この町長通信は、毎日2つのコラムを配信目標にしています。出張などでかなわぬ時もありますが、毎日開いてご覧いただければ幸いです。インターネットをご利用でない方で・愛読希望の場合、ハガキでお申し込みください。毎月末にお届けいたします。あて先=041−1242 大野町字市渡176番地 吉田幸二 宛です。
54 ◎ポンと肩を・・・・オマエだよ順番は 「2004・5・25」
「徒然草」の中に「死は、前よりしも来(きた)らず」が。死神は見えるところからは近づいてこない。人が気づかぬうちに背後からやってくる、というのだ。突然しろから ポン と肩をたたかれて、「エッまさか」 と絶句するのが人間というものだ。五木寛之さんの「元気」から。私たちも、肩をたたかれないように、日々頑張ろう。
53 ◎ドキッ・・・・生活の公平平等とは 「2004・5・25」
群馬県・中之条町・小学校5年 渡辺康士朗・君の詩。タイトルは 「じしゃく」。「おかあさんは じしゃくだ 近所の人が集まっていると くっついて話しをする でもよく話さない人とは あまりくっつかず はなれてしまう」。井戸端会議でもありそうだなあ。私の感想は、さまざまなことを考えさせてくれ、そして反省もあるということです。
52 ◎新三種の神器で・・・・期待 景気大回復 「2004・5・24」
「三種の神器」、皇位のしるしとして伝えられている、三つの宝物のことだという。1995年頃、洗濯機・冷蔵庫・白黒テレビの三点セットを 「三種の神器」 と呼ぶ宣伝が。その年代の方ならすぐ浮かぶでしょう。アメリカ流の豊かな生活を象徴するキャッチフレーズ。この景気低迷の時代、「新三種の神器」 の登場が話題となっているという。三種とは、薄型テレビ・デジタカメラ・DVDレコーダー。平成の救世主となることを祈りたいねえ。
51 ◎本当の「元気」とは・・・・考えてみましょうか 「2004・5・24」
五木寛之さんの著書・「元気」。「お元気ですね」 と言われるようになった。言われてうれしいかといえば、そうでもない。「いいお天気ですね」 と言われるのとそうかわりはない。「病気でないことは、はたして元気なのだろうか」。病んだ時代に生きることは至難のわざ、次々と考えさせられることが。中央公民館・図書室で読もう。
50 ◎男性の長寿日本一・・・・沖縄県から山梨県に 「2004・5・23」
20日に男性長寿日本一の方が亡くなりました。老衰ということですが、109歳とはすごいですね。住んでいた所は、やっぱり長寿の沖縄県。新しく日本一になった方は、山梨県に住む男性だという。やはり109歳。皆さんも長寿日本一目指し頑張って下さい。
49 ◎山があるから登るんだ・・・・下りが危険 「2004・5・23」
チョモランマ(エベレスト)登頂を果たした・63歳・広島県の女性が、下山中に命を落とした。8000メートル級の山では、酸素が薄く行動が大幅に制限されるという。ちょっとした物を持ち上げるのも大変なことだという。トレーニングをたくさん積んで体力万全。しかも、ひとりにひとりにネパール人の登山ガイドがついての山登り。息子さんの話によれば、「激しい風雪により視界がほとんど利かない中での登頂、我が母なれどアッパレ」。お医者さんだという女性、天候が悪く疲れ切ってしまったのでしょうね。合掌。
48 ◎いなくなったなぁー・・・・鼻たれ小僧 「2004・5・22」
昔は 「鼻たれ小僧」 自分も含め・見かけたなあ。鼻の下に2本の青っぱな。長くなると、袖口で拭いた。乾いて白いカタピタになっているのも見かけたなあ。あなたも経験あるでしょう。今の子供たちに、鼻をたらしている子、見かけないですね。どうしてだろう。たとえに、「鼻汁垂らし順送り」(幼い子供もしだいに大きくなっていくものだ・3年経てば3つになる)、昔のひとはよく考えますねえ。
