの負担・大きくなりつつあること、感じませんか。年金も、現役のときの職業形態で・支給額の大小ありますね。来庁したおとしよりの 「食べることは年金で何とかなる」 次にいわれた 「交際費がなければなあ」。わかる・わかる。
50 足に重しをつけて歩くのが日課・・・努力・努力・挑戦・挑戦「2003・2・21」
冒険スキーヤー・三浦雄一郎さん。70歳の高齢にもかかわらず、33歳の二男と・世界最高峰エベレスト(8848m)登頂を、この春目指すという。親子登頂・70歳登頂どちらも史上初だという。8000mの世界は、関節が全部痛く、寝返りもうてないほど苦しいという。70歳でおとしよりー、を決め込んでいる人の多い中、すごい精神力ですね。次なる夢も決めているという 「80歳で札幌大倉山ジャンプ場・ラージヒルをジャンプ」。感服です。
49 流行予測の判断・・・不足間違いは困るなあ「2003・2・21」
読売新聞から。今年の冬はインフルエンザ治療薬が全国的に不足し、医療現場に混乱が起きたという。大流行したわけでもないのに不足はなぜ?。一因は、インフルエンザを15分程度で判定できる検査キットが普及したため、簡単に特効薬を使えるようになったからだという。東京のある開業医は、薬が底をつき 「自宅で安静に」 という患者指導。患者さんにしては、笑うに笑えないことだなあ。
48 四捨五入の生き方・・・ためしてみてはいかがですか「2003・2・20」
七飯町・保護司 秋田ハチエさんが、詩人 宮川吉弘さんの・非行に走った我子の更正を記した詩集に感銘を受け 「心のともしび」 という小冊子を発行しました。その中のひとつ 「四捨五入」 何でもそうだと思う 気まじめに考え過ぎても 良い結果は生まれてこない そう、何でもすぎてはだめなのだ だいたいの所で答えを出す だいたいという言葉は だらしなく聞こえるが だいたいで良いのだと思う その基準が四捨五入
47 素早い配布・・・感謝・感謝「2003・2・20」
以前は、町広報の配布が遅いと苦情がきた時代がありました。「農作業が忙しい」 「やりたくてやってるのじゃない」などなどの理由で、10日遅れなどの苦情もあったなあ。苦情者からの 「見たときはすでに募集期日が終わっていた」 これもわかるなあ。それに比べ今は、届けた日に配布はザラ。即配布という駐在員さんばかり、情報化の時代・素早い配布はありがたいねえ。
46 サラリーマン川柳が心配の世相・・・真摯(しんし)に受け止めねば「2003・2・19」
役場もパソコン導入により、情報技術化がずいぶん進みました。情報収集の面では効果が大きいですね。ただ、人件費などの節約ということになれば、逆効果がなきにしもあらずです。第一生命保険恒例の・サラリーマン川柳が発表された。その中の一作 「上司ども パソコン見ないで 現場見ろ」 「目の前の 部下にメールで 指示を出し」 職場環境の悪化の懸念、謙虚に受け止めなければならないなあ。
45 勇気ある人になりたい・・・おまわりさんありがとう「2003・2・19」
「わたしたちのまちのおまわりさん」作文コンクールの内閣総理大臣賞が発表された。要旨は、高校生ぐらいの人が自転車で携帯電話をしながら乗ってきて、白い杖をついた目の不自由な人にぶつかった。転んだその人を立たせて上げるどころか、「バカヤロウ」と怒鳴ってなかなか立ち去りません。そのとき、自転車に乗ったおまわりさんが通りかがり、「コラー、なにしとんねん」といって追い払いました。そして、方向がわからなくなり・座りこんでいる人を立たせてあげ 「大丈夫か」と声をかけました。という作文で、自分が注意できなかったことを反省しています。剣道を習っているという大阪の小学校2年生の作品、私たち大人も感じるものがありますね。
44 経験豊富が安心対応・・・たかがガス欠・大したことでなーい「2003・2・18」
