町民の皆さま、暑さに負けずお元気ですか。
東京で「ムッとした汗ばむ天候」に出会うと「スカッとした大野町はいいなぁ」と、つくづく思います。
◎乱れぬ隊列
7月4日、渡島地方消防総合訓練大会が七飯町で開催されました。特に、南大野婦人消防クラブの行進は、スパっと息が合い、群を抜いていました。
就任早々、行方不明者の捜索が2回ありましたが、消防団の速やかな協力体制には、頭が下がりました。「一糸乱れぬ隊列」。ここに人命、財産を守る消防団の団結、人情、行動力などが集約されているように感じました。
◎ほほ笑ましい光景
7月11日、八郎沼公園で、大野、浜分、大沼の3中学校合同グリーンコンサートが行なわれました。
このコンサートに、車いすの初老の男性が、奥さんと一緒に聴きにいらしていました。やさしさいっぱいの介護、とてもほほ笑ましい光景に映りました。
これからは、自宅介護の時代。車いすの生活の方が、健常者と一緒に普通の生活をすることが、当たり前の光景になるのもそう遠くないことですね。
◎水面下で支えてくれる職員に期待
7月12日付で、人事異動を行ないました。
なれない部署についた職員もいます。新しい仕事となれば、なれや惰性で判断できなくなります。
「どうして」「なぜ」「どうすれば」等々、新たな考察をすることになります。
町民のために、まず「できることがないか考えてみる」。
この発想を一人ひとりの職員が持つことを、この人事で期待したいのです。
◎好きでなければ・・・できない
7月18日、町長杯の野球大会(大人)が、8チーム参加して行なわれました。
大会では、5人の審判がお手伝いをしてくれました。暑さの中、そして日曜に集中する試合等々、考えると「好きでなければ」できないですね。
大きな声を出して判定すると、肺が丈夫になります。判定をする手を高々と上げると、五十肩の防止になります。何事もプラス思考で、いつまでも協力してください、と願わずにはいられません。
◎上杉鷹山(ようざん)の師・・・細井平州
アメリカのケネディ大統領が尊敬する日本人は、上杉鷹山だという。
この米沢藩主の鷹山という人は、17歳の若さで、今でいう会社更生法を適用されても、どうにもならないほどの藩財政を立て直した男なのです。
経済改革は、単に赤字をゼロにすることではない。改革を進めるには人づくりが大切だ。人づくりを無視した改革は成功しない。人材登用は、職場の問題児を登用。「トラブルメーカーの方が、イエスマンよりパワーを持っている」という判断からだという。
この鷹山の師が細井平州という実学者。「学問は、単に字句の解釈だけをしていてもだめだ。いま生きている私たちの実際に役立たなければならない」と平州は教えた。
今月も「せせらぎ温泉」で疲れをいやし、元気な日々を重ねてください。
|