TOP   小さな発想で  蕎麦酔夢「吉田村」  写真で語る ブログ   リンク集

No.74  2005.7



62 ◎ 52歳で永眠・・・・美空ひばり 「2005・6・26」

  美空ひばり17回忌を偲んでの、歌謡番組特番が多いですね。3才の時、小倉百人一首をほとんど暗記していたという。9才でデビュー。私の小さい時、函館市松風町にあった公楽劇場に美空ひばりの実演が。母に連れられて行った記憶がある。1952年に発売した「リンゴ追分」は、戦後最大70万枚のヒット。当時としてはすごい記録だったのでしょう。先日・NHK歌謡ホールで、一流歌手による 「悲しき口笛」「柔」「みだれ髪」「川の流れのように」・・・・・・・など美空ひばりのヒット曲が歌われた。どの曲も、ストンと落ちない歌に聞こえてしまいます。ひばりとは、何かが違うんですね。


61 ◎ 他人が怒ったら・・・・静かにしている 「2005・6・26」

  瀬戸内寂聴さんの「命のことば」から。「他人が怒ったら、気を落ちつけて、静かにしてるがいい。それが愚人を制止する道だ」。「自分を恐れていると愚者が思うなら思わせておけばいい。無力な人はつねに耐え忍んでいる。力のある者が力のない者に耐えるのが忍耐であり、最上の忍耐なのだ」。怒ることは体によくないともいいますよね。私も素直に反省です。


60 ◎ 賞味期限・・・・もったいない 「2005・6・25」

  コンビニの弁当、賞味期限には時間も表示されている。その時間がくると、棚から下げられ処分。「もったいない」ですね。先日羽田空港でかりんとうを買った。賞味期限の日数が短期間にギモンをもちました。どうしてこんなに早く食べてはならない期限が到来するのかなあ。考えられることは、紙の袋に詰められていること?。それにしても、「もったいない」と思われることが多いなあ。


59 ◎ 眠ってませんか・・・・風呂敷 「2005・6・25」

  来年2月に合併する上磯町の藤井総務部長が、やってきた。書類を風呂敷に包んできたので、ホッとした。日本人は、魔法の布・風呂敷があるのに使わない。これは「もったいない」ことだという。手に提げたり、背負ったりが自由。ゴミの約60%が包装ゴミ。使い捨ての紙袋やポリ袋とさようならをしましょう。ゴミ削減にも貢献するという、いいことづくめばかりの風呂敷です。ちなみに私は、風呂敷包みを下げて出勤が定番です。風呂敷愛好会をつくろうかなあー。


58 ◎ ザルのように流せ・・・・ストレスは 「2005・6・24」

  「清貧で豊かな生活・・・生き生きおばさんの知恵袋」の著者・西野紀子さんの語る人生90年、時代を心身ともに健康でボケずに楽しむ秘訣。@ 好奇心や知識欲を持つ A ストレスをためないでザルのように流していく B 一人遊びを楽しめるようにする C お金に執着せず、人が喜んでくれるような使い方をする D 今日は何を食べるかは、身体の声に耳をかたむける。


57 ◎ 資源倹約・・・・日本人に求められている 「2005・6・24」

  現在、日本国民一人当たりの二酸化炭素排出量は年間約9.4トンだという。この水準は、全世帯平均の2.3倍。中国人に換算すると4.3人分、インド人8.8人分。ケニア人30人分・・・・・・。日本は排出量トップグループなんですって。減らすには、国民一人ひとりの努力に求められています。


56 ◎ 謙虚 何時も ・・・・有頂天はダメッ 「2005・6・23」

  芝ザクラで有名な滝上町に、子供の村をつくるために横浜から1983年に徳村彰さん夫婦は移住した。その年に開催した第一回子どもの村には、全国から800人余が集まったという。電気など便利なものがない森で長期キャンプを楽しむ、この試みは注目をあびたという。ところが1985年に、ウォーク中の子どもの列に車が突っ込み2人が死亡するという事故が起こった。徳村さんは、「心の中に、何をやってもうまくいくという放漫さが宿り始めていたのではないかと思う。順風満帆の時こそ、良しを断つ勇気と己の小ささをたえず見つめる謙虚さが必要だった」、と記している。


