TOP   小さな発想で  蕎麦酔夢「吉田村」  写真で語る ブログ   リンク集

No.52  2001.9


◎60 蝿帳(はえちょう)知ってますか・・・・食べ物にハエがたからない生活用具 「2003・8・25」

  古きよきサザエさんの世界に書かれていること、言われてみればなつかしいなあ。「二人で向かい合って行った毛糸巻き」=私も経験あります。古いセーターをほどいて編みなおすとき、両手に持たされて・・・・・・。「木箱は開けるのに苦労した」=冬に出回るみかんは、木箱に入りフタは釘でガッチシ打たれ、その上・荒縄で・・・・。「エンピツをナイフで削る」=削りすぎた記憶ありませんか。じょうずに削る仲間をうらやましく思ったなあ。「指ではじくパチンコ」 「常にカチカチいわせながらキップを切る駅員」・・・・・・・・。たまには、振り返ってみましょうか。

◎59 老人の自殺・・・・一人暮らしより三世代同居老人が高い 「2003・8・25」

  中高年男性の自殺が、5年連続3万人を超えたという。経済低迷が原因だろうか、それとも老後を今から心配してだろうか。14日には殺害もありましたね。「43歳の息子が働かず、金をせびるので刺して殺した」 千葉県の73歳の父親。新聞では、この父親の妻が入院中、ということは看護疲れ・・・・・。老人の自殺も急増中だとか。9月15日は敬老の日。明日は我が身、「年寄り」 「老人」 「熟年者」 「高齢者」 「シニア」 「ジジ・ババ」 なんと言われようと、頑張りましょうね。

◎58 渋く輝く職人芸・・・・口では言えない苦労の賜物 「2003・8・24」

  巨人の・川相昌弘 選手が、プロ野球で犠打世界新の記録を。19年間で512犠打というから、集中力のすごさにビックリです。守備要員という目立たない存在からのハイ上がり、相当な努力をしたのでしょう。役場でもあるなあ。目立たない部署ながら、とても大事な仕事をコツコツと・・・・・・。

◎57 治る・・・・感謝の心があれば 「2003・8・24」

  春日大社のパンフレットに、「病気の治りやすい人・治りにくい人」 という短文が書かれているという。診療に来るたびに、少しでも良くなってきたことに感謝する人は、治りが早い。感謝する気持ちのまったくない人、病気をつかんでいる人は、治りが遅い。この短文、当たっていると思いませんか。

◎56 熊五郎を巴投げ・・・・マイッタといって退散 「2003・8・23」

  産経新聞によれば、18日・長野県大町市の山中で、63才の男性が、ツキノワグマを巴投げで飛ばし、更に胸や腹を数回蹴り追っ払った。しかし、また腹部めがけて突進しきたが、受け止め横に投げ飛ばしたという。本人は、左手と左足をかまれ負傷。市渡に住む 花巻源一郎 さんも同様の格闘経験があると言っていたなあ。

◎55 季節の変わり目でーす・・・・かぜに注意でーす 「2003・8・23」

  セミの鳴き声・平地で聞いたのは1回だけ、さみしい夏でした。暦の上で今日は 「処暑」、暑さがおさまるという意味だという。「涼風心地よく 収穫の秋」 といきたいところですが、低温障害の作況が心配ですね。

◎54 ひとつぶの種・・・・芽生え育て「2003・8・22」

  医学的には、15歳までに発症したガンを 「小児ガン」 と言うんだそうですね。佐藤律子さんの次男坊は、小児ガンで16年の生涯を閉じたという。そして、小児ガンの子どもを応援するため、7人の体験談集を発行しました。「元気の種」「勇気の種」「おもいやりの種」・・・・・・・・・。たくさんの心の中で育つよう、本のタイトルは 「種まく子供たち」。脳幹部グリオーマ・神経芽細胞種・骨膜肉腫・・・・・・・・・などガンの世界の広さに驚きますよ。中央公民館・図書室で読んでみましょうか。


◎53 長寿を祝福・祝い金・・・・今年も女性の勝ち 「2003・8・22」

  大野町から、9月15日現在・80歳を超えたお年寄りに・敬老年金1万円がプレゼントされます。今年の状況は、前年の491人から522人に増えました。男は151人から161人で5.9%の増。女は339人から361人で6.5%の増。女はやっぱり強いなあ。

◎52 熊さんも異常低温にマイッタ・・・・エサを求めて人間社会に「2003・8・21」

  今年は低温の夏だった。この影響でエサ不足が起こっているのだろうか。きじひき高原道路・匠の森入口付近に熊がいるという情報が寄せられました。このため、安全を期して19日と20日は匠の森公園はお休みとしました。ハンターが見回りをしていますが、逃げ去ったようです。21日から公園は通常通り営業します。熊さんの生活も大変なようですね。


