60 ◎ たたき売りならぬ ・・・・ 焼売りだい 「2006・11・30」
ところ変れば食べ方も違うんですね。バナナの焼果実とでも言うのでしょうか。タイ国では、バナナの皮をむいたものと皮つきの両方を、コゲるほど焼いて売っているんです。こういう食べ方、考えもつかなかった。英語で表示していることからすれば、外国人が大好きなのかも。味は・・・・、簡単なことなので、自分で焼いて確かめてみては。
59 ◎ 家計簿黒字に貢献 ・・・・ 今からでも遅くはない 「2006・11・30」
かえすがえすも「残念」だと思うことがある。数年前、国が「パソコン」「インターネツト」の使用技術取得を支援した。この事業を多くの市町村が活用し、技術習得講習を行った。旧大野町でも、大勢の高齢者や女性が習った。しかし、あと一歩の努力ができず、多くの人は投げ出した状態です。なぜ「残念」なのか。例えば、旅行をするときインターネットで予約すると「お安くなる」、こういうケースがいっぱいあります。所得のない高齢者こそ、インターネットを駆使すれば家計簿に貢献できるんです。たいして難しいことではない。「インターネット・パソコンは難しい」という先入観を捨ててほしい。今からでも遅くはない。
58 ◎ 托鉢 ・・・・ 活きた教育 「2006・11・29」
タイ国人の95%が、小乗仏教の信者だそう。お坊さんは神聖なものとあがめられている。朝の市場に行くと、托鉢のお坊さんと出会う。その日の食事を托鉢で賄うための行動です。僧侶や寺にお布施や物をあげると、功徳を得て幸せになれると市民は信じている。市場では、お坊さんが野菜や果物をかかえきれないほどもらう光景が見られ、一般の家々の前には供え物と焼香台が置かれている。お坊さんが裸足で奮闘し、市民と心を合わせての托鉢修行は、教育にも好影響をもたらしているように写った。
57 ◎ 敷居の高低 ・・・・ 相手が決める 「2006・11・29」
テレビ取材お断りという宿の前でリポーターが、「この敷居から一歩たりとも入ってはダメ」、と説明。敷居が高いということは、料金も高いということでしょう。ちなみに、一泊14万なにがし。そういえば、昔から「敷居」という言葉、大人が使っていたなあ。あそこの店は高級品が多く「敷居」が高い。親が子に「二度とこの家の敷居をまたぐな」。みなさんも経験ありませんか。でも「敷居」を低くしようとしても、相手が勝手に高くしてしまうこともあり、悩みですね。、
56 ◎ 商売繁盛 ・・・・ 夜店で奮闘・寿司屋 「2006・11・28」
日本人長寿の原因は食事にあり?、外国人の日本食人気はうなぎ昇りだという。北京・大連でもブームだったが、タイの国でもそのような傾向になりつつありそう。アユタヤ市内の毎日開催される夜店をのぞいてみた。なんと、「寿司の出店」が繁昌・繁昌。あいさつも売り込みも日本語。日本人をホッとさせる異国情緒はうれしい。
54 ◎ 天国の暮らし ・・・・ 象さん大切にする国 「2006・11・27」
タイ国では、象を大切に扱っている。アユタヤの泊まったホテルの近くで象が飼われていた。柵を回しているわけでもなし、首を繋いでいるわけでもないところを見ると、凶暴性がないのでしょう。夜には、大きな通りを散歩させている象を見た。街の人は、象の好物を与えている。交通の多い道路を象が歩いていたが、「象」さん優先のようです。そういえば、島牧村で花子という象が、くる病を温泉治療、ということが1970年頃話題だったなあ。その花子は、タイ国が、日本の子供達のためにと贈った象さんだという。
55 ◎ 取り壊される ・・・・ 修学旅行思い出のタワー 「2006・11・28」
昭和33年に建てられた東京タワーの高さは、フランスのエッフェル塔320mをしのぐ333m。昭和36年・中学の修学旅行は東京タワーがメーンだった。展望台の高さ145mから見る光景と、下から見上げた高さに驚いたものです。。タワーも超高層ビルに押され(日本一は、横浜ランドマークタワー 296m)、陰が薄くなっていた。現在の世界一の高さは、台湾国際金融センターの508m(アンテナを含めると527mというのもある)。ここにきて、新東京タワーが場所を墨田区に移し建てられるという。完成は2011年。高さは世界一の610m。展望台は450mにできるという。4完成が待ち遠しいですね。
53 ◎ 地域の慣習崩れる ・・・・ 高齢化・核家族現象 「2006・11・27」
