この町長通信は、毎日2つのコラムを配信目標にしています。出張などでかなわぬ時もありますが、毎日開いてご覧いただければ幸いです。インターネットをご利用でない方で・愛読希望の場合、ハガキでお申し込みください。毎月末にお届けいたします。あて先=041−1242 大野町市渡176番地 吉田幸二 宛です。
60 ◎栄光と涙の人生・・・力の限り命をかけて心で歌う「2003・6・24」
この頃テレビで 「美空ひばり」 さんの特集番組多いと思いませんか。6月24日が15回忌だからでしょうか。歴史的スーパースターと称されるだけあって、不世出のうまさを感じますね。昭和21年・9歳でデビュー。私の小学校の時、母に連れられて函館にあった東宝・後楽映画館で実演を見た記憶がハッキリあります。発売曲・1035曲、月2曲のペースで新曲を出した計算ですって。出演映画・158本。主演舞台・89作品。昭和62年4月・50歳の時、両足大腿骨頭壊死という大病。しかし翌63年・東京ドームに5万人を集め・不死鳥コンサート、すごかったですね。女性初 「国民栄誉賞」 受賞の価値ありです。座右の銘は、「生まれし時に この道知らずとも この道を歩み幾年月ぞ 今日涙して明日又笑おうぞ」。長野県箕輪町に・美空ひばり歌の里資料館があり、そこに歌碑と遺影碑があり 「山のカラスも日暮れの時にゃ ねぐらを探して帰るときいた 私には帰る里がない 私を待ってる故郷は 力の限り命をかけて 心で歌う 歌の里」 と刻みこまれています。
59 ◎桜がうちの庭で見られるなんて・夢みたい・・・一本の桜に込めた思い「2003・6・24」
直木賞作家・山本一力さんの人情時代小説は面白いですよ。中央公民館・図書室には、著作品がほとんど揃っています。今月発売された 「いっぽん桜」。帯には、「仕事ひと筋で、娘に構ってやれずにきた。娘と存分に花見がしたい。ひそかな願いを込めて植えた一本の桜。そこへ突然訪れた、早すぎる「定年」・・・・・・。
58 ◎正しくしていますか・・・自分の生き方「2003・6・23」
我が家は曹洞宗。開祖・道元の教えは、生活をする上での教訓至極です。無価大宝(むげたいほう)「ひとの価値は 地位・財産・職業に関係ありません 知識能力だけでひとを評価すると 過ちを招きます 知識を生かす心と行いこそ大切です ひとの価値は心と行ないから生ずるのです」。わかってはいるんだがなあー。
57 ◎正座 落語家もすごいが・・・お寺のお坊さんもすごいね「2003・6・23」
函館空港で落語家の 桂歌丸 さんを。ファンなんでしょうか・「歌丸さーーん」という声が。これで思い出した。「落語家にとって、ひざは命」という広告。ひざが悪く、立つのが・歩くのが・階段を下りるのが・葬儀でひざを折るのが・・・・・・・。ひざの治療、医者へかかってもなかなか治らないという声・聞きませんか。ひざを強くする方法、知りたいですね。私も体重が・・・・負担がかからないよう、動作に気をつけています。
56 ◎3ケ月で「ポイッ」防止・・・檀家回りはボトル温存策だったなあ「2003・6・22」
「檀家回り」は、ネオン街用語。結婚祝賀会など、妻に言い訳がたち・大手を振って・・・・・。帰りは、人を引き連れて行きつけの飲み屋さんへ。経験あるでしょう。店のママさんに忘れられないよう、あいさつに行くんです。ビールの栓を抜いたか思ったら 「帰る」。「帰る」 という言葉は、「次の店へ行くぞ」、というシグナルだったなあ。
55 ◎二つの型の死・・・人生の質・幸せの質が決める「2003・6・22」
医学博士・松木康夫さんの本によれば、死を迎えた時の表情に二つの型があるという。「おだやかに生を終える人」と「この世に未練たっぷり、口惜しそうに苦しみながら」 だという。死に際しては、生前の地位・名誉・財産・活躍・・・・・関係なーし。これは、60歳頃から天寿をまっとうするまでの人生を、いかに暮したかで決るというが。