12日・別に記録更新を狙っているわけではないんですが、6回目のガス欠をしてしまった。軽四に議長さんを乗せて函館市海岸町の交差点信号、ヘナヘナと力がなくなった。経験豊富がものをいい、ガソリンゲージに目をやったら、案の定。右にスタンドがあったので、勢いでそこへ突っ込んだ。しかし、運悪くそこはタクシー専用のガス充填所。しかし、運がよく・向いにガソリンスタンドがあったものね。議長さんも「大したことでない」に同意。
43 注意のうえにも注意するっ・・・でも・ダメダァー「2003・2・18」
死亡広告に、夫婦が同じ日に葬儀。そうかと思えば、親と子が同じ日に葬儀。考えられないことが起こるのが人間社会。ことわざに 「年寄りの達者 春の雪」 というのがあります。年寄りの達者なのは、春の雪がすぐ消えてしまうようにあてにならない。という意味なのだそうです。健康だけは、注意だけで防げないしなあ。
42 気にいらなーい・こんな名前・・・親は考えてつけているもんだ「2003・2・17」
毎日新聞「女の気持ち」。節子という自分の名が嫌いだった。字が書きにくく・収まりが悪い。節分の日に生まれたので、「節子」と名づけたのかも。ところが、早春に咲く気品ある小さな白い花 「節分草」。人目につかない山ろくや樹陰にひっそり咲くというこの花を知ってから気持ちがかわった。この方の反省していう 「お墓の中で、節子・今ごろ気付いたか」と両親が笑っているのかも?。あなたも反省?。
41 火災の簡単判断・・・連続2台走行は・町内です「2003・2・17」
火災発生で消防車がサイレンを鳴らし走行。とっさに、町内だろうか・町外だろうか、と思ったことありませんか。町内であれば、連続して2台出動します。続いて上磯・七飯から消防車が出動してきます。従って1台出動は町外ということです。それから・火災でケガ人がいる場合、2台出動すると署員が不足となり、救急車は七飯か上磯からくることになり、少し時間がかかります。
40 頻発・先生の金銭不祥事・・・どうせバレなーい・あとで返せばいーい「2003・2・16」
読売新聞に公立学校教職員の金銭不祥事の記事が載りました。学校給食費を着服、模擬試験料を着服、教職員の親睦費の着服・・・・・・・、ここ5年で懲戒免職11人。ずいぶんあるんですね。原因は、教職員が多忙で相互監視体制が崩れていることにあるというが。教育者として・言い訳になりますかね。
39 冷静な対応の国会答弁・・・修行僧に学ぶ小泉首相「2003・2・16」
小泉首相が、最近の国会答弁後のインタビューで話した言葉について、メールマガジン載りました。「まるまると まるめまるめよわが心 まん丸丸く 丸くまん丸」 これは、江戸中期の木喰(もくじき)上人のうた。山梨県下部町に生まれ、木喰戒(もくじきかい)という肉食はもちろん、穀物も絶って、木の実や草などの実を食べるという厳しい戒律を立てて実行した修行僧だという。93歳で他界。
38 どんどん簡便化・・・しきたり不要「2003・2・15」
葬儀執行場所といえば、お寺が定番。しかしこの頃は、都市の葬儀場というのも多くなってきましたね。受付から全て葬儀場がやってくれるので助かるものねえ。東京で行われる社葬は、格式ばらない ホテルでの「お別れの会」 形式が主流になりつつあるという。参列者は着席しない・葬儀委員長の挨拶なし・弔辞弔電の披露なし・参列者も好きな時間にOKなど、気を使わないで済む。一般の葬儀もこういう形式になるのは、時間の問題だなあ。(14日道新の死亡広告に・形式は違うが 個人葬儀「おわかれの会」、押し寄せる波を感じます)
37 局番つけるのダメッ・・・局番なしの119「2003・2・15」
火災など緊急の時は、頭が踊ってしまう。火災・救急の119番、わかってはいる。しかし、とっさのときはわからなくなってしまう。一般電話から局番をつけて119番、これはどこへもつながらないという。局番なしの119番、これが正しいんだそう。携帯電話はさらに困る事態に。中継局の関係上、119番で函館市消防本部司令室につながる。そこから各消防署に通報されるという。局番をつければ、一般電話と同じくどこへもつながらないという。とにかく、局番なしの119 頭に叩き込みましょう。自分のためにも。
