62 ◎ いらぬ心配 ・・・・ 盛り場ゼロ 「2006・10・31」
NHK歌謡ホールで盛り場演歌を特集した。この頃「盛り場」と言われても、イメージがピンとこないのでは。函館の盛り場と言われた柳小路・祇園通り・巴小路などなど ・・・ どの小路も演歌が流れていた ・・・ それがどこも灯が消えた状態。私が就職した昭和41年、城卓矢の「骨まで愛して」美川憲一の「柳ケ瀬ブルース」・美空ひばりの「悲しい酒」の演歌が流行した。その後も、「盛り場ブルース」「新宿の女」「中の島ブルース」「伊勢佐木町ブルース」 ・・・・ いくらでも曲名が出てくる。将来、「盛り場」ゼロの時代もありうるなあ。
写真は現在の柳小路 以前は柳の下あたりに屋台があり賑やかだった
ビアホール ダンスホール ハーバーライトというキャバレーもあった
61 ◎ 今日までそして明日から ・・・・ 吉田拓郎 「2006・10・31」
歌手の吉田拓郎さんは1946年4月5日鹿児島県生まれ、私は3日遅れでこの世に顔を出したので、学校で言えば同期生的存在で親しみを感じる。この拓郎さん、1975年にかぐや姫とジョイントコンサートを行い5万人の観客を集めた。10月23日、31年ぶりに同じスタイルでコンサートを開き、3万5千人が歌に酔いしれたという。会場には、前回の過激な熱気に変り、歌を楽しむ大人の空気が流れたという。肺がんを患い、人生の悲喜を知り尽くしてのコンサートは、命がけだったのではないか。前回の12時間には及ばないが、それでも8時間のステージ。出演者の平均年齢が27歳から58歳に。観客も21歳から49歳。団塊世代のおじさんおばさんも元気ありますね。「長い髪が 肩までおりた ・・・ 」ヒット曲「結婚しようよ」、歌って当時のよき時代を思いだしましょうよ。
60 ◎ 注意 ・・・・ 湯あたり・湯疲れ「2006・10・30」
秋の収穫が終わると、温泉で骨休めという農家が多い。熱いお湯にガマンの入浴は、「湯疲れ」を起こす。何日も温泉通いの人は、「湯あたり」も油断できないですよ。全身にぶつぶつなどの症状が出ると、食欲不振・熱が出る・眠れない・下痢などや関節が腫れて痛むという。湯あたりの原因は医学的にはまだ不明。まずは、入浴を休むことが一番。骨休めのつもりの温泉が、湯の中毒「湯あたり」にならないように気をつけましょう。
59 ◎ 情報過剰 ・・・・ 当たらない時ギャフン 「2006・10・30」
「女心と秋の空」のことわざのごとく、秋の天気予報は当たる確立が低いなあ。自分に都合のよい天候にならない場合は、特にそう思ってしまう。それにしても天気予報はサービス過剰だなあ。「痛み指数」「風邪ひき指数」「星空指数」「肌荒れ指数」「服装指数」 ・・・・ 「鍋物指数」。驚いてしまうが、便利さも感じる。
58 ◎ 昔の暗いイメージなし ・・・・ 立待岬 「2006・10・29」
「北の岬に咲く浜茄子の ・・・・・ 待って待って待ちわびて 立待岬の花になろうと あなたあなた待ちます この命枯れ果てるまで」。これは、森昌子の昭和57年古賀政男音楽大賞受賞曲「立待岬」です。「せんせい」「同級生」「中学3年生」の学園ものから転換。不倫に悩む女に焦点をあてた「哀しみ本線日本海」「越冬つばめ」とともに「立待岬」も大ヒット。立待岬を全国区とした。小さい時から「海水浴場」と「断崖絶壁」、というイメージが私にはある。久しぶりに立待岬に立ってみた。観光客で賑わう様は、異国船を監視するという北方警備の台場という面影はなく、平和の岬というという感じですね。
57 ◎ 人生台無し ・・・・ 3億円 「2006・10・29」
飲酒運転に厳しい裁判結果が出ました。2001年に飲酒運転の車にはねられ、被害者は現在も意識不明の状態。両親に自宅で介護を受けているのが42歳になる男性。34歳の相手を訴えた裁判は、被害者に3億円支払えという判決でした。飲酒運転をして人身事故を起こせば、加害者の人生も台無しになるということです。飲酒運転は絶対ダメ、私自身も肝に銘じなければならないなあ。
56 ◎ 胸の熱くなる判決 ・・・・ 行ってもいいって 「2006・10・28」
のどに障害があっての入園拒否は違法、という判決が出た。6歳の青木鈴花ちゃんは、東京・東大和市の5つの保育園のいずれかに入園できることになった。旧大野町の学校教育を担当していた時代に、障害と難病をかかえた子の入学について悩んだことがあった。少ない教師での受け入れは自信がもてない、養護学校へ入学させてはという学校の考え。しかし、父母と子どもの希望は普通学校入学。学校が受け入れてくれる決め手になったのは、大野幼稚園が保育を受け入れてきたことであった。幼稚園ができることを、学校ができないとは言えない。この時は、大野幼稚園の度量の大きさに、頭が下がった。今回の判決は、子供の小学校入学にも影響を与える。胸が熱くなる判決はうれしい。
55 ◎ 香田晋 ・・・・ おかあさん 「2006・10・28」
