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No.65  2004.10

この町長通信は、毎日2つのコラムを配信目標にしています。出張などでかなわぬ時もありますが、毎日開いてご覧いただければ幸いです。インターネットをご利用でない方で・愛読希望の場合、ハガキでお申し込みください。毎月末にお届けいたします。あて先=041−1242 大野町字市渡176番地  吉田幸二 宛で


64 ◎おとしよりの足跡・・・・一番の教訓 「2004・9・25」

  先日、夫を天に召された奥さんから教示をいただいた。「父さんは喧嘩を一度もしたことがなかった。喧嘩になるようなことを言われても、その場では絶対結論を出さなかった」。とっさの時は、相手の立場を考えてやることが出来ないからだという。2〜3日かけてゆっくり考えると、自分のことしか考えていないことがよく分かる、というもの。言われてみればそうだなあ。私も反省です。


63 ◎新しい小説世界に向かう・・・・アフターダーク 「2004・9・25」

  全国書店売上げランキング第2位。作家デビュー25周年・村上春樹の「アフターダーク」。「逃げ切れない」と男は言う。「どこまで逃げてもね、わたしたちはあんたを捕まえる」。中央公民館・図書室でいかがですか。


62 ◎新幹線実現は・・・・先人・先輩の苦労の賜物 「2004・24」

  22日・公明党の幹部を、新幹線・新函館駅(仮称)予定地・渡島大野駅で迎えた。大勢の町民の暖かい出迎えに、ビックリしたようです。懇談会のスピーチで、出迎えた中に期成会の幹部として長年要望活動をし、歳は80を超えてしまった方もいる。この方々の努力・苦労に応える、「着工」 実現をお願いしました。懇談会終了後、冬柴幹事長が、「その大先輩によろしくお伝えください。そして私の名刺を渡してください」と言って・・・。 


61 ◎党の重鎮そろって来町・・・・新幹線で優勝旗 「2004・9・24」

  22日・公明党の冬柴幹事長・井上与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム・風間昶(ひさし)国会議員が、渡島大野駅を視察してくれました。幹事長は新駅予定地を 「素晴らしいところだ」 と言い、夢の実現を・・・・・・期待したい。夜の懇談会で山本北海道副知事が、「甲子園で優勝した駒沢苫小牧高は、深紅の旗を飛行機で持ち帰った。優勝旗は新幹線で持ち帰るように・・・・・・・」。笑いをさそう陳情は効果満点でした。


60 ◎台風で・・・・木の実もマイッタ 「2004・9・23」

  クヌギ・ナラ・カシなどの丸い実を、団栗(どんぐり)というんだそう。こういう実が落ちる音は風情がある。これを表す言葉として 「木の実降る」 というのがある。これからは秋が深まり 「木の実降る」 時節と例年ならなるのだが、今年は台風でほとんど落ちてしまった。


59 ◎雑品・・・・今は燃えないゴミにポイッ 「2004・9・23」

  子供の頃、お払い物を買う 「くず屋」 さんがよく来た。これを 「雑品屋さん」 と呼んでいた。雑品屋さんはリヤカーを引っ張り、棹秤(さおばかり)を持っていたなあ。鉄クズは、沢山あってもわずかな金額。ところが銅線などの銅(あか)は、わずかな量でも結構なお金になった。これを小遣いにした。皆さんも経験あるでしょう。


58 ◎札幌も東京に似てきたなあ・・・・若年者一極集中 「2004・22」

  国土交通省のある試算では、2050年地方中核都市から一時間以上かかる地域の人口は、今より34%減少するとはじいている。逆に東京圏の人口は、10%程度の減少に留まるという。東京は若い人で溢れている。札幌駅に降りると、駅前地下周辺は「人」「ひと」「人」で溢れている。どこから集まってくるのか、うらやましい限り。一極集中の危険性を感じます。少子高齢化の時代、地方自治体の福祉に対する支出増の時代到来を考えると、心配だねえ。


57 ◎機動力の作業ボランティア・・・・建設協会に感謝 「2004・9・22」

  台風18号は、大野町内の立ち木を随分倒しました。町道にも倒れその処理が大変でした。しかし、大野町建設協会に加盟している数社が、チェンソーや重機などを使い除去作業をボランティアでしてくれました。このお陰で、町道の通行はさほど町民には不便をかけずにすみました。ご協力くださった会社の皆さんに感謝します。


