60 ◎ 大器夢見て ・・・・ 孫に贈ろう 「2006・4・30」
広告を考える人の、自然体で購買力をあおる表現、思考力に感心する。祝 「孫に贈ろう」という活字。すかさず、おじいちゃんの言葉が続く。「息子には言えないが、息子に買った時よりうれしい」。これは「小学一年生」の本の広告。孫に対するプレゼント、末は博士か・・・・○○か、を夢見てのルンルン気分が伝わってきますね。
59 ◎ 将棋の世界 ・・・・ 垂直の人間関係 「2006・4・30」
将棋の世界の「師匠」、慣習として弟子に将棋を教えることは基本的にない。将棋界の習慣とか礼儀作法とかを教え、将棋は兄弟子が教えるという。以前は入門の時、師匠が実力があるかどうかということで一局指してもらい、次に一局指してもらうときは、もう見込みがないので、「将棋の世界はあきらめて、別の道に進みなさい」ということで記念に師匠が負けるということがあったという。二上達也を師匠とする羽生善治・棋士の話。人間関係は勝負の世界では厳しそうですね。
58 ◎ 何のために ・・・・ 食う 「2006・4・29」
光明寺新聞・春彼岸号に、曹洞宗の善知識・沢木興道老師の言葉が載った。「私たちは働くために食うか、食うために働くか。食うために働く、それは一生口に使われるということでいけません。我々は、何らかの使命のために命をつなぐ。そのために食べなければならぬ」。
57 ◎ いつまでも現役 ・・・・ 師匠がいなかったから 「2006・4・29」
「あいつより うまいはずだが なぜ売れぬ」と川柳を詠んだ時もありましたが、今は、下積みの苦労はお金を出してでもするべきだし、師匠がいなかったから、朝から晩まで演劇のことを考えていられるのだと思っています」。女優・森光子さんの話。師匠が偉大で弟子も順調に、という話はよく聞きます。しかし反対に師匠がいないために、下積みの苦労をし、そのお陰で成功する人もいます。職場の上下関係にも通じるものがありますね。
56 ◎ 悪口・陰口を言う ・・・・ クセになっている人もいるという 「2006・4・28」
噂話や悪口・愚痴などには安易に相づちを打つな、と昔からよく言います。相づちを打つと、あの人もそうだと言ってましたよ、と伝わる危険があるということなのでしょう。「ああ・そうなの」と聞き流し、話に乗らないことが一番。悪口・陰口のために苦しんでいる人が多くいるという。私も反省・反省です。
55 ◎ 働く格差 ・・・・ 所得の格差 「2006・4・28」
格差社会がクローズアップされている。今に始まったことではないが、脚光を浴びれば政治問題となるんですね。この中で、サラリーマンの若い人の所得が少なく子育てが大変という記事が目立つ。しかし、農業・漁業・林業で働いている人を見れば、若いときにバリバリ働いたからと言って大きな所得はあげられない現実。更に後継者のいない人は、年を重ねるごとに働きがにぶくなり所得もダウンするのが普通。反対にサラリーマンは、年を重ねるごとに給与は上昇するのが一般的。年を取るほどに働けなくなり所得も低くなる農業者等からは、サラリーマンは「いいなあ」の声が聞こえそうです。
54 ◎ 所得とは無関係 ・・・・ 下流社会 「2006・4・27」
「下流社会」、聞きなれない流行語。高齢者は、バブルの時の「花柳社会?」を思い出すのでは。「働く意欲・学ぶ意欲・消費意欲・総じて人生への意欲が低い」層。言い換えれば、「だらだら生きる」若者を想定したもの。「下流」社会三種の神器は、「パソコン」「携帯電話」「プレステ」の3Pだそう。
53 ◎ ご注意 ・・・・ 衝動買い 「2006・4・27」
広告というのは、人をひきつけますね。「土釜で炊いておひつに移す。昔からの知恵が、米の味を引き立てます」。この文字とカタログ写真を見せられただけで、「美味しい」ことが頭に焼き付きます。そして、昔のおひつを思いださせ、いやが上にも「美味しい美味しいごはん」になっていきます。更に、土釜は「伊賀焼き」「おひつは秋田天然杉」とくれば・・・美味しさ飛び越え、買わなければ気がすまなくなります。
52 ◎ 庶民の味 ・・・・ 串カツ 「2006・4・26」