「母親を息子が殺した」、という記事を見ても驚かなくなった。毎日のように殺人事件があると、慢性化してしまう。親を思う心が薄れている。こんな世相の時期、歌手の香田晋さんが「おかあさんの」の曲を発売した。香田さんが生まれてもなく父親が家出。母とも離れ親せきの家で育った。母親もデビュー直後、43歳の若さで他界。塗装業をしながら作曲家・船村徹さんの内弟子となり修行。1989年にデビューし紅白歌合戦にも出場した。こんな苦労を重ねた香田さんが歌う「おかあさん」の歌詞は「愚痴をこぼさず 人をねたまず 涙をながすな ・・・・ 」。香田さんは、「この歌をとおして、若い人たちにおかあさんを思い出してほしい」と話す。両親を大切にする心、これを聞いて一人でも多くもってほしい。
54 ◎ 自宅が一番 ・・・・ 介護希望 「2006・10・27」
新聞に介護予防の道民調査が載った。「介護をどこで受けたいか」の質問で、「自宅」と答えた人が58%だったという。自宅を選んだ理由は、「住み慣れた場所だから」が、自宅を選んだひとの85%を占めたという結果。介護保険制度が始まったとき、介護は立派な施設に入れると勘違いした人が多いように感じた。「誰が負担するのか」「自分にとっての安らぎの場はどこか」 ・・・ 。病気をして入院するとほとんどのおとしよりは、早く家に帰りたいと言う。この気持ちを、大事にしてあげなければならない。ただし、自宅で安心できる介護・自立が条件でしょう。介護を受ける人の負担が少ない公的援助、健常者の理解を得て充実してほしい。
3 ◎ 出勤前に読む ・・・・ 遅れをとらないために 「2006・10・27」
元経団連会長・土光敏夫さんの言葉。「新聞なんぞは、家にいるうちに読み終わっていなければならぬ。朝の出勤電車の途中で読む。私はそれでは遅れをとってると思う。会社に到着してから読むなどのサラリーマンは論外である」。今の時代にも通用するなあ。早寝早起きでがんばりましょうか。遅れをとらないために。
52 ◎ 御萩 ・・・・ 牡丹餅 「2006・10・26」
彼岸や十五夜の日、「御萩」を作って供える。母はもち米100%で「牡丹餅」を作った。みなさんの家では「どちら派」なのでしょうか。
地域によっては、「こしあんでつくるのがぼたもち、つぶあんがおはぎ」「米粒をなくし餅状にしたのがぼたもちで、米の粒が残っているのをおはぎ」「あずきあんをぼたもち、黄粉はおはぎ」「春と夏はぼたもちで、秋と冬がおはぎ」などなど呼び名はマチマチ、どれが正しいのか迷ってしまう。理屈はともかく、俵状のぼたもち・おはぎは、甘党派にはうれしい美味しさだ。牡丹餅たくさん食べて、「棚から牡丹餅」待ちましょう。
51 ◎ 国連に貸与したい ・・・・ 印籠 「2006・10・26」
テレビ月曜夜8時は「水戸黄門」の時間。江戸時代は、ずいぶん悪巧みをする役人がいたんですね。物語の最終章は、「ものども であえ であえ ろうぜき者を切り捨ていっ」「助さん 格さん」 ・・・ 最後は「印籠」をかざしてめでたしめでたしの解決。結末はわかっているのだが ・・・・ 。今回の北朝鮮核実験疑惑に関わる問題で、中国の唐家センさん、米国のライス国務長官が東アジアを走り回りました。国家と国家の問題解決は「国連」が解決してくれると学校で習った。小中学生の中には、国連がどうして ・・・ 不思議に思っていると思う。水戸黄門の印籠、これを国連に貸してあげたい瞑想を持ちたくなる。
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50 ◎ 秋高く ・・・・ 馬肥ゆ 「2006・10・25」
秋の「ことわざ」、多いですね。昔の人の知恵に感服します。「秋彼岸の照りは豊年」、今秋は晴天が多く豊作型。「秋は山から春は海から」、秋の気配は山が色づくことで知り、夏の気配は海から。「秋になればほいと腹になる」、秋は果物がおいしく、ついつい食べすぎ。「秋たんぽぽの咲く年は雪が浅い」、たんぽぽ咲いてますよね、ということは。「秋の日に焼ければ乞食も嫁に貰わない」、秋の日焼けは冬をこさなければとれないそう。二度とない今年の秋、くいなく楽しんで日暮ですよ。
49 ◎ 余裕時代の陰 ・・・・ いじめ 「2006・10・25」
いじめのニュースが毎日ですね。田舎にずっと住んでいる私には理解に苦しむ。私の時代には、ワルはいたけどいじめは記憶ない。夏は半スボンに下着のシャツ一枚姿で、鼻をたらして遊びに夢中だった。トンボやセミ・バッタなどの虫、大きいのや珍しいのを捕ると有頂天になって見せた。靴もゴムの短靴で重かった。今に比べれば貧乏な生活、これが助け合いやかばいあいの一因になっていたのかも知れない。物溢れる時代が、さまざまな生活を狂わせているなあ。
48 ◎ 少なくなった ・・・・ かたつむり 「2006・10・24」
「でんでんむしむし かたつむり おまえのあたまは どこにある つのだせ やりだせ めだまだせ」よく歌ったなあ。このでんでん虫、里では少なくなったが、ブナの森へ入るといっぱいいる。湿っぽい場所が好きなんですね。海に住む貝の仲間。貝は「えら」だがかたつむりは「肺」で呼吸するという。落ち葉や朽ち木が大好物のかたつむり、子どもにさわらしてあげましょうよ。
