TOP   小さな発想で  蕎麦酔夢「吉田村」  写真で語る ブログ   リンク集

No.66  2004.11

この通信は、毎日2つのコラムを配信目標にしています。出張などでかなわぬ時もありますが、毎日開いてご覧いただければ幸いです。インターネットをご利用でない方で・愛読希望の場合、ハガキでお申し込みください。毎月末にお届けいたします。あて先=041−1241 大野町字市渡176番地 吉田幸二 宛です。

60 ◎ あ〜 こんな妻じゃ・・・・つまらない 「2004・10・25」

  お久しぶりのわたしの外出 気の合う仲間のお食事会 目的・行き先・帰宅の時間 いちいち細かく届け出て 食事のしたくは 忘れません つもる話に花が咲き 気がつきゃ「あら・もうこんな時間?」 夫の怒りが目に浮かぶ 小言を覚悟でわが家に着けば 「いま何時だと思ってるんだ」 あ〜 こんな妻じゃ つまらない。元檜山支庁長・野村晃一さん作。


59 ◎ 今年も泳がせてくれて・・・・今年もこの海あって ありがとう 「2004・10・25」

  作家の よしもとばなな さんは、西伊豆の土肥町に35年位も通い続けているという。両親が夏、避暑に連れてってくれた所。幼い頃はそのよさがわからず、「海へ行くんだ」とだけ思っていた。しかし親が年をとり自分にも子供ができ・・・・・その思い出は人生に根を張っているという。第二の故郷への恩返し、よしもとばなな・の「海のふた」は中央公民館・図書室で。


58 ◎ あ〜 こんな妻じゃ・・・・つまらない 「2004・10・24」

  つき合う友はいなくなり 最後の一人がこのわたし テレビ・ごろ寝で日が暮れて わたしの電話に「いつまで話してるんだ そばにいなけりゃイライラし 旅行に・遊びに・買い物に ストーカー並につきまとい 犬の散歩に・・・・「わしも行く」 妻が一番・電話は2番 あ〜 こんな妻じゃ つまらない。明日は3番を紹介します。 元檜山支庁長・野村晃一さん作。


57 ◎ おめでとう・・・・文部科学大臣賞 「2004・10・24」

  大野町柔道少年スポーツ団が、文部科学大臣賞を受賞しました。昭和46年発足のこの団、47人の子どもが習っているが悩みは指導者不足。こんな中、発足時から豆腐製造業のかたわら指導に精を出す 藤本一幸さんはこう話す。「昔は、スパルタ式で根性・受け身・などを教えたが、今こういう教え方をしたら習いにこなくなる」 「負けたらどうしょう、という結果ばかり心配する子が増えた。のびのびさせて教える教育が大切です」 「昔は、大会があっても応援にくる父母が少なかった。しかし今の時代、父母がたくさん来て応援してくれる。これが一番の励みになる」。柔道に限らず、剣道など指導者不足は深刻、青少年教育の上で心配です。


56 ◎ あ〜 こんな妻じゃ・・・・つまらない 「2004・10・23」

  あの日の言葉はどこへやら 夫の部下でもあるまいに リモコン同然命令し 朝一番は「お〜いお茶」 電話がなりゃ「お〜い電話」 お昼の時報に「お〜い めし」 ・・・・・ お〜い お〜いの連発です わたし「お〜い」ではありません あ〜 こんな妻じゃ つまらない。明日は2番を紹介しま〜す。元檜山支庁長・野村晃一さん作。


55 ◎ 夫の定年で・・・・家の中がとても狭く感じる 「2004・10・23」

  「初老の二人暮らし。年々ヒマを持て余す日が多くなった。夫は家の中、私は趣味の会合。テレビ大好きの夫を買い物に誘い出し、重い荷物を持ってもらうのが唯一の共同作業」。という投書が新聞に。自分もこうなるのかなあ〜、と思いたくないのですが。でも、例外なしの世界とも聞けば・・・・・不安ですね。


54 ◎ あ〜 こんな妻じゃ・・・・つまらない 「2004・10・22」

  元檜山支庁長・野村晃一さんが作った定年者の人生応援?歌。とうとう夫はサンデー毎日、我が家は今日からマンツーマン。「苦労かけたね長いこと、これからお返しするからね」。歯の浮くような一言に、思わずホロリと涙ぐむ。あれから一年たちました。続きは明日から3日間で紹介します。