わが家の地域も高齢化を感じる。田舎に住めば、神社や寺の集め物の当番がある。当番は順番制、ところが高齢者の一人暮らしや世帯分離による少人数化が進み、これがままならない状況になりつつある。昔から集め物はお金もしくは米だった。米の担ぎ手とお金を扱うということで、当番は二人制の慣習。苦肉のアイデア?として、一人集めが定着しつつある。高齢化の余波は、こんな所にも現れてきたなあ。
52 ◎ バンコクは極楽 ・・・・ 用心棒? 「2006・11・26」
タイ国の訪ねた都市、外国資本のコンビニだらけです。あっちにもこっちにもの感じです。コンビニに置かれている商品は、日本人のイメージとは大違い。例えば飲料水売り場、大部分は「水」のペットボトルが占める。バンコク郊外・田舎街の真夜中午前3時のコンビニ前。若者がいて賑やかだが、用心棒の野良犬がわが世を謳歌している。日本のコンビニ入り口前に、首輪なしの野良犬がいるという光景、考えられますか。いかに犬を可愛がる国かがわかります。
51 ◎ ほしい希望者殺到 ・・・・ 迷犬・ラッキー 「2006・11・26」
徳島県・眉山(びざん)での野良犬救助は、テレビで全国中継され「時の犬」でしたね。高さ70mの高さのコンクリート防護壁に6日間、飲まず食わずで辛かったことが映像からわかりました。私も、並木路子の「リンゴの歌」と重なる思いがしました。「リンゴは何にも言わないけれど リンゴの気持ちは良くわかる」、よくガンバッタものです。時同じく、フィリピンから帰国の男性が「狂犬病」で死亡。犬の「明暗」に振り回された1週間でした。
50 ◎ 決め付け? ・・・・ 行政の仕事? 「2006・11・25」
タイ国のゴミ意識、???日本とは違うなあ。パタヤビーチ通りの一夜があければ、ところかまわずゴミ・ゴミ・ゴミが落ちている。ゴミ箱も置いてあるが利用しないようです。毎朝、行政の雇用した掃除人がきれいにかたづける習慣。ポイ捨てがなくなれば、税金の無駄使い節減にもなるのになあ、といらぬ心配をしてしまう。
写真は パタヤ市内のビーチ公園通り
こういう状態が数キロつづく
49 ◎ さよなら さらならが ・・・・ 霧にむせぶ夜 「2006・11・25」
「霧」のつく曲が多い時代があった。「霧子のタンゴ」「霧の出船」「霧の摩周湖」・・・。そして、「涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのさ ・・・・・・・」、1968年大ヒットした「霧にむせぶ夜」もそうです。これを歌った黒木憲さんが亡くなった。切なく、哀しく、慈悲深い歌で、当時の若者を励ました。息子の都会派ムード歌謡歌手・唐木淳さんが親の意思を継ぐのでしょうが、一世を風びした歌手の64歳訃報は早すぎる。
48 ◎ 小学生も外食 ・・・・ サラリーマン世帯 「2006・11・24」
タイ国のサラリーマン住宅の大半は、台所がないという。じゃあ、食事はどうするのか。答えは簡単、「外食」です。パタヤの市場が並ぶ道路脇の小さな食事処、小学生が朝食を食べていた。昼食も、パンや学校の側にある屋台で済ませるという。日本は学校給食完備で幸せだなあ。
47 ◎ 車の高齢化も進む ・・・・ 大歓迎 「2006・11・24」
わが家の自家用車が購入して10年になる。高齢車だが、サビも目立たず孝行車。まだまだガンバレそうなエンジン音だ。新聞によれば、普通車の平均寿命が初めて11年を突破したという。先日タイ国で目にしたのは、タクシーや乗用車が道路でエンストしている光景です。日本ではそういう光景は、めったに目にしない。この反動で、新車販売が停滞という悩みが出始めている。景気不安が車の寿命を延ばしているのかも知れない。
46 ◎ 事故は自らが注意 ・・・・ 危険ケ所 「2006・11・23」
タイ国の土木補修工事は、日本のような施工基準がないのか、危なっかしい。ビーチ観光地のパタヤでは、通行の多い公園内道路の穴に、ブロックのようなものを置いて安全対策をしていたが、危険の表示はされてなかった。日本だったら警備員が見張っている。工事の通行人に対する安全対策は、日本と比較にならないほど低い。しかし、事故は少ないというから不思議だ。危ないという意識を持たせれば、通行人自らが安全対策を心がけるということなのかも知れない。
45 ◎ 満腹 ・・・・ 空腹・餓死 「2006・11・23」
