TOP   小さな発想で  蕎麦酔夢「吉田村」  写真で語る ブログ   リンク集

No.59  2004.4

この通信は、毎日2つのコラムを配信目標にしています。出張などでかなわぬ時もありますが、毎日開いてご覧いただければ幸いです。インターネットをご利用でない方で・愛読希望の場合、ハガキでお申し込みください。毎月末にお届けいたします。あて先=041−1242 大野町字市渡176番地  吉田幸二 宛です。

62 ◎届け 大野町の声・・・・・早く来い恋 「2004・3・26」

  22〜23日・新幹線着工実現に尽力されている国会議員さんに、要望で上京。参加したのは議会議員18人の全員と期成会の役員。訪問したのは25ケ所。全議員さんが同行ということで、通常は国会活動で忙しくなかなか本人応対が難しい中、大野町のために時間をさいてくれた先生が多く、実のある要望活動となりました。本人対応してくれたのは、久間章生さん(自民党整備新幹線プロジエクトチーム座長)、小里貞利さん(副座長)、町村信孝さん(プロジェクトチーム)、久世公尭さん(プロジェクトチーム)、野沢太三さん(法務大臣)、橋本聖子さん・伊達忠一さん・中川義雄さん・武部勤さん・風間ひさしさん・金田誠一さん・それに国土交通省・幹線鉄道課 辻岡明さんです。永田町でさまざまな形で応援を受けることは、本当にありがたいことです。

61 ◎断りにくいよなあ・・・・・でも 「断る勇気」を 「2004・3・26」

  親戚の借金の保証人になって10数年。近頃返済が滞りときどき請求がくる。親戚は 「絶対迷惑をかけない」 と言ったのに。そして立派な子どもさんも居るのに。もしものことを考え、保証人をやめたいという相談。私の身近でもよく聞く話です。答えは、保証人を止めるには、契約の相手が承諾しない限り・お気の毒だが無理だという。連帯保証人、怖いですよ。もしものことを考え、「断る勇気」を・・・・・・・。

60 ◎歌手活動40年の節目の年に・・・・・演歌で初受賞 「2004・3・25」

  出したレコードが売れずに3度芸名を変えた。松山まさるでデビューしたのが昭和40年。一条英一、そして三谷謙のときに「全日本歌謡選手権」に出場し、見事10週勝ち抜き、昭和45年のことでしたね。私はこの番組を楽しみにしていた一人であり、しっかり脳裏に。そうです、「五木ひろし」さんです。この五木さん、演歌歌手としては初めての文化庁・芸術選奨文部大臣賞を受けました。コンサートで古賀政男・作品に正面から取り組んだことが評価されてのもの。物まねではなく、旋律をしっかり伝え、創唱者に敬意を表しながら・自身の個性や持ち味を出したことが評価を受けた。昭和46年・五木ひろしでのデビュー曲は 「よこはま・たそがれ」 ですが、おぼえていますか。

59 ◎吉田でヨカッタ・・・・・北海道新幹線ライン 「2004・3・25」

  北海道新幹線実現については、全国の国会議員さんが応援してくれています。光が見えてきたので、22〜23日の二日間、今までのご尽力に感謝するため・議員全員と期成会の役員で上京して、お礼を申し上げてきました。ある国会議員に言われたんです、「北海道は吉田ラインだね」と。新幹線担当の総合企画部長が「吉田」さん、新幹線対策室長が「吉田」さん、新幹線対策室の参事さんが「吉田」さん、それに不肖「私」。吉田は、「ヨシタ方がよい」と言われることもあるが、今回は「よしだ」でよかったとつくづく思いました。

58 ◎自分が可愛いかったら・・・・・大切です コミュニケーション 「2004・3・24」

  福田健さんが言う仕事人のタイプ別。@プライドの高い人 = プライドは自負心に支えられている。自分の才能や仕事に自信を持ち、誇りに思う心が人一倍強い人。A自信のない人 = 劣等感が強く、被害者意識が強い。B攻撃性の強い人 = 相手が弱みを見せたり、弱点と思える箇所を発見したりすると、それを徹底的に攻撃し、攻め立てる。C権威主義的傾向の強い人 = 厳格で仕事熱心、真面目で堅苦しい。同僚部下には冷たいが、上司には尊敬の念を。今一度、自分自身はどうなのかを・・・・・・・・。