54 ◎チータが日本歌手協会・理事長・・・地方で頑張る歌手に光を「2003・6・21」
ぼろは着てても こころの錦 どんな花より きれいだぜ・・・・・水前寺清子さんが日本歌手協会の理事長に。演歌・歌謡曲系450人のトップとして、田端義夫さんにかわり就任する。「会員は、地方に住み歌を教えながら歌手活動している人も多い。こうした地道な活動の積み重ねが、日本の歌文化を盛り上げる。東京一極集中を変えたい」。べらんめい調で歯切れのいい豊富。チータ・パワーで演歌上昇、期待したい。
53 ◎万が一の付き添い・・・相手はそう思わないだろうが「2003・6・21」
道新の記者が、藻岩山に登った記事が載りました。60歳代の男性、「実は」とポケットから障害者手帳を。そのそばにいた同年輩の友達は、「オレは万が一の付き添いさ」。この言葉わかるなあ。私の父は、競馬が大好きだった。中央競馬の函館シリーズが始まると、85歳を過ぎての高齢も忘れ出かけた。駐車場から場内に着くまで、数回呼吸を整えるため休憩しなければならなかった。母が心配して「いっしょに行くように」、思いだすなあ。
52 ◎セミの抜け穴・少なくなったと思いませんか・・・除草剤だろうか?「2003・6・20」
匠の森ではセミの声が聞けますが、里では昔のように鳴き声を聞かれなくなったと、感じませんか。我が家の家の周りでも、セミの這い出した穴がほとんど見られなくなった。以前は、早起きするとほうき草やぶどう棚で、幼虫から成虫になるセミが、見られたもんです。蝉時雨、今年も無理だろうなあ。
51 ◎もう夏至・短夜・・・次は半夏生「2003・6・20」
雪がとけて春の花を楽しんでいたら、もう夏至(6月22日)。北半球では昼が最も長くなり、同時に太陽が頭上の真上を通るので、影が一番短い時節でもあります。皆さんは、今年どんな夏を迎えようとしているのでしょう。
50 ◎情横丁 今晩は・・・俺は流しのギター弾き「2003・6・19」
私の若い頃・函館の大門は、夜ともなれば眩しいネオンで。あなたも・貴方も通ったでしょう、柳小路・巴小路・狸小路・・・・・・・。「雨の裏町 とぼとぼと 俺は流しのギター弾き おひけえなすって・・・・・・」 ギター仁義のごとく、場末の酒場の戸を開け、流しのおにいさんが2〜3曲。たしか、1曲千円だった。この頃、この大賑わいの小路は、空き地・空き地・空き地。むなしいねえ。
49 ◎夢にまで見た靖国神社・・・涙で見上げる大鳥居「2003・6・19」
20日は、大野町の平和祈念祭。戦後生まれの私は、戦没者慰霊祭がわかりやすいなあ。この時期、悲しみを増幅させる軍歌 「九段の母」 思い出しませんか。「上野駅から九段まで 杖をたよりに一日がかり・・・・・・」。お国のためとはいいながら、生きて帰って欲しかった。
48 ◎どんな「声」出していますか・・・理の有るは高声に非ず「2003・6・18」
相手が自分より弱いと思った時にだけ威張る 「相手を見てからの けんか声」。これよくありそうですね。つまらない者が議論するより、優れた人に決めてもらった方がよい 「雀の千声 鶴の一声」。会議などで、経験ありませんか。人徳のある人のまわりには、いつも大勢人がいる 「声なくして 声を呼ぶ」。いますよね、存在感のある人。あなはどんな発信してますか。
47 ◎体が求める以上に食べない・・・栄養があっても「2003・6・18」
白寿でアルプス滑降の 三浦敬三 さんは、現在99歳で独り暮らしです。食事は「一口ずつ・たくさんの種類を食べる」を守っているという。最低でも6〜7皿。どの皿も少量。例えば納豆、一週間に200グラム食べれば十分。だとすれば、朝食で一口・夕食で二口食べただけで、十分役割を果たすと言う。納豆がいくら体にいいからと言って・・・・・・。反省です・私も。