わが家にスズメが集まる時節になった。冬を乗り越えるためなのでしょうか、まるまる太って元気そう。田んぼの稲籾や虫などを腹いっぱい食べたのでしょう。スズメは害虫を食べるので、大事に保護しなければなりません。逆に山道で見つけたのは、生まれてまもないネズミの死骸。いつもより多く見かけた。エサを捕れず餓死したのでしょう。人間は病気との闘いに苦戦、生き物はエサを捕ることとの戦いに苦戦ですね。
44 ◎ 草取り? ・・・・ 草切り 「2006・11・22」
タイ国も格差社会に写ります。日本の格差とは違う裕福と非裕福の格差、これが大きいことを感じる。裕福家庭が雇う作業者の草取りを目にした。日本だったら、次に生える草を少なくするため根を抜く。この作業者は、一本一本ていねいにハサミを使ってチョキンチョキンと切っている。日本人のせっかち者にはマネができないなあ。
43 ◎ 先見の明 ・・・・ 時代の変遷が花見客を呼ぶ 「2006・11・22」
小田原市は「梅の花」で有名です。沢山の木が年輪を重ねることは、とても時間がかかります。大昔に、梅を植えた先見の明はすごいことだと思う。室町時代の武将・北条早雲は小田原城主の時、梅の木を各戸1本植栽することを奨励したという。奨励の理由は、「梅を食べていれば死ぬことはない」。
42 ◎ タイふうゼロ ・・・・ 四角い電柱 「2006・11・21」
外国に足を踏み入れると、日常生活する環境の違いにビックリします。日本で見ていることが「最善」と頭にあるからなのでしょうか。タイ国に行くと、電柱という電柱はコンクリート製の四角。おまけに、日本は、下が太く、上にいくほどだんだん細くなる。タイの電柱は、下から上まで同じ太さです。四角だと、横木を取り付けやすく、型枠も簡単だなあ。ガイドさんの説明では、タイにはタイフウが来ないので、強い風の通りを良くする丸型でなくても十分だそう。だから太さも気にしなくてもいい、と言うことだが。ほんとうだろうか?。
41 ◎ 焚き火 ・・・・ 昔の風物詩 「2006・11・21」
初冬を前にしての風物詩は「焚き火」。落葉をかき集めて燃やす。風の向きによっては煙が動き、グルグル焚き火の回りを移動した思い出がある。今は環境問題があって、焚き火は消防の許可を得たものしかできない。「かきねのかきねの 曲がり角 たきびだたきびだ おちばたき あたろうかあたろうよ きたかぜぴいぷう ふいている」。唱歌「焚き火」は、今の時代では考えつかないなあ。
40 ◎ 気分良すぎて杯重ね ・・・・ サービス過剰責任? 「2006・11・20」
ニユースでよく耳にする事件。飛行機内で乗客があばれ、「もとの空港に引き返した」「近くの空港に緊急着陸した」。この事件の発生、国際線に乗ると理解できる。飛び立つと機内サービスが始まる。高級ウイスキー・ビール・ワインなどのアルコール類が飲み放題なんです。一杯で気分がよくなり、二杯でもう少し飲みたい気分になり、三杯を過ぎるとまだまだ欲しくなる。無料ですもの ・・・・ お互い油断せず気をつけましょう。
39 ◎ 60億円 ・・・・ 60キログラム 「2006・11・20」
松坂投手のメジャー入札60億円には驚いたし、球団はホクホクでしょう。評価が高いことは、日本人としてうれしいねえ。年棒も2年で35億とも40億円とも新聞では報じている。夢のような額、「宝くじ」を当てるより至難のことかも。60億円のイメージを朝ズバでやっていた。1億円の重さが10キロだという、ということは60キロの重さ。米俵1俵相当、他人のお金ながら気になる。
38 ◎ 36年ぶりの発症 ・・・・ 狂犬病で死亡 「2006・11・19」
タイ国は犬をとても大切にしている。日本のように犬の登録制度で管理されていない状態の「野良犬」が、街中にいっぱいうろついています。街中にとどまらず、観光客が押し寄せる世界遺産の施設内にもいっぱいいます。日本人にとって心配なのは「狂犬病」。ガイドさんによれば、タイの犬は噛み付かないから大丈夫と言われる。しかし、つきまとう犬、いつ・・・・不安になる。この不安、フィリピンで現実になりました。新聞によれば、このほどフィリピンで犬に噛まれた60代の男性が「狂犬病」を発症したと日本国は発表した。狂犬病は人から人へ感染しないというからこの点は安心だが、狂犬病の恐さをお互い再認識しましょう。
37 ◎ 市職員 ・・・・ 居酒屋で働く 「2006・11・19」