47 ◎匿名でなくメールを・・・・よい意見も生かせない 「2004・5・22」
函館市内にお住まいの方からメールが。「散策や写真撮影をするための案内地図が不足、ホームページの内容も詳細でなくわかりずらいというご意見」。そうかもしれないなあ。きじひき高原にしても・匠の森にしても、物産販売所がなく利益のあがるものがない。来場者はゴミ・トイレなど・・・・。こういうことが頭の隅にあり・不案内になっているのかも。反省。それにしても、提言は匿名でなくいただきたいなあ。改善することを問い合わせできないですものね。
46 ◎天使の仲裁・・・・夫婦げんかに 「2004・5・21」
新聞の投稿に、よくあることが。「朝からささいなことでお決まりの口論となり、お互い口もきかず重苦しいままの雰囲気で過ごしていた。昼頃に娘から電話で、検診で出産予定の子は・女の子とのこと。お互いみるみる顔がほころび・・・・」。よくありますよね。重苦しい時の手助け者。
45 ◎若い人のプレーヤー増・・・・おしゃれもアップ 「2004・5・21」
ゴルフは道具も高価だが、ウェアも有名メーカー製品になると高価ですよね。パークゴルフはお金のあまりかからないスポーツ、と思っていたら・・・・・。パークの世界にも、おしゃれなベストなど専用洋品が発売された。そういえば、ハワイで世界大会も開催され出したようだし。小遣いで足りるかなぁ、少〜〜〜し心配だ。
44 ◎自らの心を高めるためにある・・・・学問は 「2004・5・20」
創作舞踏家・花柳幻舟(げんしゅう)さんの言葉。小学校・中学校を中退。長い年月を経て放送大学で学び直し、司法試験を目指そうとした。しかし、弁護士法で禁固以上の刑を受けた者は弁護士になれない、という決まりがあり断念。しかし、恨んではいないという。学問を高めることが楽しさを与え、過去の心の傷もいやせたから。立派な受け止めかたですね。
43 ◎慣れた動作・・・・いつになったら 「2004・5・20」
庁舎に裏玄関からはいる場合は、2ケ所の開閉扉を通る。昭和47年に建ててから、ズーと押しても引いても自由な扉だった。この開閉は危険がともなうなあと思っていたら、この4月に改善された。外から庁舎に入る時は「引く」。庁舎から外へは「押す」。しかし、長い間慣れた動作は直らないねえ。1月半経つが、まだ悪戦苦闘。
42 ◎たかがゲンコツ・・・・しかしゲンコツ 「2004・5・19」
インターネットの川柳にハッとさせられるものが。「ゲンコツに ハァーと 息をかける意味」。小さい頃、ゲンコツをはられた時を思い出すねえ。悪いことをすれば 「ビンタ」。ゲンコツは、悪いことというより 「注意」 という愛情を込めたものに感じてきた。今の時代、家庭で 「親が子を叱れない」 ことが心配です。ゲンコツ教育、家庭で考えてみましょうよ。
41 ◎女性は強い・・・・どうしてだろう 「2004・5・19」
女性は強いですね。大野町の長寿者100歳以上2人、いずれも女性。99歳1人、98歳1人、96歳7人、いずれも女性。ところでニュースによれば、63歳でエベレスト女性最高齢登頂記録を持つ山梨県の渡辺玉枝さんが、世界第四位の高さのヒマラヤ・ローツェ登頂成功。やはりこの山の女性登頂最高齢。
40 ◎反応はいかに・・・・K1ならぬK5 「2004・5・18」
役場前の町管理の公衆トイレ、予想以上に利用・活用をされているように思います。ところで、公衆トイレに対する有料化議論の幕開けを感じる行政の動きです。東京は千代田区役所。公衆トイレの5K解消を狙うために、有料化を2005年度から実施を検討しているという。「暗い・くさい・汚い・怖い・壊れている」の5K追放が目的。有料化、日本人は馴染むだろうか。
39 ◎理解できますか・・・・有料公衆トイレ 「2004・5・18」