53 ◎ 親のない孤児よりも・・・・もっと不幸なのは心の迷子 「2004・10・22」

  明治初期・孤児を救うために人生の全てをなげうった一人の男がいた。母親のやさしさが、子どもに与える影響がどんなに大きいか、そして子どもの心を育てるかを考えさせる。児童福祉の父と呼ばれる石井十次の生涯を描いた 「石井のおとうさん・ありがとう」 は中央公民館・図書室で。


52 ◎ 高齢者虐待・・・・心理的虐待がトップ 「2004・10・21」

  高齢者虐待(ぎゃくたい)。@ 十分な食事を与えない・風呂にいれないなど介護の放棄、拒否、放任。A 殴る、蹴る、つねるなどの暴力を振るう身体的虐待。B 「早く死んでしまえ」と言って侮辱したり、口をきかずに無視したりする心理的虐待。C 年金を取り上げる、無断で財産を処分するなどの経済的虐待。D 性的な暴力を受ける性的虐待。対策は欧米に比べ20年以上遅れているらしい。この問題は、人権問題も絡み難しいですね。


51 ◎ 田舎の原風景・・・・家の前をきれいな川が流れる 「2004・10・21」

  都会では、小さな川が見直される傾向にあるという。水路にフタをしたりして生活から水路を遠ざける施策は、今の時代合わないと私も思います。田舎の水路もコンクリート製品一辺倒の整備だったのが、環境に配りょしたものに改善される傾向にある。家の前に小川が流れる田舎原風景の復活、期待したい。


50 ◎ 石橋を渡れ・・・・きっちりたたき 「2004・10・20」

  山形商工会議所会頭・山澤進さんの話。「石橋をたたいて渡る」と言いますが、石橋をたたいてばかりで渡らない人が多い。とにかく渡ってみる。落ちてしまってもそこで何かを学ぶ。次は落ちないように渡ろうとするでしょう。渡らないことには何も始まらない。役場の仕事・心構えに通じるものがありますねえ。


49 ◎ 眺望最高の観音山・・・・歴史散歩いかが 「2004・10・20」

  大野町の向野地区に在る標高144メートルの観音山。ここには光明寺の飛び地境内があり、風雨のときの避難所としての観音堂がかつて在った。参道には、松の木と桜の木が植えられていて、春には桜のピンクと松の緑が町民にやすらぎを与えてくれる。熊から馬を守るための馬頭観音と33体の観音像は今でも拝観者がある。休日に散歩がてらにいかがですか。


48 ◎ 小説 「氷点」・・・・なぜ人の心をとらえ続けるのか 「2004・10・19」

  作家 三浦綾子さんの書いた・人間はいかに生きるか 「氷点」 は、1966年にブームの頂点となり社会現象を起こした作品として愛されています。「たった一人でもいい、この小説を読んでもらえるなら、そして人間がだれも持っている 「罪」 の意味を理解してもらえるなら・・・・・・・」。私はなぜ氷点を書いたか、これを知りたい方は中央公民館・図書室で 「氷点」を旅する を読もう。


47 ◎ 中絶胎児は・・・・感染性廃棄物 「2004・10・19」

  横浜市の産婦人科が、中絶胎児を一般ゴミとして捨てていたことが問題に。国の見解は、「胎児は倫理上ゴミではない。しかし、モラルのない病院が一般ゴミとして捨てると、一緒にあるほかのゴミは一般ゴミといいがたい状態になる」と説明。私には、わかったような、わからないような見解に思えるんですが。


46 ◎ 自分をよく知ってますか?・・・・自己分析が大切 「2004・10・18」

  プロゴルファーの倉本昌弘さんは、長い不振から復活を果たした経験者。復活のコツを次のように述べています。「判断基準を自分自身ではなく、周りにおいている場合が多いんじゃないでしょうか。隣の課長が成功した、でも自分は部下に恵まれていない、などと。今の自分の力はどうなのか。なぜ部下が働いてくれないのか。そうしたことを把握して、今の自分にできることを始めることです」。公務員にも通じるものがあります。


45 ◎ 寒風の下・・・・屋外ストーブ 「2004・10・18」

  東京では、喫茶店や屋外の席にストーブを置く店が、少しづつ増えているという。寒い時節にバカなことを、と思う方もいるでしょう。私の小さい頃は、居間は寒く、窓の外はつららが下がり・・・・・ストーブの周りだけがポカポカだった。ストーブに手を当て暖を取ると、背中の寒さとのバランスがとれ心地よかったなあ。屋外で熱いコーヒーを飲み、そしてストーブの暖をとる。何となく似ている感じに思える。