55 ◎ 子孫の代を考えると・・・・真剣に受け止めなければならないなあ 「2005・6・23」

  地球温暖化による影響で、2100年には海面が最高で88cm上昇すると推計されているという。海面が30cm上昇した場合、日本の現在の砂浜の50%消滅。65cm以上の上昇で、砂浜の80%が消滅するという。真剣に考えないと大変な事態が子孫の代に・・・・・・。一人ひとりの節減、がんばろう。


54 ◎ 悲惨な出来事・・・・一生教訓に 「2005・6・22」

  20日に大野町平和記念祭が行われました。祖国繁栄を信じ、尊い命を捧げられた御霊は227柱。以前は、花火が打ち上げられ、演芸を見て心をいやした戦没者慰霊祭だったなあ。今年は終戦から60年、家族の方も高齢になったり代替わりとなり、静かな儀式となりました。先日103歳で大往生をとげた高田みよさんもお二人の子供を大戦で亡くしている。さまざまな家庭に深い悲しみを与えた戦争を忘れることなく、平和国家として歩まなければならないことは、私を含め若輩者に課せられた使命です。


53 ◎ 年間15万人が死亡・・・・気温上昇による犠牲者 「2005・6・22」

  地球の地表気温は、この100年間に0.6度上昇したという。一年間にすれば、わずか0.006度。この気温上昇は、過去1000年間で最も激しい変化だったという。気温の上昇は、マラリヤ・デング熱などの感染症を媒介する昆虫の繁殖地拡大やネズミ・ダニを増殖させるという。そして、2000年時点の調査で、この影響での死亡者は、年間15万人と推計されているという。

52 ◎ やっぱりなあ・・・・父の存在感薄し 「2005・6・21」

   父の日。贈り物をする家族は37.6%。母の日に贈り物をするという49.3%に大差をつけられている。家族の中で相談相手は、ということに対しては、母が25%で父は2.5%と、これも大差です。どの年代もまんべんなく父の存在感は薄いという調査結果。原因は、普段のコミュニュケーション不足というが、あなたはいかが感じてますか。


51 ◎ 深刻です・・・・地球温暖化 「2005・6・21」

  「地球温暖化」は人ごとと思わず、私たち一人ひとりが真剣に考え、そして実行しなければ、生活がおびやかされます。国の広報によれば、私たち人間の活動が地球の組成を変えている、説明されている。石炭や石油など化石燃料の燃焼によって排出される二酸化炭素は、100年前の12倍、50年前の4倍という急激な伸びを示している。この伸びを止めなければならないのです。


50 ◎ 見栄をはるな・・・・おさがり 「2005・6・20」

  「おさがり」、これを利活用しないことは「もったいない」ことだという。子供を沢山つくった時代は、とても大事な節約方法でした。今は子供を1〜2人しか産まない時代となり、物があふれ、メーカー物が巾をきかせ・・・・・。今は「おさがり」の役割を、フリーマーケットがしていますね。日本も経済大国でないことがわかりました。国民一人ひとりが質素節約して資源減少に協力、という時代になりましたね。


49 ◎ 夢のような話・・・・優雅な味 「2005・6・20」

  1943年ものスコッチウィスキー「ダルモア」は、12本しか生産されなかったため、収集家あこがれのボトルだという。この貴重なウィスキーをビジネスマンがロンドンのホテルのバーで注文。一本640万円なり。これを友人と一晩で飲んでしまったという。うらやましい贅沢ですね。

48 ◎ もったいない・・・・家庭教育 「2005・6・19」

   ワンガリ・マータイさんが日本で見つけた言葉、「もったいない」。辞書でひくと、物の本体を無くすることだという。例えば、家庭で食事をしている時にご飯つぶをこぼすと、母から「もったいないからひろって食べなさい」という声が飛んできましたよね。お米をつくる農家の方の努力・苦労を無駄にするなということでした。私自身も、この「もったいない」を忘れることがたびたびです。素直に反省。