47 ◎ 提供する環境整備 ・・・・ 生体移植 「2006・10・24」
臓器移植法ができてから早9年、新聞によれば脳死提供が47例で178人に移植されているという。素人考えかも知れませんが、ずいぶん少ないですね。NHKテレビの「医療安心ですか」、の中で出された患者の意見が耳から離れない。「移植をしなければ生きていけないという人がたくさんいる(12,000人)」「移植をすれば、人工透析など医療費低減につながる」などなど。脳死判定の難しさが、生体移植につながっていないのでしょう。最近臓器の売買事件、移植用腎臓の誤廃棄など臓器に関わる問題が発生しています。これを糧に、生体移植の議論が高まってほしい。臓器移植の必要性は、私たち身近の人にもせまりつつある問題です。
46 ◎ 名物 ・・・・ あっけない最後 「2006・10・23」
1924年球場誕生と同時に植えられた「ツタ」が、18日から除去が始まった。理由は、球場改築。この84年間の由緒ある歴史にピリオドを打ったのは、「甲子園球場」。甲子園と言えば、「高校野球」「阪神」「ツタ」 ・・・ おおかたの国民は知っている。寂しい感じもするが、新球場も植え込みし、10年後には立派な姿になるというから、うれしい心遣いですね。函館市内西部地区には、施設や民家にツタをはわせているのが多い。秋の紅葉時は楽しめますよ。
45 ◎ 家庭教育 ・・・・ 氷山の一角 「2006・10・23」
家庭の児童虐待、なかなか減りませんね。先日新聞に載ったのは、二女に安売りのシングル・トイレットペーパーの買い物をたのんだが、ダブルを買ってきた。腹を立て顔を平手で殴り、額に3週間の怪我をさせたというもの。警察の調べで、3人の姉妹に、ほこりを食べさせたり、タバコの火を体に押し付けたり、ハイヒールのかかとで殴ったりという虐待がわかった。今、学校のいじめに対する行政・学校の対応が議論の的になっているが、家庭教育もいっしょに検討してほしい。
44 ◎ 人里が大好き ・・・・ 困った 「2006・10・22」
ご迷惑なあいさつが多いですね。先日も、滋賀県・民家の倉庫に侵入、大捕り物。人里に熊多し、どういう理由なんでしょう。長野県の捕獲頭数は、例年の3倍の約400頭。熊は冬眠前に大量のドングリやブナの実を食べるというが、この不作が影響しているのかも知れない。熊が人里を大好きにならない妙案はないのだろうか。
写真は 8月末 狩場山登山道で撮った
熊のふん
43 ◎ 世相 ・・・・ 歌屋 「2006・10・22」
「歌屋」、辞書では出てこない。しかし、この頃結構使われていますね。都はるみのコンサート宣伝にも、「歌屋はるみ」の真骨頂ともいえる、女心を切々と唄うかぞえ切れない程のヒット曲 ・・・・ 。この伏線は1997年にある。テレビのコメンテーターでおなじみの有田芳生が書いた「歌屋 都はるみ」という本。今、都はるみの演歌が盛り返しをみせている。運命歌「あんこ椿は恋の花」でデビュー、「涙の連絡船」で不動の地位を築き、国民を演歌を通して励ましてきた。最近のせちがらい世相は、がんばる力を与えてくれる「歌屋 都はるみ」を求めているのかも知れない。
42 ◎ 山の果実 ・・・・ こくあ 「2006・10・21」
淡黄緑色の実、甘酸っぱくて美味しい。今年は豊作のようだ。昔は米びつの中に入れて熟させた。食べ過ぎると糞づまりになる、と母から教えられた。山地に生える落葉つる「サルナシ(猿梨)」、大野では「こくわ」と呼んでいたなあ。実を割ると果物のキウイにソックリ。インターネットで見ると、通信販売で1キロ3,750円で売られている。果実酒にするのでしょう。
写真は 匠の森公園のこくわ
41 ◎ お互いに不幸 ・・・・ 声を荒げた叱責 「2006・10・21」
千葉市の中学校男性教諭(50歳)が9月に自殺、原因は校長の行き過ぎた指導か?というニュースが。たびたびの叱責を苦にしたのでは、というもの。先生は一国一城の主、会社や官庁のような縦割り身分がなく、うらやましいと思っていた。もしも叱責が原因だとしたら、へたに叱ったりできない教育者の世界は不安を感じる。当事者の校長も体調不良で休職。人間関係のトラブルはお互いを不幸にするが、それにも増して影響を受けるのは子供たちだなあ。
40 ◎ 風の便りの山ぶどう ・・・・ 貴重 「2006・10・20」
今年は山を歩いても、山ぶどうの房と出会えない。不作の年なのでしょう。そんな日暮の中、函館山の中腹に「熟した山ぶどう」という風の便りがあった。さっそくご対面に出かけた。「あてずっぽう」の山ぶどう探し。選んだ探索コースは汐見山コース(ロープウェー近く)から観音コース(称名寺)、距離にして約3キロ。ラッキー、途中で見つけたんです、「風の便り」の山ぶどうを。ぶす黒い色の実をたくさんつけ、太陽の光に輝く様は恰好よく見えた。函館山の散策コースには、「植物・山菜の採取禁止」の立て札がある。「山ぶどう」、これに守られているのでしょう。
39 ◎ プレゼントはダメッ ・・・・ 医療費減少策 「2006・10・20」