44 ◎ 四角が丸・・・・心も丸 「2004・10・17」

  「先日TVを見ていたら、西川ヘレン(西川きよし夫人)さんがとても素敵なことを言ってました。「川の石は川の流れに沿って四角い角が丸くなる。夫婦も同じ、ケンカしながら互いに理解しあって心が丸くなる。だから、今でも夫を愛している」 と。「心が丸くなる」なんて本当に素敵な言葉です。私的には、全てのことに対して何があっても言葉にしないタイプ。だから心に気持ちに角を作ってしまってます。けどそれではいけないと思わされた名言でした。これはラッキーピエロ社内誌の中の 「スタッフ伝言板」 佐々木美智子さん(港北大店)の投稿です。


43 ◎ 継続は力なり・・・・頭も使うが体力も要る 「2004・10・17」

  志ネットワーク代表の 上甲晃 さんは、毎日1,000字のメッセージを書き発信している。このメッセージ、まもなく4,800日になり、来年のゴールデンウィークには5,000日に達するという。400字詰原稿用紙で15,000枚分。通常・単行本は400字詰原稿用紙500枚で一冊となる。ということは、30冊の単行本分に相当する。継続していること、すごいなあ。


42 ◎ 高齢対策・・・・退職前から準備が肝要 「2004・10・16」

  会社人間の夫の定年後は思いやられると思い、退職前から 「お互い趣味などで出かける時は、文句言いっこなしにしましょう」 と夫に言ってきました。という話が新聞に。こういう方多いようですね。「夫・元気で留守がいい」 の延長なのでしょう。ところで、あなたのご家庭はいかがですか。


41 ◎ ・・・・ヘッチャラだい 「2004・10・16」

  オッチョコチョイという言葉、わかりますか。あわて者という意味で、私にピッタリの言葉かも。オッチョコチョイ者に都会は大助かりです。札幌出張の際、ベルトを付け忘れた。でも道庁の地下売店に行き、千円も出せば立派なものが。ネクタイを付け忘れても、千円以下でよりどり。このように心配無用なんですよ。


40 ◎ オレも読みたい・・・・新庄剛志 「2004・10・15」

  北海道日本ハム・惜しくもパリーグ優勝決定戦出場を逃しました。でも思った以上の健闘に、ファンも増えそうですね。メンバーの人気者は、新庄剛志・選手ですね。アメリカ大リーグで新庄選手の通訳を勤めた小島克典さんが、新庄選手と過ごしたアメリカ滞在記録 「夢のとなりで」 を出版しました。中央公民館・図書室で読んでみては。そうそう、この著者の小島さんは、楽天とパリーグ入りを争っている・ライブドアの暫定ゼネラルマネージャーですよ。


39 ◎ ふるさとのシンボル・鎮守の森・・・・台風にマイッタ 「2004・10・15」

  「ふるさと」の景色は、山や川などあまり変化しない。久しぶりに故郷に戻ってきても、昔の景色をなつかしむことができます。大野町の文月地区に在る「文月神社の杉林」は、350年の歴史を見続けてきた大木の林です。それが、台風18号の風により約40本が倒されてしまいました。その後片付けを発注しました。ふるさとの変化に、帰省する人はビツクリするだろうなあ。


38 ◎ 5ケ条堅守・・・・円満外出の秘訣 「2004・10・14」

  新聞の投書に 「妻の外出心得が」。妻の外出を喜ぶ亭主は多くないという。そこで、次の5ケ条を守ればうまくいきますよ、と教示。@ カレンダーに外出日を書き込んで置く。A 夫の昼食を用意して置く。B 帰宅は夕食準備に間に合うように。C 夫へのお土産を忘れない。D お留守番ありがとう、と感謝する。以上なんですが、あなさは守れますか。


37 ◎ 何となく合点がいかない・・・・パリーグの優勝決定方程式 「2004・10・14」

  パリーグの優勝決定戦、ダイエー対西武は全国のファンが熱戦を楽しんだ。でも、北海道日本ハムとの第一ステージ・それに今回の第二ステージによる優勝の決め方は、私にはストンとこない。春からの長い公式戦はなんだったんだろう。こういう決め方のパリーグ第一位は???。ダイエー本体の再建にゆれる最中、お気の毒に見えるなあ。