函館駅前近くにあった「串カツ」の旨い店が、シャッターを下ろした。若い頃から行きつけの店がなくなるのは寂しい。夫婦で経営する店だから、後継者も弟子もいないのだろう。銀色の串に、大きな肉の塊とタマネギを交互にはさんだ味は、私の舌にも心にもピッタシカンカン。戦後の荒波の中でデビューしたという「串カツ」、東京では「串揚げ」と呼ばれることが多いという。札幌でも、「串揚げ屋」という言葉が多いですね。所変わればで名古屋の「串カツ」は、立ち食いが主流ですって。函館圏にも「串カツ」立ち食い専門店、期待したい。
51 ◎ 乗り越える ・・・・ 定年 「2006・4・26」
今の世の中には、定年で会社を離れるときに慌てたりする方も多い。肩書きがなくなったら、生きていけない。名刺が自分の証明をしてきた。不遜ないい方だが、そうした意見は自分をマネージメントせず、会社に依存してきていたからではないだろうか。人に決められたゴールが見えてきて、胸騒ぎがしたり、自分は大丈夫かと心配する。そんな生き方は、つまらないと思う。フリープロデューサー・木村政雄さんの言葉。「人間と会社の関係は五分五分」、そういう気持ちで過ごすことが大事なんだそう。
50 ◎ 貴重な体験 ・・・・ 生老病死 「2006・4・25」
小さい時、「幽霊」という言葉が怖かったなあ。わが家のとなりは円通寺、墓が目の前にある。その頃は、死人の家に・・・・「ひと玉」がという話、山のように聞かされた。今でこそ死体は細長い棺に入れるが、昔は木の樽に関節をはずして入れた。これも怖かった。臨終から葬儀が終わるまで、小さな子どもの感性体験は貴重なものとなるなあ。
49 ◎ 心配 ・・・・ 材料費 「2006・4・25」
松茸のアイスクリーム、知ってますか。松茸を細かく刻みゴマ油に漬ける。湯煎にかけて香りを抽出。これに牛乳を加えてミキサーにかけ、冷凍庫で固めれば出来上がるという。アイスクリームは冷えているので、器に盛っても香りはそのまま。口の中で溶けて初めて、松茸の香りがする。心配なのは、松茸の値段ですね。
48 ◎ トラが大減少 ・・・・ トラ箱も大現象 「2006・4・24」
昔は酔っ払いが、道幅狭しの感じで右に左にヨッチャカ・ヨッチャカの姿、見かけたなあ。今はそんな光景を見ることがなくなった。東京でも泥酔者が、ピークの30年前の3万5千人から昨年は1万人を割ったという。酔いつぶれた人を保護する警察の施設「保護所」、通称「トラ箱」もかつての4ケ所から1ケ所に減ったという。原因は、「人間関係が希薄になり、飲む機械が減った」ことと専門家は分析している。大酒飲み減少、寂しくも思うねえ。
47 ◎ 地域情報 ・・・・ 床屋の主人に聞け 「2006・4・24」
床屋さんへ行くのを楽しみにしている高齢者がいる。床屋さんはさまざまな職業の人が出入りするので、生の地域生活情報を知っている。式亭三馬の「浮世床」。髪結床では、客は待ってる時間の方が楽しかった。字の読める客が本を読んで聞かせてくれたから。地域情報は「床屋の主人」に聞くのが一番手っ取り早いようですね。
46 ◎ 現役時代の知識活用 ・・・・ パソボラ 「2006・4・23」
流行(はやり)言葉「パソボラ」、知ってますか。小さな発想で「マージャン・ボランティア」を紹介しましたが、「パソボラ」は「パソコン・ボランティア」を略したものだそうです。会社で得たパソコンの知識を、定年後に高齢者や子どもたちに教えるのだそう。ボランティアの分野も「やりがい」を感じるものに変化してきたようですね。
45 ◎ 命の水 ・・・・ 大野川に感謝 「2006・4・23」
水の国・日本には、川と呼ばれる水の流れは3万以上あるという。稲作を容易にし、函館湾の魚介類に恵を与えてきた北斗市中央を流れる「大野川」は、まさに「命の川」です。さしたる川の氾濫による「洪水」もなく、川のすそ野での生活を安定させている。昨今は、「川が人間に与える恩恵」を忘れがちになっているような気がするなあ。「油断大敵」という言葉につながることのないようにしなければならない。
44 ◎ 霊安室 ・・・・ 冷暗室 「2006・4・22」