46 ◎俳句の効用・・・詠めるひとはいいなあー「2003・6・17」
上磯町に住む大先輩から俳句が届いた。高齢なのに山寺に行き詠んだという 「蝉時雨 響く山寺 芭蕉像」。山寺には私自身5回登っている。きつい石段が700チョットある。歴史を刻んだ大木が生い茂り、セミの合唱が静けさをつき破る光景、目に浮かびます。そういえば、初めて登ったのは20代の時、高さ40センチの大きなこけしをおみやげに買ってきたなあ。俳句のお陰でさまざまなことを・・・・・・・・・。感謝。
45 ◎介護保険制度に頼る人急増・・・介護は子に・激減「2003・6・17」
高齢者の意識調査によれば、自分の介護を・子どもや配偶者にお願いしたい、というお年寄りが減っていると言う。介護を受けたい場所は、自宅が43%・病院18%・特別養護老人ホーム12%で、子どもの家というのは僅か4%。自宅介護を望んだ人に介護する相手を聞いた問いには、子どもにというのは53%で前回の71%より大きく後退。介護保険制度に頼りだしたのかなあ。
44 ◎今は居間に近い所・・・ひと昔前は遠い所だったなあ「2003・6・16」
町内に住む独り暮らしのおばあちゃんの話。内便所がいやで・ズッと外便所生活。しかし、子どもたちに「夜中に転んだりしたらどうする」、とすすめられ内便所にしたという。感想は、「夜はガマンせず簡単にいけるので、今までの倍は便所にいくようになったよ」、と大喜び。そういえば、我が家でも便所は家の中にあったが、居間から一番遠い所だったなあ。
43 ◎こんどは信じたい・・・北海道新幹線の実現「2003・6・16」
14日 「みんなの力で実現 北海道新幹線」道南地域総決起大会が、1500人を集めて函館市内で開催。思い返せば、昭和63年・青函トンネル開業を迎えての津軽海峡線試乗会。運よくキップが手に入り・父が私と私の親友2人と青森へ。トンネル内は・窓際にタバコを立てても倒れなかった、乗り心地のよさ。80歳を超えていた父は感動して喜んだ姿は忘れられないなあ。あの時はすぐに新幹線が来ると、誰もが思った。父も楽しみにしていた。それが・・・・・現実は厳しいなあ。
42 ◎グループリビング・・・広まりを見せるか「2003・6・15」
「グループリビング」知ってますか。自立したお年よりが助け合いながら暮す、共同住宅のことを言うんだそうです。横浜市に、この3月完成・人気は上々だという。部屋の面積は41平方メートル。バス・トイレ・台所がついて、1ケ月の負担は16万4千円前後。老後の独り暮らしの不便さや不安の解消を狙い、入居者がともに食事をしたり趣味を楽しみながらの交流を深める新しい暮らし。何となく大野町の長生寮と似ているなあ。
41 ◎魚は圧力鍋で骨ごと・・・口開け運動に香り呼吸法「2003・6・15」
「世の中には若くして亡くなる人もいれば、長寿の人もいる。天命によって長寿になるとしたら、それにも理由があるはず」。というのは・99歳でアルプス氷河滑降に成功した三浦敬三さん(冒険家・三浦雄一郎さんの父)です。自己流の食事療法とトレーニング法で健康体。詳しくは中央公民館・図書室の「98歳 元気の秘密」を。
40 ◎福祉の資金・・・国民が出している「2003・6・14」
福祉の充実イコール税金というこれまでの考え方が変化。介護保険をみてもわかるように、住民にも負担が当然の時代に。松下幸之助さんの「福祉はみずからつくるもの」は当を得た教示です。「今日、一つの風潮として・国民は国がいろいろやってくれるだろうと思い、国は国民の税金を頼り、足りなければ増税したらいいという安易な考えがある。それそれが何とかなるだろうと考えているわけである。しかし、福祉を高めていくのに必要な資金は、みな国民が営々として働き生み出した税金にほかならない。・・・・・・福祉の向上のためにお互い何をすべきかを考えることがきわめて大事だと思う」。みなさんはどう考えますか。