36 何回も何回も繰り返し読んでみる・・・きっと何かをつかめるはずです「2003・2・14」
本町に住んでいた・故 赤井喜一さんは、個人詩誌 「ふるさと通信」 を発行し、自作の詩を発表していた。1998・6・20号に載った 「土に埋める」 最後は 土に埋めることだ 書いたものは 見おとすものだ 誰に読まれなくても 土に埋めて ほんとうのものになる 紙に書いただけではだめだ この大地は 粗いようでも 見おとすことはない からだとともに 土に埋めることだ 花は そのあとに咲く。
35 心中現場に最後のごちそうの食べ残し・・・チョコレートとミネラルウォーター「2003・2・14」
「心中相手を探しています」 「やっぱり一人だと寂しいですからね」 「本気の方お待ちしています」 昨年12月9日にインターネット掲示板に書き込み。そして先日実行された。新聞に「若い男女3人が埼玉県入間市のアパートの空室で心中」。お読みになったと思います。原因は、「仕事がなかなか見つからない」。就職難が陰を落としています。大野町では、今年度に引き続き新年度も、高校新卒予定者で就職がまだ見つからない方を10人雇用します。まずは、役場で働きながら就職活動を視野にいれてはいかがでしょうか。
34 これさえ覚えれば成功者になれますよ・・・事業に失敗するコツ12ケ条「2003・2・13」
1 旧来の方法が一番良いと信じている事 2 餅は餅屋だとうぬぼれている事 3 暇が無いといって本を読まぬこと 4 どうにかなると考えている事 5 稼ぐに追いつく貧乏なしと、むやみやたらと骨を折ること 6 良いものは黙っていても売れると安心していること 7 高い給料は出せないといって、人を安く使う事 8 支払いは延ばす方が得だと、なるべく支払わぬ工夫をする事 9 機械は高いといって人を使う事 10 お客はわがまますぎると考えること 11 商売人は人情は禁物だと考える事 12 そんなことは出来ないと改善せぬ事 以上、長崎の石川泰啓さんの情報提供です。
33 日向ぼっこを決めるより・・・風に向かって歩こじゃないか「2003・2・13」
この頃・葬儀が随分続きます。元気な姿を見かけていたと思ったら、突然というのが多いですね。やっぱり、一日一日かみしめた悔いのない日暮をしたいですね。知人からいただいた 「これから峠」 のカラオケテープ。この歌詞を聞けば、「そうだなあー」 と感じます。「せがれに嫁きて娘も嫁った だども俺たちゃまだまだ若い 日向ぼっこを決めるより 風にむかって歩こじゃないか まだまだこれからだ まだまだこれからだ これから峠の七まがり」。といきましょうよ。
32 自己決定・自己責任・・・事故結締・事故責任と叫びたい「2003・2・12」
先日・全国町村議会議長会は、定期総会で町村自治の確立を求める決議をしたという。「一連の審議会の検討内容は、いずれも町村を存亡の危機に至らしめるもの」。小規模自治体の権限縮小案には、「町村の自己決定権を踏みにじり、住民自治を否定する以外の何ものでもない」。とバッサリの決議。そういえば、クレイジーキャッツ・植木等の映画に「日本無責任時代」というのがあったなあ。そうならないことを、考えてほしいねえ。
31 大当たりの作戦に財務省は満足そう・・・たんす預金に目覚まし時計「2003・2・12」
先日個人向けの国債が売り出された。郵便局の500億円分は、3時間で完売。民間金融機関の3300億円も完売が相次いでいるという。人気の理由は、政府が元本と利子を保証する安全・確実性だという。それにしても、「お金」 あるところにはあるんですねえ。とくに、おとしよりは・・・・・・。
30 仕事さえあればこんな所にいないよ・・・ひっそりと日暮・50歳代の中高年に多し「2003・2・11」
北海道新聞に、札幌雪まつりでにぎわう氷雪像の足元に広がる地下街の、ホームレス(路上生活者)についての記事。札幌には5〜60人いるという。こういう人々に、国もようやく手をさしのべることになりました。全国に2万5千人ともいわれるホームレスの実態調査を行うという。そして、自立を目指した職業訓練や支援にのりだすという。ホームレスになる原因は、失業や家庭のトラブル・夫の暴力など多岐にわたる。先進国日本の看板が泣く、早く具体策をつくり支援に乗り出してほしいですね。