57 ◎朝5時のエサ出しを待つ・・・・・コニビニの場所は企業秘密でしてね 「2004・3・24」

  鞍馬天狗の杉作役といえば、私と同年代の方ならすぐわかりますよね。あの松島トモ子さんが、ホームレスの優しく生きる記録を。「煙草を拾うのはそんなに恥ずかしくないんですよ。でも拾ってまで煙草を止められないのは恥ずかしい」 「生き延びるのに一日全部の時間を使っちゃって、犯罪なんかやれっこないよ」 「日比谷公園に花が咲き出しましてね、つい、居着いちゃいました」。「ホームレスさんこんにちは」 中央公民館・図書室で読んでみては。

56 ◎ダンボールに住み・・・・・朝5時起床 「2004・3・23」

  50歳を過ぎた頃、脳腫瘍で夫が死んだ。家賃を滞納していたら突然10人位の人が来て、ほぼ全てのものを持ち去った。大家さんがたのんだのでしょうが、盗賊みたい・・・・。残ったのは、石けん・てぬぐいと少しの衣類。これを紙袋4つに入れ、それを両手に提げて公園へ行ったのがホームレスになったきっかけ。でも、どうして実家とか兄弟姉妹に頼らないの。返ってきた答えは、「疎遠そして恥ずかしくて言えない」。母は今も健在らしい、自分は子どもに恵まれなかった。(ホームレスさん こんにちは)から。

55 ◎花信・届きましたか・・・・・花が咲いた便り 「2004・3・23」

  春本番を感じませんか。でも息子が入学式の日大雪だったこと、忘れられないなあ。春といっても少し冷たい北風。南からの春一番を追い返す力が衰えると、いよいよほんとうの春。彼岸を過ぎると太陽が高くなり、いっぱい光を注ぐようになります。そうなると、皆さんの庭の木々も芽をふくらませますよ。

54 ◎小さな地球・水俣・・・・・気がついたらトップランナー 「2004・3・22」

  何をチヤンスとみるか、そのチャンスをどう生かすかで人生も社会も変わる。水俣市民は、悲惨な公害の受難さえも、チャンスと受け止め環境都市づくりに生かしてしまった。「気がついたらトップランナー」は、中央公民館・図書室で。

53 ◎聞いたことがある言葉だなあ・・・・・ケチはしてても こころの錦 「2004・3・22」

  テレビでケチケチ生活の紹介番組での話。「デパートは美術館だと思え」 なるほどなあ。「外食は年1回」。家族全員が「ムダ使いはいいことでな〜い」 この精神で一致団結。「ケチはしてても、こころの錦」が合言葉、何となく聞いたことが???。そうだ水前寺清子さんの「ボロは着てても、こころの錦」 この精神で、ケチケチを楽しみとして実行したいものですね。

52 ◎暑さ寒さは彼岸まで・・・・・もうすぐ 春 「2004・3・21」

  曹洞宗・光明寺の季刊新聞「彼岸号」が届きました。その中に、「彼岸 六つのおしえ」 の記事が。@「布施」 自分の為でなく、相手の為につくそう A「自戒」 行ないを振り返り、規則正しくしよう B「忍にく」 つらさに負けず、力強く生きよう C「精進」 どんなことでも、一生けんめいしよう D「禅定(ぜんじょう)」 身の回りを整え、静かに心落ちつけよう E「知慧(ちえ)」 いのちを大切にし、考え深い人になろう。私たちも先祖の前に立ち、しばし様々なことに思いめぐらしてみましょうか。

51 ◎お彼岸に欠かせな〜い・・・・・春は「ぼたもち」秋は「おはぎ」 「2004・3・21」

  20日は彼岸の中日、定番の 「ぼたもち(牡丹餅)」 仏壇にお供えしましたか。我が家では友達からいただきました。たまぁ〜に食べるぼたもちのおいしいこと。お彼岸の時くらいは体重を気にせずたべましょうよ。

50 ◎介護保険は助け合いの制度・・・・・営業??? 「2004・3・20」

  Bさんは、訪問介護事業者から電話を受けた。「今月は利用者の入院や入所が多くて、売上が厳しい。訪問看護を利用できないか」 という内容の電話。こんな過剰介護の新聞記事が。必要なサービスだけ提供するという介護制度をぶち壊す行為ですね。本来介護サービスを受けて自立の状態を良好に保つはずの制度なんですが、心身の改善する割合はビビたるものだという。大野町ではこういうケースは聞いておりませんが、制度の目的を理解して利用しなければ、健常者の負担がどんどん大きくなる、この点が心配ですね。

49 ◎部下に使われる・・・・・松下幸之助の言葉 「2004・3・20」

  一般に形の上では指導者が人を使って仕事をしているようにみえるが、見方によっては指導者の方が使われているのだとも言える。だから、口では 「ああせいこうせい」 と命令しても心の奥底では、「頼みます」「お願いします」 さらには 「祈ります」 といった気持ちを持つことが大事だと思う。そういうものを持たずして、ただ命令しさえすれば人は動くと思ったら大変なまちがいである。指導者は一面部下に使われるという心持ちを持たねばならないのである。こうした心境があって、はじめて部下に信頼される大将になり得るのである。特に大きな組織、集団の指導者ほど、この心がまえに徹することが必要だと言えよう。