◎51 勇気あるなあ・・・・獄中結婚 「2003・8・21」

  「僕は中野刑務所に収監されていた。風薫る5月初旬。子どもが出来た・結婚したい、という加藤登紀子の申し出に、頑なだった僕の心は瞬時に解けた」。「2002年7月31日、午後3時、男は突然闇の向こうへと消えた。「もういいだろう」自分から酸素マスクをはずし、走りきったマラソン選手のように生を手放した。歌手・加藤登紀子さんが獄中結婚から永訣まで描いた 「青い月のバラード」 中央公民館・図書室で読もう。


◎50 勝負の札は顔色を伺いながら・・・・端数を沢山つけるのがコツ 「2003・8・20」

  工事の入札執行、数多い中には間違いや失敗も見受けられます。2回までの札しか準備してこないで、「辞退」 というケースもままあります。中には、ワープロできちんと清書したものでなければ・失礼にあたるのでは、と思い込み辞退しているケースもあります。私の親父は造材業を営んでいたので、入札にたびたび参加していた。不安なのか、1円あるいは10円という金額をかならず付け加えていた。また、入札会場で参加者の顔色を伺いながら・勝負の金額を書き込むんだ、ということをいつも口にしていた記憶がある。それからすれば、今の入札は味気がないねえ・なぜだろう。


◎49 考えられないことが・・・・考えられない 「2003・8・20」

  高校時代だったかなあ。スティーブ・マックイーン主演の 「大脱走」 の映画が大ヒット。見張りに気づかぬように捕虜収容所にトンネルを掘り、250人が集団脱走。少しオーバーで夢物語の演出、と思って映画を見たような気がします。ところがどっこい、ブラジルの刑務所で9日・50メートルのトンネルをひそかに掘り、受刑者84人が集団脱走のニュースが。考えられないことが実行された、それこそ・考えられないことだなあ。


◎48 田舎に似合う盆踊り大会・・・・実行する青年会議の若者に感謝 「2003・8・19」

  今年のふるさとの夏まつりのメーンは、仮装盆踊り大会。先日、本州で盆踊り大会のやぐらが倒れて人身事故が。私の住む市渡地区神社の祭典も、前夜祭は決って盆踊り大会。消防団の方がやぐらを組み、一段高い所でも輪をつくって踊れた。資材は、体育館の横に積まれていたのを覚えています。何となく昔を思いださせてくれる効果も大ですね。今年の盆踊り大会、真中に大きな舞台をつくり、事故にも配慮したよう。また仮装者の中には、小樽からの出場者がいて、何となくうれしくなりました。私のホームページ・写真で語るで大会の様子を紹介してますが、その小樽の方が見て、「来年も来まーす」とメールが、・・・・・・・・。


◎47 ホーッホーッ全員集合・・・・サルも牛も言葉は同じ? 「2003・8・19」

  サルの世界の言葉。「ホーッ・ホーッ」 餌場はここだ、こっちへ来ーい。「ホー・ホッホッホッ・ホーッ」 不安な時、哀しい時。「フゥーン・フゥーン」 何かほしい時。「キーッ・キーッ」 餌が沢山あってうれしい時。「ギャーッ・ギャーッ」 ボス指令の非常警戒。以前、牧夫さんをしていた 吉田樫蔵 さんがいつも言っていたなあ。「ホーッ・ホーッ」 と発声すれば牛が全部集まって来る。牧区の移動はいとも簡単という話。サルと牛、何となく共通するものがあるようですね。


◎46 自己流は危険なのでダメッ・・・・パワーリハビリティーション 「2003・8・16」

  「パワーリハビリ」 知っていますか。眠っている筋肉と神経を、呼び覚まして活動させるトレーニング。医療用の器械を使って運動するこの方法、話題をよんでいるらしい。筋肉と神経の両方は、使わないと「冬眠」してしまうという。要介護度2ぐらいまでなら、自立を目指せるという。併用して、ラジオ体操・毎日1時間の散歩・背伸び運動をすると、さらに効果を増すという。興味のある方はお医者さんに相談してみては。


◎45 疲れを感じたら・・・・一人旅 「2003・8・16」

  ストレス、大丈夫ですか。疲れは知らず知らずのうちに溜まりますよ。そして疲れているのに眠れなくなる。普段ぐっすり眠ることが体にいいそうですね。とはいうものの・・・・・・。先日・若い頃流行した・ジェリー藤尾さんの 「遠くへ行きたい」 がテレビで。「知らない街を 歩いてみたい どこか遠くへ行きたい 知らない海を ながめてみたい どこか遠くへ行きたい 遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅」。疲れがたまったら、何も考えずに一人旅・してみましょうか。