47 ◎ 残念 今年も50%割る・・・・作付け水田面積 「2005・6・19」

  田植えが終わり稲の生育は順調に見えます。しかし、農家の声は、「一週間くらい遅れている」。町内の水田面積は約1739ha。このうち米余りの現状を考慮して作付けできる面積は、約827ha。生産できる面積の半分以下であり、農家の皆さんの不安はつのります。多面的機能の貢献が大きい優良農地保全に努力している農家に、光があたるようにしてほしい。


46 ◎ 本当の自分に出会う・・・・大事なことに気づくと 「2005・6・18」

  皇太子さまが「感銘を受けた」というドロシー・ノルトさんの詩は、あなたの人生を変えてくれるんだそうです。「大事なことに気づく」から、一部を紹介します。「自分に正直になったとき、大事なことに気づく」。「捨ててもいいと思ったとき、大事なことに気づく」。「じっと聞いたとき、大事なことに気づく」。「人に頼ることをやめたとき、大事なことに気づく」。「人を責めるのをやめたとき、大事なことに気づく」。大事なことに気づくためには、「いつも心を開いている」「いつも耳を澄ましている」、ことだそう。ためしてみましょうか。


45 ◎ 地域と交流・・・・高校の魅力発信 「2005・6・18」

  氷見(ひみ)市に在る富山県立・有磯高校の話。農業・水産・福祉の3学科の実習成果を生かすため、「ありその昼市」を校庭で始めたという。さらに協力校の作る実習品も友情販売されるという。長く続くことを祈りたい。地域との交流を通しての貢献と高校のPR、一石二鳥の試みですね。我が町・大野農高の生徒さんたちも、さまざまな形で交流貢献をしています。感謝。

44 ◎ 思い出・・・・鉄棒 「2005・6・17」

  読売新聞に載った「こどもの詩」。小学2年の女の子の作品「できたよ」。「やっと さか上がりができました うれしかったです くるんとまわったら てつぼうの上にいました 見ているみんながはく手をしてくれました うれしさが百ばいに ふえました」。これを読んで小さい頃を思いだしました。市渡小学校グランドにあった、低学年から高学年まで使用できる、だんだん高さの鉄棒。上級生のようにうまく出来なかったなあ。腕力もなかったなあ。


43 ◎ 安かった・・・・苦労の春野菜 「2005・6・17」

  農家にとって春野菜の値は気がかりです。値ががいいと、秋まで心に余裕ができるんだそうです。しかし、今年の平均単価を見ると、安いものもありますね。ホーレンソウ、キロ当・前年より89円安い442円。白菜は14円安い84円。みつば、47円安い319円。長ネギは、88円安い150円。今後天候が回復してよい収穫・販売となってほしいなあ。


42 ◎ 万歳・・・・百歳 「2005・6・16」

  本郷在住の 村本つま さんが、14日めでたく満百歳を迎えました。足腰が弱くなり、耳も聞こえなくなったが、食欲は旺盛。私がお祝いに伺ったときはテレビを楽しんでいました。娘さん夫婦と自由な日々を過ごしています。町民からの祝い金を渡すと、「ありがとう」とお礼を言ってました。さらにお元気で。


41 ◎ こんなに元気で長生き・・・・あやかりたい 「2005・6・16」

  NHKのホームページには、元気な百歳の人が載っている。鳥取市の谷岡妙子さんは102歳。陶芸が趣味で毎日が茶碗づくり。プレゼントした茶碗の数は300個を超えたという。「美人に年齢なし」、ですって。東京の直井登代さんは100歳。毎日1時間の散歩とウィスキーのロックを飲むのが日課。挑戦目標は、ビックリの「アメリカ旅行」ですって。

40 ◎ 他人がどうかしてくれる・・・・これを待ってはダメッ 「2005・6・15」

  2004年・ノーベル平和賞を受賞したケニア共和国・環境副大臣のワンガリ・マータイさんが、来日して見つけた言葉「もったいない」は注目を集めました。このマータイさん、30年近く前に、ケニアで7本の木を植えた。これがグリーンベルト運動のきっかけとなり、多くの女性がケニアの国中に3000万本以上の木を植えることに。この植林で、燃料、食料、生活費の足しなど多くの人びとが生活の糧をえたという。