39 ◎あくがなく生食できる・・・ポパイの判断は?「2003・6・14」
赤い茎のホウレンソウが人気を高めているという。東洋種と西洋種の一代交配で育成され、名づけて「食彩」。葉柄・葉脈の赤が緑の葉とマッチ。サラダにすると見た目が食欲をそそるというが。
38 ◎少しずつ少しずつ・・・歩いていこう「2003・6・13」
大変なときにこそ・笑っているべき」 「笑うこと以上に・人間を裕福にできるものはない」。明るい小説にしようと、最初から最後まで考えたという。この「リトルバイリトル」は、2003年・第128回芥川賞候補作で・高校生作家が書きました。中央公民館・図書室で。
37 ◎力仕事は7個入り・・・その他は5個が小昼に出された「2003・6・13」
農家から・田植え餅をいただき食べた、「おいしかった」という話を。なつかしいですね。田植えには、小昼に出すあんこ餅を作り、親しい所にも配る慣わしがあったなあ。我が家にも、うす皮に包んだ5〜7個入れの餅が何軒からも届いた。この10年位前からプッツリ。自家製のモチコメで作られた餅はおいしかったなあ。
36 ◎札幌は25万円・・・旭川は・なんと28万円「2003・6・12」
すごいですねえ、一個の値段ですよ。上川管内・当麻町の「でんすけすいか」は、スイカのトップブランド。一玉9キロで28万円は史上最高値だという。食べてみたいですね。でも、温度管理や肥培管理の苦労、大変なんだろうなあ。
35 ◎電柱に登る子・・・皆無「2003・6・12」
電柱といえば、以前は杉丸太が主流だった。もちろん電信柱も杉の小丸太。私の若い頃は、杉の木一本が5万円というときも。しかし今はコンクリート柱。以前はトランスなどの故障が多く、北電の職員が修理のためしょっちゅう登っていた。下から足ハシゴがついていたので、子どもが遊び半分で登っていたなあ。この頃こういう光景が見られなくなった。
34 ◎もっと自分の子を思って下さい・・・私も苦しい「2003・6・11」
「お父さん 謝りたいがそのことば 顔をみてると言えなくなった」(中2女子)。「ここにいて初めてわかる親心 素直になって生活したい」(中3男子)。「お父さん 夜も寝ないで探してた 今思い出すと涙がでます」(中1女子)。「お母さんの 後ろ姿を見ていたら 何故か空しく涙が落ちた」(中1女子)。不良行為の子が、将来社会で立派に活躍できることを願い、教護院は頑張っています。その施設に入り更正を誓っている子ども達の書いた短歌、伝わってくるものがありますね。
33 ◎地元の銘柄米でもてなしを・・・本州の観光客に「2003・6・11」
函館圏の米屋さんの店先に、「あきたこまち」の旗が。「函館育ち」のお米もおいしいのに、くやしいなあ。湯の川温泉のホテルも、ほとんどが道外のお米を使用していると聞く。本州の客がきて本州の銘柄米を食べさせられて、何と思うだろうと考えてしまう。道南に来て「函館育ち」のご飯を食べる、このことも観光客に対する・大事なもてなしだと思うのだが。
32 ◎二人のママ・・・産んだのはお母さん・そだてたのはおばあちゃん「2003・6・10」
2003年・「しょっぱいドライブ」で第128回芥川賞を受賞した 大道珠貴さんの受賞第一作 「銀の皿に金の林檎を」。女子高生から銀座のホステスへ。思い出なんかいらない、明日に延ばせばいいや、という怠情な気持ちより、明日がないかもしれない・・・・。中央公民館・図書室で。
31 ◎有人直売所は「会話」が売り・・・無人は「気がねなし」が売り「2003・6・10」
「ゴボウ・油で炒めてゴマをふるとおいしいよ」、しゃべるレシピで客の手ものびる。有人直売所は会話が勝負。逆に無人は、品物にさわっての確かめ・買わなくても気がねがいらない。売れ残らないことが採算ベースの勝負。無人直売所開店の時節となりました。悩みは「お代の入れ忘れ」、今年はゼロをお願いしたいなあ。