48 ◎外出のときはご用心・・・・・空き巣に油断は大敵 「2004・3・19」

  埼玉県・川口市で、17日未明に空き巣が。なんと一晩で16世帯が被害に。現金やらパソコン・貴金属など120点が盗まれた。半径2キロ以内、犯行の時間は6時間。空き巣は忘れた頃にやってくる。用心を。

47 ◎タイヤ脱落・・・・・ダンプカーにはお気をつけ 「2004・3・19」

  17日 函館市内で11トンのダンプカーからタイヤ2本が外れる事故が。1本は70メートル転がり、駐車中の軽自動車にあたり破損させたという。車軸を留めるボルト8本がすべて折れていた。2月には、江差町で同じような事故で母子3人が死傷。お互い気をつけましょう。

46 ◎自立をストップさせる・・・・・過剰介護サービス 「2004・3・18」

  読売新聞に過剰介護の記事が。80歳代のA子さんは、介護保険で 「要支援」 の認定受けたが、「サービスは必要ない」 と利用していなかった。しかし、腰痛で入院し、退院後は一時的に身の回りのことをするのが困難になり、家族は 「治るまで」 との約束でヘルパーサービスを受けた。三ヶ月が経ち、腰痛は治ったが、サービスは続けているという。理由は、A子さんが自分で出来ることもしなくなったから だという。

43 ◎お見事・・・・・ホクレン夢大賞・優秀賞 「2004・3・18」

  第10回ホクレン夢大賞・優秀賞を、大野町4Hクラブ・渡島中部地区農業普及センター・道南農業試験場が連携して受賞。夏秋どりトマトの栄養診断と実践普及に取り組んだことが評価されたもの。農業を目指す後継者が、夢と希望に挑戦する姿は、気持ちいいもんですね。私も、大野そば愛好会の事務局長時代、会の活動実践で応募したことがあります。しかし、見事にカネひとつ。

42 ◎迷わす基準が・・・・・欠場して待つという甘い判断を誘う 「2004・3・17」

  アテネ五輪・女子マラソン代表になれなかった、シドニー五輪・金メダリスト 高橋尚子 さん。「14日の選考レース・名古屋国際マラソンで走っておけばよかったのかなあ。という思いもあるが、最後に決断したのは 自分自身 なので後悔していない」 という談話。それにしても選考基準が???と私個人は思ってしまいます。前回、有森裕子を選考したことが、高橋を名古屋欠場にかりたてたのでは。築きあげた実績も、暑さの中の選考会2位も水の泡に。困るなあ、迷わす基準は。

41 ◎江戸川柳にみる・・・・・ふところ具合 「2004・3・17」

  「浪人は 長いものから 食いはじめ」 定職のない武士は、天下太平により不必要になった・長刀・槍などを売って食いつないでいるようすです。「先祖まで 名乗ってたった 一分借り」 我が家の先祖は、おそれ多くも・神君家康公に仕えた由緒ある家、考慮して貸してくれ、というもの。「首くくり 富の札など 持って居る」 最後は大勝負、当たりくじ500倍の富くじで一獲千金もくろんだが。どれも、今の世に通じそうですね。


40 ◎通用せず・・・・・「死ななくていいのに」「頑張ればいいのに」 「2004・3・16」

  ある日、愛する妻が痴呆になった。介護に疲れ、痴呆の妻を連れ故郷に近い温泉巡りを25日、そして入水自殺。痛ましい老夫婦の心中事件は、年々増加しているという。「年老いた両親が息子や孫と暮すことが、必ずしも幸せではない」 という事実を理解すべき。心ゆさぶられる究極の夫婦愛、「二人だけで生きたかった」 は、中央公民館・図書室で。

39 ◎昔は男の子を 「緑児」・・・・・女の子は 「緑女」 「2004・3・16」

  雪どけがモースピード、春の足音・聞こえてきました。春と言えば、やっぱり「緑」だよね。「葱青(そうせい)」 大地から萌え出たすべての草木の芽の色をいうんだそうです。みどりは若々しく、みずみずしい感じを与えてくれます。「どこかで春が 生まれてくる どこかで水が ながれ出す どこかで雲雀が 鳴いている どこかで芽の出る 音がする」。みどりについて考えてみましょうか。


