60 ◎ なぜ男性が多い ・・・・ そば打ち 「2006・5・30」
いつも「なぜだろう」と思う。手打ちそば教室の生徒、ほとんどが男性。団塊の世代、そばにとりつかれている人が多いが、なぜか男性が多い。労力を伴う男性の仕事?と決め付けているのでしようか。少ない小遣いの中で、長年そば外食してきたからだろうか。単純なそば打ち、歳を重ねると魅力を感じるんですね。
59 ◎ 梅干10万粒 ・・・・ ビツクリする副賞 「2006・5・30」
「白鵬」が強い勝ち方で優勝、安定した取り口は今後が楽しみです。優勝の副賞の商品、すごいんですね。米30俵、梅干10万粒、野菜・牛肉など1トン、乳製品トラック1台分、ビール1年分、ガソリン1年分、などなど。強いと見返りもすごいんですね。
58 ◎ 人生は冬に始まり ・・・・ 実りの秋に終わる 「2006・5・29」
人生80年を4等分すると、退職後は最終章。最近の人は、人生は春に始まり、冬に終わると思っている。だから高齢になると冬の時代になると考える。それは間違いで、60歳からこそ人生の実りをおおいに楽しみ味わうべきときなのである。作家の堺谷太一さんの話。こういう気持ちで過ごしたいですね。
57 ◎ 軽蔑 ・・・・ 人まね 「2006・5・29」
山岳写真家・白川義員さんの話。40年前「アルプス」の撮影に行った時、貴重な経験をしました。日本人というだけで大変な目に遭ったのです。ホテルに泊めてもらえないのみならず、水をかけられたりしました。当時はヨーロッパやアメリカの製造業を圧迫していた時期でした。特許権侵害など日常的で、欧米が開発した製品をまねて、少し改良したものを大量に生産し、輸出していました。それに対して、ヨーロッパの人たちは軽蔑していたのです。それ以来、「人まね」がいかに世界で軽蔑されるかを知りました。
56 ◎ 病気??? ・・・・ ニコチン依存症 「2006・5・28」
禁煙指導に健康保険が適用となる。まさか?、なぜ?と思いませんか。国は、3000万人喫煙者のうち1800万人が治療を要する「ニコチン依存症」としている。将来の医療費削減が目的だという。こういうのって「病気?」、と思ってしまう。医師がダブついてきたのでは、と勘ぐりたくもなります。
55 ◎ 貧しさの中 ・・・・ 生きる 「2006・5・28」
雑誌に「カンボジアの障害者村」の記事が載った。1996年、土地のない地雷被災者が切り開いた村。電気なし、井戸もろくになし。食事は一日二食、ご飯とスープだけ。こういう中・住民は前向きだという。「貧しいのはつらい」と苦笑いしても、「貧しいのは不幸だ」と嘆かない。地雷で失ったために作った「義足」痛んでも修理する金がないという。日本では、義足がなじまないため、何回も何回も作り直す人もいると聞く、幸せな国ですね。
54 ◎ あれもこれも欲しがるのは ・・・・ 人間 「2006・5・27」
人間としての生とはどのようなものかを考えるためにも、知床や釧路湿原に足を運び野生で生きるものたちに、学ぶ必要があると思う。彼らは今必要が足りるだけで満足し、それ以上欲しがることはない。ただ欲望のままにあれもこれも欲しがるのは、人間だけなのである。そのことを自ら考えることは、私たちにとっていま最も必要なのである。作家・立松和平さんの「どの生き物も、生きることに一生懸命である」の一節です。
53 ◎ 国手(こくしゅ) ・・・・ ??? 「2006・5・27」
病の治療を受けている高齢者が、「かかりつけのお医者さん、国手でないねえ」、と私に言った。聞けば、高齢者の先祖は国手だという。私は「国手」に???。辞典で調べると、「国を医する名手」の意、すなわち「名医」のこと。お年寄りに学ぶこと多いですね、勉強・勉強また勉強です。
52 ◎ 知恵 ・・・・ ボールペン 「2006・5・26」
ボールペン、インクがあるのに書けない、という経験ありませんか。「ボールを熱くして回転させる」「芯を取り出し、ぬるま湯(熱いお湯はダメッ)に10秒入れる」「ボールペンの先を、たばこのフィルターの中に突っ込み、グルグル回す」。ためしてみましょう。