29 会議革命を起こす10の法則・・・沈滞したイメージの会議を無くせ「2003・2・11」
NO25続編。本当の会議はすがすがしい。3つの革命が、「できる人・できる組織を創り出す」が売り口上。不毛の会議に「喝」をいれ、地殻変動をおこす。会議革命を断行する機は熟している、革命前夜に乗り遅れるな。会議革命の本・中央公民館・図書室で、まずは読んでみようよ。あなたは革命者になれますか。
28 背景に女性の経済力?・・・あなたは一笑にふせるか・一生のことを「2003・2・10」
NO26続編。「一生あなたと一緒にいます」こういう契約はできない。5年後の自分がどう変わっているのかわからないから。こういう生活も増えているという。ひとつ屋根で暮らしながら、電話回線は二つ。寝室も別。土日のどちらか一日だけは一緒、あとは自由。他人と一緒に46時中生活することに耐えられない。新鮮な恋人でズートありたい。この理想、あなたはどう思いますか。
27 春よ恋・・・早く来い「2003・2・10」
春が近づいてくる感じがしませんか。「水泉動く(しみずうごく)」 冬の最中でも、水底はあたたかくなり始め、その水が静かに上がってくることをいうんだそうです。「解れ雪(ほつれゆき)」 固く結ばれていた雪、除々にゆるまってくずれていくことをいうんだそうです。「雪消(ゆきげ)」 読んでのごとく、雪がとけることです。「根開き」 幹の周りの積雪が、すり鉢状に。雪汁水(ゆきしろみず) あなたはどの解け方を感じて日暮していますか。
26 一緒に暮らすだけで十分・・・結婚をためらう価値観「2003・2・9」
読売新聞に、新たな幸せのスタイルを模索する人間模様・結婚が大きく変わるが載った。東京・29歳の女性。銀行の大先輩33歳と同せい。「一緒にいることがハッピー、結婚する気はなし」。朝食は二人ともとらず。夕食はそれぞれ食べる。家事を極力減らし、平日はお互いのための家事は一切しない。仕事人間だった父親は、「専業主婦のお母さんが疲れるはずはない」と言い放ち、母親は「お金を稼いでくれるお父さんにワガママは言えない」が口癖。これが嫌だったことがこうさせているという記事。理解できる部分もあると思いませんか。反省。
25 意見の質ではなく・声の大きさで?決められていませんか・・・会議が懐疑「2003・2・9」
「会議術」 の本が反響をよんでいるという。雑誌ダイヤモンドに、「アイデアを出さないくせに、人の意見にネガチブ(否定的な)なコメント(はつげん)ばかり」 「判断材料が揃っているのに、あとで考えよう」 「意見を言うと、じゃあ・君がやってくれ、と言われそうなので・意見を控える」などなど・・・・・、会議をダメにしていることが羅列。これに 「褐」 を入れている本が 「会議術」。「他人の脳ミソを使う」 「スポーツ感覚で臨む」 など10の革命を起こす法則が記されている。一読すれば、会議に臨む意気込み変えられるかも。
24 汗血馬の精神でガンバッテはほしいが・・・ホッカイドウ競馬「2003・2・8」
ホッカイドウ競馬の収支が毎年数十億円の赤字。経営が大変そうです。馬の振興政策なのでしょうが、残念ですね。ファンが言う 「走りの遅い馬ばかりになったので・面白くなーい」 短絡的な言葉ですが、これが競馬場からファンを遠ざけている一因かも知れないなあ。中国・大宛(だいえん)産の 「汗血馬(かんけつば)」 は、一度走れば血の汗を流し、一日千里を走る名馬だという。このアラブ種サラブレッドの祖に、失地回復を学んではどうだろうか。
23 反省して即実行・・・これも立派だなあ「2003・2・8」