◎44 ヨハネ・パウロの声届くか・・・・ローマ法王が雨ごい 「2003・8・15」

  北海道も異常気象ですが、ヨーロッパはもっとすごいですね。50年ぶりの熱波や山火事など深刻だという。ロンドンでは観測史上最高の37.2度を記録・死亡者も多いとか。地球の異常変化、どうなるのでしょうね。13日の墓参りの日は久し振りに暖かかったですね。それでも最高気温25.5度。でも体は暑さで 「だるい」 感じでした。ロンドンのような気温になったらどうなるんでしょうね。


◎43 2級町村制・・・・イコール・小規模自治体 「2003・8・15」

  この頃合併についての記事、 「2級町村制」 復活か?という活字を目にしますね。明治30年・北海道だけを対象に「2級町村制」が施行。札幌・小樽・函館に区制をひき、全道の町村を1級と2級に区分。我が町は・明示33年に、大野・本郷・市渡・文月・千代田・一本木の6つの村が併合して、めでたく1級に。全道で1級は16町村というから、大野の存在・歴史の大きさがうかがえます。ちなみに、渡島ではほかに・福山町(松前)と上磯村。2級になれば、助役の任免権も北海道庁・長官が持つなど、権限が取り上げられていたきらいがありますね。話を戻しましょう。国の調査会が示す合併報告の中で、「小規模自治体」という提案があります。これを「2級町村制」と重ね合わせているんですよ。


◎42 ありがたいなあ・・・・私も頑張らねば 「2003・8・14」

  12日は天候も良く気温も上がりました。窓を開けての執務は気持ちがいいですね。ところが、窓外からチェンソーの大きな音が。作業をお願いした人が枝打ちか?。あまり長い時間続くので窓外へ顔を出すと、職員が馴れない手つきで。「うるさいようであれば、止めますか」という声が飛んできた。とんでもない、私は喜んでいた。感謝をしていたのです。こういう仕事は、今までは作業する専門の人に頼むというのが・・・・・・・・・・。


◎41 被害少なくホッとしました・・・・大雨は恐い 「2003・8・14」

  台風10号の被害を受けた、日高・十勝の被災者の皆さんにお見舞い申し上げます。北海道は大雨に対する対応が不慣れだと感じます。九州のように現実的な被害が少ないことが、緊迫感を少なくしているのでしょう。私たちも反省しなければなりません。この台風接近に伴う役場の対応は、8日(金)・午後3時30分から対策会議開催(対策本部設置のタイミング・連絡体制の確認・水門などの状況周知体制)。9日(土)・正午から対応協議(台風の状況分析)。9日・午後5時から対応協議。9日・大野川の水位状況に変化が少なく、午後11時30分・予報が注意報に変ったことにより、自宅待機者に対応中止の連絡。大野町内の被害は、開発地区の町道が幅1メートル・深さ1メートルにわたり陥没。南大野地区で用水路脇の民地が幅6メートル高さ2メートルにわたり崩壊。農業被害はなし。災害対応に関係する町職員は、休日返上で台風が上陸した場合の対応にあたりました。当たり前のことではありますが、もしもに備え頑張ってくれたことに感謝いっぱいです。


◎40 とにかく死にたい・・・・生きていちゃいけないと・絶えず呼ぶ 「2003・8・13」

  同じ酔うのでも、日本酒やウィスキーではなく、ビールがよかった。日本酒やウィスキーだと、早く酔ってしまうからだ。酔いつぶれると、その時はよくても、何時間かあとには目が覚め、酔いも覚めてしまう。それでは困るのだ。できるだけ除々に酔って、その状態を長持ちさせたかった。それにはビールが最適だった。飲み始めて三分位すると、感覚がマヒしてきて、とりあえず寛容になれる。これはテレビ番組・大岡越前でおなじみの俳優・竹脇無我さんの 「凄絶な生還・うつ病になってよかった」 の一説です。生きるエネルギーが失われる 「うつ病」 から抜け出すには、一に 「休養」。二に 「薬」。三に 「治したいという自分の気持ち」。四に 「周囲の人の支え」だと言う。中央公民館・図書室で読んでみては。