30 ◎気がつけば・・・理想の妻の心得なーし「2003・6・9」
就職した時は「結婚まで」と思っていたが、業績を伸ばし続ける企業で夢中になって働いてしまった。気がついた時は30歳を過ぎていた。そして女性的な魅力が失われていた。「結婚して幸せになりたい」、こんな願望を果たすためのフィニシングスクール(花嫁学校)が静かなブームを起こしている、と読売新聞に。「膝はくっつけ、足は膝の下に置きます。手は軽く前に・・・・・・」、など椅子に座った時の基本を始め・・・・・・。結構・努力が実を結んでゴールインが。
29 ◎わかりやすい説明で納得・・・生えてはいけない畑に・耕地雑草という「2003・6・9」
8日は、いもづくり体験学習の草取り作業が。道南農業試験場の越智さんが、今回除草する畑には10種類以上の雑草がありますよ、と説明。続けて、雑草とは何か。「栄養をとってしまう・日当たりを悪くする・など作物に悪い影響を与えるものをいう。しかし、悪い草とばかりいえません。例えば「よもぎ」、食用に使えば必要なもの、野菜畑に生えると雑草」。
28 ◎議論の末の土曜日開催・・・天気も最高・成功に拍手です。「2003・6・8」
7日・大野小学校の運動会、初めての土曜日開催。賛否両論があったと聞いています。孫さんの運動会にきたお年より、「土曜日開催でよかったよ。お陰で、明日は内孫の萩野小学校運動会を見られるよ」。心配した応援家族、いつもより多いように思えました。教職員のみなさん・お疲れ様でした。
27 ◎景気の明るさ与えます・・・ダンプカー急増「2003・6・8」
街の中を走るダンプカー・このごろ急に多くなったと思いませんか。選挙の年で公共事業発注が遅めも原因のひとつだったのかも。ダンプが多いと、交通安全上危険、ほこりが舞い飛ぶなどの苦言も聞こえてきそうです。でも景気低迷の中、ダンプの走り回る光景は「活気」を与えてくれる効果があるなあ。
26 ◎だあーれも・・・どうして「2003・6・7」
町民からの声、「だあーれも」 「どうして」と思うものが届きました。役場のホームページ掲示板に書き込みがあった、中央公民館のトイレ改善要望。「小さな子供が・ひとりで小用をたせない高さの小便器です」というもの。調べてみると指摘の通り不便なものです。早速改善をすべく準備をしています。こういう気づかないことの情報・ありがたいですね。
25 ◎さあ 聞きに行こう・・・匠の森 蝉時雨「2003・6・6」
匠の森の落葉樹幹、セミが大合唱しています。耳をつんざく鳴き声は、林の静けさをひときわ引き立たせています。休日は家族で蝉時雨を聞き、体調を万全にしましょうよ。汗をかいたら、帰りは「せせらぎ温泉」ですよ。
24 ◎今朝・大きな声でいいましたか・・・「おはようー」と「2003・6・6」
「最近の子どもたちは、きちんとあいさつができない。いいえ正確には、最近の大人たちがきちんとあいさつをしなくなったことが原因」だと、大谷光真・西本願寺門主が。つづけて、人と人とのあいだで、呼びかけをして・それに応えるという基本的な形がくずれていることも一因だと語る。その原因はテレビだという。例えば朝のニュース、キャスターが「おはようございます」。これに見る側は返答しない。あなたはどう考えますか。
23 ◎医療費抑止のために・・・入院日数短縮検討「2003・6・6」
読売新聞によれば、日本の一般病床の入院日数は(2001年データ)平均23.5日、米英の10日以内に比べ長いと伝える。長期入院が医療費を押し上げる一因に。国もいま入院日数の短縮を目指しているというもの。例えば、人工心肺を使った心臓バイパス手術の入院日数は、全国の大学病院では1ケ月を超える。しかし、最短の病院は20日というのも。さまざまな事情があるでしょうが、バラツキがあるのは否定できないようですね。
