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◎平成14年度予算・チョツト目新しい小さな仕事

  平成14年度予算ができました。一般会計の総額59億1千万円 前年対比3.4%の増です。

新聞で心配を与えた・地方交付税は、6%減と低く見積もりました。多く交付されることを期待するとこ

ろです。町民税全体ではほぼ横ばいとしました。景気低迷の中、減少せずに組めるということに大

野の底こ力を感じます。また所得に対して課税される税金は、平成9年度と比較すると、約5千万円

落ち込みました。これを収入で換算すると、約5億円、皆さんの収入が減っていることがわかります。

この減収分、家計費の経費節減で踏ん張っていることを察すると、一日も早い景気回復を願わずに

はいられません

支出では、平成16年度から増加する借入金の返済準備金として2億円を組み、総額で6億円の貯

金額とし将来の不安に備えます。文月川の改修が終わり、災害の不安が解消されました。事業が終

わると、大野町の負担金が発生します。工事の総額は21億5千万円・大野町の負担は1億1千万円

通常これを17年間で返済することになります。しかし、利息が高く、返済総額は約1億7千万円にな

ります。そこで1億1千万円を一括返済する予算を組みました。将来の借金がなくなるとともに、6千

万円の負担軽減となります。

   
***目新しい小さな仕事*********

・「せせらぎ温泉・分煙となります」・・・・空気清浄機と分煙カウンターを設置・このコーナーで喫煙。
    
・「バス後部にせせらぎ温泉の広告」・・・・大型バス・小型バスの各一台後部車体に広告

・「町内会館」・・・・新築は、市渡第一・東開発の二ケ所。用地は、向野会館分取得。
           維持管理費の負担は、地元町内会。

・「地域協働対策補助」・・・・ボランティア活動で頑張る大野農高生に百万円を今後3年間。

・「防災パンフレット」・・・・災害に備え、安全対策・避難場所など記載。全戸へ配布。

・「雇用対策」・・・・新卒者対策・一千万円。リストラ等対策一千万円。
            大野中・知的障害学級に教員配置。働きたい相談コーナー設置。

・「大野小・外構整備」・・・・年次計画で整備。今年は前庭工事。

・「島川小・トイレ改修着手」・・・・15年度工事を目指し、水洗化設計。

・「子育て・乳幼児医療無料化」・・・・就学前・全て無料化。

・「国保・疾病予防対策」・・・・頻回(ひんかい)・重複受診者を保健婦が訪問指導。

・「救急救命士の充実」・・・・資格者2名新規採用。養成1名。年度末には7名となり充実。

・「配食サービスの充実」・・・・週3回から週5回に増やす。個人負担1食300円。
                   じょうずに利用して快適な日暮。

・「子育てサポート」・・・・大野・上磯・七飯で相互援助。利用料・1時間500円程度。

・「子育て・ブックスタート」・・・・最初の健診時に絵本を1冊プレゼント。3歳健診まで。

・「子育て・紙芝居と絵本」・・・・絵本の読み聞かせボランティアサークル活動用。

・「子育て・ハローベビー教室」・・・・育児不安解消対策。5ケ月から12ケ月の乳児と母親対象。

・「壮年・高齢者・健康教室」・・・・健康なうちから体を鍛える。全43回。
                     輪おどり。演歌健康体操。健康な身体づくりダンス。

・「壮年・高齢者・健康講演会」・・・・楽しい講演を聞いて元気を出す。講師未定。

・「壮年・高齢者・温泉入浴健康講座」・・・・自然治癒力の勉強。正しい温泉の利用法。

・「介護保険料軽減範囲の拡大」・・・・所得第2段階まで拡大。

・「介護保険利用者・巡回訪問相談」・・・・専任保健婦が介護サービス利用者を訪問相談を受ける。

・「体験学習」・・・・米つくり・そばつくりを経験。今年は、「豆」つくりに挑戦。

・「花いっぱい運動」・・・・花の提供をします。管理は皆さんです。育成に関する講演会も開催します。

・「家庭用生ゴミ処理機・助成」・・・・堆肥化奨励対策・モニターによる調査と助成。モニター・50人。
                      電動処理機・購入費の2/3  4万円限度。

・「火葬場に臨時待合室」・・・・新火葬場ができるまで、プレハブ待合室を設置。広さ5坪。

・「新火葬場建設準備に着手」・・・・向野開拓地区の防犯等を充実。水銀灯43灯。
                     待避所設置 3ケ所 約400メートル
                     基本計画策定
                     取り付け道路の調査・設計

・「八郎沼公園・駐車場」・・・・年次計画で、駐車場を拡張。

・「芝スキー場・休止」・・・・利用客少なく・一時休止。

・「東前に公営住宅建設」・・・・16戸建設・完成15年度。萩野小児童増加対策。

・「道南緑の交流センター建設助成」・・・・渡島種苗協議会が向野に建設。

・「農業振興センター講座」・・・・楽しく食べよう大野産生まれ・アイスクリーム・トマトジュース体験。
                    週休2日対策。親子対象・土曜開催。

・「四季の学校」・・・・季節にマッチした体験型学習。

・「ポケットパーク・第2号」・・・・大野小学校前・公営住宅五月団地入口に小公園設置。
                   役場前のような感覚のひとやすみ公園。

・「萩野小学校・プール塗装」・・・・赤サビ事故防止・児童の安全対策のため塗り替え。

・「島川小学校・プール更衣室」・・・・環境充実のため改修。

・「図書司書の配置」・・・・図書の管理・指導のため新規配置。

・「図書充実」・・・・図書リクエストに答えます。5百万円。

・「資料館まつり」・・・・大野の歴史を肌で感じていただくための企画。

・「絵画整理と保存」・・・・市渡・鵜川五郎さんから1000点程度の絵画寄贈予定。常設展示企画。

・「町民プール・期間延長」・・・・開設期間・1ケ月延長。夜間も延長。

・「住んでみたい相談コーナー開設」・・・・大野町に家を新築したいと思っている方に対応。

・「考える会や検討会」・・・・子育て支援を考える会・・・・子供が健やかに育つ支援を考える。
                 道の駅の是非を検討する。
                 総合運動公園の是非を検討する。
                 町内会のありかたを考える・検討

***平成14年度予算の執行にあたって***

  景気の低迷が市町村の財政運営をきゅうくつにしています。日本経済の一日も早い回復を

願うものです。回復すれば、全国つづうらうらの市町村・元気がでます。

それまでは、「今すぐやらなければならないもの」・「少し先送りしなければならないもの」・「将来にわ

たり止めるもの」をしっかり考えることです。

大野町で、今すぐやらなければならないものは、「火葬場の建設」・「浄水場の増設」・「新幹線の対

策」・「農業基盤整備」・「萩野・島川小学校の児童減少対策」・「少子・高齢対策」・「中心市街地の活   

性化」などなど沢山考えられます。

少しの間、大野町の収入に見合う生活を心がけましょう。ただし、行政サービスの低下はさせずに。

それには、ひとりひとりの日暮が元気で陽気であってほしいなあ。

***4月15日に大野広報予算特集号が発行されます***

       詳しくは***この「お知らせします・まちの仕事」***をご覧願います。


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