怖かった思い出の一つに、旧市立函館病院の「霊安室」がある。若い頃、同期の知人が死んだ。親族も近くにいないため霊安室に安置。案内図をたよりにたどりつくまで、鉄扉を開ける時の不気味な音、暗い廊下、線香のにおい・・・・・冷暗室に行く思いだったなあ。最近の広告に、「近所にわからないように葬儀をしたい」「遺体は何らかの理由により家に運ばれない」、などでお困りの方、「家族葬」をご利用下さい。霊安室の利用料・一日1,050円。こういう利活用が増える時代になるのかなあ。
43 ◎ そば屋の肴(さかな) ・・・・ 長居もせず酩酊もせず 「2006・4・22」
昔は、そば屋は酒を楽しむ憩いの場だったという。酒のことを「そば前」とも呼ぶんだそうですね。そして日本酒が一番合う、というのが定番。江戸の流儀は、「長居もせず酩酊もしない」。現代にも通じそうな言葉ですね。
42 ◎ 太陽が輝くかぎり ・・・・ 希望もまた輝く 「2006・4・21」
ワアーと歓声が富士山の頂上から。朝日の旭日の光に感激してあがる、この光景がNHKの富士山の四季で放映された。朝日の輝きは「希望」を抱かせるという。反対に夕陽は「感謝」の念を抱かせるという。毎日繰り返す朝日・夕日。当たり前のことと思わず、感謝の念をもちたいですね。「太陽が輝くかぎり、希望もまた輝く」はドイツの戯曲家シラーの言葉。
41 ◎ 安心感を与える ・・・・ 「励まし」を 「2006・4・21」
うつの患者さんを診ていると、周囲の励ましが、明らかに病状を悪化させているケースがある。たとえば、家族からの叱咤激励の言葉。「がんばれ」「早くよくなってね」「自分にも乗り越えられたんだから、お前にだってできるはず」。家族として励ましのつもりでも、本人は「お前は本当は病気でない(怠けているだけだ)」と感じてしまう。その結果、「自分はもっと頑張れるはずなのに・・・・やっぱりだめな人間だ」と思い込み、精神的に追い詰められ病状を悪化させるケースが後を絶たない。東京女子医大・精神科医 木内健二郎さんの話。私たちも「うつ病」を理解した言葉を発するよう、心がけなければならない。
40 ◎ 脳梗塞から復活 ・・・・ 家族の絆のお陰 「2006・4・20」
脳梗塞から復活した歌手・西城秀樹さんの話。「昔、ずっと欲しかった机を買ったときに兄に見せて自慢したことがあります。そのとき兄貴が、素敵な机だな。おまえが何年も待って手に入れたのはよくわかる。でも、うちにあるちゃぶ台は傷だらけだけど、それはそれで家族の絆があっていいものだぞ」といわれました。その意味が病気をしてわかりました、というもの。私の若い頃は、ヤングマンなどのヒットメーカーで超スターだったが、病気をして一回り人間が大きくなったんですね。
39 ◎ 太陽 ・・・・ 電照 「2006・4・20」
匠の森のカタクリの花や福寿草が咲く姿を観察していると、太陽の光の効果の大きさにいまさらながらに驚く。電照も太陽に似た効果があるという。昭和20年代から栽培が始まったという電照菊、日照時間を電照に置き換えて菊の花を咲かせている。そういえば大野でも、夜間・花農家のハウスに電灯がたくさん灯っていることを見かけるなあ。
38 ◎ 流行? ・・・・ 育児支援 「2006・4・19」
少子化対策で頑張る自治体も出てきました。東京都・日の出町(人口 15,836人)では、0〜12歳の子供がいる世帯に、月一万円の金券をプレゼントすることに。考えてみれば、旧大野町時代、80歳以上のお年寄りに敬老年金一万円を毎年支給してきた。この子供版だなあ。日の出町と言えば、レーガン大統領と中曽根総理大臣が、「日の出山荘」で、ロン・ヤス会談をしたことで有名ですね。
37 ◎ まもなく咲く ・・・・ 菊咲き一華 「2006・4・19」
14日・函館山の登山道でキクザキイチゲが見ごろ、という記事が新聞に。低い山の林の中に生える多年草。4〜5月に花茎に白や紫の花を1個つける。15日に匠の森公園道路の道ばたで、まもなく咲きそうな菊咲き一華を見つけた。さまざまな山野草が、春の陽ざしを待っている様子が伺えます。17日の季節はずれの雪には、とまどっていることでしょう。
36 ◎ ハナコクリの水 ・・・・ 水質基準適合 「2006・4・18」