22 ◎自由をうばわれるつらさ・・・鳥かごの小鳥は不幸せ「2003・6・5」
真田伊豆守幸弘は10万石の松代藩当主。この名君の「日暮硯」に記されている・家臣が小鳥の飼育をすすめたときの話は、わかりやすい教訓だなあ。鳥かごの大きいものを作り、その家臣に入ることを命じたという。そして、大小便以外は外に出ることを禁じたという。入った家臣が、音を上げたことは言うまでもない。「鳥は天地を自由に飛んでいる。それを鳥かごに入れるということは、どんなに無惨なことか」。
21 ◎134番・・・55人「2003・6・5」
全道町村長の年齢順一覧表(5月1日現在)をみると、最高齢は77歳。70歳以上は24人。最年少は39歳。50歳以下は8人。私自身57歳で、全道178町村中・年の多い順で134番でした。当選回数は、9回が2人。8回も2人。7回も2人。私と同じ2回は55人。ちなみに1回は64人、重ねる難しさを統計は語ります。
20 ◎善人ばかりの家庭は争いが絶えない・・・善人とは誰のことですか「2003・6・4」
親鸞聖人は、「自分は善人」だという立場で物事をとらえていると、「自分は正しい、間違ったことを何もしていない」という思いが強く、なかなか自分の意見を曲げようとしないことをいましめている。浄土真宗本願寺派・24代門主 大谷光真さんの 「朝(あした)には紅顔ありて」 心の乾いた時代をどう生きるか。中央公民館・図書室で読んでみよう。
19 ◎伝統の一戦・巨人対阪神・・・人生の歩みと似ているなあ「2003・6・4」
5月31日は、9回まで4対2でリードの巨人。押さえの河原が乱れ信じられない11失点。6月1日は逆に、9回表が終わるまで3対2で阪神リード。ところが押さえのエース・ウイリアムスが、高橋にまさかのサヨナラ2ラン。「何が起こるかわからない」。何事にも通じる教訓ですね。
18 ◎子ども孝行の横綱・・・普通のパパでこれからを「2003・6・3」
6月1日・第65代横綱 貴乃花 が断髪式・貴乃花部屋を興す。「謹んでお受けいたします。今後も不撓不屈の精神で、力士として相撲道に 不惜身命(ふしゃくしんめい) を貫く所存です」といって横綱を張り。「兄弟であって、兄弟以上の存在。語らなくても、目が合えば分かる唯一の仲です」という兄弟仲のよさ。長男・優一君誕生の時は「普通のパパでいようと思います」。この優一君は今小学校一年生。一代年寄り襲名披露パーテーでの 「ありがとうをいっぱいいいたいです」 に全国のファンの皆さん涙したと思います。膝を痛めて入院中に着想したという絵本、「小さなバッタのおとこのこ」が発売された。今後は、全国の子どものお手本となる 人生道 を歩むことになるでしょう。
17 ◎道庁の仕事スピーディーに・・・松戸市のすぐやる課・思い出すなあ「2003・6・3」
道庁が6月1日から組織改革を断行した。従来は「課長・参事・課長補佐・主幹・係長・主査・係」。これを「課長・参事・主幹・係」に改め、主幹が従来の係長役をこなすという、グループ制に。課員には決裁後回覧に供するという。これなら仕事が早くなり期待できますね。昭和40年代、千葉県・松戸市の「すぐやる課」が全国の模範事例になりましたね。この課をつくるきっかけは、市長にきた決裁書に20個のハンコが押されていたこと・・・・・。
16 ◎「北海道は本気です」はダメッ・・・「日本の元気は北海道から」は○「2003・6・2」
つい最近の北海道新幹線誘致パンフのキャッチフレーズは、「北海道は本気です」。東京・永田町に要望に行きパンフをだすと、「今までは本気でなかったのですか」、これにはギャフンでした。今年の北海道高速道路建設促進パンフのキャッチフレーズは、「日本の元気は北海道から」です。これなら文句ないでしょう。