「臭い・汚い・暗い」 の評判の悪い公衆トイレを一新、有料にする試行を京都市が行っているという。使うたびに便座を洗浄するすぐれものを採用。1回・100円だが、利用は低飛行中らしい。20年ほど前に中国旅行した時、きれいなトイレは有料だった。その時、トイレ・無料が当然の日本人は、違和感を感じたねえ。
38 ◎担任に頼るのか・・・・家庭教育を重視するのか 「2004・5・17」
新学期が始まり1月半。子供さんは担任の先生に慣れましたでしょうか。昔は、「うちの子はあの先生が担任になるように」、との願い出もあったと聞いたことが。担任が子供に「合う合わない」は親にとって心配なことですよね。でも、先生ばかりを頼るのではなく、家庭教育を頑張ってほしいなあ。
37 ◎別名・君影草・・・・ドイツでは谷間の姫百合 「2004・5・17」
月日の経つのは早いですね。暦の上ではまもなく 小満。田植えの準備が忙しくなる時節です。この時期、ほのかな香りを漂わせる鈴蘭が、うつむき加減で白い花を楽しませます。フランスでは、鈴蘭の花束を贈られたひとに幸福が訪れるという言い伝えが。贈りましょうか、あの人に。
36 ◎松下幸之助さんの・・・・春を楽しむ心 「2004・5・16」
草木は芽を出し、蕾(つぼみ)はほころびて伸び伸びと成長する春の季節。春はまさに万物成長のときといえるでしょう。私たちもこんな春を迎えて、大いにこれを楽しみ、大いに成長していかなければならないと思います。春を楽しむ心は、人生を楽しむ心に通じます。長い人生には、ときには不愉快なこともあり、、面白くないときもありますが、春を楽しむように人生を楽しむ心があるならば、やがて春のそよ風のように、心もやわらいで、生きがいも感じられてきます。そして野山の樹々が一年一年と年輪を加えていく如く、お互いの心も、去年より今年、今年より来年と一年一年成長していくと思うのです。
35 ◎仏の光景を・・・・湿地に描くミズバショウ 「2004・5・16」
たまには詩を読んでみましょうか。大野町の市渡に、北海道詩人協会員の鵜川章子さんが住んでいます。日本詩人文庫・「北天の青」の中から「ミズバショウ」を紹介します。「森の記憶の 泥の中から生えでた 白い大きなは胞は ぼおっと おどろきの形をしている」 「湿原のそちこちで 眼をみはるミズバショウは 蛇の枕だろうか 春を告げる森の まなざしだろうか」 「樹木や 花や ヤマガラまでも とまどって とやかく詮索(せんさく)している」 「森のぬくもりにしろ 夢のつづきにしろ 眠りから覚めたばかりのいたずらな心で ミズバショウは ほわんほわんと 仏の光景を 湿地に描いてみただけである」。
34 ◎ブラツシング・・・・せせらぎ温泉入浴の気分に 「2004・5・15」
昔は、我が家の近所でも牛を飼っている農家がたくさんあった。堆肥をとることが目的の人もいたが、「牛が好きで好きでたまらない」 という人もいたなあ。家畜品評会に出陳するため、ブラシをかけ牛をピカピカに輝かせていた。そういう人は、手入れを十分にするため頭数を少なくしていたなあ。このブラッシング、高級牛にも欠かせないことだという。人間でいう「入浴」にあたり、気持ち良くさせ・ストレス解消の役目を果たし、結果・やわらかい肉をプレゼント。
33 ◎恋仇 譲れば良かった 今の妻・・・・第6位の作品に拍手が聞こえそう 「2004・5・15」
サラリーマン川柳、やはり一位は予想通り?でしたね。「課長いる? 返ったこたえは いりません」。働く場が少ない世相を嘆いた 「やめるのか 息子よその職 俺にくれ」、は3位。夫婦関係の「ためいき」も上位ですよ。「妻の声 昔きめき 今動悸(どうき)」 が4位。「体重計 踏む位置ちょつと 変えてみる」、これもわかるなあ。うまい川柳、よく思いつくもんですね。