市渡・花巻スタンド交差点から国道227を江差方向へ1.5キロ、急勾配の坂がある。このテッペンで自然水が出ている。父から、この坂のことを通称「ハナコクリの坂」と教わった。荷物を運ぶ馬が、あまりの急勾配につまづき、鼻をこすってしまうということから名づけられたという。この坂のテッペン付近から自然水が湧き出ている。ここには昭和50年代まで家が2軒あり生活していた。ここに湧き水があったからだと思う。私の所有地から出ているこの水を「ハナコクリの水」と名づけている。コーヒーやお茶・蕎麦打ちなどに試してみてはいかがですか。水質検査試験結果(2006/3/29検査)は、飲み水に適です。
35 ◎ なつかしいなあ ・・・・ だんづけ 「2006・4・18」
函館新聞に、どさんこ(北海道和種馬)を飼う人たちの「だんづけ」を保存する活動が載った。「だんづけ」とは、馬の背中に荷物を載せて運搬することです。父は造材業だった。山の中で伐採した木、馬そりで運搬不可能な場所は、どさんこが主役だった。私を父は、小さい時から山仕事の現場にいつも連れていったのでよく憶えている。何頭もつなげて、荷物を背中に背負って運ぶ様や馬を御す掛け声は、楽しさが感じられた。また、荷くずれしないための積荷の工夫やロープのしばりかたなどは、伝統技術に値する。こういう技術を後世に伝えていくことはいいことだなあ。
34 ◎ 言葉も後退性に進化 ・・・・ 歳を重ねる進化 「2006・4・17」
遠くに旅行に出かけたとしましょう。温泉の露天風呂から大きな桜の木が見えた。でもまだ咲いていないとしましょう。私の年齢であれば、「花が咲いた頃また来よう」と言う、「来て当たり前」だと思う。これが80代になったら、「花が咲いた頃、また来れるだろうか」という不安の中での「来たい」という気分になるでしょう。それが、90代になれば、「花が咲く頃、もう来れないだろうなあ」という悲壮感の言葉になるのでは。と想定するのですが、あなたはいかが思いをめぐらしますか。
33 ◎ 男は日に三口 ・・・・ 男はだまって・・・ビール 」 「2006・4・17」
昔の男は、「日に三口」だった。夜遅く、家の中に倒れ込むように帰ってきて、口にするのは「メシ、フロ、ネル」の三言だけだった。頭の中、心の中は会社のこと、仕事のことで一杯で、しかも疲れ果てていたから、それ以上しゃべる心のゆとりも、体力もなかった。「女がおしゃべりなのはなぜか分かるか。男親が家でしゃべらなかったら、子どもは日本語を覚えられないからさ」。木村尚三郎・東大名誉教授の話ですが、考えさせられるものがありませんか。
32 ◎ 大型店は動物 ・・・・ 商店街は植物 「2006・4・16」
地域の発展に寄与してきた商店街、存続危機状況の世の中になってきましたね。東京の田中武夫・ある商店街振興会理事長の話。「商店街は植物です。この街に根ざして、ここに生えています。多少赤字になっても、ここで頑張るしかありません。地域のお客さんと一緒に街を形成しています。いい木を植えて、いい花を咲かせて、栄えていく。大型店は動物です。獲物(利益)がなくなると消えていく。街の商店はそうじゃない」。この話は説得力がありますね。地域の発展は商店を要にというのを、高齢化社会は求めているのではないだろうか。
31 ◎ ワンちゃん専用 ・・・・ 温泉「綱吉の湯」 「2006・4・16」
今年は「戌年」、ワンちゃんにとってはこの世の春満喫の時代。愛玩動物を卒業し、家族の一員の身分になったワンちゃんが多いという。「伴侶動物」と呼ぶんだそう。マッサージやアロマテラピーの成果?なのでしょうか、寿命はこの20年で倍に。ガンや成人病も増加。なんとなく人間と似てきましたね。
30 ◎ 山を大切に守る ・・・・ 貯水力が人間生活を守る 「2006・4・15」
先日NHKテレビで「富士山の四季」が放送された。その中で、富士山の蓄える水は、「琵琶湖相当分」の貯水量に匹敵すると説明された。すそ野の森林が蓄える力に驚く。匠の森公園は、杉やカラマツ・とどまつなどの針葉樹と栗の木が主体です。平成11年旧大野町第1回植樹祭では、参加者100人が100本のブナの木を植えた。順調に経過、根が活着しグングン大きくなり、樹高が3メートルを超え出しました。針葉樹は保水力が小さい。それに比べ、ブナは貯水力バツグンの木です。子孫のために、大事に大事に育てなくてはいけないなあ。