15 ◎どこまで若返るのでしょうか・・・選挙区の顔役時代は終焉か「2003・6・2」
このほど北海道町村会定期総会が行われました。新しく選ばれた首長の紹介があり、中川町の39歳にはビックリです。青森県知事選の出馬予定者は、39歳・47歳・48歳。変化を感じずにはいられません。この先どうなるのでしょうかね。
14 ◎現実的な心配だあー・・・若者の札幌一極集中「2003・6・1」
札幌駅前に誕生したJRタワー、北海道では、高さ・大きさ・抜きん出ています。でも、東京の高層ビルを見ている私には、大きい・という感じはしない。しかし、大丸デパートと連動した大規模なショッピング街は、若者をひきつける魅力があります。若者の札幌一極集中の足音が、聞こえてきそうです。田舎から若者がいなくなる、夢で終わってほしい。
13 ◎町立病院の経営は大変でーす・・・税金投入もハンパでない「2003・6・1」
医療制度改正でチョッビリ国保会計の医療費が安くなったように思えます。お陰でわが町の国保会計、苦しいながらも値上げせず頑張り中。でも、異議ありの声が。町立病院を抱えている町は、この影響で収入が減り経営悪化を招き・痛しかゆしだという。町立病院がなくても困らない大野町は幸せですね。これは、函館市内の病院のお陰だなあ。感謝。
12 ◎買いませーん・・・見る・観る・楽しむ時代です「2003・5・31」
札幌駅前のショッピング街、立派になり大人も迷子になりそう。歩いて感じることは、新装なった地区は人通りが多い。しかし従来の部分は人通りが極端に少なく、ガランとした光景です。タクシーの運転士さんの「人出が多く混雑しているが、買い物をする人は少ないんですよ。今はショッピングを楽しむ時代、買う時代ではないんですよ」。的を得ているなあと感心・・・・・・。
11 ◎田舎から出て生きのこる・・・努力だけでは無理なのかなあ「2003・5・31」
札幌はススキノの飲食店街、シヤッターが下り暗い廊下と新聞が報じていましたが、久し振りに歩いて見て私自身も感じました。経済の落ち込み・JRタワーなど駅前の環境整備、市民の生活内容の縮減などミックスされてのことでしょうか。飲食店を経営するママさんのことば、「人をだますことは悪いことだと知っている。しかし、人をだますくらいのことをできないようでは、このススキノでは生きていけないよ」。冗談でしょうが、あなたはどう受け止めますか。
10 ◎人に笑って・人に泣いて・人に怒って・人に魅かれて・・・生まれてよかった「2003・5・30」
本屋さんの一等席には、売上ランキング上位の本が並べられます。今・木村拓哉さんの「開放区」が、山に積まれています。それもそのはず、売上ランキング一位を颯爽と走り続けているからです。「自分の周りに、壁のようなものが張り巡らされているように・感じた時期があった。伝えたい思いをダイレクトに届けられないもどかしさ。そんな目に見えない壁を取り払うために、自分自身の心の中を開け放ちたかった」。中央公民館・図書室で読んでみては。
9 ◎乳がんであと3ケ月の宣告・・・留め袖購入?「2003・5・30」
札幌での葬儀に出席した。肺ガンとはいえ63歳での終生は、残された旦那様のことを思うと、早すぎますね。浄土宗・西本願寺派住職さんの説教に、胸をうたされました。住職の近親者でまもなく娘が嫁ぐという時、乳ガンで・あと3ケ月の宣告を受けました。何を考えたのか・動けなくなってから、留め袖を購入したという。亡くなってベットの下から遺言が出てきた。骨がボロボロになり腕に添え木をし、字を書くことなどできない状況の中でしたためたらしい。要旨は。自分の母は早死にした。自分は長生きして、家族の面倒をしっかり看てあげたかった。しかし頑張れなかったことを詫び、留め袖は娘の結婚式で着たつもりになるため購入した、ということが書かれていたという。