38 ◎北海道新幹線は300キロ・・・・・新幹線・鳥のツバメを追い越した 「2004・3・15」

  テレビニュースもうまい表現をするもんですね。鹿児島中央〜新八代間の九州新幹線開業、「鳥のつばめを、新幹線のつばめが追い越した」。鳥のつばめの最高速度は170キロ、これに対し九州新幹線つばめは260キロにたとえての表現です。わかりやすいですね。大野町にとってこの開業は待望のことでした。これをふまえて、政府が新幹線の今後着工ケ所を決めることを約束しているからです。その発表は6月までに行われます。

37 ◎犬も驚く・・・・・人間の まわれッ右 「2004・3・15」

  12日 大野中学校の卒業式。昔との違いを感じることがある。「まわれ右」、私たちの時代は・右足を後ろへ・そして回り・右足をまた引くであった。今の子どもたちは自由のようで、歳をかんじます。消防団員の 「回れ〜右」 カッコいいですよね。犬に 「回れ右」、何のことはない・塀にオシッコをかける犬に家主が注意。ゆうことを聞くわけがない。そこで売り出されたのが犬のいやなにおいのでる 「まわれ右」 の商品、考えるもんですね。

36 ◎大地の暖かさに驚き・・・・・雪 退散の候 「2004・3・14」

  春の情景、さまざまな表現があるんですね。「解れ雪(ほつれゆき)」 かたくなに結ばれていた雪が、除々にゆるまってくずれていく様のことだという。山の雪が除々にとけることを、「雪の占(ゆきのうら)」。「雪消(ゆきげ)」はとけることを現す言葉。「雪汁水(ゆきしろみず)」 これはよく使いすよね。とけて水は川に溢れ・土にしみこむ。そして「雪濁(ゆきにごり)」は、春の訪れを感じさせますね。何はともあれ 「春」よ来い。

35 ◎小学生時代 ・・・・・我が家でもコケコッコゥーをいっぱい飼っていた  「2004・3・14」

  1月12日・山口県で79年ぶりに発生した鳥インフルエンザ・ようやく下火に。防疫体制の大切さをあらためて感じました。役場産業課を中心にして、発生の翌日から飼養農家の調査や指導周知を続けています。町内でも結構飼育している方がいるんですね。採卵農家が 2戸 3,700羽、にわとりのほか鴨・鳩・ダチョウなど愛玩用に飼っているのが、29人 823羽。種類も、チャボ・ナゴヤコーチン・ガチョウ・シャモ・七面鳥・フランス鴨・山鳩・地鶏などなどですが、鳥骨鶏(うこっけい)が以外にも多いですね。そういえば、卵は高価ですもね。

34 ◎カチ・カチ なつかしいねえ・・・・・拍子木 「2004・3・13」

  小学生の頃、冬の夜・拍子木をカチ・カチと鳴らしながら 「火の用心」 「火の用心」 と大きな声を出しながら町内をまわったなあ。拍子木は堅い木で作られ、子どもの私にはとても重かった。火災も時々起こり、夜空を真っ赤にする光景は、怖かった。外灯も少なく、暗い夜道は淋しかった記憶があります。あなたもこんな思い出ありますよね。

33 ◎昨日のように今日があり ・・・・・今日のように明日もある  「2004・3・13」

  茶道裏千家 千宗室 家元の言葉。戦後、日本人は、「昨日より今日を良く、今日よりは明日をもっと良くしなくては」 という思いに背中を押され手を引かれ、息つぎをする間もなく、気ぜわしい日々を送ってきました。進歩や発展をなくして社会は成り立ちませんが、その根本に、つつがなくまた新しい日を迎えられたという、目の前の欲得にふりまわされぬ気持ちを持つことこそ、世の中に潤いをもたらすことだと、私は確信いたしております。

32 ◎地獄の3丁目・・・・・気づいた時は 多重債務 「2004・3・12」

  30数種の職を転々とした後、「ナニワ金融道」 が1,350万部のベストセラー。この著者・青木雄二さんは、58歳の若さで肺がんのため・・・。「世の中しっかり見なあかん」 といって書いたラストメッセージは 「銭」の教訓。「人間はゼニにコロッと殺される弱い面がある。だが、その半面土壇場で腹をくくれば、信じられないクソ力を発揮する。自分の中にある、クソ力を信じることや」。中央公民館・図書室で読んで、クソ力を会得しよう。

31 ◎ほっ ほっ ほっ ・・・・・歩・歩・歩 歩こう カタクリを見るために  「2004・3・12」

  4月20日頃になると 「カタクリの花」 匠の森一面に咲きほこりますよ。赤紫色のなんとも言えない可憐な花。でも少し歩かなければなりません。雪のため、家に閉じこもっていたので足が弱っていませんか。今から 「カタクリの花」 見にいくぞ、と気持ちを高め、準備にはいって下さいよ。匠の森、下駄でも大丈夫ですよ。