51 ◎ 同居 ・・・・ 駒ケ岳プラス砂原岳 「2006・5・26」
「駒ケ岳・頂上は広いんですってね」、と言われ、小さい頃を思い出した。駒ケ岳に登り、馬の背に到着してわかった。もうひとつ山があったんです。そう、「砂原岳」です。その感間に噴火口があり、そして平坦なんです。大野から見ると駒ケ岳はひとつの山に見えるが、森町や鹿部町から見るとふたつあるのがよくわかります。見る方向によって違いがありますね。
50 ◎ 棚田 ・・・・ 文化遺産として保存できないか 「2006・5・25」
田植えの準備が始まった。稲といえば、山間僻地にある「棚田」、小泉首相も先日視察し景観の素晴らしさをPRしていたが、保存には苦戦しているようですね。生産効率が悪いということでしょうか。各地で、「緑のダム」としての多面的機能や棚田オーナー制度、など知恵を出し保存しようという運動が起こっている。棚田の美しさはわかる。しかし、非機械化作業による農家の闘いを考えると、保存は簡単ではないと思う。絵になる棚田、全国の人々に癒しを与える棚田、国の暖かい対策を期待したいなあ。
49 ◎ 女王の栄冠 ・・・・ 両親の犠牲あってのもの 「2006・5・25」
女子テニス・眩いシンデレラ、マリア・シャラポア。ロシアの貧しい家庭に生まれたという。6歳の時、当時の世界女王ナブラチロワに才能を見出され、父と二人、わずか8万円の所持金で渡米。孤独で苛酷な異国生活が、ハングリー精神を培ったという。大スターも、日の当たる場所ばかり歩んできたのではないですね。
48 ◎ 発進 ・・・・ 大豊作めざし 「2006・5・24」
田んぼに水が入り、代かきも始まり出した。旧大野町は北海道水田発祥の地ということもあり伝統ある春の風物詩「代かき」、これを見ると農家の仕事始めの感じがする。稲の育苗は病虫害の被害もなく順調だという。豊作になれば、米の値段が安くなり痛しかゆしの現状ではあるが、まずは農家が汗を流して作る米が「大豊作」となってほしい。
47 ◎ 棋道の極意 ・・・・ 身養生 「2006・5・24」
女流棋士・清水市代さんの話。タイトル戦となると、技術的なことは紙一重。最後は体力・精神力で上回ったほうが勝つことが多い。心身とも最高のコンデションで臨めるように、タイトル戦という「時」に向かって体調を整え意識を高めていくことは、プロとしての義務です。鎌倉時代の歌人・藤原定家(ふじわらのていか)も、「歌道の極意は身養生にあり」との言葉を遺しています。いつの時代も「健康第一で精神安定」、わかってはいるのだが ・・・・・ 努力がいりますよね。
46 ◎ 少なくなったなあ ・・・・ 怖いイメージのへび 「2006・5・23」
山歩きを結構するが、「へび」を見るのは年に一度あるかないか。ところが先日、大石の沼へ行く途中、大きな青だいしょう2匹とであった。つい最近まで、わが家の裏の畑にもたびたび顔を見せていたが、この頃は見かけない。小さい頃は裏山でよく見かけたが、野鼠剤や肥料の影響なのでしょうか。へびが増えればネズミが減る、キツネが増えればへびが減る、と年寄りから教えられてきた。へびを見たことで、まずは一安心です。
45 ◎ ありがたさ認識 ・・・・ 紙そして森林 「2006・5・23」
雑誌の広告を見てハッと思った。「きょう何枚の紙と 出会いましたか?」 朝刊・週刊誌・カレンダー・ポスター・手帳・ティシュ・手紙・夕刊 ・・・・。「紙」に感謝、忘れていました。紙の原料は「木材」、広葉樹の森林にも感謝です。いつでもあることが当たり前と思っていることに、反省・反省です。
44 ◎ 首相ぞくぞく誕生 ・・・・ ビルの谷間のラーメン屋も 「2006・5・22」