36 ◎ 聞こえますよね・・・・改革が必要の声  「2004・10・13」

  怒りに震えて、校長室の机を思い切り蹴り上げた。その瞬間、足が折れたかと思うような痛みが走った。校長室の机はしっかりとした造りで、ひどく重く、びくともしなかったのだ。ただ、もし机を蹴っていなかったら、校長を殴っているところだった。そうなれば、私の教師生活は、そこでピリオドということになっていただろう。しかし、それぐらい許し難いことだったのだ。当時、私の勤める伏見工業高校には、1・2年生560人の生徒が在籍していた。その年の進級判定会議で実に68人の生徒の留年が決定したのである。全校の1割以上の生徒が落第するという信じられない事態が起きたのだ。私自信、もう伏見をやめようとさえ思った。気づいたら職員会議で、「本当にこれでいいのか、こんなことがあって。1年間留年させて、その子どもたちに誰が、どんな手をさしのべてやれるんや」。と叫んでいた。涙がとまらなかった。私は校長に、「1をつけた先生方に、これからその生徒をどうするのか訊いておいてください」と言い残し、学校をあとにした。この文は「生きる力を伝えたい」・泣き虫先生の熱血教育論からの抜粋です。私も思うことがあります。簡単に留年・退学をさせてしまう現実は再考が必要だと思います。この対策に、教員だけではなく民間人を投入することを。山口良治さんの「生きる力を伝えたい」は、中央公民館・図書室で。   


35 ◎ 心の法則がある・・・・風習には 「2004・10・13」

  34・谷さんの七夕感に対する、ラッキーピエロ・王一郎・社長さんからの一言。「私の時代はローソクだけだったよ。織姫と彦星のロマンスを手伝う、子どもたちの小さなちょうちん灯り、時代の流れと共に色んな事が変わってゆく。でも昔からの風習には、忘れてはいけない何か心の法則があるんだね。大切にしたいね」。そういえば大野の私の子どもの頃は、缶詰の空き缶に・片方は釘で穴を沢山つくり、もう一方はくりぬき、そこに松ヤニをいれ火を灯し・ちょうちんの変わりした。これがカッコよかった記憶がある。


34 ◎ うれしいっ・・・・昔の習慣残ってる町に住めて 「2004・10・12」

  ハンバーガー・チェーン店・ラッキーピエロ・上磯店で働く、谷美東里さんの七夕感。今の子どもたちはおやつを貰いにあちこちの家を回りますが、私の子どもの頃は、ちょうちんをぶらさげてローソクを貰いに歩いていました。たまにはローソクと一緒にアメやチョコレートをくれる家もあって、それが楽しみで七夕の日には、親にちょうちんを買ってほしいとねだったもの。上磯に引越し、7月が近づくとあちこちの店頭に沢山のお菓子が並んでいるのを見てビックリしました。七夕のお菓子でした。今でも昔の習慣が残っている町に住めてちょっと嬉しく思ったのを覚えています。たんざくに書かれた沢山の願い事が叶うといいですね。というもの。若い人には否定する方もいるようですね。でも、歳を重ねると風習の良さも・・・・・・。


33 ◎ 足ることを知る心・・・・言葉ではわかるが 「2004・10・12」

  禅の教え、「少欲知足(しょうよくちそく)」。「貧しいことが善でもありません  豊かなことが悪でもありません  貧富にかかわらず 貧欲がおこるとき 人は美しい心を失います」。言葉ではわかる。こういう教育も受けてきた。でも・現実はなあ〜〜〜?。


32 ◎ 手軽な楽器・・・・口笛 「2004・10・11」

  小さい頃は、よく口笛を。家の中で吹くと、「家の中で吹けばダメッ」 と母によく叱られた記憶がある。全国には、口笛愛好クラブがあるんですってね。さらには口笛ボランティアも。口笛は、寂しい時は励ましてくれます。楽しい時に吹けば、相手にその気持ちが伝わります。この頃、口笛を聞くことが少なくなったなあ。


31 ◎ 不安・・・・便利すぎに 「2004・10・11」

  パン・チルト機能、知ってますか。携帯電話で、留守宅の様子をチェックできる製品が、11月19日に発売されるという。「ペットの様子はどうか」「子どもが約束通り勉強しているか」「お年寄りの状態はどうか」・・・・・、確認できるということがパンフットに書かれている。値段も6万円前後と手頃。でも、便利になりすぎて、家族の人権が・・・・。


30 ◎ よく見せるには長さ・・・・チンチクリンは ダメッ 「2004・10・10」

  ネクタイの垂れる先は、三角形の頂点がベルトにかぶさる位置がベストだそう。届かないと上から下へのスタイルの流れを断ち切り、背を低く見せることになるという。私も短くした時に家内によく言われるのは、「チンチクリン」だねという言葉。あなたは大丈夫の長さで締めていますか。