32 ◎何げなく使う水・・・・大野は幸せだぁーい 「2004・5・14」
読売新聞に、「北京カラカラ」という記事が。増える水需要に降らぬ雨が原因の水不足。北京郊外では、10年前から井戸水の水位が、毎年2〜3メートル下がり続けている所も在るという。大野でもそうだよね。私の住む市渡地区だって、昔と比べ数メートルも下がっている所もあるなあ。中国・近代化の水需要は、女性の洗髪・愛車の洗車が一層拍車を・・・・・。日本は水の心配がない国、感謝しなければならないですね。大野町では、いつ出なくなるかハラハラドキドキの湧水から河川水に切り替えをすすめています。農業水としても欠かせない河川水が、年中安定した状況を保つには、保水力の大きい「ブナの森」を作ることが一番です。だから、植林・家族で頑張ろうよ。
31 ◎自分だけは大丈夫・・・・そんな保証はナイッ 「2004・5・14」
短歌往来に載った句。「10年の義母(はは)の痴呆のその後に 夫のそれが来ること知らず」、82才の女性の句です。私の父は89歳で痴呆に。母は3年にわたる介護に心身ともに疲れ、夫の痴呆を嘆く日々を重ねたなあ。しかし、母自身も父が去ってすぐ、89才の時痴呆になり、3年の介護を受けて他界した。この句、人ごとではナイッ。
30 ◎放置 どうしてぇー・・・・値が安いか〜ら 「2004・5・13」
森に入ると、杉などの木が間引きされ、そして切り倒した場所に積まれ、さらに腐廃木化しているのを見たことがあるでしょう。よく聞かれるんですよ。「どうしてかたずけないのですか」 「どうして売らないんですか」 「もったいない」。当然の疑問ですね。木材の値が安くて・運搬経費の方が高いんです。やむなく・やむなく現場に放置なんです。間引きをしなければ、太い大きな木に成長しない。また、間引きして下地に光を当てなければ、植物は茂らない。でも、植林・頑張ろう。
29 ◎自己判断・・・・正解 「2004・5・13」
ラジオから、入院生活は1ケ月位は何とかガマンできるが、これ以上になると辛いということが。知人から、手術後の退院について医師の意見が分かれたという話を聞いた。「食欲がないのでまだ入院が必要」という見解と、「環境が変われば食欲が出る」ので退院してはという見解。知人は後者の退院を選択。結果は食欲がでて、「退院してよかった」となったという。
28 ◎環境がかわってほしい・・・・率直な言葉の意をくんで 「2004・5・12」
新聞に皇太子さまの会見記事が。長期療養中の雅子さまの様子について、「外交官の仕事を断念して皇室に入り、国際親善が大切な役目と思いながらも、外国訪問がなかなか許されなかったことに大変苦悩していた」。また、「雅子さんのキャリアや人格を否定する動きがあったことも事実です」、とも述べたという。皇太子さまの率直な言葉を発することに、拍手を贈らせていただくものです。そして、一日も早く・雅子さまの体調が回復されることをお祈りするものです。
27 ◎山で見かけなくなったなあ・・・・ネズミに強いへび之助さん 「2004・5・12」
小学生の頃、市渡小学校裏手にある・通称べこたて山(現在の匠の森)でよく遊んだ。その頃は、その山でへびをよく見かけたなあ。友達にへびに強い子がいて、頭をつかんで「こうするとへびは何も出来ないんだ」、と教えてもらった記憶もある。また、へびはネズミが好物だと父からよく聞いた。植林した木は、ネズミによく食べられたなあ。このネズミを退治するため「野そ剤(退治する薬剤)」散布をよく手伝わされた。幼木一本一本の根元にビニール袋に数粒入った薬剤を置く単純作業、みなさんも経験あるでしょう。ネズミの天敵のへびがこの頃見かけなくなった。野そ剤のせいだろうか?。それともへびの天敵であるキツネが増えたからだろうか?。山の小動物の生活にもいろいろな葛藤がある。生活環境だけは整えてあげるために、植林・頑張ろう。