30 ◎捕っても捕っても・・・・・減りはせず 「2004・3・11」

  私の以前の家は、昭和11年に建てた木造。天井をドタドタとネズミが走り回り、階段下の物入れにはネズミの開けた大きな穴があった。そこにおいしいエサを付けた「ネズミ捕り」を置き、ずいぶん捕ったことは忘れられない。家のそばに川があったので大きなどぶネズミも。あなたも経験あるでしょう。

29 ◎一匹・数百万円の犬も犠牲に・・・・・火は怖いねえ 用心・用心 「2004・3・11」

  春が近づくと火災も多いような気がしませんか。8日・宮城県での火災は、木造二階建てのペツトショップが全焼。犬と猫が150匹焼死。9日・同県での火災は、木造平家建ての牛舎が全焼し、乳牛16頭が焼死。8日・埼玉県では、木造二階建ての住宅が一部焼け女性が焼死。暖かくなってくると、火の始末に油断してしまうのでしょう。お互い気をつけましょう。

28 ◎強い 強い 強〜い・・・・・栄養不足の名もない雑草 「2004・3・10」

  いよいよ雪解けの時節ですね。春が一歩・二歩と近づいてくる感じがしませんか。我が家の通路の一部に土が顔を出しました。でも驚いたなあ。貧乏草が青々と・そして生き生きと、生命力の元気さに。相田みつを・さんの「目に見えない根を」 を思い出しました。「わたしの住み家は道ばたの アスファルトの小さな割れ目の中 わたしは人の足にふまれてばかりいる 栄養不良の名もない雑草です 名もない雑草ではあるけれど 人の足にふまれるたびに 涙こらえて歯をくいしばり 土の中深く根を張るんです いつかくる春の日に いのちいっぱいの自分の花を咲かせるために いまはただ 目にみえない たくましい根を育てているんです」。

27 ◎いいんだよ いいんだよ いいんだよ・・・・・昨日までのことは 「2004・3・10」

  「おれ、窃盗やってた」 いいんだよ。「わたし、援助交際やってた」 いいんだよ。「おれ、イジメやってた」 いいんだよ。「わたし、シンナーやってた」 いいんだよ。「おれ、暴走族やってた」 いいんだよ。昨日までのことは、みんないいんだよ。「おれ、死にたい」 「わたし、死にたい」。でも、それだけはダメだよ。不登校・ひきこもり・薬物乱用・・・・・・12年間夜の街を回り、5,000人の生徒と向き合った、夜回り先生の言葉。

26 ◎何か物足りな〜い・・・・・青地に白文字の大時計や〜い 「2004・3・9」

  函館駅前、駅が新築されてから環境が一変しましたね。人の動きも多くなったようですし効果ありが伺えます。でも駅前を通ると何か物足りなく感じます。そうなんです、旧駅舎には 「青地に白文字の大時計」 がありましたよね。今の駅舎にはなし。私は高校の時、通学バスから大時計をいつも見ていました。このことが頭から離れないんですね。

25 ◎深夜パトロールが日課・・・・・少年の非行・薬物の阻止のため 「2004・3・9」

  夜回り先生の言葉。「両親も 生まれ育つ環境も 容姿も 能力も みずから選ぶことはできない」。何割かの運のいい子どもは、生まれながらにして、幸せのほとんどを約束されている。彼らは豊で愛に満ちた家庭で育ち、多くの笑顔に包まれながら成長していくだろう。しかし、何割かの運の悪い子どもは、生まれながらにして、不幸を背負わされる。そして自分の抗うことができない不幸に苦しみながら成長していく。大人たちの勝手な都合で、不幸を強いられるのである。そういう子どもに不良のレッテルを貼り、夜の街に追い出そうとする大人を、私は許すことができない。

24 ◎松前に咲く桜・・・・・散る命に無常を感じます 「2004・3・8」

  7日 松村明夫・松前町長の告別式に参列しました。63歳、逝くには早すぎました。私も若い頃から仕事でつきあいがあり、「誠実」「一生懸命」「温厚」・・・・・・町長になられてからも一つの変化もありませんでした。2月9日には飲酒を許可され、次は東京出張ができると大手術後の回復が順調に見えたのですが。町村合併・財政改革の取り組みなど 「心労」 が重なったのでしょうか。気さくで野球大好きの松村明夫さんのご冥福をお祈りいたします。