29 ◎ 音楽で社会還元・・・・森山良子さん 「2004・10・10」

  歌手でチャリティーコンサートを開く方多いですね。「この野原いっぱい」や「禁じられた恋」の大ヒット曲でおなじみの森山良子さんは、小児ガンを応援。毎年2,500人前後が発症、全国で23,000人の子どもたちが小児ガンと闘っているという。長男の歌手・直太朗さんは、幼稚園に通う前まではよく熱を出していたという。毎日、二人の子どもがスヤスヤと寝息を立てているだけでうれしかった。病気によってそういうことが損なわれた親ごさんの気持ちは計り知れないという。「病気と闘う子どものために歌いたい」、コンサートでは若くして不整脈で亡くなった兄への思いを書いた 「涙(なだ)そうそう」 も歌うという。  


28 ◎ 宿はクレームで鍛えられる・・・・苦情は有り難き教え 「2004・10・9」

  客商売をしていると苦労がありそうですね。山形女将会長・佐藤洋詩恵さん(日本の宿・古窯)の話。「責任者を出せ」、初老の男性客の怒声が客室フロアに響いた。新人の客室係が北枕で布団を敷いたことへのおしかりだった。「結婚して40年目を記念しての祝い旅が、「北枕」のせいで不吉な旅になったというもの。よきせぬクレーム、あなたならどう解決されますか。


27 ◎ 努力の天才か・・・・天才の努力か 「2004・10・9」

  鈴木イチローが米大リーグのシリーズ最多安打記録を更新した。ジョージ・シスラーが257本打って以来84年ぶり。独自打法は、従来の教えやマネではできないスタイル。262安打のうち4分の1の59本が内野安打。新聞には、「努力の天才」という活字が躍る。「天才」とは努力が不必要、とばかり思ってきた。この考え改める必要がありそう。


26 ◎ 真っすぐ歩いているのは・・・・蟹様か 人間様か 「2004・10・8」

  九州新幹線の終着駅「鹿児島中央駅」には、歌手・長渕剛さんのデッカイ・豪快な詩書が飾ってあります。出身地なんですね。長渕さんは詩画集をだしている芸術家詩人。「蟹」という詩を紹介します。蟹がよお 蟹がなあ 蟹が俺に言うんだよ 「おい おまえ 真っすぐ歩けよ」って だから 俺 言ってやったんだよ 「おい 蟹さんよ おまえさん 横にしか歩けねぇくせに それによ 人間そんなに真っすぐも歩けねぇのよ」 そしたら また 蟹がよお 俺に言うんだよ 「あのな わしは 右・左にしか歩けんけど よっせ よっせと それでも右へ 左へ また右へ左へ そして強ぇ波んときゃ おっと 左へ 右へ そうやって 人間様よりも 真っすぐ歩いとんじゃ」って。興味のある方は、中央公民館・図書室で楽しもう。


25 ◎ 人が集まる条件・集中・・・・札幌JRタワー 「2004・10・8」

  東京の街はノッポビルがたくさんある。最上階には展望台があり眺めもよい。しかし、ビルにたどりつくまでが田舎者の私にはおっくうです。従って、上京する機会は多いが・・・・・ほとんどない。その点札幌のJRタワーは利便満点ですね。地上160メートル・眺望は札幌の街を360度OK・食堂街ありホテルあり・百貨店あり・鉄道駅あり・・・・・。大勢の人が集まり、楽しめるように考えられていますね。あなたは足を運びましたか。


24 ◎ ユーモアあった犬の遠吠え・・・・あかんべぇー 「2004・10・7」

  白目をつくり・舌をいっぱい出して、遠くから相手に 「あかんべぇー」。子供の頃よくやったなあー。何かで負けた腹いせや弱みをつかれた時などに使った。くやしさ表す「あかんべぇー」、ユーモアがあり相手も勝利の優越感にしたることができ、喧嘩にまでは至らなかった。今はどうなんだろう。


23 ◎ どんぐりの木・・・・昔は炭材として活躍 「2004・10・7」

  ミズナラというよりどんぐりの木のほうがわかりやすいですね。この木は、家具としても一目置かれる存在なんです。テーブルの天板にすると、横しま模様・虎斑(とらふ)の紋様を写しだします。荒々しさの中に、やさしさが感じられる材と評価が高い。そういえば、余市のニッカウィスキィー工場では、1960年代半ばまで道産ミズナラ材ウイスキィー樽を使っていたという。ミズナラの木に感謝しましょうね。