京都市役所職員の不祥事、「よくこんなにあるもんだ」と思う。本年度15人目の懲戒免職者となった職員の処分は、病気休職中に妻の経営する居酒屋の手伝い発覚。神戸市でも同様の不祥事発覚。病気休職や休務中は治療に専念しなければならず、パチンコや娯楽施設の出入り、アルバイトは禁止、と市の服務規程で定められているという。定められている、いないの以前のモラルの問題だ。昔は、関西方面の職員は一生懸命働くということで、市町村職員の給与を表すラスパイレス比率が、全国一高かった。その面影が消えたのだろうか。
36 ◎ タイへん楽々 ・・・・ 乗り継ぎ 「2006・11・18」
海外旅行をすると、日本の空港行政の遅れを思い知らされる。中国の北京首都空港、タイのバンコク・スワンナブーム国際空港、香港のチェプラクコク国際空港、どの空港も国内線と国際線がスムーズに乗り継ぎできる。日本は羽田から成田に移動が必要、この不便なこと。贅沢なことかも知れないが、首都圏以外の地方人には出費が嵩む。スワンナブーム空港は24時間体制が強み、その上お客に対するサービスも桁外れです。広大な乗り継ぎロビーには、「寿司屋」さんもあるんですよ。
35 ◎ アドバイス ・・・・ あなたならどうする 「2006・11・18」
新聞の人生案内載った相談。{夫は普段、子供と楽しそうに遊んでくれます。しかし、仕事で疲れて機嫌が悪いと「うるさい」「寄るな」などと大声を上げます。「捨てるぞ」と暴言も。最近は「今日はパパは疲れているから遊んじゃいけないの」と私に聞いてきます。幼いなりに、気を使っているようです。甘えたい盛りなのに「かわいそう」です。}という内容。あなたなら、どういうアドバイスをしますか。
34 ◎ タイ(大)歓迎 ・・・・ 親日国 「2006・11・17」
タイ国は二度目。前回の印象は、暖かい気候と相まっての「温かい人間性」。江戸時代に山田長政が、シャム国(現在のタイ)アユタヤ郊外・日本人町(当時1500人の在日本人)頭領として活躍したことを、学校で習ったことが思い浮かぶ。そのせいか、タイ国は親日国だという。日本人を温かく歓迎してくれるし、治安もよい。旅行をして心配なことは日本に対しての「敵対感情」、これがないと楽しく旅行できる。
33 ◎ 車の最高速度 ・・・・ 検討開始 「2006・11・17」
警察庁は自動車の最高速度見直し検討を始めた。一般道60キロ、高速道路100キロの現状を、2008年度まで3年かけ検討するというもの。道路の速度は「道路交通法」で定められることになっている。外国では最高速度が120キロの国もある。日本は、制限速度を上回って走行しているのが現実。規制を強めることが事故防止につながるとは限らない。道路事情にあわせた見直しを期待したい。
32 ◎ 開港ホヤホヤ ・・・・ おおらかな建築基準? 「2006・11・16」
タイ国の国際空港は、首都バンコクから30キロ、タクシーで約1時間のところにある。計画から完成まで46年を費やした苦難の歴史がある。空港名は「スワンナブーム」。「黄金の土地」という意味で、国王が命名したという。この9月28日開港したばかり、という立派なスワンナブームに降り立って驚いた。入ったトイレの小用3個のうち、2個が使用禁止。帰国の時に入ったトイレは、洗面器が壊れ水が流れず。設備関係が雑なんですね。滞在中のホテルも雑な内部設備のつくり。日本の建築基準とは違うんですね。
33 ◎ 車の最高速度 ・・・・ 検討開始 「2006・11・17」
警察庁は自動車の最高速度見直し検討を始めた。一般道60キロ、高速道路100キロの現状を、2008年度まで3年かけ検討するというもの。道路の速度は「道路交通法」で定められることになっている。外国では最高速度が120キロの国もある。日本は、制限速度を上回って走行しているのが現実。規制を強めることが事故防止につながるとは限らない。道路事情にあわせた見直しを期待したい。
31 ◎ 移民訴訟 ・・・・ うれしい政治決断 「2006・11・16」
「カリブ海の楽園」のキャッチフレーズと優良農地無償譲渡を信じ、昭和31〜34年にかけてドミニカ共和国に移住した日本人は1,300人。ところが畑地に不適の耕作地、しかも無償譲渡も絵空事。日本は集団帰国を実施したが、そのことを知らなかったりの事情で残されたものもいた。その残された50家族が政府相手に起こした損害賠償裁判は、形の上では国側勝訴だった。しかし、小泉首相の政治決断で、「補償金と謝罪」をすることがこのほど確定した。原告からすれば要求から程遠い内容だと思うが、日本もこういう判断・決断ができるようになったことは、心強い。
30 ◎ ありがたい ・・・・ 日本語新聞販売 「2006・11・15」