26 ◎強い木だけが生き残る・・・・森には病院がないっ 「2004・5・11」
小学生に、「どうして植樹の時、あんなにたくさん苗木を植えるの」と質問された。素朴な質問、そう思うよなあ。大木になれば広い面積を必要とすることからすれば、ポツンポツンと植えてもいいような気がするよなあ。ムダなことをしているようにも・・・・・。人間にあてはめて考えてみようか。元気・元気に見えても、病気になり若くして亡くなる人も。若い時病気がちでも、長生きする人もいますよね。木だって同じですよ。弱い木もあるし、強い木も。見た目ではわかないですよね。自然界の「太陽」「風」「雪」「土」「水」などと闘いながら、生きる力のある木だけが太く大きくなる。たくさん植えよう、そして植林頑張ろう。
25 ◎人知れず苦労・・・・あるっ 「2004・5・11」
東北の片田舎に在るペンションの経営者。44歳で脱サラして第二の人生を歩むことを決心。東京から引っ越して15年が経つという。そして、子育てが終わり、今ようやく田舎にすんでよかった・と実感しているという。お客を取ったからには、「休まれない」。この気持ちで、お客にはただの一度も迷惑をかけていないという。時には39度の高熱も。経営者の語る・人知れず苦労、気がつけば初老・わかるなあ。(ペンション=家族的雰囲気で応対する小さなホテル)。
24 ◎森の土はフィルターの役割・・・・水がきれいなわけ 「2004・5・10」
大野きじひき高原の鉄山の散策路には、今年もいっぱいミズバショウが花を咲かせました。この花はきれいな水辺を好みます。山の沢を歩くと、水の流れが軽快なリズム音を聞かせてくれますよね。きれいな水の流れの中の石や岩には、深緑のコケが張り付いています。森林の土は、窒素やリンなど雨水に含まれる汚れを取り除き、酸性化した雨水を中和してきれいな水を作るんだという。岩石からは、溶けたミネラルを・・・・・・。森から流れる水、さまざまな恩恵を人間に与えているんですよ。浄化作用をする森づくりのために、植林・頑張ろう。
23 ◎「勝ち犬」とは何か・・・・「負け犬」とは誰のこと 「2004・5・10」
負け犬にならないための10ケ条。@ 不倫をしない A「・・・・・っすよ」と言わない B 腕を組まない C 女性誌を読む Dナチュラルストッキングを愛用する E 一人族はしない F 同姓にきらわれることを恐れない G 名字でよばれないようにする H「大丈夫」って言わない I 長期的な視野で物事を考える。ちなみに負け犬とは、「未婚」 「子なし」 の30代以上の女性を言うんだそうですよ。研究したい方は、「負け犬の遠吠え」を中央公民館・図書室で読もう。
22 ◎森がなければ・・・・雨降って地流される 「2004・5・9」
「森」は土砂流失を防ぐ役割をします。土の中に張りめぐらされた木の根が、岩石をしっかり押さえるからだという。傾斜度の強い山では、木があるため崩壊せずになってるところをよく見かけますよね。古くから、国有林の一部が「保安林」という形で法律が木を伐ることを禁じてきました。近年、地球温暖化の影響でしょうか、この保安林的な指定をして「森」を守ろうという動きが感じられます。「木を伐らない条例」を作った町もあるんですよ。当大野町でも、「環境保全林条例」があり、向野のゴルフ場予定地買収地は、この条例で守られているんですよ。文献によれば、1ヘクタール当・年・土砂流出量は2トン、耕地は15トン、裸地307トン。「雨降って地固まる」は通用せずですよ。だから植林・頑張ろう。
21 ◎未納かどうか・・・・わかりづらいねえ 「2004・5・9」