23 ◎花の種・・・・・管理が行き届けば 美しい花を咲かせる 「2004・3・8」

  夜回り先生・21年間の教員生活で胸を張れることは、1回も生徒を叱ったり・殴ったことがないことだという。なぜ叱ることができないかというと、子どもたちはみんな 「花の種」 だと考えているからだという。どんな花の種でも、植えた人間がきちんと育て、時期を待てば、必ず花を咲かせる。これは子どもも全く同じで、親や学校の先生、地域の大人たちやマスコミを含む社会すべてが、慈しみ、愛し、丁寧に育てれば、こともはかならず美しい花を咲かせてくれる。皆さんはどうお考えでしょうか。

22 ◎日本で最も「死」に近い教師・・・・・夜回り先生 「2004・3・7」

  私は12年前に夜間高校の教員になった。そして時を同じくして、私は夜の世界、闇の世界の住人になった。この本を読んでいる多くの人たちにとって、まったく縁のない世界だろう。みなさんは、昼の世界の住人だと思う。美しい花や鳥の声、何よりも暖かい太陽の光に包まれ、きっと幸せな生活を送っているはずだ。しかし、私は違う。私は学校で授業をするのは夕方5時から夜9時で、週のうち何日かはその後 「夜の街」へと出かける。そこでピンクチラシや風俗の立て看板を片付けたり、盛り場でたむろする子どもたちに声をかけている。私が住む夜の街は、白黒の世界だ。心ときめく彩りがあったとしても、それは偽りの彩りであり、薄汚れている。街で交わされるやさしい言葉たちも、子どもを食い物にしようとする悪意にまみれたものばかりだ。警察は、私のことを「日本で最も死に近い教師」と呼ぶ。中でも口の悪い警官は「あんたはいつか頚動脈を切られて死ぬか、重りをつけて海に静められるぞ」と言う。子どもたちを守るために、たとえ暴力団の事務所でも、暴走族の集会でも。横浜市の教員 水谷修さんの書いた「夜回り先生」は、中央公民館・図書室で読もう。

21 ◎卒業式・修了式たけなわの時期・・・・・むごい 「2004・3・7」

  大阪市で、小学6年の長男を自宅に1年7ケ月監禁し、一日一食という不十分な食事で衰弱死させた母親らが捕まったという記事に驚きました。3年生のときに35.7キロの体重が19キロまでに減っていたという。どんな理由があるにせよ、許されないことです。こういう事件が多くなり心配ですよね。

20 ◎バカ殿が指南・・・・・ほどほど主義 「2004・3・6」

  バカ殿様の志村けん(ザ・ドリフターズのメンバー)さんが遊びの極意を本にした。志村さんの流儀は、「自給自足の遊びが創造力を養ってくれた」 「遊ぶ金に汚い人は物にならない」 「遊び上手ほど腰が低い」 「女と趣味には完璧を求めるな」・・・・・・などとなど。「欲張らない」 「気負わない」 「期待しない」の、ほどほど主義をすすめる 「遊び術」 は中央公民館・図書室で。何となく気持ちが楽〜になりますよ。

19 ◎土光敏夫・信念の言葉・・・・・自分のモノサシで自分を測れ 「2004・3・6」

  「あいつにはとてもかなわない」「あいつよりはおれのほうができる」。人は、自分の力を評価するときに、ともすれば、他人と較べたがる。こういう人は、他人からの評判をひどく気にする。たとえば、ほめられると、おれもまんざらではないのだな、と調子づく。けなされると、がっくりきてしまう。他人の顔色だけが評価のモノサシになっているのだ。自分のものさしで自分を測る。それは口でいうほどなまやさしいものではないが、他人に頼らず、甘えないための、一つの試金石なのではなかろうか。

18 ◎女優に年齢はない・・・・・欠かさずのスクワット150回で〜す 「2004・3・5」

  女優の 森光子 さん 83歳ですって。「ウッソー」 信じられないですよね。1935年 なりひら小僧・春霞八百八町で茶屋の少女で映画初出演、以来最新作 千年の恋・ひかる源氏物語の清少納言役まで97本に出演。今も舞台に立ち活躍している。健康の秘訣は、毎日欠かさず行う・150回の筋肉トレーニング 「ヒンズースクワット」 だという。「腕を頭の後ろで組み、肩幅よりやや広めに足を開く。背筋は真っ直ぐに伸ばす」「背筋を伸ばしたままゆっくりと腰を下ろす。ふとももが水平地点に達したら直ぐ腰を上げこの動作を繰り返す」。あなたも若返りませんか。