外国旅行をすると、時差ボケにならないように気をつけなければならない。同時に、日本語にふれる機会が少なくなることも不安のひとつ。つくづく、毎朝配達されて読む新聞の有り難さがわかる。バンコクの国際空港では、1日遅れの日本の新聞が販売されている。値段は1紙314円。思わず「高い」、と思い勝ちだが、価値は十分あり、むしろ有り難さを感じる。
29 ◎ 二次被害発生心配 ・・・・ 捨てよ保身 「2006・11・15」
いじめの問題で、心配された二次被害が発生している。いじめの報告を教育委員会にしなかった責任を感じ、北九州市立の小学校長が命を絶った。新聞には、誠実で礼儀正しく、教育に熱心な校長だったと載っている。いじめ報告を教育委員会にすれば、人事評価が下がる。このことが、出世や異動にも響く現実。これを人間は恐れる。この人事異動評価システムを見直さなければ、真摯な情報提供はされないと思う。こういう体質は、先輩から暗黙のうちに受け継がれているのではないか、と危惧をする一人です。学校管理職が立ち止まって、「調査」「報告」について真剣に考えることが大事だと思うなあ。
28 ◎ ワンダフル ・・・・ 野良犬様天国 「2006・11・14」
タイの国は野良犬天国のようです。世界遺産史跡の中、ホテル前の路上、公園、市場 ・・・・ あっちにも、こっちにも犬がいて付きまとう。慣れない外国人観光客にとっては恐いイメージが。ところが、「温厚な犬」ばかりのようです。犬をとても大事にする国だというから、江戸時代・8代将軍・吉宗公時代とダブル。「野良犬」と言ったら叱られそう。
27 ◎ 重症患者優先 ・・・・ 選別実験開始 「2006・11・14」
日本の救急車出動は、傷病程度にかかわらず通報の早いもの順。ところが米英では、3段階に区分しての対応。心肺停止などの重体患者には、高度な治療設備の救急車。緊急性の低い患者には、消防車で対応など。財政難を考えたこの対応策導入を調査研究するための実験を、札幌・仙台・横浜・京都で15日から始めるという。課題は、通報者の緊急性を適正に判断できるかどうかだという。消防職員の資質の向上も、求められることになる。簡単に119番をダイヤルできなくなるかも。
26 ◎ 昔は「だんこま」と言った ・・・・ 北海道和種馬 「2006・11・13」
函館市見晴町の見事な紅葉公園「香雪園」、その正門前で紅葉を眺めながら・・・・エサを食べている。住宅街でドサンコ4匹飼育に驚いた。わが父も、道なき山の薪運搬でお世話になった。駄送分野で活躍したドサンコ、珍しくなりました。昭和39年には、千代田の高坂茂樹(当時52歳)さんが富士山登山という偉業、学生だった私もしっかり覚えている。北斗市は馬の愛好者が多い。一時代の繁栄に貢献してきたドサンコ、保存され続けることを期待したい。
25 ◎ 上を向いて歩こう ・・・・ 工事現場 「2006・11・13」
12日午前3時半ごろ、埼玉県西川口駅ビル改修中の400トンクレーンが横転。運転手が骨盤骨折の怪我を負った。しかし通行人に被害はなかったという。早朝のため大事故に至らなかったのは不幸中の幸い。この頃クレーンの横転が多いですね。工事現場を通ると、クレーンが倒れたらどうしようと思うことが多くなった。お互い工事現場付近は注意しましょう。
24 ◎ 冬近し ・・・・ 季節の変わり目は要注意 「2006・11・12」
この頃の低気圧はバカにできない。台風以上の被害をもたらすこともある。天気予報では、12日は気圧が発達し、冬並みの気圧配置になるという。これからはひと雨・ひと雨ごとに気温が下がります。風邪にはもちろんのこと、災害にも備えた日暮をお互い心がけましょう。
写真は 平成16年の台風18号くずれの
吹き返しによる文月神社杉被害
23 ◎ 静かにあばれる? ・・・・ 静電気 「2006・11・12」
自動車のドアを開けようとした時、「ビリッ」「バチッ」という経験ありませんか。静電気の防止は、原因がわからずやっかいですね。以前、私の車も原因不明の静電気が起き、ドアを素手での開閉することが恐いと思った経験があります。ガソリンスタンドでは、静電気による給油中の発火ということもあるという。静電気は冬に発生が多くなるらしい。理由は、湿度が高くなると起こりやすいからだという。お互い気をつけましょう。
22 ◎ 山笑う時節 ・・・・ 膝笑うに注意 「2006・11・11」