56 ◎珍しい結婚・・・・痴呆のお年寄り同士の 「2004・9・21」

  読売新聞に、横浜市内に住む痴呆のお年寄り同士が結婚した記事が。グループホームで出会い、意気統合。二人とも判断力はしっかりしているという。男性は83歳、女性は73歳。女性は、「この歳で恥ずかしいけど、人生の第一歩。不安もあるけど、夢も希望もある」と話しているという。このケースは、痴呆だからと人生をあきらめてはいけないことを教えた。


55 ◎肥満のはじまり?・・・・もったいないが 「2004・9・21」

  小さい頃から 「ご飯を残したらお百姓さんに悪いでしょ」 と母に叱られた。また、学校給食を残して廊下に立たされ、「残すことに在悪寒を植えつけられた」。少し残せたら肥満になっていなかったのかも。ということが雑誌に。学校給食の残飯の多さが目立ちます。あなたは、「残す」「残してはならない」のどちら派ですか。


54 ◎都内 ひと月で5億5千万円・・・・劇団型が横行 「2004・9・20」

  東京都内で8月ひと月の被害額が、5億5千万円。これは「おれおれ詐欺」241件の被害金額。「ご主人の車が、赤信号で止まっていた車に追突し、追突された車の女性が病院に運ばれた。ご主人はショックでまともに話ができない」。という電話が警視庁の警察官を名乗る男から、36歳の主婦宅にかかってきた。興奮した様子で言葉にならない声を発する夫役に代わり、続いて保険会社の社員を名乗る男が電話口に出た。「470万円今すぐ振り込み示談にすれば、罪にならずにすむ」。女性は銀行に向かった。ところが振り込む直前、ハッとわれに返り夫の携帯に・・・・・結末はヨカッタ。最近は、こういうさまざまな職業を分担する、複数犯による手の込んだオレオレが横行しているという。いろいろな職種の人が登場することから 「劇団型」 手口と名づけられている。被害者も50〜60歳が70%を占め、70歳以上は20%だという。「単身赴任しているご主人が・・・・・・」、「大学に通われてる息子さんが・・・・・・」、お互い人ごとと思わず注意の上にも注意ですよ。


53 ◎行司軍配は引き分け・・・・「太陽」対「遠赤外線」 「2004・9・20」

  今年の新米・「ほしのゆめ」を試食した。炊きたてはもちろん、冷めてもおいしい。昔から農家の人の口ぐせは、「天日乾燥はうまいっ」。言うだけではなく、自分たちが食べる自家用米は天日干しが常識だった。しかしこの頃は、はざかけ・によ積みは珍しくなりましたね。そういえば、大野町に在るライスターミナル(米穀乾燥調整施設)の乾燥方法は、天日干しの論理を取り入れた遠赤外線利用の最新乾燥装置を備えている。「うまい」わけだ。装置の近代化が昔の風景を・・・・・・寂しさも与える。


52 ◎最高級は「池田炭」・・・・クヌギが炭材で茶の湯用 「2004・19」

  炭焼き小屋、昔は大野牧場へ行く途中にもあったなあ。炭に適した木で作ったものは、火力と火持ちがヨカッタ。大野町にもその昔腕を振るったプロは居る。しかし、窯で焼いている人は居なくなった。近辺でも森町の赤井川地区に残っているだけでしょう。「木を伐る。窯を築く。火を操る。炭をだす。」、この作業をする炭焼きのプロを、10年に渡り撮り続けた男がいる。写真家・三宅岳さんの 「炭焼き紀行」 炭焼きの仕事を現代に問いかけている。中央公民館・図書室で昔を思い出してみましょうか。


51 ◎以前と・様変わりしたなあ・・・・お年寄りの施設 「2004・9・19」

  敬老の日・美ケ丘「敬楽荘」の敬老会に出席。大分以前は、畑仕事のできるお年よりも入所していた。手がかからず施設としては大助かり。今は様変わりして、介護に手のかかる入所者が大半ですね。働いている介護職員もほとんど顔なじみの人だったなあ。しかし、国の補助金削減の影響を受け正職員は減少、顔なじみもごくわずかに。


50 ◎家柄より芋茎(いもがら)・・・・案じるより芋汁 「2004・18」

  先日・厚沢部町のメークインを食べた。全国に名が知れ渡っているだけあって、味はバッチシ言うことなし。町内の文月地区のお年寄りからキタアカリのジャガイモが届いた。果肉は黄色そして、おいしいこと・おいしいこと。留寿都村で作るバレイショ「インカのめざめ」が人気だという。食べたことはないが、果肉はキタアカリより黄色が濃く、そしておいしいという。ジャガイモの世界はどんどんおいしくなり、ジャガイモ大好物の私には、うれしいことで〜す。