国民年金未納責任を取って、福田官房長官が辞任したニュースにはビックリです。深いわけは知るよしもありませんが。同じ日に北海道新聞社から、私の年金が未納かどうかの照会が。初めて国民年金資格照会と過年度納付記録により確認した。結果は未納なし。私自身の危惧期間は、役場をやめた平成10年9月2日〜平成11年5月1日までで、一時公務員共済を脱会した期間です。年金担当者の話では、社会保険事務所ら資格喪失の通知がくると、国民年金加入の案内をしているという。しかし、なかなか応じてくれない人もいるという。こういう方が未納・未加入になるんですね。家内の、「確か、役場から案内がきて払ったはずよ」、が正しかった。
20 ◎自分で使った分は・・・・自らが植樹 「2004・5・8」
木材の恩恵、私たちはたくさん受けていますよね。トイレットペーパー・新聞紙・チリ紙・割り箸・・・・・・・。でも、原料となる木材は限りがあります。伐った分だけ植林をしておかないと、子孫の代で困ることに。「自分で使った分は、自分で植林して補てんする」、この気持ちをお互い持ちたいねえ。忘れないで頑張ろう、植樹。
19 ◎当時・話題となったなあ・・・・東大卒のエリート投手 「2004・5・8」
元プロ野球「大洋ホエールズ」のピッチャーだった・新治(にいはる)伸治さんが、62歳の若さで亡くなったという。東京大学を卒業してプロ野球に入団することは、前代見聞の出来事だったように記憶している。4年間の在籍で88試合に登板し、9勝6敗の成績を残している。プロ野球現役時代、肉体の酷使はたまた精神的に疲れたのかなあ。ご冥福を祈らずにはいられない。
18 ◎だまされないように・しようよ・・・・甘い言葉・話に 「2004・5・7」
「保証人はいりません・すぐ貸します」、と持ちかけられてお金を借りる人が増え、社会問題になりつつあるという。大阪・兵庫・広島・福岡県で。「年金担保融資」と言って、年金が振り込まれる口座を貸金業の人が管理する条件でお金を貸すんですね。追加貸しなどで借金が大きくふくらみ取り返しがつかなくなるケースも。借りた人の中には生活が悲惨で、「食事の回数を減らす」 「病院へいけない」 などなど・・・・・・・・。
17 ◎あなたの植えた1本1本が・・・・ダムの役割 「2004・5・7」
皆伐(かいばつ)した下流の川を見ると、大きな岩がゴロゴロ、土砂の流失を防ぐために造られた防砂提も満杯、という光景を目にしたことありますよね。こういう時、生い茂った森の保水力のありがたさを感じます。一本一本の木の根が貯める水、それが数千本、数万本、数億本・・・・・になると、いかに大きな力になるかということが。植林頑張ろう、子孫のために。(皆伐=木を全て伐ること)
16 ◎コアラちゃん・食べすぎで〜〜す・・・・大木もマイッタ・マイッタ 「2004・5・6」
新聞に、オーストラリアのカンガルー島で「コアラ2万匹・退治計画」の声が高まっている記事が。あの・かわいいコアラちゃんが、「どうして」という声が聞こえてきそうです。コアラは一夫多妻制で、年に一匹出産するんですって。おまけに、天敵がいないという。島では、ユーカリの木の葉が、コアラに食べられ、樹齢200年の大木も立ち枯れの被害が。このままでは、鳥の生態にも悪影響が、というのが退治原因。あなたは、どう考えますか。
15 ◎21世紀の課題解決の決め手は・・・・森づくりが一番 「2004・5・6」
木々のみどりが楽しめる時節となりましたね。今月は「森」に関することを考えてみたいと思います。21世紀は、「化石燃料」の枯渇によるエネルギー問題と、「二酸化炭素」の増加に伴う地球温暖化の環境問題が課題だといわれています。この解決のためには、森林の多面的機能が果たす役割が大きいですよね。森と土と水を通して 「循環型社会」 をつくることに励むことが、子孫の代の繁栄につながります。頑張ろう、植林を。