剣道級位審査会に招待され 「私が交通安全で十字街交差点に立つと、私の正面にきて・おはようございます・とあいさつをする大野小の児童がいる。剣道を習っている・・さんです」とあいさつで言った。これを聞いて、同じ剣道仲間の児童から手紙をいただいた。「町長さんは、お友達のあいさつのことをほめてくれました。その時、ふとぼくは・自分のあいさつは剣道ではやっていたけれど、剣道以外では・はずかしがったり・てれくさかったりで、きちんとあいさつできなかったように思いました。きちんとあいさつできるようにがんばります。」というもの。
22 とっても危険です・・・本を読むことは時代遅れの考え「2003・2・7」
父母の中に、「パソコンやインターネットがあるから、本を読むなんて時代遅れ」 と思っている人が意外に多いんですって。続けて 「うちの子は、ゲームはすぐ覚えるからパソコンも大丈夫」 と勘違いしている人も。このことに警告が発せられています。インターネットからくる情報は全部言葉。インターネットから情報を沢山得られる子は、文字に精通している子なんだそうです。従って、パソコンの体験差ではなく・読書量の差が情報量の差にも繋がるんですって。自身のお子さんには、親としてどう指導しますか。
21 医療と介護の範囲・混乱していることは事実・・・早くハッキリさせてほしいなあ「2003・2・7」
読売新聞社説に、ホームヘルパーの医療と介護のギャップが。血圧を測る・軟膏を塗る・目薬をさす・これらは医師や看護師にしか認められない医療行為だという。家族や近所の人が行うのは仕事ではないので問題ないという。大野町でも現実に、浣腸や痛み止め用座薬・など家族不在のときお願いされることがあるというが、法の建前からしてお断りしているという。社説は、医療行為の範囲を明示しない厚生労働省のあいまいな対応が、「つめ切りも医療行為」といった解釈を生み介護の現場を混乱させてきた。と手厳しい。
20 長生きの秘訣・・・ときどき家族を困らせること「2003・2・6」
一世を風びした・百歳・ひゃくさいの きんさん ぎんさん、いまは懐かしくなりましたね。きんさんの人生哲学・思い出してみましょうか。「わしは農家だったから朝から晩までよく働いた。遊んで長生きできんよ。食べ物の好き嫌いはない、間食もしない。不満は腹に貯めないで、出してしまうとよい。腹が立ったら散歩するのが一番だ、気分がスッキリする。自分は自分、他人は他人。これを自覚して生きること」。どれもゴモットモ・ごもっともです。
19 外部の声に耳を傾けない学校は・・・市場調査をしない企業と同じだ「2003・2・6」
(あさひコム・転機の教育参照) 「もう学校は、先生たちだけではやっていけない」 各地の公立高校で、保護者や地域の人など外部の力を生かし競争力をつけ、信頼を得ようとする取り組みが増えているという。そして、「意見を受け止め・生かそうとする学校と、そうでない学校で差が出始めている」 と指摘している。ことわざの 「耳学問」 忘れないようにしたいねえ。
18 夫婦喧嘩と春の雪は消えやすい・・・これからの雪は水分多くすぐ・・・「2003・2・5」
節分の豆・いっぱい蒔きましたか・それとも拾いましたか?。寒の内も終わり立春。これからは春の足音が聞こえ始めます。暦の上では「春」。しかし雪を冠る冬木枝・雪帽子・まだまだ春待ち姿が、歩を早めたり止まったりが繰り替えされます。待ち遠しい春・みなさんにとって 「よい春」 であることを願いたいですねえ。
17 退職後に待ってる・・・共同生活の訓練・トホホ「2003・2・5」
島川小・市川秀雄校長さんから、社会教育の資料を頂いた。その中の「退職・老後・夫婦」という講演資料が興味深い。「退職後2〜3週間過ぎた頃、夫婦間に気持ちのズレ」、が生じてくるんですって。夫にとってはガラリと一日の生活がかわり、妻も46時中の付き合いにヘトヘト。退職後の夫婦関係を維持することは大変な努力が必要だという。どうすれば妻との共同生活に慣れることが出来るか、その答えは市川校長さんに尋ねるとよい。
16 人の情の流し唄・・・聞こえてくるはず・がんばって「生きる」を「2003・2・4」