49 ◎小さな心の運動・・・・広まってほしい 「2004・9・18」

  おとしよりの提案、よく考えつくもんだと感心した。ある会費は600円。妻は集金者に、500円硬貨と100円硬貨の2枚を毎月渡す。これが相手に対する配慮だという。100軒集金すれば硬貨は200枚。ところが、100円硬貨6枚を全部の家庭から受け取ったとすると600枚の硬貨。重たいし・数える時に時間もかかる、というもの。そして、この「2枚運動」をみんなに勧めているという。


48 ◎年寄りは家の宝・・・・敬老の日 「2004・17」

  15日は敬老の日でしたね。先日・大野町からの記念品贈呈のために、88歳のお年寄りを訪問しました。32人の該当者。畑仕事をしていた方は3人、驚きました。大野の高齢者は、101歳以上が2人、99歳が2人、80歳以上は543人です。お年寄りに、風邪と転倒が大敵で〜す。気をつけて長生きしてください。


47 ◎様々な人の応援・・・・ありがたいの一語です 「2004・9・17」

  八郎沼公園のカラマツの大きな木も、台風18号で沢山倒れてしまいました。15日・公園では、老人クラブ「仲よし会・大野文三・会長(会員42人)」の会員が、木の枝の片付けボランティアをしてくれました。こういう猫の手も借りたい時の応援は、本当にうれしい。


46 ◎容赦なしの風・・・・迷惑至極の一語です 「2004・16」

  台風18号は大野町の公共施設にも被害を与えました。スポーツセンター屋上の防水処理の屋根、格技室・公営住宅・町営住宅のトタン屋根にも被害を与え、テニスコートのポールまで折りました。修理費は約5百万円なり。財政難の折り・迷惑なことです。


45 ◎限りなくゼロに近づいてきたなあ・・・・馴染みの店 「2004・16」

  五稜郭の飲み屋さんには、若いときからお世話になってきた店がいくつか在る。お金の持ち合わせのない時はツケがきき、しばらくぶりで行っても温かく迎えてくれる。そのひとつが、「体力がなくなった。孫とゆったり暮らしたい」と言ってこの春、30年の歴史に幕を降ろした。先日訪ねた店は、客の入りが悪くなって店をたたんでいた。私の20代のころから行きつけのママも、まもなく閉店を考えているという。年を重ねるごとに行き場がせばまっているなあ。


44 ◎台風18号・・・・学校施設にも情けなし 「2004・9・16」

  台風18号は大野町の公共施設にも被害を与えました。市渡小学校では、卒業生の記念樹など歴史を見続けてきた14本の木が、倒れたり折れたりしました。大野小・島川小・大野中でも同様の被害を受けました。また島川小の校舎・体育館の屋根が剥がれる被害が。大野中では、フェンスなどが倒れました。修復費は3千万円をにもなりそうです。財政難の折り痛い出費です。


43 ◎10日ほど寝かせる・・・・甘みを出すコツ 「2004・9・16」

  カボチャづくり体験学習で収穫作業が。今年は大豊作。試食に食べたカボチャの美味しいこと。聞いて 「なるほど」。収穫したら、10日程・風通しのよいところで寝かせると、甘みが出るんですって。大きな知識の収穫もあった体験作業でした。


42 ◎消え行く言葉・・・・竹馬の友 「2004・15」

  小さい頃「竹馬」でよく遊んだなあ。今の子どもたちはしませんね。東京・江戸川区の大杉東小学校では、竹馬運動会を始めて25年になるという。子どもと先生が、竹切りから始めての手作り品を使っての運動会。こういう形で遊びを伝承することは大切なことですね。


41 ◎ラジオの野球中継 「あわや」・・・・フェンス・オーバー 「2004・9・15」

  ラジオの野球中継でアナウンサー・「バッター・打ちました。大きい・大きい」絶叫調で。続いて「レフトバック・レフトバック」。「あわやホームランという当たりでした」。実はフェンス大分手前のフライ。大げさだ、といつも感じる。「あわや」を辞書で引くと、「驚いた時に出す語」の意味もある。アナウンサーの「あわや」に・・・・・。


40 ◎目的は奉仕ではない・・・・自己修得が目的 「2004・914」

  イエローハット相談役・鍵山秀三郎さんの掃除哲学。「一つ拾えば・一つだけきれいになる」。たとえ何十万個のゴミがあっても、拾ってけっして汚くなることはない。「一つや二つ拾ったってしょうがないじゃないか」という考えではなく・・・・」