◎39 お中元も「ホッ被り」したい気分でしょう・・・・真夏日・なしっ 「2003・8・13」

  お中元の時節・まもなく終わりますね。暑さの象徴でもあるこの習慣、昨日・今日は少し夏らしいですが、今年は 「暑いっ」、と声が出る 「真夏日」 はゼロ。我が家の地域のお祭りは20日なんですが、毎年この日から朝晩は 「秋風」 を感じるようになります。夏を感じないまま秋を迎えそうな締まらない話に、お中元も贈り主のもとに帰りたいのでは?。


◎38 夜逃げ15回・・・・それでも・勲四等瑞宝章 「2003・8・12」

  別れ船・かえり船・大利根月夜・島育ち・・・・・と言えば、田端義夫さん。9日夜NHKテレビに出ていましたが、84歳には見えない若々しさですね。三重県出身の大阪育ち。夜逃げ15回が示すとおり貧苦の中で育ったという。ギター片手に 「オッス」。バタヤンの昭和40年に出した 「十九の春」 は私の18番の歌。演歌の灯を守るため、百歳まで歌い続けてほしいなあ。


◎37 農家に指導される普及員も・・・・馬鹿なことを言うな・と言いたいね 「2003・8・12」

  三位一体改革の補助金削減の中に、農業改良普及員の必置規制の見直しと財源削減があるという。減らす理由は、プロの農家の方が実践的には上で、農家を指導するはずの普及員が逆に指導されるケースがあるからだという。馬鹿なことを言うな・と言いたいね。私たちから見る普及員の指導と信頼は、絶大なものがあります。現場に足を運んで実情をよーくみてほしいね。先日・道庁の麻田農政部長さんに、土曜・日曜も返上して地域協働に懸命な普及員の活躍と必要性をお知らせしました。米の出来秋が深刻な状況の中、普及員さんの存在は頼もしい援軍に写ります。


◎36 今日を生きるために・・・・明日を取り戻した 「2003・8・11」

  「今日を生きるために 明日を食べてしまった人間」。えりも岬の地は、明治に入ると開拓民が生活のために、木を燃料に。強風地帯ということもあって、急速に砂漠化。昭和28年というから私の小学校一年の時から、官民力をあわせ植林を始めたという。悪戦苦闘の末の今、着実に緑を取り戻しているという。木を切ることは簡単だが、砂漠に森を取り戻すことは難儀ですね。森を大切に・大切にしましょうよ。


◎35 14歳は空だって飛べる・・・・今が見える青春ストーリー 「2003・8・11」

  14歳の4人組が一年間に出会った8つのストーリーを鮮やかに描いて、第129回直木賞受賞。広告制作会社を辞めて作家になった 石田衣良(いら)さん。帯には、きのう と あした が共存するこの町・月島で、ぼくたちは、恋をし、傷つき、旅に出かけ、死と出会い、そしてほんの少しだけ大人になっていく。「4TEEN(フォーィーン)」 中央公民館・図書室でどうぞ。


◎34 函館ではOK羽田ではダメッ・・・・羽田ではOK千歳ではダメッ 「2003・8・10」

  空港の検査の装置はバラバラ事件に感じるなあ。先日は千歳空港でビィーと鳴った。調べてもらうと・腕時計だった。今まで函館・羽田では鳴ったことがないのに?。知人も函館では大丈夫なのに、羽田ではビィー?。原因は、ベルトのバックル。整髪用スプレーの手荷物検査もマチマチ?。こういうケースは結構ありますよ。


◎33 暴言は災いのもと・・・・謙虚でなければ 「2003・8・10」

  三重県・河芸町(かわげまち)での話。2001年に初当選した58歳の町長が、ボランティア関係者や自治会長に 「お前らはダニ」 「心が腐った区長がいる」、議会の本会議で共産党の町議さんを「暴力団」。議会が不信任決議を可決すると、議会を解散。そして自ら辞職して3日に出直し選挙。結果は78才の前議長に軍配。


◎32 今時代・毎日が大掃除?・・・・掃除機の有り難さ・感じます 「2003・8・9」

  7日・東大寺の「お身ぬぐい」が行われ、奈良の大仏さんもさっぱりというニュースが。白装束の僧侶230人がはたきを手に作業。毎年行うようになったのは昭和39年からだという。ひと昔前は、各家庭でも大掃除の日というのがあったなあ。畳を棒で叩いてホコリを出し・そして太陽の光で消毒。家の家具を出しての大掃除、気分がスッキリしたなあ。


◎31 毒キノコ・食べても大丈夫だい・・・キノコは大切な食糧 「2003・8・9」

  北海道にいるリスさんは3種類だそうですね。「エゾリス」 「シマリス」 「エゾモモンガ」。私の住む市渡地区は山があり、リスが生息。学校や民家には、地域の温かい心に惹かれ庭先までやってくるんです。かわいいんですよ。一度市渡小学校へ脚を運んでみてはいかがでしょう。また、興味のある方は、中央公民館・図書室で「エゾリスの不思議」をご覧下さい。