22 ◎ 心配だなぁ〜・・・・定年後の夫婦仲 「2004・10・6」

  定年後の夫婦仲を良好で保つことは、難しそうですね。新聞に載った投書。長い間 「ハイ・ハイ」 と従順できたが、夫の退職を機に手のひらを返したという。顔を突き合わせているとイライラして何にでも爆発。そこで夫には週2回外出してもらう。自分は週3回〜4回用事をつくり外出する。これで良好関係を保っているという内容。男の私からすれば悲しいですね。あなたならどうされますか?。


21 ◎ 生物時計説・・・・象派・ねずみ派・それとも派 「2004・10・6」

  石川県穴水町に在る知的障害者施設「精育園」 道坂一美・園長さんのお話。施設の時間はゆっくり流れているという。象のように大きな動物は、心臓の鼓動がゆっくり動くように時間が設定され、ねずみのように小さな動物は早く動きまわれるように設定されているというのが「生物時計説」です。動物の寿命はこの時計の時間によって支配されているようです。私も象の時間で生活したいと思いますが、社会の時計は期限を決めてくるので、仕事はねずみの時間で、暮らしは象の時間でゆとりを持ちたいものですね、という話です。あなたはどちらの生活をしていますか。


20 ◎ 妻は 「楽」・・・・夫は 「???」 「2004・10・5」

  「男子厨房に入るべからず」は昔の話。大いに入っていただきたい。ご飯と味噌汁の作れる夫になって下さい。突然の外出の時、食事の作り置きをしなくてすむだけで、妻のストレスは大部分が軽減されます。我が家の朝食は夫の担当です・・・・・・という主婦の投書が新聞に。お父さん、あなたはどう思いますか???。


19 ◎ 心の駅だ・・・・上野駅は 「2004・10・5」

  ハンバーガーチェーン店・ラッキーピエロ社内誌の「私のカラオケ18番」コーナーに、五稜郭公園前店長・名須賀美智子さんの「ああ上野駅」が。「ホームの時計を眺めていたら 母の笑顔に見えてきた 上野はおいらの心の駅だ お店の仕事はつらいけど 胸にでっかい夢がある」。「15歳のとき、集団就職で名古屋に行く途中上野駅で下車。乗り継ぎの汽車を待っているときにホームで聞こえたのが・ああ上野駅の曲。今でもこの曲を聴くたびに涙がでます」。この駅もスッカリ様相が変わり、田舎者は迷子になりそうな感じになりました。


18 ◎ 遊び道具にした・・・セルロイドの下敷き 「2004・10・4」

  先日・市渡小学校の一日参観日に出かけた。授業の仕方が、昔と一変していますね。昔は教壇があって、先生は一段高いところにいた。今は教壇なし。目線が同じでの授業は、雰囲気を和らげているなあ。私たちの時代はセルロイドの下敷きを使ってノートに書いた。その下敷きを着ているものに擦り、磁気を起こした記憶ありませんか。それを髪に近づけると、髪がニョキと立つ。いたずらではなく、遊びだったなあ。


17 ◎ 強く生きる・・・教えるドクダミ 「2004・10・4」

  新聞に「根っこ」という詩が載った。「ドクダミの根っこは たまげた度胸 引っ張ってみたら 40センチもあるよ  何の気がねももたないからね  目玉にしみこむ汗をぬぐっていたら 図太い自分を 見てみたくなった」。我が家の庭にもドクダミがある。生命力が強く驚く。たくましく生きる生き方、見習わなければと思う。


16 ◎ 終着駅は東京駅・・・昔は 上野駅だった 「2004・10・3」

  東京へ電車で行くのは久しぶり。中学卒業と同時に 「金の卵」 の向かった先も 「上野駅」。「どこかに故郷の 香りをのせて ・・・・・・・上野は俺らの心の駅 くじけちゃならない人生が あの日 ここから始まった」。井沢八郎の「ああ上野駅」の歌詞は、列車に揺られて着いた集団就職を物語る。しかし、東北新幹線の「はやて」で滑り込む今の上野駅に昔の面影はない。


15 ◎ 教えられる・・・頭は使いよう 「2004・10・3」

  我が家のベランダの前は、家を建てた時盛土した砂利わら。続いて車庫に通じる舗装路、そして芝桜。ベランダから外を眺めていて、「頭がいいなあー」と感心することがある。カラスがクルミの実を運んできて芝桜の中に隠すんです。腹がすいた時、それを舗装したところで殻を割ろうとします。しかしすべってうまくいかない。そこで、こんどは砂利わらに持ってきて、小石のすき間にはさみ実が滑らないようにして・・・・・・。感心します。