9月の自由民主党総裁選候補の中に、群馬県の福田康夫がいる。ここの地盤からは、福田赳夫と中曽根康弘・小渕恵三の首相を輩出している。仮に、福田康夫が当選すれば4人目の輩出となる。若い頃、函館市民会館で小渕恵三の演説を聴いたことがあります。当時3人区という中選挙区制。福田・中曽根の間にはいり小渕はいつもビリケツ当選だった。演説ではそのことを指して、「自分は、ビルの谷間のラーメン屋」と言って会場の聴衆を沸かせたんです。歴史の古さなんでしょうか、それとも手腕なんでしょうか、「すごい選挙区」というイメージですね。
43 ◎ 人が育たない ・・・・ 叱れない職場 「2006・5・22」
責任を逃れようとする社員に対しては、諄々(じゅんじゅん)と諭すときもあるが、厳しく叱る。叱るにはエネルギーが要る。叱らないほうが「いい人」でいられる。しかし叱るべきときに叱らなければ人は育たない。感情で叱ったのでは、それはたんに「怒った」にすぎない。ラーメン界のカリスマ、博多一風堂・店主 河原成美さんの言葉。民間と行政の違いが、ここにあるような感じがしませんか。
42 ◎ 子供の安全 ・・・・ 油断禁物 「2006・5・21」
人口約4,300人の秋田県藤里町で、小学生が殺される事件が発生した。世界自然遺産・白神山地のあるのどかな町、私もブナ林を見るため数回足を運んでいる大好きな田舎です。それだけに、集落が助け合って生活している所で気の毒な事件が、どうして起こるのか不思議です。子供の安全通学に万全を期していた地域だというが、抜け穴があったんですね。私たちの地域も、残念な言葉使いになるが、「油断禁物」です。
41 ◎ 庭を大切に ・・・・ 贅沢を守るために 「2006・5・21」
春若葉の候。木の芽も出、しだいに緑も濃くなっていきます。皆さんの庭の手入れはいかがですか。この頃は、草取りや手入れが面倒くさいという人もいますね。私もその一人です。若い人だけではなく、跡取りのいない高齢者の方にも広がりを見せているようです。都会の人は、自宅の窓から「四季折々の自然を楽しめる庭がある、こんな贅沢はない」、と思っているのかも知れませんよ。
40 ◎ 感謝 ・・・・ 除草 「2006・5・20」
わが母校のグランド、春は元気いっぱいの雑草に悩まされる。私が10数年前教育委員会の職員の時代は、雑草が出ると賃金を配当して草取り作業を実施した。今は財政が厳しく、そんな予算はつかないと思う。ところがグランドの草はきれいに取り除かれ、管理が行き届いている。いつも5時を過ぎた時間、校長先生がホウで草取りをしている姿を見る。多分、学校全体がこういう姿勢で管理する方針の賜物だと思う。地域に暮らすものとしては、感謝・感謝です。
39 ◎ 快適な靴選定 ・・・・ 転倒防止 「2006・5・20」
介護保険の費用がうなぎ昇り。国は予防介護に力をいれる方向に転換。介護保険との関連はおいといて、健康増進に国も本腰をいれることは、とてもいいことだと思う。高齢者の心配は「転倒」。毎日履く「靴」が、転倒防止に欠かせないことを痛感するこの頃です。履き心地のよい「快適な靴」を選び、外出を楽しくし、足腰を強くしましょうよ。もうひとつは後ろ向きで歩く練習、これも転倒防止に効果がありそうですよ。但し、心は前向きですよ。
38 ◎ 触らせない親が増えている ・・・・ 子どもは虫好き 「2006・5・19」
子供の頃、長い棒の先に針金の輪をつくり、それに「クモの巣」を何十にも重ねてネバネバにし、セミを捕った経験ありませんか。昆虫学者・奥本大三郎さんは、子供に虫を触らせない環境に警鐘をならしている。「昆虫採集は戦後のある時期までは、科学の第一歩として推奨されてきた。しかし今、虫かごや網を持った子どもを見ることは滅多にない。子どもの頃に虫や小動物と遊び、命を手ざわりとして実感することはとても大事。虫を知ることで、命や生きることの素晴らしさがわかってきますよ」。
37 ◎ 労使一致団結の感覚 ・・・・ 企業の成長 「2006・5・19」
「経営者だけが必死で考え、従業員は実行するだけという企業に成長はないと思う。働く人間一人ひとりが自営業者の感覚を持ち、お客様に喜んでもらえる仕事の成果を出していくことです」。ファーストリテイリング会長・柳井正さんの言葉です。この言葉はよく理解はできるが、頑張る従業員の待遇改善も、忘れないでほしいですね。