秋の紅葉はみんなを楽しませてくれます。山笑う秋とも言いますよね。紅葉を見るために山に登ると、「山笑う」が「膝笑う」になることがあります。疲れてくると足が上がらなくなり、山道の低い障害物で転倒、よくあるんですよ。仕事も同じです。疲れてくると小さなミスを重ね、それが重大なことにつながることがあります。山登りも仕事も疲れてきたら「要注意」、お互い気をつけましょう。
21 ◎ 美しい土俵入り ・・・・ 吉葉山 「2006・11・11」
新聞になつかしい名前が載った。{横綱「吉葉山」の思い出寄贈}がタイトル。生まれ故郷の石狩市に、写真など35点を寄贈するというもの。私は小さい頃父から、悲運の大横綱と教えられた。なにが悲運だったのかわからずのまま、吉葉山を応援した。テレビの時代には、弟子の育てた明歩谷を応援した。ノッポで技は「つり出し」がトレードマークだった。今時代、インターネットで調べれば、「悲運」の意味はすぐわかる。「成長期に兵役」「復員後、兵役前の番付考慮なし」「兵役で受けた銃弾2発の負傷」「小部屋の悲しさ」などなど。昔は同部屋や系列の対戦はなかった。吉葉山の所属していたのは超小部屋。ライバル「鏡里」は名門の大部屋、このため強い力士との対戦が多く差がついた。吉葉山はクリーンなイメージの大横綱、と私はほれている。
20 ◎ メガネ薬 ・・・・ 夢の薬? 「2006・11・10」
わずらわしいですね、メガネをかけること。私の若い頃は、検査をすれば「2.0」と良すぎた。検査後、「良すぎて、年を重ねると乱視になります」、といつも注意するように言われた。そんなはずはないと思っていたが、やっぱり乱視になった。メガネの改良進歩はめざましく、「淵なし」「超軽量」「形態機能保存」など、満足度はアップの連続です。でも、雨の日の作業などでは、メガネはハンデがある。拭いても拭いても ・・・・ 。こんな時いつも願うのは、視力が正常に保てる「メガネ(目)薬」が発明されないかです。夢物語かなあ。
19 ◎ 環境アップ ・・・・ 教師力アップ 「2006・11・10」
元経団連会長・土光敏夫さんの言葉。「社会は学校の先生をもっと尊重すべきだと思う。給料もふやしてやればいい。悪い先生がいるから月給をふやせないなんていわず、ふやせばふやしたでいい先生が寄ってくるんだ。教育を尊重するなら、われわれはまず、教育者を認めるべきで、認めずして教育をうんぬんするのはおかしい」。安倍内閣は教育基本法が政治課題となっている。現場で悩む教師が多くなりつつある感じの昨今。金の卵を育てる教師が、力を発揮できる環境にも光を当ててほしい。同時に、保身を念頭に置いた仕事を優先させる管理職がいるとしたら、排除も考えてほしい。
18 ◎ もみじと紅葉 ・・・・ まぎらわしい 「2006・11・9」
秋を迎えると、日本語の難しさを感じる。「紅葉」の字、「こうよう」とも「もみじ」とも読む。「紅葉の木が紅葉」「紅葉狩りに紅葉の山へ」。私のひねくれた思いかも知れないがシックリこない。
17 ◎ 真の楽 ・・・・ 衆縁和合 「2006・11・9」
駒沢大学・田上太秀教授の「楽」を生きるための法から。{豪華な食事や遊びのなかにも「楽」はありますが、それは感覚的な快楽であり、けっして長続きしません。また快楽は別の苦悩も引き起こします。たとえば、「この贅沢な暮らしを続けたい」という執着が起こり、それを失う恐怖や焦りに悩まされたり、失うまいとして人と争うようになります。快楽の追求がさまざまな煩悩を生み、苦しめられることになるのです}。教授は、「自分ひとりだけが楽をする」という考え方に、ハッキリとノーと言っています。「ではどうすれば」という方は、35歳で覚りを開いた「釈尊」の衆生所遊楽(しゅうじょうしょしゅらく)」を読んでみることでしょう。
16 ◎ 朝イカ ・・・・ 今昔 「2006・11・8」
昔は、リヤカーを引いて「イガーイガー」というイカ売りが。冷蔵庫の余り普及していない当時としては、ありがたい出張販売だった。今は自動車による販売となり、生活の風情が消え失せた。久しぶりで函館朝市に行った。砕いた氷の上のイカは茶色に輝き、活きのいいのがひと目でわかる。驚いたのは、イカの釣堀。その場でイカソーメンにしてくれるんです。値段は1匹1,500円。イカ虫は、転げまわる腹痛を起こすことも忘れないでね。若い人はイカのさばきかたをおとしよりから教わりましょう。
15 ◎ 警備装置の進歩 ・・・・ 泥棒も困っている 「2006・11・8」