29 ◎ 自転車に「違反キップ」 ・・・・ 願う「反則金制度」制定 「2006・4・15」
自転車、田舎より都会の方に愛好者多いですね。東京は、おまわりさんも・まっ白自転車。二人乗りやスピードの出しすぎなど、危ない場面をよく目にします。警察庁は、急増する自転車の事故を食い止めるために、違反者には交通キップ(赤キップ)を切り、刑事処分を視野にいれた取締り強化をするという。私は、自動車のように「反則金」制度を視野に入れた取締りを考えてほしいと思っている。高齢者による自動車運転、高齢者による自転車乗車、ともに増加の時代到来を考えると・・・・・・・。
28 ◎ カールレイモン ・・・・ 大野に日本一の工場建設 「2006・4・14」
ハム・ソーセージ製造販売業の函館カール・レイモンが、創業者のカール・レイモンの功績を紹介する歴史展示館を、4月15日に函館市元町にオープンするという。カール・レイモンさんは、昭和8年に渡島大野駅前近くに、日本一大きな食肉処理工場を建てました。その跡地は、新幹線「新函館駅」の駅前中央に位置します。また、当時の獣魂碑は市渡馬頭観音上り口にあり、毎年有志の方が供養しています。北斗市とゆかりのあるカール・レイモンさんのことは、私のホームページの小さな発想で「カール・レイモンと渡島大野駅」をご覧下さい。(インターネットでご覧になれない方は、資料請求のご連絡をいただければお届けします。)
27 ◎ 急げ牛乳消費対策 ・・・・ 先行き不安 「2006・4・14」
生乳を捨てる、もったいない。牛乳を購入すれば、更に1個無料プレゼントの場面がニュースで。でも消費者の顔は喜んでいない。インタビューに答えた女性、「もらったって飲まない」。私自身は牛乳大好き人間。でも数年前から、体にいいというニンジンジュースに切り替えた。お茶・豆乳・黒大豆茶・青汁 ・・・・ 牛乳に果たし状を出す飲み物が多くなりました。このままでは、牛乳の消費は落ち込むことは目に見えている。
26 ◎ 人工呼吸器取り外し問題 ・・・・ 悩む家族に判断指針を考えてほしい 「2006・4・13」
富山県・射水市民病院の人工呼吸器取り外し問題は、国民にも問題を投げかけていますね。私の父は、晩年の2ケ月入院治療した。入院の理由は、尿が皮膚から出るようになり、自宅での治療は無理と言われた。最後は苦しむ中、人工呼吸装置を着けたまま亡くなった。回復見込みがないのに、苦しむ状態を続けさせるということに・・・・・・。一方母親は、自宅で老衰で亡くなったので、延命装置とは無関係の自然死だった。これができた理由は、わが家の往診主治医が、「さして入院をさせなければという悪いところはない。大きな病院に入院させても取り戻せるものももない」。ということで、自宅往生をわが家では選びました。自宅療養は家族にとって大助かりです。病院に入院すれば、当事者は自宅に帰りたがりますよね。安心できる医療装置がないことを知っているにもかかわらず。昔のような、「家庭の主治医」「往診制度」もいいなあ。
25 ◎ いただきます ・・・・ 分からず屋 「2006・4・13」
最近、「いただきます」など言う必要はない。ちゃんと給食費を支払っているのだから、という声を聞いた。そんな分からず屋が出てきたのかと、ショックである。学校給食時間の子供たちの「いただきます」について、木村尚三郎・東大名誉教授の話。自然のめぐみに感謝の心の「いただきます」、を忘れていることを嘆いている。更にこの頃は、給食費滞納者が増加の一途。世の中の不安定を感じます。
24 ◎ めでたい福寿草 ・・・・ みんなで守ろう 「2006・4・12」
昔は、缶詰の空き缶に植え込み、それをストーブの側に置き温め、正月に咲かせた福寿草。子ども心に、ちょっとイヤな匂いだなあということが頭にこびついている。別名・元旦草(がんじつそう)が、町内のあちこちで咲き出しました。道の駅では、一鉢 250〜300円で売られている。匠の森公園の路肩に沢山の福寿草が咲き始めました。しかし、9日・誰かが盗掘。茎を引っ張り根が切れた福寿草は、無残にも投げ捨てられていた。残念ですね。匠の森公園の植物は、北斗市民みんなの財産ですよ。