14 ◎おかわりっ・・・・朝ごはんをいっぱい食べて元気モリモリ 「2004・5・5」
青森県・鶴田町(人口 16,000人)で、「朝ごはん条例」 を作ったという。調査をしたところ、子供の約1割が朝食を取らず、肥満や身体不調の原因になっていると判断。子供が茶わんでごはんを食べる運動、効を奏してほしいですね。
13 ◎夫の声・・・・昔ときめき 今恐怖 「2004・5・5」
新聞に、定年退職した夫のことが。「居間でデレビばかり見ている」 「食事や家事に口をだす」。「夫の顔を見ると、何か言われるのでは」と思い、とても疲れます、というもの。よく聞く話ですよね。そのような夫になったのは、妻であるあなたにも原因があるのでは、という答えなのだが。
12 ◎嫁泣き10年・・・・いつの時代も「煮え切らない・夫の態度」 「2004・5・1」
読売新聞に、昔の身の上相談投稿記事が。大正3年の相談、「22歳で嫁ぎ、昔気質の温かみのない邪険な姑に仕え、一日も楽しい思いもせず、父母と相談して離縁した。夫を思い復活すべきか、自分の前言をわびて、再び邪険な姑に仕えなければならないか」。昭和29年の相談、「結婚8年目の商家の嫁。一日中働き通しで、母から嫁泣き10年と言われた。夫も辛抱しろと取り合ってくれない。長男の嫁はこれが当たり前なのか」。こういう体験をした人は、「「昔のような関係はもうたくさん。そんな時代は終わりにしたい」 と思うことでしう。それにしても、いつの時代も変わらないのは 「煮え切らない・夫の態度」 と、男性諸君には厳しい苦言です。
11 ◎家計費大節約・・・・山菜ざんまいの時節 「2004・5・1」
ギョウジャニンニクが顔を出し始めました。食べると甘味がありますね。でも臭いがねえ。里の庭で育てている人もいますが、味はどうなんでしょう。ユリ科の多年草で、「行者」 が好んで食べたことが名前の由来だという。おしたし・焼酎づけ・醤油づけ・・・・・・・・・あなたの好みは?。コゴミ・ウド・ワラビ・タケノコ・・・・・・山菜好き人間にはたまらな〜い春ですね。
10 ◎やるもんですね・・・・郵便局が弁当配達 「2004・4・30」
旭川中央郵便局が、飲食店と提携して弁当の配達を始めたという。全国で初の取り組みなんだそうです。出前時間は30分単位で指定できる。20日の開始以来1週間の実績は、50個ということで、先行きどうでしょうかねー。いらぬ心配だが、「郵便局と弁当」 馴染むのに時間がかかりそう。
9 ◎映画がしきしまる・・・・紫綬褒章俳優 「2004・4・30」
俳優の岩下志麻さん、63歳にもなるんですね。春の紫綬褒章に決った。17歳で芸能界に入り、篠田正浩・映画監督と結婚したのが26歳。「極道の妻(おんな)たち」 など華やかな映画に出演する中、地道な歩みをしての受章。インタビューで 「貞淑でありながら毒を持つような、二面性のある女性」 が演じたい役柄だと語る。ピツタシ・カンカンだと思いませんか?。
8 ◎納車方式の合理化・・・・一人二役 「2004・4・29」
軽四輪車を買え換えたら、トラックに積んで我が家に到着。自走してくればいいものを、どうして車に積んで???。良く考えてみると、「合理化」 なんでしょうね。以前なら、もう一台が運転手つきで同行してきて、納車した人を乗せて帰る方式が定番だったなあ。一人二役の人件費節減、納得・納得です。
7 ◎やると思えばどこまでやるさ・・・・村田英雄の人生劇場に重なるなあ 「2004・4・29」
三重県庁の進める「生活者起点の県政」。この中に「情熱」についての語りがある。「情熱」とは、これをやると決めた自分の目標を、「そこそこに」ではなく、「妥協せずやりきる」ことです。「継続は力」であり、継続の燃料は「情熱」です。仕事で、「あの人はしつこい、徹底している、一生懸命、行動派、積極的」と言われるようになったら、あなたの情熱が周りに認められたということです。今一度、「情熱」について平静に考えてみましょうか。