NHKテレビで医療の特集番組があった。番組に参加した人が、「健康保険証を1年間使わなかった人に、「祝い金」のような形で感謝を表せば、医療費節減につながるのでは、という提案。これを聞いて昔を思いだした。旧大野町でも、一年間国民健康保険を使用しなければ祝いの品をもらえた時代があった。しかし、私の近所では、風邪をひいても、少々お腹が痛くても売薬ですませた人がいる。結局、「祝い品をもらうために医者にかからない」「祝い品をもらうことは健康という自己満足の誇示」 など問題があるということで廃止になった。市町村共済組合の健康保険でもそういう制度が一時期あった。こういうプレゼントをすれば、資料作成の人件費や通信費などもバカにならない。
38 ◎ 500円 ・・・・ 恐怖体験 「2006・10・19」
北斗市中山の桧沢の滝へは、大野川を吊橋で渡る。国有林管理事務所が頑丈な吊橋を架けてくれたので楽々だ。しかし、数年前までは真ん中に板が一枚という吊橋だったので、僅か10数mだが高所恐怖症の私は恐々(こわごわ)渡ったものです。みなさんも吊橋で恐い思いをした経験ありませんか。このほど吊橋の日本一が先日完成したんです。大分県九重町に、長さ390m 人道幅1.5m 川底からの高さ173m 通行料500円。お金を出してまで恐い思いをする元気、あなたにはありますか。
37 ◎ ラフなスタイル ・・・・ 首に入場票 「2006・10・19」
テレビで皇太子ご夫妻の長女、愛子さまが通う学習院幼稚園の運動会の様子が放映されました。シーンは大玉ころがし競技。体操着に白い鉢巻きを締め懸命な姿に、皇太子ご夫妻も笑顔・笑顔・笑顔。宮内庁によると、皇太子ご夫妻は「他の父母と同じように応援したい」と希望、ラフなスタイルで出席。首に「入場票」を下げ一般席での応援。皇太子様が学習院幼稚園時代の天皇陛下ご夫妻の応援席の映像を見ると、一段高い桟敷、前に置かれたテープルには白いクロス、それに正装。天皇家のしきたりも、時代とともに変化していることを感じます。それも国民の目線に近づく形で。
36 ◎ 秋一番の元気者 ・・・・ 茗荷 「2006・10・18」
今の時期、畑一番の元気者は「みょうが」です。青々とした葉が、風に波を打っている。1回植えると何年も収穫できる孝行者。漢字にすると「茗荷」。由来が面白い。お釈迦様に物忘れのひどい弟子がいた。自分の名前さえすぐ忘れてしまう。そこで、自分用の名札を首に下げさせた。弟子の死後の墓から、見慣れぬ草が出てきた。生前荷物のような名札を下げていたので、これにちなみ「茗荷」と名づけたらしい。このことから、「茗荷を食べるともの忘れがひどくなる」という俗説が生まれたという。日本原産のみょうが、私は苦手な食べ物なので物忘れはしない???のかも。
35 ◎ 酒格差 ・・・・ 二日酔い 「2006・10・18」
先日・函館市内の先生が、追突事故を起こした。幸い小さな事故、だが「飲酒運転」だった。飲酒と言っても、前日飲んでから8時間以上経ってからの運転。「二日酔い」の度合いは人によって違いがあるという。「二日酔い」体質の人は、前の日は飲むのを早く切り上げる覚悟が必要ですね。
34 ◎ たくましい ・・・・ 秋桜 「2006・10・17」
14日朝、わが家の畑に弱い初霜。でも、まだガンバル秋桜。秋になれば「淡紅(うすべに)の秋桜(コスモス)が秋の日の ・・・・ 」山口百恵の大ヒット曲「秋桜」を思い出すなあ。荒地に強く、背高ノッポなのに風雨にも負けない。秋が深まるにつれ、花の色も鮮やかさを増す。わが家のいたるところに秋桜が咲いている。花咲かじいさんのように種をふりまき、来年も楽しませてほしい。
33 ◎ 提供する環境整備 ・・・・ 生体移植 「2006・10・17」
臓器移植法ができてから早9年、新聞によれば脳死提供が47例で178人に移植されているという。素人考えかも知れませんが、ずいぶん少ないですね。NHKテレビの「医療安心ですか」、の中で出された患者の意見が耳から離れない。「移植をしなければ生きていけないという人がたくさんいる(12,000人)」「移植をすれば、人工透析など医療費低減につながる」などなど。脳死判定の難しさが、生体移植につながっていないのでしょう。最近臓器の売買事件、移植用腎臓の誤廃棄など臓器に関わる問題が発生しています。これを糧に、生体移植の議論が高まってほしい。臓器移植の必要性は、私たち身近の人にもせまりつつある問題、明日はわが身かも知れない。
32 ◎ 手から心へぬくもりが伝わる ・・・・ あやこ 「2006・10・16」
富山県・小谷村(おたりむら)の道の駅でお手玉が売っていた。やすらぎお手玉と表示され、人形の形をしている。私の知ってるお手玉は、四角の布に小豆が入ったもの。方言なのでしょうか「あやこ」と呼んでいたなあ。全国には、鯛の形や柿の形などバラエティーに富んだお手玉があるというが、TVの普及とともに姿を消したように思う。あやこは高齢者のリハビリに活用されていると聞く。腕の筋肉や脳の活性化に効果があるという。昔の遊びが途絶えないよう、祖母が孫に伝えてほしいなあ。