17 ◎285種を紹介・・・・・大野町内で咲く「野草」 「2004・3・5」

  萩野小学校・教頭 宗像英明さんは植物の専門家。函館市から大野町へ転任と同時に、町内で咲く 山野草 を町民に紹介していただくことをお願いしました。快く了解し、2年間に亘り・写真に収め、解説をつけ、このほど完成。大野町のホームページで紹介の運びとなりました。ボランティアで協力・応援に感謝いたします。

16 ◎白樺 青空 南風・・・・・北国の春 まもなく 「2004・3・4」

  3月6日頃を啓蟄(けいつち)というのだそうですね。「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也」 小雪の頃、土の中に虫がこもることを意味しているという。これを過ぎると 「まもなく春」 です。函館地方・今冬の平均気温は0.1度で観測史上(明治6年)4番目の暖かさなんですってね。春よ来い 早く来い 大野町に、待ち遠しいですね。

15 ◎出現は大正時代・・・・・ファッション的にも受け入れ無〜理 「2004・3・4」

  2日 大野町高齢者大学の卒業式が。終了後・懇親会が行われました。そこで見たものは、お久しぶりのものでした。社会教育課の三上主幹が着けていたんです、子ども頃よく見かけたものを。郵便局の職員・役場の職員・小学校の先生・・・・・・・、白いワイシャツに黒い「腕カバー」してましたよね。この腕カバーが姿を消す原因となったのは、洗濯機の普及とクリーニング店出現だというが?。

14 ◎「平和」がもたらす淡白な卒業式・・・・・昔は蛍の光で涙だったなあ 「2004・3・3」

  1日 大野農業高校の卒業式が。たんたんと式次第に従ってスムーズに進み、何ごともなく終わった。立派だ、でも何かものたりなさを感じますね。在校生の 「送辞」、卒業生の 「答辞」、涙がでる雰囲気ではない。どうしてだろう、でも・これが今の時代当たり前なのかも。昔・式の最後の定番は 「蛍の光」、よかったなあー。

13 ◎着物の美を世界に・・・・・きもの一筋チャレンジ人生 「2004・3・3」

  1000種の雑草を繊細華麗に染め上げ、刺繍をほどこした 「一衣千趣」 のきもの。昭和38年の夏、「見果てぬ夢」 であった美智子妃殿下のお着物の注文をいただいた。これは、全国チェーンを展開するきものの店 「鈴乃屋」 の会長 小泉清子 さんの物語 「無我夢中」。アイデアと粘りで失敗や挫折を乗り越え、起業家としてたくましく成長しつづける感動の人生を描いている。前書きを寄せた橋田壽賀子さんは、「今の暮らしに不満を持ったり・疲れていたり・絶望している方は、是非お読みになるといい」と。中央公民館・図書室で。

12 ◎新火葬場の営業開始は4月1日・・・・・愛称 「永遠(とわ)森」 「2004・3・2」

  新火葬場がまもなく完成です。上磯町との広域利用ということで、道庁から1億円の補助金を頂きます。この財政難の折・ありがたいことです。その新火葬場の愛称が 「永遠の森」 と決りました。千代田にお住まいの遠藤久美子さんの応募作品です。

11 ◎気配りいっぱい・・・・・着物姿で魅了 「2004・3・2」

  第二回合同カラオケ発表会が、中央公民館に200人を集めて行われました。みずなら・あすなろ・コスモス・フレンド・新生クラブ・すずらん・6つのサークルの代表51人が出演。今年は二回目とあって歌い手さん・機器取扱者・司会・運営・どれも息がピッタシ、進行がうまくいくと全てグーですね。出演女性の着物姿が 多くなりましたね。発表会の時くらい着飾って若返る、いいじゃないですか。それに飲み物サービス・ご祝儀辞退・出演者への花金お断り、など随所に気配りが。これが 「継続」 のヒントかも。

10 ◎税金のムダ使いを無くしましょう・・・・・ゴミを正しく分別して 「2004・3・1」

  4月1日からゴミの分別方法が少し変わります。上磯町にある渡島13町のゴミを処理する焼却場が、心無いゴミにより 「機械が参った」そして 「何とかしてくれ」 の悲鳴を上げた。。金物・金の平板・鉄線・魚網・木根・・・・・・現物をみるとビックリですよ。正しいゴミ分別をして出すことは、税金のムダ使いを無くすることにも。町広報3月号に情報が載っています。

9 ◎数多くの事件を解決する・・・・・車のナンバーが 「2004・3・1」

  函館から会議で帰町中、前を走る車のナンバーが 「1111」 に笑っちゃいました。私の乗ってる公用車は 「111」なので。4ケタは普通車・3ケタは軽四輪車。日本のナンバープレートは、白地に緑色文字が一般自動車・黄色地に黒文字は軽自動車。「あ」行と「か」行はタクシーバスなど、「れ」と「わ」はレンタカー。いろいろと決まりがあるんですね。雑学辞典によれば、ナンバープレートのひらがな 「し」「へ」「お」「ん」は使われていないんだそうです。「し」=死 「へ」=おなら 「お」=あと間違いやすい 「ん」=後がない。本当だろうか???。