◎30 自販機ドロ・これでマイッタろう・・・でも・ツケは消費者に? 「2003・8・8」

  自動販売機荒らし、町内でも嵐のような勢いで増えています。秋田県警では、清涼飲料の自販機の内部に携帯電話を仕掛け、荒らされた時・警察に即通報する装置を、県内30ケ所に取り付け、実験を開始したという。一ヶ所 約7万円の設置費、全国550万台といわれる自販機に取り付けられれば、犯罪は減り、携帯電話の経済効果もあり一石二鳥だなあ。


◎29 ホームレス歌人逝く・・・ギャンブルがもたらした不幸せ 「2003・8・8」

  以前町長通信で紹介した、67歳でホームレスになった歌人・ツネコさんが76歳の生涯を終えました。大腸ガンの手術後、脚を骨折し体力が弱ったという。ギャンブルで数千万円の借金をつくり離婚。「幸せは私の前で ぜんぶ回れ右する」 「欲言わん ポケット一ぱいだけでよい」 の歌を残し。幸せとはいえないでしょうが、悔いのないない人生だったのかも。ご冥福を祈ります。


◎28 万引き監視装置で効果あり・・・でも・経費は誰が負担? 「2003・8・7」

  大野でも野菜や花卉の軒先無人販売が増えてきましたね。農家の顔が見えることから安心・安全感が人気の原因なのでしょう。でも、料金を踏み倒す人が増えて店を開いている人も頭が痛いようです。都会では、本の万引きが社会問題に。対策として、本にシールを貼り・レジを通らず店外に出たときは、ブザーが鳴る装置が効果をあげているという。この装置・薬や化粧品の分野に広がりつつあるという。しかし、問題は、経費の負担を誰がするのかだという。「誰が」、と言われても結局ツケは消費者に回ってきますよね。まもなく私たちの身近にも普及が、という日は近そうだなあ。


◎27 真っ赤といえば消火栓・・・お色直しで生き生き 「2003・8・7」

  大野町内の消火栓がお色直し。消防署員の手で、真っ赤に。この頃消火栓の色が、茶色系など落ち着いたものに・なりつつあるのかなあと感じていた。やっぱり消火栓は 「赤」 が目立つなあ。郵便局のポスト・神社の鳥居・・・・・・。赤は分かりやすくていい。


◎26 54歳の父を息子が殺害・・・親子とは何だろう 「2003・8・6」

  3日に広島県・本郷町で起きた事件。20歳の青年、ビアガーデンで友人と飲酒。そこには、酒を医者から止められているはずの父が飲んでいた。口論。そして息子は家族を呼び出そうとしたが、親父は立ち去った。腹を立てた息子は追いかけ、殴るけるの暴行を。父親は病院へ運ばれたが亡くなった。「親子とは何だろう」 哀しいねえ。


◎25 ほっ・ほっ・ホタルこい・・・ホタル祭り・もあるんですって 「2003・8・6」

  ホタル・函館市内では姿を見せず、の記事が新聞に。しかし、大野では例年になく多かったなあ。11日ごろから光だし、3日の日も。空中防除からラジコン防除に変更が原因だろうか。それとも栽培履歴徹底による農薬の使用制限だろうか。それとも・・・・・・。ひと昔前は、我が家のすぐ近くの農道でいっぱい見られた。ホタルがいることは当たり前と思っていた。島根県の津和野町(人口 5700人)では、ホタルと餌の捕獲禁止条例を作った。毎年6月中旬に 「ホタル祭り」 を開催し、3千人の観光客が訪れるという。大野にとって夢物語ではない。


◎24 人気復活させようよ・・・颯爽(さっそう)とカッコよく走る 「2003・8・5」

  中国で朝の光景に、「ビツクリ・ビックリ」してきてから、10年数年経つなあ。時代が日本のひと昔前だなあ、というのが素直な感想でした。そう・朝の自転車通勤者の多さ、ハンパじゃないんです。今、東京・札幌に出張して感じるのは、自転車通勤の増えていることですね。歩道を走るので、とても危険を感じることがあります。駐車場のことなどを考えると当たり前のことなんでしょうが、この頃の景気低迷での質素倹約が後押ししているように思うなあ。昔からあったモーター付きの自転車がこの頃10万円を大きく割り手軽な値段になりましたね。それに、上り坂はとてもラクチンだそうで・高齢者にもピッタンコ。自転車は健康にもいいので、かっこよく復活させたいですね。


