日本初の一体型の気象観測システムWeatherBucket「ウェザーバケット」
ウェザーバケット開発・製造元 (株)エスイーシー
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ウェザーバケットとは?

  開発方針

開発までの経緯や、ウェザーバケットに対する私たちの思い、品質管理などについてご紹介しています。
どのようにウェザーバケットが出荷されているか、このページで知っていただけると思います。




 開発の歴史
2001年
公立はこだて未来大学と株式会社エスイーシーによる連携事業「ecopicNETプロジェクト」が発足。(文部科学省の電子百葉箱プロジェクト「teiten2000」の発展的事業)
学習教材として、温度・相対湿度・気圧・日射量を計測する「ecopic」を開発。
ecopic
2002年
「ecopic」が北の生活産業デザインコンペティション工業デザイン部門で銅賞受賞。
「ecopic」で培った技術と、農業気象が専門の
アグリウエザー社の技術協力により、農業向け気象観測システムの開発を開始。
ecopic
2003年
WeatherBucket「ウェザーバケット」の試作品が完成。
様々な評価・耐久試験を行い、情報の蓄積と幾多の改良を積み重ねる。
ウェザーバケット試作品
2004年
試験結果のフィードバックが完了し、筐体デザインも一新して、WeatherBucket「ウェザーバケット」が完成。商品として販売を開始。 ウェザーバケット製品版


 開発コンセプト
こ れからの時代、多様性を持った気象データのリアルタイムな情報収集と可視化というニーズに応えるためには、従来の「点」から「面」へ測定手法を移行させる 必要が出てきます。しかし膨大に増える解析対象を計測するためには、安価で多地点に設置することが可能な気象観測装置の開発、販売が不可欠です。またイン ターネット上で情報を共有するWEBコミュニティの形成も必要になってきます。
これらを実現するために「
高性能でありながら安価でユーザの立場での使いやすさ」を追求して開発されたのが、日本初の一体型気象観測装置WeatherBucket「ウェザーバケット」なのです。
日本初の一体型気象観測システム WeatherBucket「ウェザーバケット」

 市場の展望
従来は気象観測装置は公共の設備でしたが、ウェザーバケットの誕生によって「個人」が気象値を観測することが可能になりました。農業分野においても、多くの人々の知恵や経験がウェザーバケットを介して交換されるようになれば、農業の活性化に繋がり、一次産業のIT化に大きく貢献できるものと考えています。
この装置は、様々な分野への活用が可能なため、
使い方によって無限の広がりが生まれます!


 品質管理
ウェザーバケットは、工場での厳しい出荷検査を乗り越えて完成します。しかし、そのままお客様の元へお届けするわけではありません。工場で完成後、さらに我々自らの手で野外での出荷検査を行い、それからお客様の元へお届けしております。
時間と手間をかけて野外での出荷検査を行っているため、
出荷品質には自信があります!


自信を持ってお届けしたいから。そのために野外で出荷検査を行っているんです。

ウェザーバケットを使用する場所と言えば、やはり野外になります。
そのため、工場での屋内における人工的な検査だけでなく、ウェザーバケットが本来使用される環境で出荷検査を行うことで、お客様に安心して使って頂ける品質でお届けすることができます!

さらに、野外での出荷検査の際に収集した気象データは、製造番号別に管理・保存しています。
このように1台1台の履歴管理をおこない、お客様から問い合わせがあった場合や保守・定期メンテナンス等の際に迅速に対応させて頂きたいと考えております。
野外設置の様子


出荷時の正常データの履歴が、故障時の診断の手助けをしてくれます。

お客様から問い合わせがあった場合や保守・定期メンテナンス等の際は、出荷時の正常データと修理回収時のデータを比較し、故障箇所の診断をおこなっています。
こうすることにより、各センサ毎に異常箇所の早期発見が可能です!
野外設置の様子


エスイーシー本社ビル屋上にも設置しています。

出荷検査中のウェザーバケットは当社の屋上でも野外設置しています。
屋上はいつも風が強いのですが、ウェザーバケットは頑丈なため、びくともしません!
屋上からは函館の街と海と山が一望でき、素晴らしい眺めです。
ウェザーバケット達は毎日そのようなきれいな景色を眺めながら、出荷の出番を待っています。
屋上設置風景

出荷までの流れ 出荷までの流れ

 野外設置
現在、出荷検査期間中は野外に設置し、その期間の気象データを収集しています。また、出荷検査対象のウェザーバケットと共に、基準となるウェザーバケット(基準器)も設置し、同期間の気象データを収集します。


 データ解析
野 外設置期間における出荷検査対象の気象データと基準器の気象データとを比較し、データ解析をおこないます。ここで、誤差が当社の定める誤差範囲に収まって いるものだけが出荷検査合格となります。誤差範囲に収まっていないものは、出荷検査不合格となり、出荷は見送られます。


 出荷
厳しい出荷検査を通過した後、いよいよ出荷されます。無事にお客様の元へ届くことを祈りながら、梱包作業など1つ1つ丁寧に作業をおこなっているので、私たちの愛情がこめられています!そしてお客様の味方となって活躍してくれることでしょう。

※野外評価終了後は綺麗に清掃して出荷しておりますが、万が一、細かい汚れが付着していた場合でも、製品の性能・品質には問題ありませんので、予めご了承ください。



※本ホームページに掲載の内容は、予告無く変更する場合がございます。予めご了承ください。
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※WeatherBucket(R)は、株式会社エスイーシー及び有限会社アグリウエザーの登録商標です。
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