36 ◎ 規制緩和 ・・・・ 運転士はつらい 「2006・5・18」
札幌に行く、とタクシーに乗ることが多い。初乗り料金、600円もあれば590円もあれば・・・・・550円もある。函館市内では、470円や530円も ・・・・・。規制緩和はお客を喜ばすかも知れないが、タクシーの台数が過剰となり、雇用安定は反比例で不安定になっている。何とか知恵を出さなければ、高齢者の職場化となる心配があるなあ。
35 ◎ トンでもない落し物は ・・・・ トン 「2006・5・18」
先日・沖縄の自動車道で、養豚業者から食肉会社に運ばれる途中、豚が逃げたという。警察は、体重100キロの「トンでもない落し物」、とシャレも。大野でも以前、逃げた牛が自動車にぶつかり大事故になったこともあり、たかが動物1頭と軽く思ってはいけない。今回は、道路に尻を強打したため、豚は痛さのあまりうずくまり鳴いていたという。
34 ◎ 幽霊より怖い ・・・・ 生きている人間 「2006・5・17」
主人公が80歳を過ぎて死んだ百婆(ひゃくば)。「人は死んだら神になる」そのもので、生と死の世界を自在に行き来しつつ生きる人のために慈愛の力を発揮する。村田喜代子さんの書いた「百年佳約」。この主人公の姿はユーモラス、と評した作家の若合春侑(わかい・すう)さん。子どもの頃、幽霊を怖がる私に、母は「死んだ人間は少しも怖くない、恐ろしいのは生きている人間のほうだ」と諭した。同感の人もいるのでは?。
33 ◎ 整理整頓 ・・・・ 終着駅はなし 「2006・5・17」
台所のことはよくわからないが、収納改善の工夫を感じることがある。狭い台所のことでいまさら改善することなんてあるのだろうか、と男は考えてしまう。昔から「お盆は重ねて収納」と思っていたら、今は立てて収納なんですね。取りやすいもなあ。小皿や猪口などの小間物は棚に置くものと思っていたら、今は「引き出し」なんですね。台所の収納がうまく出来ず悩んでいる人もいるのでは。こんなことで悩むのは、愚の骨頂ですよ。
32 ◎ 台風発生 ・・・・ 豊作支援型? 「2006・5・16」
5月9日・台風1号発生のニュースが。もう発生したのか、と思いました。ところが、去年に比べ約4ケ月遅いそうなんですね。過去55年間の統計でも、遅い方から8番目。安心しました。発生の遅い年は、上陸率が極端に低いという。今年は、安心して「実りの秋」迎えられそうですね。
31 ◎ 第一弾「黒豆厚焼きせんべい」など ・・・・ 29日発売 「2006・5・16」
新聞に北海道の製菓会社が、本格的に北海道の名菓づくりに取り組む記事が。本州の各地では、工夫に工夫を重ねたお土産菓子があります。しかも原材料は、北海道というものも。歴史の浅さが原因なのか、北海道は付加価値をつけることは苦手のように感じてしまう。名菓づくりに取り組む「ほっかいどう菓子本舗」の、道産品を使った菓子づくりが成功し、他の分野にも波及してほしいなあ。
30 ◎ 老化予防に効果 ・・・・ 肌荒れ改善にも 「2006・5・15」
長いも。中国が原産地、日本では平安時代から作られているという歴史ある食べ物。ネバネバのもと「ルチン」が胃壁を保護して傷ついた粘膜を治してくれ、更に老化防止や肌荒れ改善に効果あり、ですって。抗ウイルス作用が、風邪予防に効果を出す。これじゃあ「長いも」を食べなきゃ「損・損」ですよ。長いもの消費が伸び悩んでいます。昔から、大野は長いもの産地と言われてきました。亡くなった母も作っていた。それを朝市に出荷していたのを憶えている。今、近所ではほとんど作付けしていない。高額な種いもを毎年調達と掘る作業のつらさが衰退の一因。いらぬ心配かも知れないが、消え去るかも。
29 ◎ 道路違法駐車大好き人間 ・・・・ 許さ〜ん 「2006・5・15」