14 ◎ この塔は倒せない・・・世界を救うのは夢見る力 「2004・10・2」

  小説は無責任だから自由だ。ただの空想だから世界を揺り動かすことがある。この物語は平凡な一人の男が、天を衝く塔を崩壊から救う。高さ2キロメートルの塔が幾多の危機を越え、雲を分け聳え(そび)え続けるのだ。石田衣良の 「ブルータワー」。夢見る力が決して失われる事のない世界を、中央公民館・図書室で読もう。


13 ◎ 日本は無料の習慣が・・・なんでも無料の時代は去る??? 「2004・10・2」

  道南農業試験場の場長さんから「営農指導」についてご教示をいただいた。北海道では、農業普及センターが農業の指導をしてくれますよね。もちろん道庁の機関ですから指導は無料。場長さんは、「欧米では、指導を受ける場合は有料なんですよ」という話。自分でお金を出して伺うということは・・・・・・・・。日本もまもなくそういう時代になりつつあることを感じます。


12 ◎ 早く恋来い新幹線・・・現実に一歩も二歩も前進 「2004・10・1」

  先日・自民党三役と内閣改造が。北海道新幹線にとって、強い味方の布陣となりました。30日、高橋知事を先頭に、経済界トップ・JR会長・函館市長とともに要望に。幹事長に積極論者の武部勤さん。国土交通大臣に北海道新幹線に一生懸命な公明党・北側一雄さん。与党整備新幹線プロジェクト委員の町村信孝さんが外務大臣。経済産業大臣の中川昭一さんも大応援者。参議院議員の自民党・中川義雄さん、公明党の風間昶さんが与党整備新幹線プロジェクトチームの委員に。新幹線座長の久間章生さんは党の総務会長。参議院議員の伊達忠一さんは、新幹線担当・国土交通省・政務官に、などなど・・・・・。どの先生方からも、心強いお言葉をいただきました。願いが現実になってほしいですね。


11 ◎ 心を着替える・・・二人の趣味 「2004・10・1」

  東京でタクシーに乗ったら、運転席に甘いジュースの缶が。私は運転士さんに、「お酒飲めないでしょう」 と聞いた。「そうなんですよ」という。「お金たまるでしょう」、と追い討ちをかけたら。「ゴルフにかかるんですよ」という答え。運転士は足が弱るのでゴルフを楽しみながら鍛えているという。さらに「妻と愉しむゴルフ」、いいもんですよ・・・・・・。ご馳走様でした。


10 ◎ 合併協議・・・配慮と理念 「2004・9・30」

  北海道新聞・9/28夕刊・佐藤陽介記者の「やまがら日誌」。「上磯町の配慮に敬意を表したい」・・・・・。24日の上磯町・大野町合併協議会で、大野側の委員から出た一言だ。この日、「両町の消防署はそのまま存続する」との原案が示されたが、大野側から「行政の効率化という合併の理念に反する」として、規模の小さい大野の消防署を格下げし、消防署を上磯だけにする代案が示され、そう決まった。そして冒頭の発言があった。原案は「大野から消防署が無くなるのは忍びない」との上磯側の配慮が反映されていたが、大野側はこれに甘えなかった。「最初から統合を提案すればいいのに」とも思ったが、裏を返せば、合併はそれほどデリケートな問題なのだろう。合併は、住民が幸せになるための方策となるべきだ。だからこそ「配慮」を惜しまない姿勢と、それを「理念」にかんがみて受け取る姿勢の双方が重要だと感じた。以上が新聞記事の抜粋記事です。現・大野消防署の機能・職員数は現状を維持してほしい。しかし、司令塔は二つあってはならない、一つであることが望ましいというのが大野側の一致した意見でした。名称は 「○○市消防署・北署(仮称)」。合併の協議は、お互いを気遣いながら、そして譲り合いながらの精神の大切さを教えられる。


9 ◎ 異常気象による風水害・・・祈願・来年は「平穏無事」 「2004・9・30」

  台風18号の全国的被害額は、1400億円に達するという。そして今年の台風襲来被害総額は、約3700億円。山林は倒木で調査が進まず、これが判明すると、被害額は更に拡大するという。この頃の気候、世界的に異常すぎますね。来年は「平穏無事」の気候、祈りましょう。