39 ◎ まだまだ遠い・・・・道南 「2005・6・15」

  本州を車で旅行して感じることは、北海道と比べ高速道路が整備されていることです。1987年に法で定められた高速道路計画は、全国で11,520キロメートル。この供用率が、北海道を除く地域が67%、北海道は39%、道南となれば19%。整備が遅れているんです。この道路網整備の遅れが経済に影響を与えているなあ。


38 ◎ はずかしい相撲・・・・即・引退 「2005・6・14」

  先日亡くなった・元大関 貴ノ花は、千代の富士に負けたことが引退につながった。「お客さんに対し、はずかしい相撲をとるようになったので引退する」が理由。息子である元横綱・貴乃花と若乃花は、この言葉を重く感じてほしいなあ。


37 ◎ 自分が自分らしく光るのは・・・・定年後 「2005・6・14」

  瀬戸内寂聴さんの「最澄のこころ」から。会社を定年になれば、光る場所がなくなったと思う人もいるかもしれないけれど、それは逆ですよ。会社にいれば、イヤな仕事でも給料をもらうためにはやらなきゃならない。そういう不自由さから、定年後は解放されるんです。誰からも邪魔されずに、自分が自分らしく光ることができるのは、むしろ定年の後なんですよ。


36 ◎ 拍手・・・・最貧国の債務全額免除 「2005・6・13」

  本やニュースで知るアフリカなどの貧困、深刻ですね。このほど行われた主要国首脳会議の財務相会議で、アフリカ14ケ国と中南米4ケ国の抱える国際金融機関債務を、全額免除することをを決めたという。日本は財政改革の途上であり、この新たな負担は軽くはないはず。しかし、こういう中にあって、決断をした日本の姿勢はうれしい。援助を受けた国の不正使用など課題は多いようであるが、まずは大きな前進となることを祈りたい。


35 ◎ 時代の流れ・・・・運用開始 「2005・6・13」

  北海道議会が、議事録作成を速記から音声認識システムに変更の記事が道新に。現在16人の配置体制だという。私も以前から改善を期待していた。機器が進化している現状からすると当然でしょう。経費節減策は、慣習・慣例の世界をも容赦なく切り込む。当分は併用での試行だろうが、前向きな姿勢に拍手をおくりたい。


34 ◎ 教育・・・・本物 「2005・6・12」

  向野地区の道を、お婆ちゃんが小さい子の手をひいて散歩。昔はこういう光景は多かったなあ。おとしよりが、花の名前を教えたり、トンボの捕まえ方を教えたり。いいこと、わるいことの区別も教えたもんですよね。これが教育の原点に思う。ほほえましい教育、増えてほしいなあ。


33 ◎ 女性ニコッ・・・・省スペース洗面器 「2005・6・12」

  朝日新聞に「女性トイレ混雑緩和洗面器」の記事が。女性が公共トイレで用足し以外に、何をしているかを調査、によれば。髪を整える 70%、化粧 58%、生理処理 58%、歯を磨く 42%、という結果が出たという。このための混雑緩和をするため、奥行きを狭くした「省スペース洗面器」を考案したというもの。考えるもんですね。


32 ◎ 天寿まっとう・・・・高田みよ さん 「2005・6・11」

  明治35年生まれ・満103歳、大野の最高齢者 高田みよ さんが老衰のため逝去。生まれた年を町史で見れば、「春はついに訪れることがなく、夏は幾日も東風が続いた。210日になっても稲の花は咲かなかった」とあり、春から夏にかけて大干ばつだったようです。明治・大正・昭和・平成の4時代を生きぬき、そして戦争で二人の子を失うつらいことも。「松樹千年緑(しょうじゅせんねんのみどり」という言葉がある。「千年の長い年月を経ても、寒暑や風雪に耐え、少しもその色を変えない」、という意味だという。世の中の変化に振り回されずに黙々と、松の樹のように年を重ねた大先輩のご冥福を祈ります。