2001年度の自殺者が31042人だという。理由の一位が健康苦・40%、二位が生活苦・32%。交通事故死が同年8747人というから実に3.5倍・何とかならないもんですかね。芥川隆行さんがイントロに乗せて語るナレーション・村田英雄さんの 「なみだ坂」。「生きていりゃこそ 幸せが きっといつかは 来るはずと 小さな肩を抱きよせて ふたりで歩いたなみだ坂 泣くも笑うも おまえとふたり 明日を信じて 生きてゆく」・・・・・。
15 ◎景気の良くない時は・・・山本一力の本を読み・助け合いの精神を身につけよう「2003・2・4」
賭場の借金を返すまでこの川は渡れない。意地を貫く男の矜持(きょうじ)を描く感動作 「大川わたり」。など江戸の市井の人々の生き様を描く山本一力さんの力作は面白い。何となく、現代に欠けつつある人情について問いかけている。今回お奨めの、おれたち日本一の駕籠かきを自負する 「深川駕籠」 の物語、江戸庶民の人情・恋情・友情がいっぱい、と帯に記されている。中央公民館・図書室で読みましょうよ。
14 ◎貴方は疑っていますね・・・夜・馬小屋をのぞいてみては「2003・2・3」
私の小学生の頃は、除雪車なんかナーシ。その頃は馬そりが運搬の主役。大きな馬が、白い息をいっぱい吐きながら往来していたなあ。その馬さん少なくなりましたね。ところで、馬は立ったまま眠ること知ってましたか。睡眠時間は一日約4時間。一回の眠りは5〜10分ほど。これを繰り返すんだそうですよ。「立ったまま?疲れるでしょう」。心配無用。馬は立ったまま体を休めるように、足の付け根と膝の関節そして首の関節が、じん帯によって固定されているという。これホント。
13 ◎真実を詠むことが大切・・・川柳「2003・2・3」
小説・宮本武蔵といえば吉川英治。「菊づくり 菊みるときは 陰のひと」 「菊根分け あとは自分の 土で咲け」 など人生訓でも引用されることが多い。この先生、川柳もこよなく愛していたという。 「貧しさも あまりの果ては 笑い合い」 英治のどん底時代につくられたもので、なんのためらいもなくすんなり詠まれたものだという。今の時代も同じですね、「上をみればきりがない」 普通のほうが幸せなのかも。
12 ◎継続は財産なり・・・体力の続く限り頑張る・子供たちのために「2003・2・2」
大野町柔道スポーツ少年団が創立30周年を迎えた。昭和49年5月に設立され活動開始。その夏・いきなり全道大会優勝。そして、全国大会出場という快挙。それから30年、現在42人が週3回・練習に励んでいる。記念誌には辛いこと苦しかったこと・嬉しかったことが。副会長の藤本一幸さんの「ここ10年、父母の方の応援が一生懸命で、これが指導者として一番の励みになります」。この言葉に重みを感じました。
11 ◎雪は豊年の貢ぎ物・・・信じたーい「2003・2・2」
ここ数日、ずいぶん雪が降りました。万葉集に 「新しき年のはじめに豊の年しるすとならし雪のふれるは」 とあり、昔から・雪は豊年の瑞(しるし)だと喜ばれてきたという。今年こそは、このたとえに従ってほしいものですね。
10 ◎家康の好物を並べたもの・・・本当だろうか?「2003・2・1」
一 富士・ニ 鷹・三 なすび。この語源を明治時代の評論家・山路愛山さんは、徳川家康の好物を順に並べたものだと解説する。家康の一番好きな「富士山」の景色。その次は「鷹狩り」。それから好物の「なす漬け」。これを初夢にまとめたものだというが、これホント?だろうか。
9 ◎最後の最後まで続くサスペンス・・・あなたは途中でやめられるか「2003・2・1」
ブックスタート・1992年イギリスから始まった、赤ちゃんの心と言葉を育む運動です。0歳の子供に本をプレゼントし、本との関わりあいをもたせようというもの。大野町ではチョット拡大解釈させ、3歳になるまで毎年1冊プレゼントしています。(健診で保健センター利用者対象) 問題は、大人の読書人口が伸びないことです。この本から挑戦してはいかがでしょうか。「よく見る夢」上下巻、帯には、「30ページ読んでみて途中でやめられたら、あなたはえらい!」 とある。中央公民館図書室でどうぞ。
8 ◎一犬誤って百犬吠ゆる・・・何となくこのたとえのような国もあるなあ「2003・1・31」