39 ◎上には上があるねえ・・・・パークゴルフ場 「2004・9・14」

  長沼町を訪ねてビックリ。パークゴルフ場が、なんと5ケ所も。うらやましい数ですね。インターネットで調べたら、置戸町に驚いちゃった。パークゴルフのコースが、14コースですって。おまけに超ロングコースは158メートル。参りました。


38 ◎所変われば貴重品・・・・ススキ一本 150円なり  「2004・9・13」

  9月28日は中秋の名月が見られる「十五夜」。皆さんの家庭でも、ススキを山から取ってきて・秋の味覚のぶとう・なし・トーモロコシなどと一緒に供えますよね。このススキ、「タダでどこにでもある」が田舎都会の常識。でも、東京の花屋さんの店頭では、一本150円前後で売られているという。所変われば「商品」になるんですね。


37 ◎松下幸之助さんの言葉・・・・小便が赤くなるまで 「2004・9・13」

  「商売は非常にむずかしく厳しい。いわば真剣勝負だ。商売のことをあれこれ思いめぐらして眠れない夜を幾晩も明かす。それほど心労を重ねなければならない。心労のあまりとうとう小便に血が混じって赤くなる。そこまで苦しんではじめてどうすべきかという道が開けてくる。だから一人前の商人になるまでには二度や三度は小便が赤くなるまで経験をするものだ」。これは私が小僧時代に店のご主人に聞かされた話ですが、今にして思えばこれは決して商人だけにあてはまることではないと思います。何をするにしても、これだけの苦しみを経ずして成功しようとするのは、やはり虫がよすぎるのではないでしょうか。


36 ◎間違い・・・・医療の世界では 絶対許されない 「2004・912」

  「間違い」、事務的なことなら 「お詫び」 して簡単に訂正できる。ところが医療手術となればそうはいかない。昨春・東京の大きな病院でのミス。難聴幼児に行われた人工内耳手術は、右耳と左耳と間違えたのです。その手術に係わったものが誰一人気づかずに・・・・・・・。産科の医者のなり手が少ないらしい。「昼・夜にかかわらず呼び出される」 「医療裁判のケースが一番多い」 ということが避けられる理由だという。私たちも、「事務的なことだから」 と、間違うことを軽視せず働かなければならないなあ。


35 ◎北海道電力との連携・・・・痛感そして反省 「2004・9・12」

  台風18号による停電にはマイッタ。丸二日もストップなんて記憶にない。オール電化家庭の不便さはおして察する。今回の反省は、情報伝達が発達している世の中なのに、広報が無策でした。ろうそくを頼りに 「今来るか」 「もう来るか」 と何時間も情報がないままの夜を・・・・・・。大野町では広報車を出してお知らせを繰り返したが、その情報が的確でないこともあり、不安を与えた。町民のことを考えると、北海道電力と自治体の情報交換を体制として考えなければと痛感しています。反省。


34 ◎つらい人だと知れ・・・・幹部はえらい人ではなく 「2004・911」

  自主と自助精神の土光敏夫さんの語録から。「合理化は改善よりもまず除去することから始めよ」 「社内の人間の顔をたてるよりも、社外の顔をつぶさぬことを考えよ」 「できない・むり・むずかしい、という先入観を払いのけよ、問題への態度がすべてを決する」。これらは、自戒をこめて管理職以上のものに向けたメッセージだという。


33 ◎助かる・・・・気配り 「2004・9・11」

  チョットした気配り、助かるなあ。名刺の名前に「ふり仮名」です。たとえば「幸子」さん。さちこ・だろうか、ゆきこ・だろうな、いやいや・こうこ・かな。みなさんも思ったことありませんか。


32 ◎残念・残念・残念・・・・由緒ある文月神社の杉・倒木  「2004・9・10」

  昭和47年に北海道の記念保護樹に指定された 「文月神社の杉」 が、8日の台風18号の大風を受けて倒木。その数 約40本。現場を見て、「信じられない」 というのが率直な思いです。この杉は樹齢350年以上とも言われています。ここまで風雪に耐えてきた。ということは、今回の風は何百年に一度という強い風ということになります。幸いにも、林で一番の周囲・約5メートルの巨木と社は、無事でした。それにしても、大野町の歴史を見守ってきた杉を失ったことは、残念至極の一語です。