23 ◎ ご注意 ・・・・ あんちゃんに 「2006・4・12」
そば用語に、「兄貴(あんちゃん)」という言葉があるんですよ。前日に作ったそばや具材を、翌日に持ち越したものという意味だという。店の中から、「あんちゃんで一丁」という声が聞こえたら ・・・・・・。
22 ◎ 賛否分かれている ・・・・ 小学からの英語必修 「2006・4・11」
先月末、中央教育審議会の外国語専門部会が、小学校5年生からの英語必修化を提言した。これに対し、石原東京都知事は、「全くナンセンス。若い者の語学力は低下している」と日本人の基盤の国語力向上を説いた。また、今話題のベストセラー「日本の品格」の著者・藤原正彦さんは、「小学校から英語を教えることは、日本を滅ぼす確実な方法です。国際的に通用する人間になるためには、まずは国語を・・・・・」。賛否分かれてスタートした小学校からの英語。私は、低学年から始めてほしい賛成派の一人です。
21 ◎ お子様ランチがあって ・・・・ 高齢者ランチがない 「2006・4・11」
宴席での会食、私には「快食」とはならない。出る料理の量が多すぎる。会食で5割以上食べることは、私にとっては稀なことです。学校給食も残渣が多いと聞く。栄養を考え、一定量を食べる食べないに関わらず配食。これも「もったいない」と言えるのでは。押し付けで食べさす時代は、終わりに近づいている気がするなあ。
20 ◎ 自己を磨かなければ ・・・・ 生き残れない 「2006・4・10」
新聞に、人育てられぬ企業という記事が。社会問題となっているフリーターの増加について、経済産業省幹部の話、「企業の研修費カットが大きく影響している。企業は即戦力重視で人を育てなくなった」。地方交付税削減が進むと、研修費の問題は市町村にも波及するでしょう。数年間の人材派遣受入活用など、正職員を脅かす時代到来も想定しなければならないのかも。
19 ◎ 手遅れ多い ・・・・ 肺炎 「2006・4・10」
冬の葬儀のご焼香に行くと、死因が「肺炎」というケースが多いですね。日本人の死亡原因第4位。65歳以上の高齢者が9割を占め、驚くことに、他の病気で入院中に罹る「院内肺炎」が7割を占めるという。高齢者の肺炎は若い人と違って、せきがでたり高熱の症状がでないケースがあり、「手遅れ」となるそう。病院は一番安全な場所と思っていたら違うんですね・・・・・お互い気をつけましょう。
18 ◎ 世の中にはある ・・・・ お金で人を買う 「2006・4・9」
志ネットワーク代表・上甲晃さんの言葉。ホリエモンが、「人の心をお金で買える」と言ったことが、ホリエモンが逮捕された今日この頃、激しく批判されている。しかし私は、「人の心をお金で買える」と言ったホリエモンは正しいと思う。もちろん、時には例外もあるだろう。しかし、一般論として、「人の心を買うことができる」ことは事実だ。世の中を見渡してみても、お金で人を買っている人は一杯いる。とりわけ、お金持ちにその傾向が多い。貧乏人は、買われることはあっても、買うことはあまりない。問題は、「買うか買わないか」である。
17 ◎ 地方空港 ・・・・ 不安 「2006・4・9」
先月16日・新北九州空港が開港。先月15日に閉港した旧空港の年間利用客は約30万人。新空港は、100万〜150万人の利用客を見込むという。問題はその増加分、どこかの空港か新幹線の目減り影響。函館圏でも、大型ショッピングセンターが開店すると、どこかの店がひっそりと撤退を余儀なくされている。計画では2009年までに、静岡と百里(茨城県)にもできる。地方空港の赤字の責任、空港建設費の責任、競争激化と安全性、素人のいらぬ不安が募ります。
16 ◎ 焼肉 ・・・・ 悲しい歴史の中から生まれた 「2006・4・8」