◎23 状況がわかる言葉・・・普段・使いましょうよ 「2003・8・5」

  小学校3年生の息子が、帰宅するなり、「オレ 作文でほめられちゃった すっげえ うれしかった」とお父さんに。最近の子どもたち、体であらわすような言葉が少なくなったんですって。この「すっげえ」のような。ひと昔前は道路も未舗装でソロバン道路。穴ぼこだらけで雨が降ると水たまりだらけ。そこへ車がくると水をはねていく。よく、車にバシャ・ビシャとかけられたと母に言い訳したもんです。家でお風呂に入ったら、「ドップリつかれば疲れがとれるなあ」・・・・・・。お父さん、子どもと会話で使いましょうよ。


◎22 名医で人生の達人が指導・・・いかに生きるか 「2003・8・4」

  定年後は、暗い人生を日本人は考えがちだという。この本は、そんな日本人に希望を与えてくれまーす。本の帯には、「余生は人生の余りものではない」 「第一の人生は・奉仕、第二の人生は・神様のご褒美」 「長寿者になるためには・攻めと守りの健康法」。60歳から始まる余生を 「黄金の人生」 にするための話がギッシリ。松木康夫著・「余生堂々」。長寿に不安のある方は、中央公民館・図書室で一読されることを勧めまーす。


◎21 20年も前に・よく考えたもんだ・・・この時世・これからの建設は夢物語 「2003・8・4」

  3日 大野ダム完成に伴う安全祈願式が。工事は平成5年から10年で。調査は昭和58年から行われ、構想期間を入れると20年はゆうに月日を費やしています。計画通りピタッと事業が終わり万万歳。ほんとうに歳月の要することを改めて感じます。20年前の農業経営構想に基づく畑地かんがい排水計画も、国の農業政策が目まぐるしく変化してきた今、活用が計画通りいくかどうか課題もできました。。いずれにしてもこの水が、水道でも使用できることは心強い。北海道新幹線・新駅設置、工業団地の造成、住宅団地の拡大・・・・・・、自主財源を増やす一番の効果は人口を増やすこと、このためには水は欠かすことができない。先輩たちの考えた偉大な事業に、町民こぞって感謝をしなければならない。


◎20 実用化までいけるかなあー・・・臭気警報装置 「2003・8・3」

  非常ベルが聞き取りにくい聴覚障害者のために、においで火災を知らせる装置が、来年の完成を目指し開発中だという。熱や煙を感知すると、噴射装置から臭気がでる仕組み。悩みはどんな臭いにするかだという。「ガスのような」=消防員が間違うのでは。「酢やアンモニアのような臭い」=刺激臭だと使用者が不愉快。「アロマセラピーのような」=さわやか過ぎて危険のイメージ薄い。なにかよい案ありませんか。


◎19 田舎ではつくりたくないなあ・・・モラル・マナー条例 「2003・8・3」

  1日は東京で朝を迎えました。午前5時・赤坂の繁華街を散歩してみた。若い男女が路上で談笑している姿が多いのに驚きます。夜は感じない異様な臭い、そしてタバコの吸殻のポイ捨て・あるは・あるは。福岡市で、1日からモラル・マナー条例実施が始まった。市内全域で歩行者と自転車乗車中は、タバコを吸わないよう・屋外で吸う場合は吸殻入りを携帯するよう努める「努力義務」。人通りの多い街は、路上では全面禁止。違反すれば2万円以下の過料も。


◎18 考えるもんですね・・・広告入り無料公衆電話 「2003・8・2」

  携帯電話が普及し、公衆電話が全盛時の6割にまで減ったという。ところがこの携帯電話、病院では使用禁止。ここに目をつけ、パネル板の数字を指でタッチする方式の公衆電話を販売。電話が繋がれば、話している間・パネルに広告が映し出されるという。利用者は料金タダで喜び、病院は障害の心配がなくなり喜び、広告主は宣伝効果に喜び、これこそ「三位一体の喜び」ですね。スーパーなどにも設置されはじめているという。


◎17 写るんです・・・個人的には固辞したい 「2003・8・2」

  防犯カメラが大活躍。犯人逮捕に結びついた新聞記事が目につきます。この頃は、コンビニ・銀行・街角・・・・・どこでみられているか分からない時代になりつつあり、怖い感じですね。東京都のある自治体では、設置を規制する条例を検討しているという。国も早く法律をつくり、国民に安心感を与えてほしいなあ。