不審者の建物進入などに対する防止ですが、専門業者に委ねるケースが多くなりましたね。この頃は一般家庭の玄関でも警備会社委託のシールを見かけるようになりました。ある統計によれば、このシールを貼っている家庭への泥棒侵入率は、極端に低いという。警備用の玄関ドアも電子錠、手のひらをかざすと「静脈認証」で開扉できる。まもなく、静脈より精度の高い「眼光」の時代になるらしい。警備装置の進歩はめざましい、泥棒にとっては冬の厳しい時代になる。
14 ◎ マータイ運動 ・・・・ 紛争をなくし植林 「2006・11・7」
「もったいない」を世界に広げるケニアのワンガリ・マータイさんの言葉。「資源をどれだけ他の人々と共有できるか、分け与えることができるかによって、平和になるか、紛争になるか決まるのです」。ノーベル賞受賞者の言葉は説得力がある。このマータイさんは、1977年に「グリーンベルト運動」を提唱し、植樹運動を進めている。投獄されてもひるまなかったマータイさんが、環境保護のために森林を広げようという運動、世界の人にも共感を得ている。私たちも「木を植える」大切さ、子孫にも語り継いでいきましょう。
13 ◎ 理想 ・・・・ 親孝行 「2006・11・7」
親というものは年をとって行くんだから、間もなく死ぬかもしれない、あるいは死なないかもしれない。けれども、死ぬかもしれないということを想定して置けば、今のうちに、まだ元気なうちにどこかへ連れていってやったほうがいいということになる。時間というものはすべてそういうことで成り立っていくものなんだよ。これは池波正太郎さんの言葉。親孝行したいと誰もが思っているはずです。私もそうなんですが、「親孝行 したい時に 親はなし」の川柳がピッタリ私にも当てはまる。反省。
12 ◎ 災害防止 ・・・・ 防止対策の声も必要 「2006・11・6」
旅すると、自然災害のあった時大丈夫だろうかと思う施設を目にする。京都大学地震予知研究教授・梅田康弘さんの話。{「地震は怖い」というけれど、自分たちが作った建物や橋が壊れた被害が怖いのです。地震を悪者にするのではなく、自分たちが耐震性の建物を作り、現在の建物を壊れないように備えることが必要なのです。} 当たり前のことのようで忘れがちになることですね。以前、携帯電話の鉄柱が土砂災害で傾き、民家に危ない被害を与えそうな映像がテレビで放映された。災害は止められないが、最小限の被害に防止することはできる。ひとり一人が、安全対策の声を発することが大事ですね。
11 ◎ 固定電話 ・・・・ 安くなってほしい基本料 「2006・11・6」
固定電話基本料金、都市は地方に比べ月250円高いという。総務省は、地方と同じ月額1450円に値下げするようNTTに要請した。電気通信事業改革の成果が出てきたことが感じられる。ガリバー企業だった日本電信電話公社の言葉がなつかしい。携帯電話の獲得競争は料金破壊を感じる。今後は、高齢者に所有の多い固定電話軽減を検討してもらいたい。
10 ◎ 市場 ・・・・ 裸電球 「2006・11・5」
戦後の物不足時代の市場の写真を見ると、ぶら下がりの裸電球が、敗戦のみじめさを写しだしているように思う。同時に、裸電球の照らす市場に行けば、食料があるという元気印を与えたようにも見える。市場の雰囲気、何といっても「ぶらさがりの裸電球」だなあ。函館朝市や中島廉売の電球。石川県金沢市の近江町市場も裸電球が。中国の大連市の朝市でも裸電球がズラッとぶらさがっていた。一般には、蛍光灯の明るい電灯は商品の品定めがし易く、売り手にも買い手にもメリットがありそうに感じるのだが。戦後の苦しみを無言で伝える市場の裸電球、このホットさせる伝統を守り続けてほしいなあ。
9 ◎ 不便 ・・・・ 言葉が通じない 「2006・11・5」
観光地のセルフサービスの食堂に中国人が入店。レジ係に食券の買い方を中国語で聞いているが、チンプンカンプンの対応。中国人は、次に英語で聞くが、これも若い女性の係はチンプンカンプン。身振り手振りでようやく買い求めた。しかし、食べ終わったあとの食器下げはせずにそのままだった。片付けることまで説明できなかったからでしょう。簡単な英語ができない日本に不安を感じたひとコマでした。北京や大連では、英語は通じた。英語を幼稚園から習っているからだという。外国旅行をして痛感するのは、言葉の通じないこと。語学を身につける教育、これを真剣に考えなければならない時代だなあ。
8 ◎ 優越感 ・・・・ 分厚い湯のみ茶碗 「2006・11・4」