8 ◎大丈夫になりましたか・・・保育園・保育所・朝の別れ「2003・5・28」
お母さんが働いている方、保育所・保育園に預ける時の別れ、なれましたか。泣かれたり・しがみつかれたりすると、仕事場で一日中不安で過ごさなければなりませんよね。預けた時の別れは、「笑顔でサッと離れる」 ことが一番だそうですよ。
7 ◎こう考えて頑張りましょう・・・人の世は雲の流れの如し「2003・5・28」
「人の世は雲の流れの如し」。これは松下幸之助さんの一日一話の中の言葉です。要旨は、「青い空に、ゆったりと雲が流れていく。速くおそく、大きく小さく、白く淡く、高く低く、ひとときも同じ姿を保っていない。崩れるが如く崩れざるが如く、一瞬一瞬その形を変えて、青い空の中ほどを、さまざまに流れていく。これはまさに、人の心、人のさだめに似ている。人の心は日に日に変わっていく。そして境遇もまた、きのうと今日は同じでないのである。喜んでもよし、悲しみもよし、人の世は雲の流れの如し」。
6 ◎「ぐち」をこぼすという・・・ガマンする人は「2003・5・27」
相田みつを さんは、「ガマンをするんだよ 30分や一時間の坐禅で足は折れても くされはしません」。坐禅を本気でやると、足がシビレて痛いのは始めのうちで、馴れてくると案外・楽なときもあるという。相田みつを・さんの 「ぐちをこぼしたっていいがな 弱音を吐いたっていいがな 人間だもの たまには涙をみせたっていいがな 生きているんだもの」。坐禅ならぬ座禅、葬儀のお経の時だけでも・試してみてはいかがですか。
5 ◎自己改革に励む・・・理想の夫を目指し「2003・5・27」
デート中に話が途切れる。こんな悩みを解消するため「話し方セミナー」を受講する男性が増えている、こんな記事が読売新聞に。仕事では要点を簡潔に話すことはできる。しかし女性との会話となると、「花がきれい」とか「店の雰囲気」など感覚的なものが必要となる。こういうことが苦手の男性をお客にしている。
4 ◎10万年に1秒の誤差・・・正確すぎて困っちゃう「2003・5・26」
私の腕時計、自動巻き・電池式・そして今は「電波時計」です。電波時計のセールスポイントは、誤差が10万年に1秒。「ほんとうかい」と疑ってしまう。福島県都路村・おおたか山から発信される標準時刻電波を、毎日・午前2時頃受信して正確を期すという。
3 ◎どんな言い訳も通用しません・・・飲酒運転は絶対ダメです「2003・5・26」
「大野町は飲酒運転が多いですね」というメールがきました。「歩けないほどお酒を飲んでいる人にブツケられた」 「酔いすぎて話し合いにならず」 という内容。歩行者の安全を考えると、飲酒運転止めて欲しいというもの。飲酒運転の罰則が強化され、この頃はトント飲酒運転の話は聞かなかったのですが、残念なことです。
2 ◎時鳥(ほととぎす)の鳴き声が・・・藤の開花も始まります「2003・5・25」
早いですね、もう6月になります。和風月名で「水無月」。田植えが終わり水を張る月から、「みなづき」となった説も。6月6日頃を芒種(ぼうしゅ)と言うんだそうですね。意味は穀物を植える季節を意味するという。蝶などの虫もまもなく姿を現します。これを見ながら農作業頑張りましょう。
1 ◎そう言われればなあ・・・気付かなかった「2003・5・25」
千人が参加した植樹祭。今年は身体障害者協会の会員も大勢で参加し、記念植樹をしてくれました。そして、おとしよりや障害者の介助のため、大野農業高校のボランティア部・近江先生を先頭に大勢が協力してくれました。校長先生曰く、「来年は、介助協力者がひと目でわかるウエアを着せますよ」。
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