8 ◎健康で迎える幸せ・・・・・花?の定年 「2004・2・29」

  3月は人事異動の時節ですね。同時に「定年退職」の文字も目立ちます。定年は、人事のローティーションを円滑にし、仕事の能率を上げることとされていますが、今の時代定年60歳は早すぎる感ありですね。役場では総務課の係長 松原昭さん、道南農業試験場の場長 花田勉さんも。サラリーマン川柳 「上司ほど うまい肴は ほかにない」 お酒の好きなひとの活力になりますものね。「思い出す 賃上げ要求 してた頃」 いい時代もありました。「出る杭を 持ってないから 無事に生き」 長〜く努めることは・・・・・です。お疲れ様でした。

7 ◎葬儀参列・・・・・領収書の金額を見てビックリ 「2004・2・29」

  葬儀の受付をたのまれ、香典袋の裏書金額と現金が合わないという経験ありませんか。私の経験での最悪は、「裏書金額が 30,00円 カンマの打ち方をまちがってのもの。これを30,000円と領収書に記入したために、何回計算しても、「どちらも間違いなし」。解決したのは、葬儀終了時。注意力不足によるものですね。

6 ◎貸すも地獄・・・・・借りるも地獄 「2004・2・28」

  この結末にあなたは震撼する。「貸すも地獄・借りるも地獄」 この地獄は他人事ではない。社会問題化する闇金の実態を描いた、新堂冬樹・著 「炎(ひ)と氷」。中央公民館・図書室で読んで、もしもの時の防衛策を頭にインプットしましょうよ。

5 ◎もうがまんならぬ・・・・・ふん放置など罰金10万円 「2004・2・28」

  神奈川県・城山町の話。道路・公園・河川敷など公共の場所で吸殻や空き缶・ペットボトルなどをポイ捨てし、町長の清掃命令に従わない時は、最高2万円の罰金。また、ペットや家畜のふんを放置して清掃命令に従わない時は、最高10万円の罰金。今年7月1日から実施されるという。こうしないとダメッ・わかるなあ。

4 ◎ど〜うすりゃいいのさ・・・・こういう時 「2004・2・27」

  香典袋の裏に1万円と書き、実は5千円しか入れてないことに・後日気づいた。こういう経験をしたことありませんか。専門家の指導は、「香典の追加はおかしなことです・やめときましょう」 「後日・香典の不足分に相当する日持ちのするものをもってお詫びにいくことです」。あなたならどうしますか。

3 ◎ちょっと昔の話など・・・知りたがりやの袋は底がない 「2004・2・27」

  1929年生まれの 青木玉 さんは、作家・幸田幸さんの長女。「年を取るということは、今までになかった経験を積むことだと思う。気力体力が入っている小さなお財布を握って、善きにつけ悪しきにつけ、厳に体力の浪費をつつしみ、元気という小金をせっせと貯めこむことである。豊に生きる暮らしのヒントがいっぱいの 「底のない袋」 は、中央公民館・図書室で。 

2 ◎使命感半分・給料半分・・・・松下幸之助の言葉 「2004・2・26」

  人間には、「欲と二人連れ」 という言葉もあるように、自分の利によって動くと言う面と、使命に殉ずるというか、世のため人のために尽くすところに喜びを感ずるといった面がある。だから人を使うにしても、給料だけを高くすればいいというのではなく、やはり使命感というものも持たせるようにしなくては、ほんとうに人は動かない。もちろん使命感だけで、給料は低いというのであれば、使命感半分、給料半分というところだと思う。そのようにあるがままの人間性に則した処遇をしていくところに、適切な人の使い方があるといえよう。

1 ◎できなしぼんず・・・駅留めチッキ 「2004・2・26」

  なつかしい言葉を聞いちゃった。「できなしぼんず」=テストで、親が思っていたほどの点数を取ってこない時、「普段勉強をしないからだッ」としかられた経験ありませんか。似たような・しかる言葉に、「このほんずなし」というのもあったなあ。昔・渡島大野駅では、荷物運搬を扱っていたよね。「駅留めチッキ」、よく駅に荷物を取りに行った記憶があります。今は宅急便・宅配便などが運送言葉、以前は黄色の「まるつう」一色だったなあ。 
前項へ 次項へ
目次へ

TOP   小さな発想で  蕎麦酔夢「吉田村」  写真で語る ブログ   リンク集