駐車違反取締りが民間委託に、6月からなる。わずかの時間駐車も許さないという、ドライバーには厳しいもの。取り締まりは、違法駐車で住民を悩ませている都会の指定された委託路線なので、田舎都会の住民にとっては心配無用なのかも。いらぬ心配だが、運送業のドライバーにとっては死活問題。運送費値上げ、となって国民にハネ返らないことを祈りた〜い。
28 ◎ 頑張れなかった子熊 ・・・・ 人間の判断が原因? 「2006・5・14」
札幌の山中の道路に、親熊とはぐれた生まれてまもない子熊が現れたという。関係者は自然に帰すことを決め、発見場所に放したという。少し歩くと振り返り、不安いっぱいの元気ない姿で山中へ。テレビで見る限り、痩せて何日も餌を口にしていないように私には写った。ところが次の日、少し離れた所で死んでいたという。母熊と再会できず、餌を取れなかったのでしょう。自然に帰すことは、大賛成。しかし、こういう結果が出ると・・・・・・・生きる自己責任、子熊にとっては難しかったのかも。熊は強い動物だが、子は人間の子供と同じで弱いんですね。
27 ◎ 血縁 ・・・・ 結縁(けちえん) 「2006・5・14」
作家・落合恵子さんの持論は、「家族には血縁だけでなく結縁という絆もある」。結縁とは、同じ時代に生き、思いを同じにし、わかち合え、励ましあえ、心の揺れを共有できる、拡大したもうひとつの家族だという」。血縁で結ばれた人間関係だけを家族とすると、異質を排除することもある。落合さんの母は、シングルマザーで恵子さんを出産。終戦の年としては、世間に顔向けできない・・・・・・。落合さんの「母に歌う子守唄」を読めば、結縁の意味が理解できますよ。
26 ◎ ブーム崩壊? ・・・・ ラーメン 「2006・5・13」
ここ数年ラーメンに関するテレビ番組、「行列のできる店」「取材拒否の店」「弟子をこっぴどく叱る店」・・・・多かったですね。愛想のよくない店が、超一流のようなイメージもありましたね。函館圏も店が増えましたが、一時の勢いが感じられませんね。ブームは終わったのでしょうか。これからは、「低価格ラーメン」と「高価格こだわりラーメン」の二極化時代到来と専門家は言うが、パイが同じ中での客の奪い合いが心配です。とにかく、二代目、三代目に継続の「暖簾」を目標にした店、期待したいなあ。
25 ◎ 饒舌(じょうぜつ) ・・・・ 仕事でも言えるなあ 「2006・5・13」
家族というのは言葉を交わさなくても、仲良くやっていける。外で饒舌な人も、家庭に戻れば言葉が少ない、ということもしばしば耳にします。作家の重松清さんの言葉、「家族で交わす言葉が饒舌すぎると、どんどん真実から遠ざかっていきそうな気がしてしまう。言葉は短くてかまわない。むしろ逆に、言葉にならない思い、が豊かであればあるほど、一言一言に重みが宿るのではないだろうか」。
24 ◎ 職人文化 ・・・・ 復権 「2006・5・12」
大工さんの世界も、高齢化そして後継者不足なんですね。「大工育成塾」、知ってましたか。五感を駆使してものづくりに励む棟梁を輩出しようという塾。親や教師の言うことなんてクソくらえと思っている若者たちでも、目の前で棟梁の技を見せられれば ・・・・・入門。木造軸組工法の復権、山あり谷ありのようですが頑張ってほしい。
23 ◎ 辛くても弱音を吐けない ・・・・ 中高年男性 「2006・5・12」
「どうなさったんですか?」 「やぁ、しまったな・・・・」 「何がですか?」 「こんなとこ、かけるんじゃなかった・・・・」 「どうしてですか? 死にたいと思っていらっしゃるんですか」 「ええ、じつはそうなんです」 「それなら胸のうち、おっしゃってください。あなたがどこの誰かはわかりませんから、大丈夫ですよ」 「もうね、明日がなくていい。もうくたびれ果てました・・・・・・」。東京自殺防止センターへの相談、年間一万件を超えるという。
22 ◎ 感謝 ・・・・ 「遅霜」なしに 「2006・5・11」