8 ◎ 心の底に潜(ひそ)む嫉(ねた)みと羨(うらや)む気持ち・・・常に葛藤 「2004・9・29」

  「ホンギャ」という・か細い産声とともに、知夏は1993年2月・東京の小さな産院で、「羊水過少症」という病名のもと生まれた。知夏が産まれたとき、これほどの親不孝はないと思ったこともありました。私たちの親に思うように頼れず、夫婦で涙したこともありました。知夏が産まれてから、本当の意味で五体満足のありがたさが知らされた。今はもの言わぬ犬たちがもたらしてくれた裏切りのない愛情が、奇跡を起こしてくれた。障がいと真っ直ぐ向き合う家族の実話、「アンナGO」は、中央公民館・図書室でどうぞ。


7 ◎ 生徒・頑張った・・・さらに精進を 「2004・9・29」

  大野中のマーチングバンドは、猛練習をして全道大会に臨みました。結果は最高位の「金賞」を受賞。休みを返上、放課後も遅くまで練習した成果に拍手を贈ります。野球部も全道大会に進みました。結果は、一回戦・7対0で勝ち。二回戦・1対0で勝ち。しかし準々決勝では、日高代表に2対1で負けました。善戦・健闘に拍手を贈りましょう。陸上競技でも砲丸投げ第五位など健闘。さらに精進、期待します。指導者のみなさん有難うございました。


6 ◎ いい事は進んで行いましょう・・・実行が大事です 「2004・9・28」

  光明寺新聞・彼岸号から。中国唐の白楽天が仏教の極意を師匠に聞きました。白楽天・「仏教とはどういうものなのですか」。師匠・「悪いことはせず、いいことをたくさんすることである」。白楽天・「そんなこと三歳の子どもでも知っているじゃないか」。師匠・「そのとおり。三歳の子どもでも知ってることだが、80歳の老人でもなかなか実行できない」。と応じたと伝えられているという。


5 ◎ 一言ごあいさつを・・・「いちごん」それとも「ひとこと」? 「2004・9・28」

  普段、「一言もない」という言葉をよく使いますよね。「いちごん」なのか「ひとこと」なのか迷う時がありませんか。意味は「ひとこと」なのですが、読み方は「いちごん」が正解。日本語は難しいですね。


4 ◎ 顔の見える・安心米・・・地産地食の「ふっくりんこ」 「2004・9・27」

  函館のハンバーガーチェーン・ラッキーピエロの王社長さんは、「地産地消」派ではなく「地産地食」派。言われてみれば、地食の方がわかりやすいのかも。新鮮で安全な地元の食材を、積極的に取り入れたいというのが社長の願い。この11月からは、昨年デビューした渡島・檜山地域期待のお米 「ふっくりんこ」 が、ラッキーピエロで使われるという。ふっくら・つやつやのおいしさで、函館地域のファンを増やしてほしいなあ。


3 ◎ やるまで忠告・・・土光敏夫さんの教え 「2004・9・27」

  ある部長がきて、「部下に何回アドバイスしても仕事が思うようにはかどらない」とほどほどまいっていた。そこでぼくはいったんです。それじゃ君、息子さんに下駄をそろえろといって、三べんいったらそろえるかと。自分の子どもが洟(はな)を垂らしていたら洟をかむまで100ぺんでも200ぺんでも注意するだろう。ところが自分の肉親とは違うからといって企業の社員に三べんいってもやらんからと、放り投げるのはおかしいじゃないか。むしろ逆だ。ウチのことより、社会的責任のあることのほうが大事なんじゃないか。その社員が仕事をやるまで忠告しろ、といったんです。これは今も間違っていないと思う。


2 ◎ ケネディになりたかった・・・クリントンの回想 「2004・9・26」

  「人生の愛を与えてくれた母に 愛の人生を与えてくれたヒラリーに 人生の喜びと意味を与えてくれたチェルシーに そして、祖母の思い出に、この本を捧げる。祖父は、どんな人間にもそれほど差はないのだから、他人を見下している人を見上げるようにと教えてくれた」。「継父の酒乱と暴力に家族が苦しむ」 「週25ドルで過ごす学生生活」 「スキャンダルに巻き込まれた苦悩」 など、前アメリカ大統領が驚くほど率直に語った。と帯に記されている 「マイライフ・クリントンの回想 上・下巻」 は読み応えがありますよ。中央公民館・図書室で読んでみては。


1 ◎ かぁ かぁ・・・カラスの鳴き声ではない 「2004・9・26」

  ある農家でなつかしい言葉を聞いた。娘さんがお母さんを大きな声で呼んでいる。「かぁ・かぁ」と。「おっかぁ」を短くしての「かぁ」。私の小さい頃は 「かぁ・どこさ行った」 など、よく使われていたなあ。この言葉を聞くと、その家庭が円満である感じが伝わってくる。

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