31 ◎百歳 ・・・・ひとり去り ひとり増え 「2005・6・11」

  6月7日に、103歳の高田みよさんが死去。町内の百歳は清田八重さん一人となった。しかし、今月14日には、本郷に住む 村本つま さんが百歳の誕生日を迎えます。


30 ◎ 難しい・・・・援助 「2005・6・10」

  読売新聞の人生案内から。「両親に援助するということは、本当に難しい。人間は悲しいもので、逆境にあると、家族に甘えてすがりたくなります。他人は助けてくれませんからね。要求を聞いてやると、更に、要求してきます。最初は小さな頼みごとだったのにずうずうしくなります。それも家族だからの甘えです。ピシャリと断るのも愛嬌のうちですよ」、というのがアドバイス。でも、現実は難しいですよね。


29 ◎ 朗報・・・・おしゃべり大好き派に 「2005・6・10」

  読売新聞に「おしゃべりのススメ」の記事が。効率重視の事務所では、仕事中のおしゃべりなどは言語道断、というのが今までの常識。しかし最近は、雑談は知恵と知識の宝庫として見直されつつあるという。これがヒヨッとすれば、学校にまで拡がる可能性があるという。「おしゃべりで世界が変わる」という本の著者は、「近隣社会が崩壊し、現代の人びとはおしゃべりに飢えている。企業や教室でおしゃべりを活用できれば、意欲や積極性を増すことができるでしょう」、語る。


28 ◎ 苦痛・・・・父の日 「2005・6・9」

  今年は父の13回忌だった。これで自分がようやく「父」になるような気がする。何となく「父」の存在が大きかった。こう思っていたら、息子の嫁から、「父の日」のプレゼント。アサヒピールの父の日調査によれば、お父さんとしたいこと第一位は、男性も女性も「旅行」、父親の理想像は、第一位「家族から尊敬されること」だという。こうありたいと思うが、「家族から信頼を得る」ことは、簡単なようで難しいことだなあ。


27 ◎芒種(ぼうしゅ) ・・・・天候不順 「2005・6・9」

  6月6日頃を「芒種」と暦便覧にはある。芒種、難しい言葉ですね。稲や麦の穀物を植える季節の意味だという。この芒種の通り、田植えはほとんど終了しました。天候はまずまず、気温もまずまず、このまま・このまま順調に豊作の刈り取り、といきたいねえ。祈る。


26 ◎ お釈迦様の遺言・・・・自灯明(じとうみょう) 「2005・6・8」

  瀬戸内寂聴さんの「最澄のこころ」から。臨終の時に、「これから何を拠りどころにすればいいのか」と弟子から問われたお釈迦様は、「自分を頼りにして自分の力で光って、その明かりで道を開きなさい」と言い残した。それを仏教では「自灯明」と言いますけれども、一人ひとりが、いま自分がいる場所で精一杯努力を尽くして光り輝けば、世の中全体が明るく幸せになるという意味なんです。仕事を持っている人は、自分の仕事を一生懸命頑張ればいいんです。簡単なことでしょ? ただし、その時に自分の利益ばかりを考えていてはダメ。合併にむけ、職員にもこういう姿勢を期待したいなあ。


25 ◎ やすらぎの家に・・・・今年もやってきた 「2005・6・8」

  5日の日曜日、今年も札幌市に住む岩崎真由美さんが、「やすらぎの家」にやってきました。この家は、養護学校を卒業し、社会で働いている青年がやすらげる場所です。岩崎さんは毎年ここに来て、人形劇や紙芝居などを披露し、楽しませてくれます。運営する高坂りゅうこさんと友人とはいえ、ボランティアで来ることは覚悟のいることだと思います。感謝。


24 ◎ 場所取り・・・・いつまで続くかなあー 「2005・6・7」

  先日町外の学校のグランドで、青色のビニールシートが一面を目にした。すぐにピーンときた。運動会の場所取りだなあと。私の小学校時代もそうだった。朝早く敷物で場所を確保、所どころに「石ころ」を置き抑えた。こういう慣習は、良し悪しは別にして、「昔の運動会」を思い出させてくれ、いいなあと思う。