31 ◎ ピンとこない ・・・・ 仮想水 「2006・10・16」
日本は大量の水輸入国、これには「まさか」と思っちゃいます。しかし、現実。バーチャルウォーター、日本語で「仮想水」という存在です。輸入食料品を生産するために必要な水なんだそうですよ。国内の年間灌漑用水量が580億立方メートル。輸入食料の仮想水が640億立方メートル。食料の輸入よって国内の水が節約できているというが、ピンとこないなあ。
30 ◎ 新品種「ぽろたん」 ・・・・ 渋皮ポロリの栗 「2006・10・15」
栗拾い、子供も大人も時間を忘れてしまうほど面白い。わが家もたんぱん栗を30本ほど植えていた。しかし、10年に1回だけの豊作という確率の低さに降参、現在3本までに減らした。今年は豊作で気分もいい。ところで、栗は渋皮をむくのに一苦労する。このほど果樹研究所で、渋皮がポロリとむける新種を開発したという。早ければ7〜8年後に食卓に上がりそうだという。栗の販売単価は20年前から横ばい。この新種の出現で食べやすくなれは、商品価値もあがると思う。
29 ◎ 財政危機の中 ・・・・ 収賄とは情けない 「2006・10・15」
高知県・旧佐賀町の元建設課長が、建設工事の入札に便宜を図ったとして逮捕された。容疑は、業者から見返りに200万円相当の普通乗用車を受け取ったこと。地方自治体が財政難で悲鳴をあげ、住民も不安という中での事件。住民負担低減に奔走せず自らの懐を肥やすとは、残念ですね。
28 ◎ 希少価値 ・・・・ 山ぶどう 「2006・10・14」
味覚の秋到来。しかし、山の味覚、希少価値になりつつありますね。「山ぶどう」、昔は山でいっぱい採れ、カメに漬けて山ぶどう酒をつくった。父は体に最高だと言って、冬の間飲んでいた。ところが最近目にするのは、ツルも葉も立派だが、実がなっていないことです。「山ぶどう」だけでなく「こくわ」もしかりです。気象の変化が原因なのだろうか。
27 ◎ 発展 ・・・・ 新陳代謝 「2006・10・14」
先日地価公示価格が公表された。地価の下落と高齢化も関連していることが感じられる。減少著しい岩見沢市の団地、以前は札幌から電車で一時間の利便通勤範囲で人気を得た。今は札幌近郊に手ごろな価格団地が出来たことにより、新規団地は苦戦なのでしょう。高齢化が進むと、新陳代謝の団地が必要となる。これが出来なければ、地域は廃れていくことになる。北広島市の大規模団地、江別市も石狩市の住宅団地も心配される。旧大野町も、本町・向野の両団地住民が高齢化したときには、同じような運命になる。長い先を見据えた「新陳代謝」、この行政課題クリアーが発展を左右するなあ。
26 ◎ 企業の姿勢 ・・・・ 赤松が伝える 「2006・10・13」
長野県・伊那市にある寒天製造の伊那食品工業を訪問した。3万坪の敷地の中に、本社や工場、それに「かんてんぱぱガーデン」がある。このガーデンの中には、レストランや喫茶店・世界の雑貨売り場・地元野菜直売所・フォトやアートのギャラリーなど楽しめる施設がワンサカある。働く人や地域の人、訪れる人が安心して憩える空間を考えて造ったという。また、造成する時に、自生している赤松の木が、1本でも多く残るように工夫したという。私も驚きました。寒天料理レストラン入り口の屋根を、1本の赤松が突き破っているんです。
25 ◎ 同情 ・・・・ 凍る懐 「2006・10・13」
地方自治体の財政改革や経費節減は、公務員の懐具合も凍らしているなあ。昔は給料は現金支給が当然だった。ところがどうだろう、この頃は金融機関の口座振り替えがほとんどでしょう。昔は、給料が出ると、気づかれない程度の額をヨッコした明細書に書き換え、奥さんに渡す習慣の人もいた。こういう小さな楽しみが出来なくなった。また、残業の手当て、これもバカにできない額なんですよ。忙しい職場は給料を上回ることも。今は残業しても、支払う予算が少ない。年末調整還付金などなどヨッコする材料は結構あった。ゆとりのない懐を好転させる妙案なしに、同情するなあ。
24 ◎ 待ち時間ゼロ ・・・・ 床屋 「2006・10・12」
生まれてから床屋へ何回通ったことだろう、と考えたことありますか。床屋さんへ行くことでイヤなことがある。「待ち時間」です。先客がパーマなら、数時間待ちもある。それが無職になり、客待ちなしの時間に行けるようになり、イライラなしの床屋になりました。床屋さんの経費もばかにならないようですね。私の行きつけの店の髪きりハサミ、一丁 20万円にはビックリです。いいものは長持ちするのだそう。道具も大事な技術のひとつなのでしょう。
23 ◎ 発展 ・・・・ 新陳代謝 「2006・10・12」
先日地価公示価格が公表された。これを見ると、地価の下落と高齢化も関連していることが感じられる。減少著しい岩見沢市の団地、以前は札幌から電車で一時間の利便通勤範囲で人気を得た。今は札幌近郊に手ごろな価格団地が出来たことにより、新規団地は苦戦なのでしょう。高齢化が進むと、新陳代謝の団地が必要となる。これが出来なければ、地域は廃れていくことになる。北広島市の大規模団地、江別市も石狩市の住宅団地も心配される。旧大野町も、本町・向野の両団地住民が高齢化したときには、同じような運命になる。長い先を見据えた「新陳代謝」、この行政課題クリアーが発展を左右する。