6 ◎黒塗り公用車 6台廃止・・・・前橋市で実行 「2004・4・28」
30日・町長に就任して5年になります。月日の経つ早さに驚くとともに、それだけスピードを出して年老いているとのことですね。就任と同時に「黒塗り公用車」を廃止し、軽四輪車に換え・自ら運転にスイッチ。不都合をまったく感じませんね。ところで、このほど前橋市でも・市長や特別職が乗っていた6台全てを廃止するという。そして、朝夕の送迎も止めるという。廃止できたのは、選挙で市長が公約してたからなんですよ。
5 ◎バンザイ バンザイで見送り・・・・帰還せず 「2004・4・28」
毎日新聞・投稿欄の「千人針」。「私の母は寅(とら)年生まれで、千人針を多くの方が頼みに持ってきた。虎は千里走って・千里もどる、との伝説から、寅年の女は自分の年齢の数を縫玉できるとあって、寅年の女に頼むのが一番の早道だったらしい」 という内容。27日・102歳のおばあちゃんの葬儀委員長を努めさせていただいたが、やっぱり長男を戦争で亡くしていました。戦後57年、戦地に送り出した人も少なくなりつつですね。
4 ◎黄色いハンカチ・・・・「千人針」と重なるのでは 「2004・4・27」
イラクのサマワへ、自衛隊・函館駐屯地から45人派遣が決まり、無事帰還の激励会が。今・隊員の安全を祈り 「黄色いハンカチ」 運動が。私は戦後生まれなのでわかりませんが、我が子・我が夫の安泰を祈願して、千人の人々が千個の縫いをしたそうですね。それを戦地で腹に巻くと、敵の弾丸から・・・・・・お守りですね。サトーハチローさんの 「千人針」 の歌詞からその情景がわかります。「橋のたもとの街角に 並木の路に停車場に 千人針の人の数 心をこめて運ぶ針」 「とびゆく号外鈴の音に 胸はわきたつひきしまる どうぞひとつと 兄のため 背の君のため 叔父のため」 「人はかわれど 真心はみんな一つに 国のため私もひと針縫いたい じっとみている昼の月」。
3 ◎奥へ奥へダメッ・・・・立派な竹の子に誘われて 「2004・4・27」
山菜取り大好きさんが、寝ても座ってもいられないウズウズ時節が。先日・大野町遭難対策会議が開かれ、今年の対応策をバッチシ打ち合わせました。「行き先・帰宅時間をだれかに伝えておく」 「一人で入山しない」 「携帯電話や笛・非常食を持つ」 など、最低限のことはしてほしいなあ。迷った場合の捜索費用の一部が請求されることも頭に入れておいてほしいなあ。
2 ◎ギャップ・・・・交際期間は何だったのか 「2004・4・26」
読売新聞に、ギャップに戸惑いの投稿記事が。「結婚して初めて大きなギャップを知りました。私が買った下着から洋服まで着用せず、全て自分が買ったものでなければ気が済まない。食事は体裁よく盛り付けした料理ではなく、量が多ければ満足」 というもの。この手のこと・よく聞きますよね。長〜い間、異なった環境で生活してきたんですものね。ギャップは当然・当然・当然。「どちらかがガマンしたから老夫婦」ですよ。
1 ◎親権・結婚時は共有・・・・離婚・どちらかが単独 「2004・4・26」
離婚件数が増加傾向、年間26万件(2002統計)を超えるという。若い世代ほど離婚率が高く、このことで新たな問題が出てきているらしい。子の親権を巡る争いだ。戦後は夫側が多かったというが、今は、約80%が女性側だという。最近、夫側がどうしても引き取りたいと主張するケースが増加。小さい子に 「パパとママ・どっちと暮す、と聞くのは酷な話」 「子にとってどちらも大切な存在」。このため、共同親権制を望む声もあるという。
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