この頃函館圏に「焼肉」の店、増えましたね。花巻市で焼肉チェーン店を経営する朴徳根・社長の話。焼肉は、韓国料理ではありません。戦後、食べることにも事欠いた韓国人が、捨てるような内臓などを集めてきて焼いて食べたのが、始まりです。だから、本国の人も知りません。ホルモンは、内臓の意味もあるが、大阪弁では、「放るもの」、すなわち「捨てるもの」の語源。志ネットワーク代表・上甲晃さんのデイリーメッセージから。
15 ◎ 最低限の言葉 ・・・・ 努力 「2006・4・8」
松下政経塾出身・小泉首相から「変人」と呼ばれた?政治家・小野晋也氏の言葉。日本は、3万人を越える自殺者が、7年連続している。全国には、ニートと呼ばれる若者が、3百万人もいる。「地位や名誉、財産など、私達がめざしているものの多くは、外から与えられるものだから、いつかは外から奪われるのです。それに対して、志は心の中にあるものですから、誰にも奪われない。その誰にも奪われることのない志をしっかりと見つめながら、現実を一歩一歩踏みしめて歩く。それが、人生の迷いから救われる道なのです」。言葉を変えれば、「人生は、何が正しいかを求めつつ、現実にできることをしっかりやる。それ以外ない。志がなければ、何が正しいかわからない。人生、周囲を否定すると、結局、自己否定することになる。世の中が悪いとか、間違っているなどと言ってる間は、本当の生き方はできない」。
14 ◎ 靴 ・・・・ 迷い 「2006・4・7」
新入社員初勤務、順調でしょうか。娘さん・息子さんの初勤務に、あれこれ心配されている親も多いのでは。雑誌に「靴」の身だしなみが載っていた。「靴はブランドの高価なものを履く必要はありません。きれいに磨いてあり、すり減っていなければ大丈夫です」と。言葉では分かるが、親としてはそうもいきませんよね。
13 ◎ 心配 ・・・・ 雇用 「2006・4・7」
スーパーなどでの買い物、レジ待ちが嫌になることありませんか。その解消を図る取り組みが進んでいるという。買い物客がカゴに入れた商品の支払い金額が、セルフレジに到着した時瞬時に分かるという仕組み。今は実験段階ですが、実用化されることは間違いない。心配なのは、人間の働く場がドンドン失せていくことです。少子高齢化の時代が来るとはいうものの、さまざまな働き場の不安がつのります。
12 ◎ 善玉ストレス ・・・・ 悪玉ストレス 「2006・4・6」
楽観主義の考え方、「一時的」=不幸な出来事は一過性で長く続かない、「特定的」=あることが原因でたまたま不幸になったと気持ちを切り替える、「外向的」=悪い出来事も試練であり次のステップと考える。悲観主義の考え方、「永続的」=悪い事は消え失せることなくいつまでも続く、「普遍的」=ひとつの不幸が他のすべてにも例外なく当てはまる、「内向的」=悪いことの原因を自分自身に向ける、とある雑誌に載った。あなたはストレスにどう立ち向かっていますか。
11 ◎ 家族介護者困惑? ・・・・ 風呂嫌い 「2006・4・6」
高齢者虐待の中に、「風呂に入れない」というのがあるんですね。反対に、私の父は認知症になりがけの頃は、風呂に入りだがらなかった。無理やり入れるということが多かったなあ。つい先日知り合いの方が、夫は前期老年者になったばかりだが風呂に入りたがらず1ケ月にほんの数えるだけ、困ったと・・・・。「風呂に入らせる」ことで悩んでいる人、大勢いると思うなあ。
10 ◎ おさがり ・・・・ いただきっ 「2006・4・5」
いよいよ入学式。昔から「おさがり」、ありましたよね。お姉ちゃん・お兄ちゃんのだったり、親せき・お友だちからだったり。ランドセル・洋服・ふでばこ・・・・・・いろいろあった。いっとき、「おさがり」は嫌がられた時代もありましたね。でもこの頃は、「おさがり」のイメージ、父母の受け取り方が違うなあと感じませんか。家計の足しになるので、「いただきっ」「あがとう」とひっぱりだこ ・・・・ 良い傾向ですね。
9 ◎ 胃袋で喧嘩 ・・・・ 飲み込んだ言葉が 「2006・4・5」
真面目人間が投稿したサラリーマン川柳。「飲み込んだ 言葉多くて 胃が痛い」 笑い事ではないと思う。強いストレスの場合、一日で胃に穴が・・・・ということが現実にあると聞く。相田みつをさんは「がまんするんだよ」と言っている。「だれにだってあるんだよ ひとにはいえないくるしみが だれにだってあるんだよ ひとにはいえないくるしみが ただ だまっているだけなんだよ いえばぐちになるから」。ガマンすることは体に悪い、さりとて・・・・・・・。あなたはどちらを支持しますか