22 ◎ 日本一 ・・・・ 面積も美味しさも 「2006・10・11」
先月、日本一広いそば畑の空知管内・幌加内町を訪ねた。何度が足を運んでいるが、訪問するたびに作付け面積が増えていることが見た目でわかる。約3000haに迫る栽培面積を刈り取る機械も勇壮に見える。幌加内の美味しい秘密は、「大きい寒暖差」と「朝もや」。今年は台風の影響もなく、粒も大きく作柄も上々だという。友人からいただいた「キタワセソバ」と新品種「ほろみのり」の新そば粉を試食した。「うまいっ」の一語の味でした。今年のそばは、理屈抜きで美味しいですよ。
21 ◎ 同情 ・・・・ 凍る懐 「2006・10・11」
地方自治体の財政改革や経費節減は、公務員の懐具合も凍らしているなあ。昔は給料は現金支給が当然だった。ところがどうだろう、この頃は金融機関の口座振り替えがほとんどでしょう。昔は、給料が出ると、気づかれない程度の額をヨッコした明細書に書き換え、奥さんに渡す習慣の人もいた。こういう小さな楽しみが出来なくなった。また、残業の手当て、これもバカにできない額なんですよ。忙しい職場は給料を上回ることも。今は残業しても、支払う予算が少ない。年末調整還付金などなどヨッコする材料は結構あった。ゆとりのない懐を好転させる妙案なしに、同情するなあ。
20 ◎ 真っ赤 ・・・・ ほうずき「2006・10・10」
昔はあちこちの家で植えていた「ほうずき」、目の覚めるような「真っ赤」な実をつけています。ほうずきの中身を少しずつ取り出す遊び、記憶ありませんか。慎重に慎重に進めても、完成の頃に薄い皮が破れて万事休す。口の中に含んで膨らまし、ギュッと噛むと音が出た。婦人病に薬効があるというが、今は見かけることが少ない。そして、ほうずきで遊ぶ子供も見かけない。お年寄りが「ほうずき遊び」を子どもに伝えてくれればいいなあ。
19 ◎ ブーム ・・・・ いつか静まる 「2006・10・10」
倶知安町・山田のひらふ地区住宅地、全国一の地価上昇率だという。私の最初の勤務先は当時の倶知安営林署。ひらふスキー場は国有林だったので、仕事やスキーで行ってた縁もありうれしい。オーストラリア人によるコンドミニアム(長期滞在型宿泊施設)ブームが押し上げていると、好調の理由が報道されている。先日・信州白馬村のペンションに宿泊した。付近を散策して目についたことがある。それは、山林を切り開いて造られたペンションが、見るも無残な姿で放置されていることです。長野オリンピックの賑わいが去り、同業者との闘いにも負けたのでしょう。こういう姿を目にすると、開発許可に対する慎重さが求められているように感じる。倶知安町役場の担当課長がテレビのインタビューで語った「将来の姿を考えると、喜んでばかりいられない」、この思いを忘れてはならないなあ。
18 ◎ 気になる ・・・・ 廃屋 「2006・10・9」
農業地帯を旅すると、どうしても目に飛び込んでくるのが廃屋。特にサイロ付きの牛舎は大きいので目立つ。北斗市内の開拓地にも廃屋がある。戦後、山の荒地を開墾した苦労と風雪に耐えてきことが、廃屋の姿から想像できる。農業所得減少、後継者など地方の人口減少の要因は大きくなり、廃屋は増える一方だと思う。廃屋は、悪の温床になったり、キツネなどの棲みかになったりの弊害を起こす危険が考えられる。人様の個人財産ではあるが、気になる。
17 ◎ 商品名の呼び名 ・・・・ わかる出身地 「2006・10・9」
富山の配置薬箱には、ばんそうこうがかならず入っていましたよね。新聞に、「ばんそうこう」の呼び名で出身地がわかるという記事がでました。全国的には、「サビオ」「バンドエイド」「カットバン」「リバテープ」「キズバン」 ・・・・ ばんそうこうメーカーの商品名が浸透しているようですね。東京で「おやき」の話をしたら、これも地域で呼び名が違うことにビックリしたことがあります。「今川焼き」「回転焼き」「大判焼き」「二重焼き」などあるわあるわ ・・・ 「たい焼き」はおやきだろうか?。全国的には、「画びょう」と「押しピン」、「宇津救命丸」と「樋屋奇応丸(ひやきおうがん)」 ・・・・ 。狭い日本こんなに違ってどうするの、ですね。
16 ◎ 寒露過ぎれば ・・・・ 山笑う 「2006・10・8」
8日は暦の上で「寒露」。野の草花に宿る露のことだという。そばの生産地では、露が消えた午後に刈り取りをし、そして乾燥調整施設に持ち込むという気配りを要する時期でもある。五穀豊穣の時候、今年も美味しい穀物を提供されそうな作柄に感謝しましょう。寒露を過ぎると、いよいよ山笑う紅葉が進みます。
15 ◎ 健康の秘訣 ・・・・ 呼吸力 「2006・10・8」