31 ◎ありがたさ感じました・・・・町内会の  「2004・9・10」

  町内会のありがたさと、一層充実を痛感させられました。9日・台風が通過後町内を一巡したとき目にしたことが。トタンを取られた家の屋根に、町内会長さんがいる。なんと一時修理のお手伝いにきているという。ある地区の町道を、大きな倉庫がひっくり返り塞いでいた。ここにも町内会長が駆けつけ相談を受けていた。こういう光景をあちこちで見ると、町内会組織の助け合いの心が伝わってきます。


30 ◎停電にマイッタ・・・・頼りすぎ 反省  「2004・9・10」

  台風のお陰で我が家も、丸一日停電。電気生活に頼りすぎ反省です。テレビのなかった時代の「早寝早起き」の心境実感しました。「給食センターの食材が傷む」 「下水道が未整備地区の、トイレの換気扇ストップによる臭い被害」 「ファックス兼用電話の不通」 「歯医者さんの医療器械使用不能による治療被害」 「交差点信号機不能による渋滞」 など、電気停電による思わぬ不便にマイッタ。


29 ◎お見舞い申し上げます・・・・台風18号被災者のみなさんに 「2004・9・10」

  8日の台風18号は、大野町にも大きな被害を残しました。風台風・最大風速は8日午前7時半で平均18メートル。瞬間は平均の倍という説からすれば、40メートル前後だったのでしょうか???。住宅の屋根被害が25棟。物置なとの倒伏・屋根被害が53棟。倒木が41ケ所。農業は、稲穂の落下被害約6千万円。トマトなどの落下被害約1億8千万円。長ネギなどの葉茎類被害が、約3億8千万円。農業だけで7億円を越える被害でした。


28 ◎変わる勇気・・・・火種になろう 「2004・9・9」

  志ネットワーク代表・上甲晃さんの言葉。私たちは、まず自らが 「火種になる」 ことだ。火種の小さいことを嘆くことはない。火種になった限りは、途中で腐ったり、あきらめたりして、自分で火を消してしまわないことだ。火種であり続ける限り、いつかは火が周りに移っていく可能性を持つことを信じて、歩みたいものである。「私が変われば、その分、日本が変わる」 「私が変われば、その分、地域が変わる」 「「私が変われば、その分、職場が変わる」 「私が変われば、その分、家族が変わる」 「「私が変われば、その分、世界が変わる」。皆さんも「私が変わる」に挑戦してみませんか。


27 ◎頑張って働こう・・・・役場の常識は世間の不常識と言われないように 「2004・9・9」

  役場職員は誰のために働いているのか、そして頑張っているのか、考えてみましょう。岡山県・赤坂町長の「職員に一言申しました」が広報に。タイトルは「人が動くのは当たり前か」。部下の人たちは上司のために働いているわけではない。よくいう「ありがとう」ぐらい言うのが上司が部下に対しての礼儀と思うが間違っているかな。「教育と共育」。これからの時代は、職員数もどんどん減少しなければならないでしょう。そこで大切なことは、みんな一緒に育っていく共育が大切だと思うのですが。


26 ◎看板に偽り・・・・こだわらずに入ろう  「2004・9・8」

  「温泉」を名乗り、本当は井戸水や水道水だった。9県で14温泉。随分見つかりましたね。タレントの清水国明さん(河口湖自然楽校・校長)の話。そもそも天然水と井戸水を沸かしたものに、たいした効能の差はないのでは。もし足りなければ、湯の花やら何かを足せばいいだけでしょう。こだわらないで「温泉だなあ」と思って入っている方が、疑いながら入るよりも気持ちがいい。温かいお湯は、全部温泉と考えればいいし、重箱のスミをつつくのはもういいと思う。さて、あなたの考えはいかがでしょうか。ある本に「体を温めるということは、疲労回復に効果が大きい」と。とすれば・・・・・・。


25 ◎庭の薬草で・・・・手軽に治療 「2004・9・8」

  小さい頃ハレものができると母は、庭から薬草の葉を取ってきた。それを火であぶり、表皮をはがし患部に貼ってくれた。次の日、口ができてウミが自然に出てきた。その薬草は、今も庭にある。野原にあった「血止め草」も、チョツトしたキズには重宝だった。昔の人の生活から得た知恵ですね。こういうことを教え伝えることは、とても大切だと思うなあ。


24 ◎ここに来る・・・・風の音を聞くために 「2004・9・7」

  大野町ホームページに「大野牧場の四季」の写真が掲載されています。七飯町在住の写真家・山下正樹さんがボランティアで提供したものです。そのコーナーは、彼の詩で始まります。「風の音を聞くために ここに来る 風は何を伝えているのか?  ブナの葉のこすれ 暖かい日のぬくもり 花の香り、ほのかな土や草の香り・・・  空を見る 草の上に横になる 樹に抱きつく 小さな花に話しかける・・・・  ここに来ると、普段出会えないものに出会え それを感じ、それに触れている さて、これは何でだろう?  風の音が聴こえる 木の葉が風の音を伝える 風は、季節の香りと共に何かを語ろうとしている 静かに、そっと・・・たたずんでは」。この秋、素敵な大野牧場へ行ってみましょうか。