23 ◎父兄も父母もダメ ・・・・保護者が正解? 「2005・6・7」

  5日は大野小学校の運動会でした。去年の運動会以来のラジオ第一体操。体が回らなくなっていることを痛感しますね。ところで、「父兄」という言葉を私は使わない。「父母」です。ところが、PTAの役員さんの話では、今どきは、「保護者」と言うのが正しいんだという。難しい時代になりましたね。


22 ◎ 無償の愛・・・・見返りを求めるな 「2005・6・6」

  瀬戸内寂聴さんの「最澄のこころ」から。人を愛するということは、見返りを求めてはいけないんです。愛というのは、無償の愛でなければダメ。無償の愛とは何かと聞かれたら、昔だったら、「それは子供に対する母の愛ですよ」って言えたけど、いまは言えなくなった。教育にお金をかけて、とにかくいい大学に入れて、一流企業に就職させようとする。子供の意志や能力に関係なく、親の希望通りに育てて、「あとは親に楽をさせろ、ここまで育ててやったんだから利息を付けて返せ」って。いまどき銀行だって利息をつけてくれないのに。


21 ◎ 困ったいたずら・・・・なし 大野町 「2005・6・6」

  ガードレールに金属片を取り付けたいたずらが全国で。埼玉県では、自転車に乗った中学生が被害を受けた。困ったいたずらですね。大野町内のガードレールについて調査した結果、異常なし。皆さんも見つけたときは、すぐに連絡をお願いします。(役場 都市建設課 77-8811)


20 ◎ 雇い主・・・・地球 「2005・6・5」

  優雅な生活を捨て、15年も地球を歩いて木を植えている男がいる。ポール・コールマン、彼が言う職業名は「地球を歩く人」。お金もなく、家もなく、その日の夜になるまでどこに寝るのかわからない。信念と笑顔と温かさを武器に生活している。無一文でたった一人、あるのは責任感とほんの少しの勇気だけ。徒歩訪問国・37ケ国。歩いた距離・4万3千キロ。植えた木・102万6千本。「木を植える男 ポール・コーマン」 中央公民館・図書室で読もう。


19 ◎ 慣らす訓練・・・・機械にも必要 「2005・6・5」

  私の役場での最初の配置は、産業課・林努係でした。春と秋には、植林面積測量のため現地に出向く仕事が多かった。自転車主流の時代ですからバイクは超不足でした。たまーに農業委員会のバイクを借りると、困ることが。農地調査は平地ばかりのため、林道の急な坂になると力をだせないんです。機械も様々な訓練が必要だということを教えられました。私はこの教訓を冬場の自家用車に生かしているんですよ。寒さが厳しくても「エンジン始動・即出発」。エンジンを傷めるという人もいますが、愚問です。


18 ◎ 働いてわかる・・・・仕事のつらさ 「2005・6・4」

  大野農業高校の小林久人さん、民間登用校長としてこの春赴任してきました。卒業生がきて、「職場での仕事はつらい」「もう一度学生服に戻りたい」と言われた話を教えてくれました。その青年は、自分なりに頑張って卒業したのでしょう。また、学生時代の楽しさを糧にして働いているのでしょう。そして働いて給与を手にすることは、学生時代に比べ数段つらいことも経験しているのでしょう。青年よ、ガンバレ。


17 ◎ 運命に従う・・・・松下幸之助さんの言葉 「2005・6・4」

  人には人に与えられた道があります。それを運命と呼ぶかどうかは別にして、自分に与えられた特質なり境遇の多くが、自分の意思や力を超えたものであることは認めざるを得ないでしょう。そういう運命的なものをどのように受け止め、生かしていくかということでしょう。


16 ◎ 山家学生式・・・・弟子養成指導書 「2005・6・3」

  「己を忘れ他を利するは慈悲の極みなり」という言葉が、「山家学生式(さんげがくしょうしき)」の中にあります。お釈迦様というのは、慈悲の権化みたいな人でしたが、その生き方を学んだ最澄が、「自分のことはさておいて、人様が幸せに、なるよう努めなさい」と教えた、と瀬戸内寂聴さんは「最澄のこころ」で記している。でも、これを守りすぎると、お人よしでダマされる心配もあるなあ。