大和成和病院心臓病センター長・心臓外科医 南淵明宏さんの話。{呼吸パワー、聞きなれない言葉ですよね。呼吸は、酸素吸収が9割、残り1割は心臓を助ける役割をしているという。この呼吸パワーは、運動不足になると衰えるという。呼吸がなまると、心臓への負担が増える。この呼吸パワーを高めるには、ジョギングやエアロビクス体操などの運動が有効。ただ歩くだけでなく、ヒーハー・ヒーハーと息をするくらいに負荷をかけないとダメだという。それから、声を出すことも大切で、カラオケや読経も効果がある}。自分は若いと思わず、先生の言うことを聞いてみましょうよ。
14 ◎ 温泉保証書 ・・・・ 情報開示 「2006・10・7」
白く濁ったお湯と効き目で全国に有名な白骨温泉、濁りを人為的に操作していた報道で物議をかもしたことがありましたね。その温泉のある、長野県温泉協会の対応に感心した。脱衣所に天然温泉を保証する、という大きなカラーの証明書が貼られていた。高齢者も分かりやすいように、絵や図を入れて説明しているんです。「源泉の引湯方法」「給湯方式」「加水の有無」「加温の有無」「入浴剤・殺虫剤の有無」の5項目を、分かりやすい理由を説明しながらです。普通、保健所等などの証明した、効能などの温泉分析表は貼られているが、こんな親切な証明書を見たのは初めてです。入浴剤混入事件を糧にした対応、立派ですね。
13 ◎ 政治に期待 ・・・・ 療養医療改革 「2006・10・7」
10月1日から高齢者の医療費などの負担が変った。現役並みに所得がある70歳以上の窓口負担が、今までの2割から3割にアップ。また、長期療養の入院患者は、食費や光熱費など居住にかかる費用が、原則自己負担となった。病で通院している患者からは「不安」という声が聞こえてくる。貯えが少なくなると不安は増幅する。これが次の社会問題につながりそうな気がしてならない。
12 ◎ 満月の所有者 ・・・・ 4反歩で2700円 「2006・10・6」
今日は十五夜、ススキを飾り秋の味覚の果物を供え感謝。満月は明日7日。この月の土地、販売されていること知ってますか。アメリカの会社が、約1200坪の広さを2700円で販売。1996年の販売開始以来、世界175ケ国の約175万人が購入し、うち日本人も6万5千人が土地所有者。まだ販売地は相当あるという。ちなみに購入理由は「結婚記念」「還暦祝い」「誕生祝いのプレゼント」など ・・・・・ 夢のもてる話ですね。財産家になりましょうよ。
11 ◎ 孝行野球 ・・・・ さわやか 「2006・10・6」
「高校野球」も「孝行野球」と読み替えたくなるほど、駒大苫小牧高校の活躍は北海道をアピールしてくれました。国体決勝を前にして田中投手の両親がインタビューに応じていましたが、その応対が好印象でした。ブロ野球は楽天の指名でしたが日ハムに未練は ・・・ の問い。父親は、「制度ですから、どこであろうが従うのが当然」。母親は、「大事に育ててくれる球団であればいい」。こういう両親を持つ田中投手は、プロ野球でも大きく羽ばたくことでしょう。
10 ◎ あふれる清水 ・・・・ うまい酒 「2006・10・5」
北陸は豊富な水が武器のようの思える。霊峰白山の伏流水は全国区の知名度を謳歌、あちこちから湧き出ている。伏流水には、酵母の増殖や発酵を促進するカルシュームやマグネシュームが含まれている。さらに鉄分が少なく、酒に使用すれば異常着色も起きず、口当たりのすっきりした味になるという「優れ水」。能がきを見れば、白山の銘酒についついお土産の手は伸びる。
9 ◎ 必要不可欠 ・・・・ 怖い師匠 「2006・10・5」
落語の世界の師弟関係は厳格で、師匠の叱責を受けて一人前の噺家になるそう。三遊亭圓生の弟子・圓窓の言葉。{稽古で「真田小僧」という噺を教わった。それを演じた時、自分で考えたギャグを入れた。「あたしは、そんな噺を教えた覚えはない。お前は噺を崩した。生意気に走るようなら破門だ」、ものすごい剣幕で叱られたと言う。どうして生意気なのかというと、「落語家の基礎をつくる時期に ・・・・ 」。 今の若い世代には、「基礎をつくる時代」不必要と言われそうですね。汗を流さず収益を得ていることを覚えた人は、落語研究も必要なのかも。
8 ◎ 神秘の峡谷 ・・・・ 自然の厳しさ 「2006・10・4」
トンネルの数・41、橋の数・22、走る距離20.1km、日本一深いV字峡谷を見ることができる黒部峡谷のトロッコ電車に初めて乗った。宇奈月駅を出発したトロッコは、時速16キロのスピードで走り、約1時間20分で終着駅の欅平(けやきだいら)に着く。元々は、電力資材や作業員を運ぶために作られたという。黒部峡谷の発電計画に着手したのが大正12年、トロッコも遅れること1年で着手。先人のバイタリティーある計画と実現に驚かされるます。冬期間トロッコは休業する。この間電力施設で働く現場に、生鮮食品や雑貨を背負って運ぶ「逓送さん」と呼ばれる人10人が活躍するという。10キロの荷物を約2時間40分かけて12キロ先の現場に運ぶ作業はつらいという。発展した世の中ですが、人間の一歩一歩も必要としているんですね。
7 ◎ 被害者は極少 ・・・・ 健全なケチケチ 「2006・10・4」