23 ◎弁当作る時間な〜し・・・・学校給食は・ありがたい 「2004・9・7」

  兵庫県・明石市の話。教育上の効果あり、と中学生家庭での弁当持参を指導してきた。しかし共働き世帯が増え「弁当をつくれない」という家庭が。登校時に弁当をコンビニなどから購入するケースも。このため栄養価に問題ありと判断し、一食400円の弁当を業者に作らせ、希望者に販売することを試験的に始めた。学校給食のありがたさ感じますよね。


22 ◎ライバルが必要・・・・生きていくためには  「2004・9・6」

  読売新聞・瀬戸内寂聴の「時代の風」から。五輪に出場しても負けても、五輪に行かないで、苦悩や恥を味わない若者よりは、はるかに深い人生を持ったことになる。何より、若い時から生きる目標を持てたということが彼等の人生の勲章になる。生きていくにはライバルが必要である。ライバルのために自分を励ましていけるからだ。闘者はすべて孤独なものだ。しかし、勝利を得た時、はじめて自分を支えてくれた有形無形の声援者の愛のパワーに気づく。孤独ではなかったという感謝がまた一回り彼等を成長させる・・・・・・。私たちも、ライバル大事にしましょうね。


21 ◎生活の記録ままならず・・・・プライバシーがネック 「2004・9・6」

  「ぶんぽけん」会報に 星野勲 さん(元・大野町職員)の話が。終戦直後の昭和21年から写真を始めて58年目になります。長い間・人間の自然な姿をスナップ撮影してきましたが、最近ではこの分野が成り立たなくなっています。人間の心がおおらかな時代には、人々にカメラを向けても応じてくれましたが、最近ではにらまれたり・今にも殴られそうな雰囲気です。プライバシーの問題がうるさいからです。これを読んで思うんですが、この頃身近な生活が自然に撮られている写真、少なくなったように私も感じますねえ。


20 ◎忘れた頃にやってくる・・・・悪質商法 「2004・9・5」

  シロアリ駆除や水道水の検査で高額請求が 「点検商法」。消防署員などを装っての消火器販売は 「語り商法」。会場に人を集め、高価な買い物をさせるのが 「催眠商法」。注文していない品を送りつける 「送りつけ商法」。一人暮らしの高齢者を入れ替わり立ち代わりで訪問販売は 「次々販売」。狙われやすいのは、一人暮らしのお年寄り。自分は大丈夫という気持ちが危ない・危ない、お気をつけを。


19 ◎ヨカッタ ヨカッタ・・・・農業被害 ゼロ 「2004・9・5」

  8月31日に台風16号は道南に上陸。しかし、台風の目が通ったのか???、台風からかけはなれたもので、ホッとしました。総雨量 24時間で29.5ミリ。最大時間雨量 10ミリ。最大風速 7メートル。農業被害 なし。倒木 3本。停電 15戸。大野川・文月川・旧久根別川や町道の警戒巡回や広報活動に、役場職員や消防職員があたりました。感謝。


18 ◎倒れるまで社会奉仕・・・・人にたよるな 「2004・9・4」

  作家・瀬戸内寂聴さんの言葉。最近「老人の町」をテーマに行政が町づくりをはじめているらしい。老人に住みよい家や施設を備え、老人が充分な介護を受け、楽しい余生を送れるようにするという方針だとか。老人族にとって有り難いことだが、老人ホームに入った人たちが決まって洩らす本音は、「まわりが老人ばかりでイヤになる」という感想である。老人は身体の自由がきく間はつとめて内にこもらず外へ心も体も向け、奉仕される側ばかりに期待をかけず、倒れるまで社会に奉仕する覚悟をもつのがどんな若返りの薬よりも若くなる鍵であると思う。と話す。私もおとしよりから話を聞く機会が多い、やっぱり「自分で出来る間は、自分でやる」 という声が多い。「自立の心・自立の幸せ」 おとしよりは知っている。 