15 ◎ たかがライターと思うべからず・・・・危険 「2005・6・3」

  函館空港・搭乗口には、喫煙用ライター持ち込みは1個だけ可能。マッチは少量、という注意書きと棄てる箱が置いてある。たかがライターを数個くらいで、といつも思っていた。ところが先日、帯広発の羽田行き236人搭乗の機内で、乗客のライターが発火し、床を焦がしたという記事が。あるんですね、こういう危険なことが。反省。


14 ◎ 無常迅速を絶つ・・・・元・各界のプリンス 「2005・6・2」

  釈迦の言葉、「無常迅速(むじょうじんそく)」。人生はあっという間、という意味だそう。55歳の若さで、二子山親方(元大関・貴ノ花)が天に召されました。親方にとっては、あっという間に人生が終わったという思いでしょう。100キロそこそこの細い身体で、当時の横綱・北の湖や輪島を破ると、館内は祝福の歓声の中・座布団が舞い飛んだ。又、横綱・若乃花・貴乃花、大関・貴ノ浪、関脇・安芸の島・貴闘力なとを育てた実績は光る。稽古熱心で努力家も、ガンには勝てなかったんですね。「無常迅速」、親方自身一番感じた言葉だったのかも知れない。


13 ◎ 女性にもてる?・・・・正しい行動 「2005・6・2」

  雑誌に「一人暮らしの男性へのアドバイス」が。「外見を磨くこと」、でも中身はカッコつけないこと。「自分を過大評価しないこと」。「強気なところを見せないこと」。試してみましょうか。


12 ◎ 珍事・・・・知事訪問 「2005・6・1」

  先月、大野町にとって珍しいことがありました。北海道知事が、2週間のうちに3回来町。北海道植樹祭当日・どさんこの事故で萩野・市渡小を訪問・北海道新幹線起工式。知事が2週続けて町を訪問することは、珍しいことらしい。また、堀・前知事も植樹祭と起工式に来町。現職時代は1回しか来町していないので、これも珍事です。


11 ◎ 偶然・・・・ズラリ吉田 「2005・6・1」

  先月22日、北海道新幹線起工式が行われ、ひと安心しました。私の思い出として残ることがあります。それは、誘致に関わりのある道庁職員が、「吉田」という苗字の方がズラリだったことです。担当部長の企画振興部長が 吉田洋一さん、新幹線対策室長が 吉田隆さん、同室・参事が 吉田浩史さん、それに私 吉田幸二。こういう人事、やろうと思ってもできるものではありません。


10 ◎ 最澄は秀才・・・・空海は天才 「2005・5・31」

  瀬戸内寂聴さんの「最澄のこころ」から。「空海は天才ですね。字も素晴らしいし、詩を作るのも上手い。世の中を渡る術にも長けている。それに対して、最澄は秀才なんです。真面目に勉強して、一生懸命努力する。僧侶としての勉強に飽き足らなくなって、19歳で独り比叡山に籠もって修行を始めます。天才は何でもできるから、弟子が育たない。でも秀才は最高の教育者でもあり、いい弟子をたくさん育てているんです」。これを読んでる貴方は、どちら派でしょうか?。


9 ◎ 一極集中・・・・全国は東京 北海道は札幌 「2005・5・31」

  東京一極集中の懸念から、首都移転や首都機能分散が検討されている。期待しているのですが、実現はほど遠いようですね。札幌駅に降り立つと、人の多さに驚きます。北海道も札幌一極集中を感じます。少子高齢化時代に突入し、地方には不安がよぎります。


8 ◎ 世代としても新しい・・・・人間としても新しい 「2005・5・30」

  『財貨を失ったのは、いくらか失ったことだ」。気を取り直して、新たなものを得なければならない。「名誉を失ったのは、多く失ったことだ」。名声を獲得しなければならない。そうすれば、人々が考え直すだろう。「勇気を失ったのは、すべてを失ったことだ」。生まれなかったほうがよかっただろう。以上は、中田宏・横浜市長が好きなゲーテの言葉です。この言葉を自分に言い聞かせ、改革を進める礎(いしずえ)にしているという。「横浜改革・中田市長1000日の闘い」、中央公民館・図書室で読もう。