振り込め詐欺の被害額、東京が大差で大阪をリードの記事が。今年1〜7月の被害総額が、東京が26億1千万円だが大阪は僅か1億6千万円。人口1人当に換算すると、東京の205.8円に対し大阪が18.1円。北海道生まれのキャッチセールス評論家によれば、「大阪人の、お金を前に納得いくまで質問をするという、健全なケチケチ精神が被害を少なくしている」。あなたの精神は大阪にピッタリですか?。
6 ◎ 秋の味覚 ・・・・ あの世からお迎えも 「2006・10・3」
キノコの秋、ファンの方は心ワクワクさせて山へ分け入っていることでしょう。森の恵にも毒牙。宮崎県でニセクロハツを食べた58歳の男性死亡、東海地方でもニセクロハツで2人が死亡という新聞記事見ましたか。一歩間違えば ・・・・ あの世も見えます。今年はキノコが豊作のようですね。友人からボリボリキノコを賞味させていただきましたが、ダイコンおろしを入れた旬の味は美味しいですね。事故の多いキノコは、この辺りでもあるツキヨダケだそう。そして、死亡事故ナンバーワン、これもツキヨダケというからお互いに気をつけましょう。天然キノコ約5000種類のうち毒キノコは50種類くらいあるという。見た目は安全で美味しそうに見えるんですがねえ。
5 ◎ ハッキリ ・・・・ 交通信号器 「2006・10・3」
本州を車で走ると、「赤」「青」「黄」の交通信号の色の変化に気づきます。灯器が、いままでの「電球式」から「LSD式」に変わっているのが多い。一色だけハッキリ見える利点があるという。設置コストは倍かかるが、消費電力は少なく、電気料金も相当安くなるという。その上、電球式は毎年交換が必要だが、LSDは7〜8年持つという。欠点は、発電しないので信号機に積もった雪が融けにくいそう。北海道の普及加速には、改善も必要なのかも。
4 ◎ 弟子教育 ・・・・ 昔流儀はいいなあ 「2006・10・2」
職人の弟子を育てるにはいろいろな方法がある。テレビでラーメン屋の弟子と教育を、こぞって取り上げた時もあった。ものすごい剣幕でしかったり、作ったものを投げ捨てたり、立派な腕前にしてあげるという配慮からだろうが、見ている方もつらい場面もしばしばあったなあ。石川県の金沢駅前近くに、280年の歴史ある近江町市場がある。ここには170軒ほどの店がひしめいている。日本海の鮮魚を扱う店の前で、ホットな弟子教育を目にした。市場は朝9時開店だが、6時前から鮮魚店の準備は始まっている。店主が若い者に魚をさばかせ、基本を教えていた。いばるでもなし、大声をだすでもなし、おだやかな眼差しを向けて指導していた。これが弟子教育の原点と、私には写った。あったかい光景を目にしたこの日は、気分も爽快でした。
3 ◎ いらぬ心配 ・・・・ 親子も他人の時代到来? 「2006・10・2」
池波正太郎の「男の作法」から。{昔は、おばあちゃんがいないと何もできなかった。電気製品なんかないでしょう。子どもなんか生まれたら、おばあちゃんがいないと困るわけ。おばあちゃんが子守をしている間に家事をするということだった。ところが今はもう、そうじゃなくて、お母さんが、おばあちゃんに「子どもにかまわないでください」ということでしょう}。この作法の文庫版を発行したのは昭和59年ですから、ここからまた時代が変化して「親といっしょに住むのは絶対ダメ」、ここまで来たように感じます。少子高齢化が進んだら、こんどはどうなるのでしょう。チョッピリ不安になりますよね。
2 ◎ 子どもに見せてあげたい ・・・・ 殿様バッタのトランボ 「2006・10・1」
先日、今年2度目の殿様バッタのトランボを見つけた。場所はきじひき高原。元気のいいトランボ、ひと飛び10メートル。アッという間もなく逃げられた。カメラに納められず心残りな気持ちでいた。ところが先日、黒松内町の添別(そえべつ)ブナ林・ブナセンター前で見つけた。余命少ないのか元気なし。カメラにもしっかりポーズをとり、飛ぶ距離も僅か1メートル。とにかく、絶滅しないでほしい。このブナセンターの周りの畑は耕作放棄地、農薬散布がないため生息可能となっているのでしょう。
1 ◎ 医者も人間 ・・・・ 手術を受ける人も人間 「2006・10・1」
「医者として命を預かっているといえば聞こえはいいですが、依頼があれば患者さんの心臓の手術をするという毎日は怖く、自分に資格はあるのか、手術を成功させることができるのかと日々葛藤しています。自分自身、目の前の患者さんを手術するというときに、この目の前の患者さんは、明日死ぬかもしれない、寝床に入るのも最後かもしれない、そういうつらい思いを乗り越えて手術を受けるんだろうな、と思うのです。そして、ふと、自分がもし、患者さんと同じような状況ならどうするのだろうか、と考えてしまう」。これは大和成和病院心臓病センター長・心臓外科医 南淵明宏 さんの話です。先生の、覚悟を決め、そして相手の立場を考えながら手術して治してあげよう、というやさしい心が伝わってきます。まず、自分に打ち勝たなければならないんですね。
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