カタクリの花が、旧大野町のあちこちで市民を楽しませてくれた。匠の森公園、鉄山湿原、永遠の森などで。春の雪どけが遅かったことが、カタクリにとっては幸いだった。「遅霜」がなかったからです。いつもの年なら「良く晴れた空」にならないよう祈らなければならない。カタクリの花が4月中旬に咲くと、そのあと遅霜が襲い掛かります。カタクリは、霜にとっても弱いんですよ。
21 ◎ 「花」と「実」を兼ねる ・・・・ 眩い役者 「2006・5・11」
歌舞伎の「大名跡」襲名披露は、華やかですね。「凛(りん)とした風姿」「朗々たる口跡」「大きな芸」「眩(まばゆ)い役者」、普段聞きなれない言葉が並びます。一昨年襲名した市川海老蔵さん、「華」と「気品」を併せ持つ逸材との活字。28歳、精進を重ね、祖父・市川團十郎襲名を国民は期待している。
20 ◎ 五月晴れの候 ・・・・ 五月雨(さみだれ)もあれば五月病もある 「2006・5・10」
五月晴れ、気持ちがスッキリしますね。「さつきの鯉の吹流し 腹に一物なし」、一点の曇りのない大空を泳ぐ鯉のぼりのような気持ちの日々を送りたいですね。この「五月」、「ごがつ」と読めば太陽暦の5月。「さつき」と読めば6月を指すのだそうです。また「ごがつ」と言えば気温は「春」をあらわし、「さつき」と言えば「光」は夏を感じさせることに。言葉使いは面倒なんですね。とにかく快晴の5月で豊作モードを期待したい。
19 ◎ 居酒屋の店主 ・・・・ 元・裁判官 「2006・5・10」
世の中には、「勇気のある人」、いるんですね。還暦を機に裁判官を退職、大阪に居酒屋を出店し、10周年を迎えたのは、岡本健さん(現在・70歳)。居酒屋の値段で割烹並の料理を味わってもらいたい、というのが一念発起。第二の人生を自分のためにおくるための心構えは、「真面目にコツコツやる」「新しい事を始めるに際し、基礎から学ぶ」「借金はなるべくしない」・・・・・。
18 ◎ 優良農地の原点 ・・・・ 石拾い作業 「2006・5・9」
ようやく気温が高くなり「春」という実感がしますね。農作業が始まりました。朝の農業地帯、お年寄りが畑の石拾いをしている光景が見られます。畑というのは、毎年毎年、拾っても拾っても石が出てきます。長いもやゴボウの根物の野菜、根を掘ると石が出てきます。こんな繰り返しを農家は何年も何年も続け、結果として自慢の農地となります。私の母も石拾いを毎年続け、畑の隅に積んでいた。この作業、根気がいるのと腰をまげるので単純作業ではあるが疲れるんですよ。
17 ◎ 格差感じる ・・・・ 新聞 「2006・5・9」
格差社会の活字が新聞に多く出ますね。その新聞にも「格差」を感じるなあ。有力紙の「函館圏版」と「札幌圏版」を比較すると、見た目でわかることがある。「カラーページの少なさ」ですよ。お代は同じだと思うのだが、部数の格差の弊害なのでしょうか。
16 ◎ 苦労・根気 ・・・・ 腰曲がりさん 「2006・5・8」
私の母は70度の「腰曲がり」さんだった。庭の草取りには、腰が曲がっているほうが疲れない、という強がりをよく聞かされた。カルシューム不足で働き盛りの頃、腰をかがめる農作業に精をだしたことが原因だと思う。母は腰は曲がっていたが、92歳で没するまで一度の入院もなく終わったということは、長生きとは無関係のことなんでしょう。農業地帯ではまだ目にしますが、まもなく消えゆくことでしょう。
15 ◎ 群生地を守る恩返し ・・・・ 煌めくカタクリ 「2006・5・8」
ようやく春らしくなってきましたね。今年の春は遅かった。野山は「花笑(かしょう)」の時節。「煌めき(きらめき)」という言葉、匠の森公園のカタクリの花にヒッタリだと思う。青・赤・ピンク・さまざまな紫が華やかでまばゆかった。景気がおもわしくなく不安な日々ですが、カタクリの気丈な姿と煌きが観賞者に鋭気を与えたと思います。市民が自然環境を大切にしていることへの恩返しでしょう。
14 ◎ 富士山500回登頂 ・・・・ 鉄人 「2006・5・7」