7 ◎ 石臼の教訓・・・・一人ではなにもできない 「2005・5・30」

  「心」=わが身をすりへらして 人の為につくす 「私と協力」=一つでは臼にならない 二つでも用をなさぬ 誰か人の力で 廻して始めて真の使命を果たす 「責任」=臼として使用しない時は 漬物の重みに納屋のすみに あたえられた使命をもくもくと果たす これは、長野県・松本市のあるそば屋さんのはし袋に記されている教訓です。


6 ◎ 金魚 えーッ 金魚・・・・今は「金魚カー」 「2005・5・29」

  さわやかな風・ポカポカ陽気になってくると、「金魚売り」を思い出します。学名的には「黄金の色をしたフナ」という意味の金魚。天秤棒に金魚を入れるたらいをかついで売りにきた。お年寄りのする商売という印象。出目金は値段が高くて、子どもの小遣いでは買えなかったなあ。金魚のエサとなる虫がいっぱいついた水草は、我が家の前を流れる川底に生えていた。「金魚 えーッ 金魚」、この涼しげな声は、思い出の世界の話となりました。


5 ◎ 「巨大」・・・・郵政族は優勢族? 「2005・5・29」

  郵政事業に従事している職員は、防衛庁職員に匹敵する約27万人、国家公務員総数約96万人の約三分の一を占めるという。さらに、非常勤職員を加えると約40万人。家族や関連会社などを含めると・・・・・・・。私の目からすれば、巨大過ぎる感じがします。また、特定郵便局長会が力があることも証明してますね。


4 ◎ 百年も二百年も生きられる人間にあらず・・・・悟れ君 「2005・5・28」

  親友への書簡、夏目漱石から正岡子規へという記事が、雑誌サライに載った。漱石から「此の頃は何となく浮世がいやになりどう考へても考へ直してもいやでいやで立ち切れず、去りとて自殺するほどの勇気もなきは矢張り人間らしき所が幾分かあるせいならんか」(明治23年8月9日付け)。これに対し子規から「百年も二百年もいきていたいからとて、生きられる人間にあらず。人間の最期も一時代の最後も世界の最後も同じく両極中の一点に過ぎざるべし。それを長いといふハ狭い量見也。短いといふも小さい見識也。悟れ君」(明治23年8月15日付け」。この学生時代の所管は、現代に通じるものがありますね。  


3 ◎ 平成5年の大冷害は「酉」年・・・・心配です・今年も「酉」年 「2005・5・28」

  雪が多く雪解けが遅く、そして5月前半に低温が続き、農作業の遅れと生育が心配されます。そういう中、平年より少し遅れ気味ですが、田植え作業が順調に行われています。今週末には、ほぼ完了ですね。気象庁が25日発表した3ケ月予報によれば、気圧配置が平成5年の大冷害の時と似ているという。夏は北日本が低温となる可能性は30%程度ということであり、予報が外れることを祈るものです。


2 ◎ 見物人の山・・・・嫁入り 「2005・5・27」

  秋田県・能代市で、江戸時代からの伝統行事 「嫁見まつり」 が行われたという。その年に結婚した新妻を披露する花嫁行列だが、花嫁不足で独身の女性が助っ人に狩り出されたという話。そう言えば、小さい頃の思い出がある。結婚披露宴は自宅が会場。お嫁さんといっしょにトラックで運ばれて来る和洋ダンス・鏡台など、嫁入り道具を見物に出かけたなあ。「ため息」をつく見物人もいた。こういう光景は「思い出の世界の話」になったなあ。


1 ◎ 海の塩害なし・・・・干物はダメッ 「2005・5・27」

  渡島・檜山管内で海のない町は4つ、「七飯・厚沢部・今金」。どの町も米どころ。台風が来ると、塩害で稲の穂が被害を受けることもあるが、海から離れているので被害は最小で済む。海岸沿いに住む家の自動車のナンバープレートを見ると、サビた車が目に入る。でも、大好物の「ホッケの開き」・「イカの生干せ」は、海の風で干したものは旨いなあ。

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