アメリカとイラクの関係、日本のたとえでいえば 「犬猿の仲」 というのがピッタリかもしれない。イヌとサルは仲が悪いというが、桃太郎では力を合わせて鬼退治。実際には、犬が小猿を育てたりもするという。とすれば、犬猿の仲であっても平和のために・・・・・・・・・・・。
7 ◎何が何でも元気が一番・・・元気に病む(やむ)「2003・1・31」
川柳に 「退院を すすめる医者に 渋る嫁」 家でお年よりを看護することは大変ですね。何がなんでも元気なのが一番。「医者通い 続けて元気に 病んでいる」 今日は眼科・明日は内科・あさっては耳鼻科。「おばあちゃん・そんなに行ったら疲れてしまうよ」 「大丈夫よ、どの先生もハンサムで・楽しくて楽しくて」。
6 ◎咲かせよう・花だけでなく経営も・・・ガンバレJA新はこだて花卉生産出荷組合「2003・1・30」
JA新函館農協・8支店の花卉組合がひとつになりました。販売額16億円。主力となる七飯のカーネション・上磯のデルフィニウム・大野の菊などが、新ブランド 「函館育ち」 と生まれかわります。参加した大野町花卉生産組合は・19年間頑張りました。養液土耕栽培など近代設備導入にも取り組み、今後に期待がもてます。
5 ◎いつまでもあると思うな親と金・・・打つも撫でるも親の恩「2003・1・30」
親父の小言は何種類もありそうですね。子を思う余りのお叱りの言葉、素直に受け止めましょうよ。「大酒は飲むな」 「貧乏は苦にするな」 「風吹きに遠出するな」 「怪我と災いははじと思え」 「義理は欠かすな」 「小商いものは値切るな」 ・・・・・・。親の教え・大事にしましょうよ。
4 ◎心から本気で言えるようになると・・・黒ネコヤマトのようになる「2003・1・29」
ラッキーピエロ・王社長さんの行動力には舌を巻く。「出会いを待っているのはダメ。砂漠でタクシーを待っているようなものだ」この言葉通りだもの。このラッキーピエロの社内報に載った 「本気で言えると」 これが実践できると活気がでるだろうなあ。「いらっしゃいませが 心から本気で言えるようになると 足が一歩 前に出るようになるんだな ありがとうございますが 本気で言えるようになると 頭が一段と低くなってくるんだなあ またのお越しをお待ちしておりますが 心から本気で言えるようになると からだ全体が 大きく前へ 進むようになってくるんだな」
3 ◎大野郵便局さんありがとう・・・交通安全にご協力「2003・1・29」
交通安全に協力、ありがたいねえ。私の前を走っていたのは赤い車。後ろにマグネット式の表示板、。そこには、「安全運転に努めます OO太郎 大野郵便局」。こういうご協力があり、事故死ゼロが続いているんです。1月28日現在、大野町事故死ゼロは742日です。まずは 「千日」 がんばりましょう。
2 ◎一富士・ニ鷹・三茄子・・・初夢に見ると縁起よい富士山「2003・1・28」
1月24日の東京は快晴。宿泊した永田町・全国町村会館16階からは、富士山がくっきり・はっきり見えました。富士山をみると、何となく気持ちがスッキリして元気がでます。ところで、「〜富士」という山、北は利尻富士から沖縄の本部((もとぶ)富士まで・全国に278あるんだって。富士山の山頂は何県?。正解は「何県でもありません」。総務省によると、人がいない場所や歴史的にたがいが譲らない場所などは境界が未定になっていることがあるんですって。
1 ◎地道に取り組む者が語る・・・ガンガン・ガンコの言葉「2003・1・28」
千葉県に住むシイタケ栽培家。ホダ木確保・伐採から始まり、全て自分の手で行い最善を尽くして栽培するという。この方の作業部屋の壁に掲げられている文章を紹介します。「夢なきものは 理想なし」 「理想なきものは 信念なし」 「信念なきものは 計画なし」 「計画なきものは 実行なし」 「実行なきものは 成果なし」 「成果なきものは 幸福なし」。真似できますか。
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