函館市内を歩くと、「寿司屋」さんが減ったなあ、と感じます。最盛期には、旧大野町内にも3軒あった。寿司屋さんという私のイメージは、大きな分厚い湯のみ茶碗。「お茶がさめると寿司の注文もが減る」なのか、それとも「こまめにお茶を注がない手間いらず」のためなのでしょうか?。寿司屋さんの常連客には、お歳暮に店名入りの茶碗がプレゼンされた。優越感を持たせる「大きな分厚い湯のみ茶碗」の時代も終りを告げ、一抹の寂しさ感じる。高度成長期の置き土産だったのだろうか。
7 ◎ 山野草 ・・・・ 魅力はあるが不安 「2006・11・4」
自然を壊して大きな施設を造るんじゃなくて、邪魔にして踏みつけてきた草を利用して「人も村も町も元気になりましょう」と、野草の活用を提唱しているのが山野草研究家・篠原準八さん。野草には薬効があって、しかも美味しいのが沢山ある。長野県・売木村では、野草料理の提供・指導、野草摘み体験などで観光客を呼び込んでいるという。足元の草が人と地域を元気にするという篠原さんの自信ある運動だが、不安もあるなあ。旧大野でも、「あまちゃづる」などの野草を乾燥させたお茶が流行った、しかしすぐに飽きた。
6 ◎ 森の木々演奏会 ・・・・ 無料も魅力 「2006・11・3」
風の強い日に森の中に入ると、風がピタッと止む。止むというより、山の凸凹や密集した木々が風をさえぎってしまうのでしょう。何とも不思議です。森で聞こえる音は大きい。木々のテッペンの葉が、「葉ずれ」の音を奏でるからです。「サワ・サワ・サワッ」「ざざざざざーー」
、葉と葉が擦って出る音、枯れ葉の場合は特に大きい。森は、風の吹いていない日は静寂だが、風の強い日は都会の雑踏の中より賑やかです。森のメロディーは、美味しい空気を吸いながら「無料」で聴けることが魅力です。
5 ◎ 田舎のコンビニ ・・・・ ターゲットは高齢者 「2006・11・3」
コンビニのイメージは、本社一括仕入れ、売れ筋商品の陳列。ところが異変が起こっている。地域の高齢者をターゲットにした店に変身、これが現実的になってきた。店舗に茶のみ話ができる休憩スペース、車椅子OK、軽いショッピングカート、など高齢者に喜ばれる店舗。その上高齢者向けの品揃え、と至れり尽くせり。既に10店舗を超え、来年は急増するという。一過性に終わらないことを期待したい。
4 ◎ 末枯(うらがれ)の雰囲気 ・・・・ 拒否 「2006・11・2」
毛無山の中腹は、晩秋の雰囲気。ブナやカンバの木々、紅葉が終わり裸の王様のようです。でも山裾は紅葉真っ盛り。高さで気温の違いがハッキリわかります。草木の梢や葉が枯れることを「末枯」というのだそうですが、何となく「寂しさ」を感じさせますね。そういえば、秋の雰囲気の「哀愁」がタイトルの歌も多い。山田真二の「哀愁の街に霧が降る」、三橋美智也の「哀愁列車」、島倉千代子の「哀愁日記」などなど。でも、「末枯」のイメージは敬遠して日暮したいですね。
写真は 毛無山・登山道のクマのフンと葉の枯れていく様
3 ◎ 信頼 ・・・・ 「校長」の二文字が背負っている 「2006・11・2」
筑前町や瑞浪(みずなみ)市の中学生自殺に関し、学校の態度・対応には首をかしげる人が多いのでは。私が小さな頃は、校長さん、駅長さん、郵便局長さん、駐在所長さんは、校下の「名士」、と教えられた。着任しただけで「名士」、そして肩書きに「信頼」が付与されていた。今でも、その「尊厳の念」は田舎に暮らす人々の体に染み込んでいる。それだけに、「発言が二転三転」「保身を背負ったように見える言い訳」は、厳に謹んでほしいなあ。
2 ◎ まもなく立冬 ・・・・ 枯れ葉の時節 「2006・11・1」
早いなあ、もう11月です。暦の上ではまもなく立冬。街中にも落ち葉が目立ち、登山道は落葉の枯れ葉で埋め尽くされています。この枯れ葉が、山の土を肥やす役目をして森林を育てていると思うと、自然の循環の凄さに改めて感謝です。葉を食べる虫も、好き嫌いがあるという。ブナの葉は好まれない部類なのでしょうか、落葉がそのままの状態で枯れ葉となっている。美味しい葉は、食べられた穴がいっぱいです。山に出かけて観察してみましょう。
1 ◎ 四季桜 ・・・・ 北海道人は実感なし 「2006・11・1」
お花見と言えば「桜」。静岡県伊東市で「10月桜」が咲いたというニュースがテレビで流れた。これからは、「寒桜」「彼岸桜」と冬桜が控える。北海道に住んでいると気付かないが、「桜」は一年中咲く「四季の花」なんですね。
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