◎16 墓参り効果・・・年に一度・親族集合 「2003・8・1」

  田舎のお盆が近づいてきましたね。墓の掃除・終わりましたか。墓は残された人が個人を偲ぶ場所。子孫が代々お墓参りするのは当たり前ですね。ところがこの頃変化が。私のお墓は無用と言う人が増えているらしい。理由は、お墓を守るひとがいない・墓石でなければならないことはない・・・・・・。あなたはどちら派ですか。


◎15 突然残酷な破綻が・・・観無常心 「2003・8・1」

  曹洞宗の教えに「観無常心(観無常心)=無常ならざるもの)」というのが。「生まれたものは死に 合ったものは別れ 持ったものは失い 作ったものはこわれます 時は矢のように去っていきます すべてが無常です この世に無常ならざるものはあるでしょうか」という意味だという。第129回直木賞受賞作 「星々の舟」(ほしぼしのふね)。戦前生まれの厳格な父、家政婦から後妻に入った母。先妻の子も後妻の子も、兄弟は分け隔てく育てられた。そんな一家に突然、残酷な破綻が訪れ・・・・・・・・。これも観無常心なのでしょうか?。中央公民館・図書室で一読を。


◎14 親は哀しいなあ・・・一生・子を背負う責任がある 「2003・7・31」

  20代で不慮の事故にあい病院へ。父は、「白髪頭の飲兵衛校長」と言われていた。酒と仕事の以外は何も考えない、と子どもの目には。その父が、何日もの付き添いで落ち窪んだ目をして、目覚めた私の両方の頬をピタピタ叩きながら泣きました。「おまえは死ぬ方が楽かもしれない。でも、生きなくちゃダメなんだ。いいか、わかるか、お父ちゃんお母さんのためにも」。でも、私は自殺を図りました。母を楽にさせたくて。興味のある方は、中央公民館・図書室で「大丈夫。いのちさえあれば、人は生きられるように創られている」 をお読みください。


◎13 インテリよさようならー・・・やってみることに努力しょう 「2003・7・31」

  「インテリの弱さ」ということがある。これは、インテリには、なまじっか知識があるために、それにとらわれてしまい、それはできないとか、それはどう考えてもムリだ、と思い込んでしまって、なかなか実行に移さないという・一面を言ったことばだと思う。これは松下幸之助さんの言葉です。インテリとよばれないように、努力・努力・挑戦・挑戦しましょうね。


◎12 男女の格差感じます・・・下着 「2003・7・30」

  テレビのコマーシャルしかり。新聞折込の広告しかり。雑誌の広告しかり。下着の販売品は、女性対象品がほとんどだと思いませんか。男性用のパンツの広告など余り目にしませんね。それに値段ですよ。男性用はとても安いが、女性用は、目が飛び出しそうなのもあるなあ。格差解消・無理かなあ。


◎11 北海道も人ごとではない・・・防災対策 「2003・7・31」

  熊本県水俣市の豪雨、人ごととは思えません。今回の災害では、県と市の連絡ミスが重なったと報じられました。大雨洪水警報を県からアァックスを受けた市は、宿直が担当職員に連絡をとったが、なかなかつながらず遅れをとったという。その後も忙しさのあまり情報操作が不十分だったという。いざとなれば混乱し、対応が完璧とはいかないことは想像つくなあ。今・宮城県でも地震で大変。北海道・東北地方を想定した、「大地震防災対策の特別措置法」、これが次期国会に提案されるという。いざという時のための準備、期待をしたい。


◎10 介護は悩み疲れる・・・苦労を分かってもらえない 「2003・7・30」

  高齢者虐待というが、「虐待」されているのは介護している私の方です。義父を8年間介護している女性。昼夜を問わず徘徊(はいかい)。近所から新聞・牛乳を持ってくる。いつ・なにを・するかわからない、という緊張感から小さい物音にも・・・・。76歳の妻を13年間介護している76歳の夫。便を壁に塗りつけ、魔法瓶をそのままコンロに。先の見えない介護に苦労している人が多いようですね(読売新聞から)。あなただって・いつかは・・・・油断大敵わかりませんよ、。


◎9 昔は蛍の明かりで勉強?・・・苦学の代名詞 「2003・7・30」

  蛍はなんのために光るんだろう。稲里の農家の誘いで見学に。函館本線の鉄道用地に茂る葦わらを、家内と二人で数百メートル歩いてみた。いるわ・いるわ。私の小さい頃は、家のそばにたっくさんいた。まだこんなにいるなんて信じられない。「鳴く虫よりも 泣かぬ蛍が身を焦がす=口に出して言う人よりも、口に出さない人の方がずっと愛情は深い」 ことわざも沢山あるように、蛍は「苦労」という意味合いも・強い感じがしますね。11日頃から光始めたが、まもなく終わりのようですよ。お早めに。