鉄人という言葉、ピツタリ。富士山に500回登頂達成。埼玉県に住む75歳の大貫金吾さん。「とにかくマイペースを保つこと。ゆっくり、苦しい思いをしないように登り続けることが富士登山のコツ」「富士山は恐ろしい山。単なる憧れだけでは登れない」。大野では、昭和39年に千代田の高坂茂樹さんが、ドサンコ北の誉号で富士山登頂に成功している。富士山に登ることは、気象によっては危険も覚悟しなければと言われている。記録の大きさに感服です。
13 ◎ 伝統 ・・・・ 味噌 「2006・5・7」
米と大豆の旨さが調和する、まろやかな味「秋田味噌」。その後に続く、「秋田が育む伝統・・・・」。「伝統」、この言葉に北海道は弱いねえ。味噌づくりは昔から北海道でも行われていた。わが家でも、自家製の大豆を使って作り、味噌は買ったことがない。今大野では、主婦の間で手作り味噌が静かなブームです。しかし、製品化して付加価値をつけ販売、となれば他県に一歩も二歩も遅れをとっているなあ。
12 ◎ 復活期待 ・・・・ 若者のリーダー出現 「2006・5・6」
少子高齢化社会が現実となった今、昔の「青年会」の復活を求めたくなりますね。若いものが、地域の楽しみをつくる。青年会主催の「演芸会」、敷物を持って場所取りに並んだ記憶がある。私も、青年会主催の「仮装盆踊り大会」を数年手伝った。寄付集めから大会開催まで全て取り仕切った。今この代替わりを「消防団」がしてくれている。
11 ◎ 何とかならないものか ・・・・ 古民家保存 「2006・5・6」
明治32年建築・鹿部最古の漁家「旧盛田家」を、森町の会社員が復元移築した記事が新聞に。取り壊しの危機を脱したが、他町に移築が心のこりでは。大謀網の親方が、カラマツ・ヒバをふんだんに使い建てたもの。古民家が消えゆくことを止めようという動き、全国で始まっている。旧大野町にも、本郷・横山家のくず屋根の古民家は立派な造りだったが消えた。文月・高田家の曲家(まがりや)は、くたびれた形で辛うじて残っている。たくさんあった古民家、まもなくゼロとなりそう。景気のよい時なら行政も保存に力を貸しただろうが、今はそんな財政事情ではない。民間人の発想で保存、これが求められている。
10 ◎ 良いものを長く使う ・・・・ 研ぎの復活期待 「2006・5・5」
骨董市場で、大工さんの使ったカンナを買った。とても重厚な台に研ぎすまされた刃が魅力で。父は刃物を研ぐのが得意だった。包丁・笹刈り鎌・木の皮むき道具など。荒研ぎ、中研ぎ、中仕上げ・・・・・・表と裏を何10回、時には100回を超える研ぎは忍耐との勝負のようにも思えた・・・・・・結構な時間を要したことを憶えている。砥石で研ぐときは、刃の角度を一定させることが難しそうだった。今時代、ステンレス包丁が主流になり、刃物研ぎ器という便利なものができ、手技は不必要なのかも。昔は、研ぎ師が一軒一軒訪問して研いでくれたなあ。
9 ◎ 笑顔 ・・・・ 会社の内側でも 「2006・5・5」
人を育てていくうえで、「部下をお客様だと思って接する」ということの大切さを話すのは、株式会社ペリエ社長の和田裕美さん。何をもって「お客様だと思う」のか。それは、相手が喜び、笑顔になるためにはどうすればよいかを常に考えることです。決して、ぺこぺこするとか、媚びるということではありません。ただ、会社の内側の人には笑顔で接することができず、外のひとには笑顔で接するというのは、裏表が激しすぎます。
8 ◎ かやぶきの家 ・・・・ 心配はゼロ 「2006・5・4」
「日本の風景が消えてゆく」、NHKで放映された。古民家(かやぶき)が、ものすごいスピードで取り壊されている実態が写された。私が小学生の頃のわが家の隣近所が、頭をよぎった。わが家の並びの北隣はかやぶきの家、その隣も、その隣も。向かいの北側もかやぶき家、一軒おいてまたかやぶき。向かいの南側の隣とその隣、また隣もその次もその次もかやぶき。隣近所ほとんどが「かやぶきの家」だった。しかし今残っているのはゼロ。わが家から3百メートルほどの所に、昔一銭店だったまねきやさんが残っているが、これが消えると・・・・・・市渡ではゼロ。かやぶき屋根の家を見ると、なぜかホツトとした気持ちになる。なぜだろう。