17 ◎親が関心を持ち指導・・・・インターネットは家庭が現場 「2004・9・4」

  長崎県・佐世保市の小6女児殺害事件は、インターネット教育についての課題を提しました。「電子掲示板」 「電子メール」 「買い物」 「成人向けページ」など、さまざまな誘いが待っています。新聞に、学校で小学校6年生に先生が、成人向けページの入り口に 「18歳未満か、以上か、と聞かれたら、未満と答えてほしい」、と話した。そうしたら親から、「子どもたちは、以上と答えて見ているのでは」 との記事が。問題は学校外での利用ですよね。「親が関心を持って指導」 が大切なのでは。


16 ◎体力あっての役者・・・・「苦労」があるから・お客は来る 「2004・9・3」

  放浪記の舞台で活躍する 森光子 さんの話。「筋肉が衰えないようトレーニングを毎日欠かさない。声の張りや体調維持に気を使う」。先日、秋田県・小坂町に在る・明治43年建築の芝居小屋 「庚楽館」 で芝居を観た。浅草・伊藤元春さん主演の痛快時代劇。舞台で立ち回ることは体力がいる、ということが良くわかります。「苦労に苦労を重ねる」そうして得る演技、役場の仕事にも通じるものがありますね。


15 ◎5個も10個も食べた・・・・ビタミンC補給と称し 「2004・9・3」

  昔は冬限定の果物・みかん、今は年中出回っていますね。ハウス栽培のお陰でしょう。小さい時は、冬になると一度に5個も10個も食べた。手のひらが黄色になったことありませんか。そして 「有田みかん」 のラベルのものはおいしかった記憶がある。この頃は食べる数が少なくなった。せいぜい一個か二個。食べ物が豊富なせいもあるのかも。あなたはいかがですか。


14 ◎ずっと一緒にいたかった・・・・77歳の夫・76歳の妻の本音  「2004・9・2」

  夫は以前から足が不自由で車椅子生活だった。身の回りの世話をしていた妻もぜんそくの持病をかかえ、2人は寄り添うように生きていた。この4月夫は特別養護老人ホーム入所の道を選んだ。妻は入所するほどの介護度ではないため、短期入所などで夫に会い続けた。しかし二人は、「ずっと一緒にいたかった」 の遺書を残し・・・・。介護サービス充実の中での悲劇は、人ごとと言っていられない。2003年統計では・自殺者3万4427人のうち、60歳以上は1万1529人だという。


13 ◎昔は自分も若者・・・・忘れる時・あるなあ 「2004・9・2」

  作家・瀬戸内寂聴さんの言葉。「今時の若い者は何たる愚か者ばかりになったのか、これでは日本の滅びるのは目に見えている。そんな情けない有り様を見ないうちに、早く死にたいもんだ。」などと苦々しげに言いはじめたら、もうれっきとした老人になった証拠である。私も反省だなあ。自分のことは棚に置き、「今の若い者は」 と口づさむことあるもなあ。


12 ◎自分が死ぬのは変だ・・・・死ぬのはとなりの爺さんだ 「2004・9・1」

  養老孟司さんの本 「真っ赤なウソ」 に書かれている一節。「変わらない自分が死ぬのは変じゃないか」、とほとんどの人は考えているという。そして、自分の寿命を徹底的に延ばそうとする。病院は年寄りをどんどん長生きをさせる。なぜかというと、死ぬのが納得いかないからだという。今の人に、どういうふうに死ぬかと聞くと、「俺は死ぬとは思っていない、死ぬのはとなりの爺さんだ」って・・・・・・・。興味ある人は、中央公民館・図書室で・・・・・「そうかも知れないなあ」という気持ちになりますよ。


11 ◎景気かな・・・・それともブームだったのか? 「2004・9・1」

  町営のせせらぎ温泉利用客の減少が続き、歯止めの妙案なし・の状況です。露天風呂ももある。サウナだってある。料金だって決して高いとは思われない300円。なぜだろう。。妙手をお待ちしてます。


10 ◎バトミントン協会に感謝・・・・祝 教室誕生 「2004・8・31」

  子供の頃、バトミントンで遊んだなあ。それも道路で。学校から帰ると、砂利の道路が一番の遊び場だった。バトミントンは、思いっきり打っても・そう遠くへは飛ばなかったなあ。そんな思い出あるバトミントンの小学生教室ができたという。毎週土曜日、大野農高の体育館で。感謝。(連絡先 77−8371柴田徹郎)


9 ◎祭りは終わった・・・・いよいよ稔りの秋 「2004・8・31」

  天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭神する 意冨比神社 の例大祭が28日終わった。今年は久しぶりに 「花相撲」 が奉納、「大野ぎおんばやし」や「子どもみこし」などが祭りに華を添えました。このまま米作が、「豊作」 となればゆうことなしですね。この祭りを境にいっそう秋は深まります。