8 ◎ 杖を頼りに山下り ・・・・ ストック 「2006・4・4」
先日、今年初めての山登りをした。自然に親しむ会代表の丸岡進さんは、いつもストック2本を使う。スキーでもあるまいし、でも理由を聞いてみたい。「山の下りは、体重の3倍に当たる負担が腰・膝に。自分は腰が弱いので・・・・」という答えに納得。ストックは、山登り専用のスプリング付きという便利なものも売っているという。世間を知らないことを痛感の日でした。
7 ◎ 世間 ・・・・ 歩がなきゃなりたたぬ 「2006・4・4」
本田宗一郎さんの話。将棋の升田幸三・九段が「本田技研の工場を見せてくれ」ていって、埼玉県にある本田技術研究所を見に来てくれた。応接室に入ってくるやいなや、「あんたのところは、歩をうまく使っているなあ」というんです。将棋では、歩は敵陣に入ると金になる。その歩をうまく使えないようでは名人になれないようです。会社の経営もその通りで、升田さんが見えたとき、守衛さんや受付の女子社員がきちんと応対したからだと思う。
6 ◎ 反省 反省 無理 ・・・・ 頭のいい人には 「2006・4・3」
樋口裕一著「頭がいい人、悪い人の話し方」がヒットしていますね。「しゃべり方」だけで頭の悪さがわかるという。頭の悪い人のサンプル。「道徳的説教ばかりする」「他人の権威を傘に着る」「ケチばかりつける」「感動グセがある」「抽象的な難しい言葉を使う」。
5 ◎ 主役はシニア ・・・・ 孫ビジネス 「2006・4・3」
孫のためなら・・・・祖父母の財布も笑う。少子化が進むと、一人の孫に使うお金も増加に狙い。「孫ビジネス」が続々誕生しているという。「離れて住む孫の顔が見れますよ・・・・テレビ電話」。「祖父母が孫に保険を掛け、11歳〜22歳の範囲で満期を設定する・・・・おじいちゃん・おばあちゃんからの贈り物・孫保険」。「親子三世代で利用すれば大幅割引・・・・孫とともに自分も楽しめる・三世代割引」。団塊世代の退職が始まる2007年からは更に期待できるという。
4 ◎ 東京タワーが消える ・・・・ すみだタワーに変身 「2006・4・2」
昭和36年、中学の修学旅行で東京タワーに行った。そのタワーが、2011年に新しくなるという。名称も「すみだタワー」となる。電波塔としてはカナダ・トロントにあるCNタワー(553メートル)を抜き去り610メートルの世界一。建設費が500億円。建設地は浅草雷門から約1キロ。展望台は450メートルの高さに造られるという。思い出の名物、また一つ消えるなあ。
3 ◎ ばかうけ ・・・・ ばか売れ 「2006・4・2」
エイプリル・フールズ、四月馬鹿に引っかかりませんでしたか。新潟県の栗山米菓が販売しているせんべいの名が「ばかうけ」???。方言で「ばか」とは「すごい」という意味なんですって。「ばかうまい」と言えば「すごくおいしい」。この「ばかうけ」の意味は、評価が高い。せんべいは丸形か四角形が定番ですが、この「ばかうけ」はバナナみたいな細長い形。ヒット製品にはアイデアがありますね。
2 ◎ 消える ・・・・ 分かれる 「2006・4・1」
3月31日、日本一小さい警察署が幕を降ろしたという。栃木県足尾署、署長を含め10人の小所帯は全国最少。反対に4月3日には、日本一忙しい福岡・西署が分割されるという。署員240人、年間に扱う110番件数が、なんと48,000件。
1 ◎ 人間と同居 ・・・・ 違和感なしの時代? 「2006・4・1」
後援会活動をして、8年前と今回で変化を感じたことがある。それはペットの犬。以前は、新興住宅団地でのペットがほとんどだった。今回は、場所を問わず「軒並み」、という印象です。新聞に、ペットを飼ってもOKの賃貸住宅が少なくて困る、という記事が出た。もう愛犬が人間と同居は、さけられない事実のようですね。
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