7 ◎ 昔のような雰囲気感じず ・・・・ 花見宴会 「2006・5・4」
函館公園の桜まつり、今年は雪が多く開花も遅れている。出店も元気がないように写る。昔はゴザをひろげて車座になり、桜が咲こうが咲くまいが関係なしで宴会をしたもんですよね。昭和45年頃、私も上司の命令?で陣取りにきた記憶がある。いい場所を取れず、言い訳をしたような気がする。今は、昔のように飲めや歌えの威勢のよさは少ない。景気のせいだろうか、それとも個人主義の傾向からだろうか。
6 ◎ かかりつけ医 ・・・・ 決めておくことが大切 「2006・5・3」
還暦を目前にした知人の話。「病気知らずできたが、ここにきて、不注意から頚椎(けいつい)をいため、車椅子生活となった。リハビリを懸命にガンバリ、車椅子不要までに回復した」。「かかりつけの主治医がいれば何かと相談ができ、回復もまだまだ早かったと思う。相談できるかかりつけの医者を見つけておく大切さを感じている」というもの。私も同感者の一人です。
5 ◎ ストレスいっぱいだろうなあ ・・・・ オオタカ 「2006・5・3」
旭山動物園が開園、昨年の初日より4千人多い1万2千人の入場者だったという。私も20数年ぶりの、函館公園動物コーナーへ行って見た。わが子が小学に上がる前、何回か連れてった記憶がある。その当時は、子どもの喜ぶ姿を見て、動物コーナーがあることに感謝した。しかし年を重ねた今は、オリの中にいるオオタカ2匹が狭くて羽を思い切ってひろげられないという不自然な状況を、気の毒に思ってしまう。狭いオリの中で一生をすごさせることに、違和感を感じる。
4 ◎ 昭和を守ってほしい ・・・・ 中島廉売に期待 「2006・5・2」
私の通った高校の近くに「中島廉売」があり、昭和40年前後、近くにはスーパーや映画館もあり賑やかだったなあ。結婚してからも、買い物に足を運んだ。露店があり威勢のいい声が飛んでくる。鮮魚・野菜・果物・お菓子・乾物 ・・・・・ なんでもありで見るだけでも楽しかったし、何よりも値段がバッチグーの安さ。ただ難点は、駐車場の狭さだったなあ。今、「中島廉売」の運営維持が大変だという。露店を増やし、楽しみながら買い物ができる「再生計画」を検討中という記事が新聞に載った。大型ショッピングセンター花盛りですが、時代の文化を保存しながら商店経営を検討に拍手を贈りたい。ガンバレ。
3 ◎ 死を忘れた時 ・・・・ 生はぼける 「2006・5・2」
光明寺新聞・春彼岸号に、元永平寺講師・小倉玄照師の詩が紹介されている。「わかっているかい 死ぬんだよ そう、お前さんも このわたくしも」。当たり前のことですが、インパクトのある言葉ですね。
2 ◎ 少し遠くに住んでいても ・・・・ 心が通えば近所 「2006・5・1」
「都会で暮らすシングル女性というのは、おじいさんのようなもので、近所がない。知り合いと言えば、会社の人かわずかな友人だけだ。彼女たちは、マンションの住人とさえ付き合っていない。元気なときは、これでも生活できるが、いざというとき、災害のときは問題だ。いまさら近所デビューするわけにもいかないのも事実である」。作家の松原惇子さんの「一人暮らし対策」から。こういう風潮は、地方にも広がりを見せるのでは・・・・・心配ですね。
1 ◎ 「孤独」が脳をダメにする ・・・・ 「会話」が脳を元気にする 「2006・5・1」
脳の元気さは、全頭葉(ぜんとうよう)の働き具合で決まるという。遅くに成熟するが、一番早くに機能低下が起こるんだそう。この「脳力」をいきいきとさせる努力が必要ですね。低下させる大きな原因は、他人とかかわりをもたない孤独生活だという。「会話」をいっぱいして、脳を元気にしましょう。
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