8 ◎祝辞も気を使うなあ・・・・あれもダメこれもダメそれもダメ 「2004・8・30」

  「忌み言葉」とは、めでたい席などできらわれる言葉ですよね。たとえば結婚祝賀会では、「去る」 「帰る」 「切る」 「終わる」 「退く」 「別れる」 「戻る」 「破る」 「重ね言葉」 など・・・・・・・。あるわ・あるわ、祝辞で使ってはいけない言葉が。こういう風習は、室町時代からあったというからビックリです。


7 ◎花は散るのではない・・・・旅立つのだ 「2004・8・30」

  大野町在住だった詩人・故 赤井喜一さんの詩集から 「花」 の一部を。「花が散ると言うことは そこに言葉が残るといういうことだ 人に見えないということは そこに確かに何かが在るということだ そこに言葉が残るということは かつてそこに咲いていた花が散ったからだ 花は大きくとも小さくとも 言葉の重さに変わりはない」。何回も繰り返して声を出して・・・・・何かをつかめるはずです。


6 ◎芥川隆行の世界・・・・名調子のナレーション 「2004・8・29」

  芥川節、知ってますよね。水戸黄門のナレーションもよかった。芥川隆行さんが歌のイントロに乗せて語るナレーションは、最高でしたよね。「歌は演歌か 演歌は歌か 人の情けの流し歌 知ってる 唄える 覚えてる 人生演歌の楽しさを 皆んなで唄えば なお楽し あの歌 この歌 好きな歌 心のふるさと 演歌でゆこう」。フランク永井さんのヒット曲「おまえに」のナレーション練習してみましょうか。「悲しみ喜び わかちあい 暮らしてゆきたい いつまでも 似た者同士さ 片よせあって 生きてく明日に 夢をみる なんにもいらない ほしくない そばにおまえが いればいい」。


5 ◎焼却場も悲鳴・・・・何とかならないかー 「2004・8・29」

  ゴミの量が増えています。台所からでる野菜クズなどは、最新式の焼却場となってからは 「燃えるゴミ」です。昔は、裏の畑に大きな穴を掘り捨てた。それが満杯になると、また別に穴を掘り・・・・・・。みなさんも経験ありますよね。ゴミ減量の妙案教えてほしい。


4 ◎テーブルを叩きながら怒鳴る・・・・過重資料は許さない 「2004・8・28」

  土光敏夫の会社再生は歴史の語り草になっています。その手法のひとつに 「過重資料」 を叱るがある。「わたしの喜びそうなことしか報告しない奴は、信用できない」。そして 「必要以上の正確さは、時間と経費のロス」。この頃、地方分権をふまえどんどん事務が町村に下りてきています。それと反比例して、地方の経費削減実行のため地方交付税を国は大きく減少させている。この経費削減に職員数の削減は不可欠となっています。職員は減る、事務量は増える、こういう中で時間外手当を増やさず処理するには、土光さんの説く 「必要以上の正確さは、時間と経費のロス」、これを職員に頑張ってもらわなければならない時代になったなあ。。


3 ◎渡島の学校数・・・・知ってますか 「2004・8・28」

  「渡島の教育」要覧に、渡島管内・教職員の現況が載っています。校長さん 185人(女性 9人)。教頭さん 185人(12人)。教諭 2,798人(1,034人)。養護教諭 185人。事務職員 238人(63人)。平成16年5月1日現在。


2 ◎新人類・北島康介の育て方・・・・純粋な人間ほど強くなれる 「2004・8・27」

  北島康介選手の金メダル、期待通りの有言実行でしたね。「多くの人は、階段を一歩一歩上がっていった延長線に、オリンピックが見えると思っている。しかし、それは違う。オリンピックに行くには、オリンピックを最初から狙わなければならない。最初に大きな目標を設定して、その実現に必要なことを抽出していくのである」。14歳だった北島康介の才能を見出し、二人三脚で世界の頂点に導いた平井伯昌(のりまさ)コーチが書き下ろした 「世界でただ一人の君へ」 中央公民館・図書室で読もう。


1 ◎正解はお金です・・・・政界はお金です 「2004・8・27」

  私もやるんです、パソコン変換ミス。漢字能力検定協会が「変換パソコンコンテスト」を行っている。「原料が高価」を「減量が効果」。「雨天決行」を「雨天結構」。「根気よく待った」を「婚期よく待った」。あなたも経験ありますよね。

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