◎8 評論する前に・・・我が身を振り返らねば 「2003・7・29」

  この頃・57歳の年を感じますね。先日は社会人・27日は小学生、野球大会の始球式。どちらもいい球がキャッチャーミットにいかず・・・・・・。それでいて、野球見ていての評論は立派にする。「わが身を見て・・・・・」 反省の野球大会でした。


◎7 男性に家事をが目的・・・男性外出禁止令 「2003・7・29」

  スペイン南部の小都市・トレドンヒメノ(人口1万4千人)の当選したばかりの市長(男性)が、この10月から毎週木曜日は男性の夜の外出禁止を決めた。この日は街中を歩くことを女性だけがOK。罰金も科すという。目的は男性の家事をうながすためというが。


◎6 勇気ある決断に拍手・・・一丸 団結で よい結果を祈りまーす 「2003・7・28」

  文部科学省の「ゆとり」の中で「生きる力」の育成。言葉で言うことはとても簡単ですが、「実現」となると・???。だからといってただ黙っているのはシャクですよね。市渡小学校では、通知表の 「2期制」 でこの実現を目指そうとしているようです。全国では2学期制に転換するところが増えてきましたね。狙いは、3学期は冬休みが終わりすぐ卒業・修了を迎え、子どもの評価をすることには??ということを解消することです。市渡小で取り組むこの 「2期制」 は、実質2学期制を意味するもので、しかも抵抗が少ない感じがしませんか。想像ですが、実現に至るまでには賛否両論の議論を沢山されたと思います。それ自体にも意義があり拍手を惜しまないものです。教職員のみなさんの、「やってみよう」「やってみなければわからない」 という気持ち、父母の受け入れてくれた度量に、子どもの教育を預かる一人として、感謝・感謝・感謝でーす。(小さな発想で・に詳細)


◎5 立派に生きる・・・日々新たに努力 「2003・7・28」

  「私は雑草が好きだ。踏まれても抜かれても、また生えてくるあの逞しさがいい」 「私は地獄へ行く方がいい。極楽などのように、何ごともない退屈なところには、住めたものではない」 「問題が起こった時、誰が悪かったかを問うのではなく・何が悪かったかをまず問うことだ」 元経団連会長 土光敏夫さんの言葉です。感じるものがありますよね。


◎4 学級担任が夢・・・椅子に座っての授業 「2003・7・27」

  中学校の先生は全国に約25万5千人(平成13年度)いるという。その中で、脳性まひという重度障害者の先生はただ一人。秋田県公立中学校 三戸学 先生は、身体障害者手帳1種1級。私は、人に 「がんばれ」 と声をかけるのは、あまり好きでない。世の中、がんばってもどうにも解決できないこともある。そんな時、無責任な 「がんばれ」 のひと言は、相手を追いつめてしまうこともあるからだ。得るものがありますよ、がんばれ 脳性まひの現役中学校教師の奮戦記 「ガクちゃん」先生 中央公民館・図書室で一読を。


◎3 お父さん・お母さん・止めましょうよ・・・喫煙教育は小学一年生から 「2003・7・27」

  奈良県では小学校一年生に、「喫煙防止絵本」を配布するという。発想の源は、中学生を対象に喫煙調査したこと。中学一年生・喫煙経験者の約4割が、「小学校4年生以下で初めて喫煙」 という結果。絵本を通じて、家庭内でタバコについて話し合うことを期待したこの啓発、効果が上がることを期待したいなあ。


◎2 応援に力が入るね・・・五輪野球アジア予選 「2003・7・26」

  札幌ドームで行われる、アテネ五輪野球アジア地区予選まで、あと100日の記事が新聞に。カウントダウン・モニュメントの除幕式が紹介され、元巨人監督・長島茂雄さんとミス・サッポロの写真が。それにしてもビックリです。ミスサッポロの一人(向かって写真右)は、つい最近まで市町村の指導・応援をする・渡島支庁振興課長さんだった方の娘さんです。身近にいた人の・・・・。野球も勝ち抜いてほしいですね。(7/23付新聞参照)


◎1 渡島でも実施校が・・・合理的学習指導への挑戦 「2003・7・26」

  群馬県は榛名町(はるなまち)人口2万2千人。今年から全小中学校に2学期制を導入です。夏休みを3日間短縮、浮いた分で秋休み5連休をつくるという。導入のきっかけは、3学期の授業日数が少ないため、評価をすることが不十分ということからだという。欠点もあるが、長期的な視野からの指導ができる長所を選んだ。同意した先生方の挑戦、受け入れた父母の理解に拍手を贈り、よい結果がでることを祈ります。

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